カランスクール無事終了!

ロイヤルアカデミーの授業が冬休み中の1ヶ月間、短期集中で通っていたスピーキングスパルタ学校「カランスクール(Callan school)」の授業が終わりました。(カランスクールの衝撃の体験レッスン日記はこちら

効果はどうだったかというと、
少なくとも私の中では、こんな短期間に英会話力がアップしたのは初めてだし、何より、「英語」に対する意識が180度といっていい位変わった気がします。

カランスクールで学んだ最大のことは、どんどん間違えること。
あの猛スピードで質問されて瞬時でフルセンテンスで答えようとしたら、
どんなに頑張ったって、皆、文法やイントネーション、発音で、
何箇所もおかしいところが出てくるんです。
自国の訛りのアクセントの癖も全員の前で指摘されて露にされる。
でもみんなお互い様だから、
もう恥ずかしいとかそういう感情は、1週間目には消えちゃうもんです。
先生は必ずそれらの間違いを片っ端からきっちりと直していってくれる。
それを休みなく1日2時間繰り返す。

あのスピードと密度で授業が進んで行くと、
2時間の中で、全員分(8人)あわせると、きっと1000以上の間違いを犯してるんです。
でも一人一人、自分の数知れない間違いを通して、
そして他のクラスメイト達の間違いを通して、皆明らかにすごい勢いで上達している。
カランのスパルタメソッドならではの効果だと思う。

カランスクールいわく、
「大人が語学習得する際の最大の敵は、間違いに対する恐怖。
カランメソッドは、生徒が安心して「間違う」ことのできる場所を作ることを重要視してます」
とのこと。

うーん納得。
安心して間違うどころか、強制的に間違えざるを得ない環境がしっかり作られてるもの(笑)

どんどん喋ってどんどん間違えて、
どんどん直してもらったり、
どんどん真似していくことが、
本当に最大の上達方法なんだなーと身をもって実感しました。


思えば、今まで私、
英語を勉強することにばかり気を取られて、
こんな風に英語を「練習」したことって、今まで殆どなかった気がする。
(某英会話スクールに昔通ってたことがありましたが、あれは練習とはいえない・・)

日本って本当に、英語を「勉強」する環境は整っていても、
英語を「練習」する環境には恵まれていないよなーと思う。

例えば、海外のニュース番組が聞きとれたり、
TOEICでかなりの高得点が取れても、
実際の会話ではほとんど喋れない、とはがゆい思いをしている日本人は、
本当にたくさんいるんじゃないかな、と思う。

ピアノと同じだなあと思った。
例えば、ピアノを弾いたことのない人が、
いくらCDでいい演奏をたくさん聞いたって、
音楽理論を勉強したって、
自分で指を動かして、
試行錯誤したり間違えたりしながらも頑張って練習していかない限り、
ピアノが弾けるようには絶対ならない。

カランスクールは、
ピアノでいえば、
ハノンやエチュードの基礎練習みたいな感じでした。
絶え間ない基礎的反復練習。
正しい指の形で、正しいタッチで、
先生に悪いところを直してもらいながら、
手が覚えこむまで繰り返す。

ああ、今まで私はハノンやエチュードもなしに、
いきなりソナタとかを弾こうとしていたんだなと実感。


カランでの一ヶ月でのお陰か、
今まで、ネイティブの友達と話してる時も、
「これは正しい言い方かどうか自信がないから、言いたいけど言わないでおこう」
と引っ込めてた部分が、
最近は、間違ってでも何でも口に出してどんどん言うようになってきた。
そうすると、相手が「ああ、こういうことね?」と綺麗な英語で言い直してくれて、
ああ、なるほどそういうのか、と学べたりする。
もしも「間違えるかもしれないから」と思って黙ってたとしたら絶対に得られなかったこと。

あと、例えば、ピアノの出張レッスン先の生徒の、イギリス人のお父さんとかと英語で話してる時に、
うまく話せなかったり、途中で自分でも意味不明な英語になってしまったりして、
生徒さんのお宅の玄関出たあと、
「もー自分のばかばかばかー」と消え入りたいくらい恥ずかしい気持ちになったりすることがあるけど、
最近は、その悔しさが消えないうちに、うまく言えなかった表現を書き出して、
家に帰って辞書やネットで調べたり、イギリス人の友達に聞いたりするようになってきた。
悔しい経験から学んだ表現って、不思議なことに、その後もちゃんと頭に残るもんだなと思う。

今までの倍、間違いを犯してるかもしれないけど、
だからこそ、今までの倍のスピードで、たくさんのことを吸収している気がします。

間違いは最大の「学ぶ」チャンス。
恥ずかしさや悔しさは、何よりのモチベーション。

そう思うことにしたら、
何だか英語が、一気に怖くなくなってきた気がする (^-^)


カランスクールの授業終了に入れ替わり、
今週から本業(?)の方のロイヤルアカデミーの授業が再開しました。
今学期は1月にアンサンブルのプレゼンテーション、2月3月と立て続けに試験、
と忙しい3カ月になりそうですが、
次の休み期間にはまたぜひカランスクールの授業を再開したいなと思っています。
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写真はカランスクールで一緒に勉強して一緒に間違えまくったクラスメイトの仲間たち。
短い間だったけど本当に皆仲良くなりました。
ポーランド人2人、イタリア人2人、トルコ人、コロンビア人、エクアドル人各一人。



↓もし宜しければこちらも聴いてみて頂けたら嬉しいです(^ー^)

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# by sayaka-blmusic | 2006-01-13 08:35 | ロンドンでの日常生活 | Comments(10)

ロンドンの年明けカウントダウン & 新年のごあいさつ

ロンドンの年明けカウントダウンは、
テムズ河での花火が恒例。

イギリスでは花火といえば冬の行事なので、
11月のガイホークスデーと、12月31日の花火が
2大花火イベントのようです。

毎年お正月といえば、
こたつでみかんを食べながら紅白、というのを25年間繰り返していたので、
私にとっては年明けカウントダウンのイベントに行くこと自体が初めて。
ということで、とってもわくわくして行ってきました!


ビッグベン向かいのロンドンアイ(観覧車)の後ろのビルの壁面に
新年1分前からカウントダウンの数字が大きく映し出される。

そして、10秒前から、
テムズ河両岸&橋の上に集まった何万人もの人たちで
一斉にカウントダウン!!

ビッグベンの鐘が零時を告げるのと同時に
花火が打ち上げられます。

この花火、なんとロンドンアイの各ゴンドラから
観覧車一周分ぐるっと円状に出火されるんです!!
ロンドン塔とテムズ河、ロンドンアイ、そして空いっぱいの花火。
忘れられない壮大な光景でした。


ただーーーーし。

なにしろすごい、人、人、人。。。。
まず駅から出れなかった!
会場の最寄の駅から外に出るのに数十分、
更に会場の川沿いにたどり着くまで数十分。
東京の通勤ラッシュピーク時の電車内のような状況のまま
押され潰され、さらにはシャンパンを頭から浴び。。。。

ちなみに、周りからは殆ど英語が聞こえてこない!!
移民や留学生、観光客がほとんどのようです。
そういう私もまさにその1人なのだけど。。

イタリア語だかスペイン語だかでわめきたてる若者グループ。
それを怒鳴りつけて強引に群集を掻き分け進もうとする黒人の太ったおばさん。
テンション最高潮でそこら中にシャンパンを吹き散らす人たち。

つ、ついていけない。。。。(T_T)

とにかく荷物だけは取られないように、
しっかりとバッグを抱きしめて、
人の波に耐える。


日本の花火大会もかなりの混雑だけど、
やっぱり日本人って礼儀をわきまえてるよなーと思う。
絶対ここまでの状況にはならないもの。


正直、花火が始まる前から既に、
この状況を一刻も早く抜け出して、家に無事帰り着くことばかり考えていた私。

しかし花火が終わった後もあまりの混雑で1時間近くその場から動けず。
今日はバスも電車も明け方まで特別運行してると聞いていたのだけど、
実際は、駅のゲートは半分以上閉まってたり、
道路が通行止めのためバスは迂回運行、車も大渋滞。
しょうがないので、ひたすら歩いて南部の駅へ向かい、やっとのことでバスに乗り込む。
結局家にたどり着いたのは2時半すぎ。
新年早々くたくたでした・・。

テレビでも放映されていたみたいなので、
もう来年はTVでいいや・・・(^-^;)
なんだかんだいって、私はやっぱり、こたつでみかん派らしいです。



新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
昨年は、生まれて初めての海外生活のスタートなど
私にとって本当に大きな転機となる年でしたが、
おかげさまで無事こうしてロンドンで元気に過ごしています!
今年もどうぞ、宜しくお願いいたします。

# by sayaka-blmusic | 2006-01-02 23:50 | ロンドンでの日常生活

真夜中の警報

夜中12時、いつものように部屋でメールチェックをしていると、突然部屋の電気が消えて真っ暗に。あれっと思って廊下に出るとどうやら家中まっくら。
ブレーカーが落ちちゃったのかしら、うううガレージに行くの寒いしやだな、と思った瞬間、

ウィンウィンウィンウィンウィンウィン

すごい音でサイレンが家中に響き渡りはじめた。

ぎゃああ何これ何これと半分パニックになっていると
今度はジリりりりりりと家の外の警報(学校の非常ベルみたいな音です)が、これまた爆音でなりはじめた。

家の中ではサイレン、
家の外では、近所に異常を知らせる為の警報、
二種類の警報が同時に鳴り響いてる状態。

近所のおじさんが何事かと出て来たので、事情を話し
音の出所らしい倉庫内のセキュリティ装置を一緒に見てもらう。
しかしおじさんも止め方がわからない。


というかうちにセキュリティ装置がついていたこと自体初めて知ったし。
ガス漏れか、不法侵入か、原因が全くわからないまま、なり続ける警報。
しかも何で同時に電気まで落ちたんだろう。気味が悪い・・。

うちの隣の家が管理人ご夫婦の家。
夜中で悪いのだけど、状況が状況なのでとりあえずインターホンで呼んで事情を話す。
ジャマイカ系イギリス人のこの管理人ご夫婦、とても親切で、何かあるとすぐ飛んできてくれる優しい方達。

で管理人のデボンがすぐに来てくれて色々装置をいじってみてくれるが、彼もやはり止め方がわからず。
団地内は統一して同じ装置がついてるので彼の家にも同じのがあるが、長年使ったことがないので全く使い方がわからないとのこと。

無情にもなり続けるサイレンと非常ベル。
ただでさえ原因がわからず不安なのに
更に体中の神経を逆撫でするような音で、泣きそうになってくる。

よく見てみると装置の横にセキュリティサービス会社の電話番号が。
ここにかけてみればいいですかね、と提案すると、
そうだね、とデポンが私の携帯でかけてみる。
が、つながらない。

デボン「うーん、夜中だからね。」

日本のセコムは24時間対応です!(T T) 
と叫びたくなるがここはイギリス・・。

私 「明日の朝にはつながるでしょうかね・・」

デボン「うーん、この時期だから多分休暇中じゃないかね。」

日本のセコムは365日無休対応です!(T T)
と泣き叫びたくなるがここはイギリス・・・・。


デボン「ちょっと待ってて、すぐ戻る。」

うううありがとうデボン、
あなただけが頼りです。


数分たって戻って来てくれたデボン。
なんと持って現れたのは、
ニッパー!
は、破壊するんですか??!!
デポン、早くも最終手段に入ったらしい。

セキュリティ装置の蓋を外してぱかっと開け、
ありったけの配線をぶちぶちと切る。

すると、
なんとか家の中のサイレンは止まった。
しかし家の外の非常ベルは鳴り続けたまま。。

デボン「おかしいな、中のを切ったら外のベルも止まると思ったのに」

いえ、あの。。デボン、この中の装置って外のベルをスタートするシグナルと止めるシグナル両方を送ってたんだと思うんだけど。。
つまりこれ破壊しちゃったら、外の装置を止める方法がなくなって、そっちも破壊するしかないと思うのだけど。。

デポンもはっとそれに気づいたらしく、
ちょっと待ってね、とまた言い残すと、
今度ははしごを持って登場。
外のサイレンは一階と二階の間にあるので
はしごじゃないと届かないのです。

そしてデボン、はしごに登り、ダイナミックに非常ベルも破壊。


2時間にわたる格闘は終わりを告げ、
ようやくしずかなな夜が戻ってきました・・・。

デボンいわく、
「たぶんね、単に壊れてて誤作動したんだと思うよー。」

誤作動。。

考えて見たら、
外部に危険を知らせる為の警報なのにも関わらず
何事かと出て来たのは最初のおじさんたった1人。
そして団地内、きっと誰も使い方も止め方も意味も知らず。
セキュリティ会社は定時終了、休暇あり。
でもって、たまに誤作動で鳴り響く。
ニッパーにて破壊可能。


そんなセキュリティ装置。

って何か意味があるんでしょうか・・。


この国で生きてくのは自己責任なのねとつくづく感じた夜でした・・・。
# by sayaka-blmusic | 2005-12-31 10:18 | 事件&ハプニング

イギリスのクリスマス&イギリス版クイズミリオネア

イギリスのクリスマスは、日本でいうとちょうどお正月みたいな感覚にあたるんじゃないかな、と思います。
イギリスでは、若い人も、クリスマス当日は家族と過ごすのが当たり前。数日前からクリスマス料理の買出しに出かけ、当日は親戚中集まってクリスマスのご馳走を食べたり団欒したりするようです。
仕事、学校、もちろん全部休み。
それどころか、12月25日は一日中、なんと電車、地下鉄、タクシー、バスなどの公共の交通機関や、お店などが全部クローズします!(キリスト教とは関係ない、インド人経営のスーパーなどはポツポツ開いていたりしますが・・)

ちなみにクリスマスと言えば、イギリス中の教会のクリスマス礼拝が行われる訳ですが、
25日は交通機関がストップしてしまう為、どこの教会も大抵24日にクリスマスイブ礼拝が開かれます。私はHillsong Churchというゴスペルチャーチのクリスマスイブ礼拝に行ってきたのですが、UKポップス風に超お洒落にアレンジされた「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」、その他のゴスペルソングなどを一流バンドの演奏と一緒に、何百人も集まった会場全員でノリノリで大合唱。とっても素敵な時間を過ごしてきました!

ところで、今日25日は夕方から、BBCで、毎年クリスマス恒例だというエリザベス女王のお言葉。今年一年の出来事を振り返り、主に7月に起きたテロ事件のこと等について話されていました。
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女王陛下のお言葉が終わり、TVチャンネルを色々回していると、

「ちゃらちゃらちゃらじゃーん」

ん?これどっかで聞いたことある音楽。。
あ、日本でやっている、あのみのもんた司会の「クイズミリオネア」で使われてる音楽!

しばらく見ていると、この番組も同じくクイズ番組で、
なんとクイズのルールも、番組の雰囲気も、あの「ミリオネア」と全く一緒。
ルールだけでなく、使っている音楽も、効果音も、そっくりそのまま。
4択式のクイズ形式も、ちゃらちゃらちゃらじゃーんの効果音も、「Final answer?」の決まり文句も、青っぽい照明も
ライフラインのfifty-fiftyやaudienceのルールも、全て一緒なんです!!
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イギリス版のこの番組の名前は
「Who Wants To Be A Millionaire?」
1998年からスタートした人気番組らしいです。

友達から聞いたところによると、
どうやらこれ、イギリスのITVからフジテレビがライセンスを買い取って、日本で放送しているらしいです。
つまり本家はイギリスのこの番組だったのですね。
それにしてもここまで番組構成や音楽・照明まで全く同じとは驚き。

しかし、日本版とイギリス版で決定的に違うことがあります。
日本版では、全問正解した場合の最高賞金は1000万円。
それが、本家イギリス版ミリオネアでは、全問正解すると

なんと、2億円!!!!!!!

番組名が「ミリオネア」なので、考えてみるともっともな事なのですが、
(1 million ポンドで日本円にして約2億円)それにしてもすごい・・。
だって日本の約20倍です。

でも日本版の方が勝っていることが一つ。
司会者みのもんたの「溜め」。あれだけは日本の圧倒的勝利です(笑)
# by sayaka-blmusic | 2005-12-25 23:40 | ロンドンでの日常生活

生徒を泣かせちゃいました・・(T T)

私はロンドンで10人ほどの生徒さんを出張レッスンで教えさせて頂いてるのですが、何故かその半分ほどが4~6歳位の男の子です。
女の子はともかく、男の子はあたまごなしに「これがド、これがレ」とか教えても、殆ど興味を持ってくれないので、その子達用のドレミカードは、フラットメイト達を巻き込んで一緒に作らせてしまった「機関車トーマスドレミカード」や「マジレンジャードレミカード」などの手作りカードを、一人一人に合わせて使用中。
すると不思議なくらい、自然とドレミに興味持ってくれるんです。

ところで今日、5歳のMくんのレッスンをしていた時のこと。
Mくんは2カ月前からピアノを始めたばかり。今日は初めて「ロンドン橋おちた」の曲に挑戦。

Mくんにとっては今までで一番むずかしい曲だったのにも関わらず
なんとか最後の音までたどりつく。
多少のミスはあったけど、Mくんなりに大健闘!と思って

「すごーいっ!最後までできたね!よく頑張ったね!!」

と手放しでほめたんです。

するとMくん、なぜか急に下を向いて黙り込んでしまった。
いつもおどけたり冗談言ったりする子で、
レッスン中暗いモードになってしまうことは今まで一度もなかったのでびっくり。
そしてしばらく黙り込んだあと、Mくんの目から涙がぽろり。

な、泣いちゃった。。。
ロンドン来てから初めて生徒を泣かせてしまった!!
どうしてどうして??
しかも怒ったあとならともかく、一生懸命弾けたからほめてあげた後なのに。。??
全く理由がわからずとまどう。

ほめられてうれしくて泣いちゃったのかな、とも一瞬思ったけど、
それとは明らかに違うとわかる、とっても悲しそうな表情。
うーん、とりあえず励ましてあげよう!と思い

「大丈夫だよ。難しかったけどすごく良くひけたもん。
はじめて左のラの音も出て来たのに上手にひけたねー!」

と励ましてあげると、どういうわけか、ますます悲しそうな表情。

するとMくん、
お母さんの方にててててーと走りよって
泣きじゃくりながら、


「せんせいがね、ぼくできてないのに、できたって言った。。」


がーーーーん。。。。

自分ではできてないと思ったのに、ほめられたことで、
逆に傷ついてしまってたみたい。。

うーん。
でも、わかるな、その気持ち。
できてもできてなくても、全く同じように
「Good!」とか「Perfect!」とか「いいですねぇー」を連発されてしまうと
逆に何だかバカにされているような気がしてしまって悲しくなることって、
大人でもよくある事なような気がする。
真っすぐ向かい合ってもらってない悲しさというか。

子供の心はおとなの数倍繊細。
とっても傷つけてしまったのかもしれないと思うと、
すごくかわいそうなことをしてしまったな、と思う。

たぶん、子供は私達が思っている以上に敏感で、
私達が本気で向かい合って接してあげているかを
ちゃんと見抜いてる。

たくさんほめて上げるのはとっても大切なことだけど、
その子が自分自身でほんとにできた!って思った時に
思いっきりほめてあげてこそ、
意味があるのかもしれないな。



小さな子供たちと接していると、
毎日いろいろ子供たちの方から教わることがたくさんあります。

私は出張レッスンに必ず持参している、
子供たちに大人気のアライグマのぬいぐるみがあるのですが、
「ぼくのピアノ、きかせてあげるんだー」といいながら、
私のぬいぐるみをピアノの横のちょこんと座らせて
うれしそうにピアノを聴かせてあげてる姿を見ると、
ほんと可愛くて、抱きしめてあげたくなる。
あまりにも純粋に楽しそうに弾いてるもんだから、
なんだか羨ましくなって切なくなってしまう位。


ところで、結局Mくんはその後どうなったかというと、
気分転換に一緒に「あめふりクマの子」を歌ったら一気に元気になり、
「らいねんもまたきてね~」とにこにこバイバイしてくれました。よかった^^

楽しいことは楽しい、つまらないことはつまらない、
悲しいことは悲しい、わくわくすることはわくわく。
感じたことはそのままに表現する子供たち。

いつでも返ってくるのは純粋な生の反応。

あの子達の前では、まだ自分のピアノの演奏を聴いてもらう自信はないな(笑)
# by sayaka-blmusic | 2005-12-17 10:43 | ひとりごと

アラビアの電子辞書

体験レッスンで1週間通ったスピーキング&発音矯正のスパルタ学校、カランスクール。(カランスクールのメソッドについてはこちら、授業の様子についてはこちらで書いてます。)
自分でも気づかないうちにその魔力に取り付かれてしまったらしく、間違えて(?)本申し込みしちゃいました。
ロイアルアカデミーが休みの期間中の約1ヶ月間のみだけど、やれるとこまで頑張ってみます。


12月も半ばに差し掛かると、留学生の多くは自国に一時帰国してしまうため、このような語学学校も一気に生徒の出席率が低くなる。
今日のカランの授業もたったの4人。
普通の語学学校だったら「ラッキー」となるところかもしれないけど、カランメソッドの場合、8人位いた時でさえあの質問乱射はきつかったのに、4人となると、銃撃浴びっぱなし状態。

授業が終わると4人ともぐったり。。

先週一週間ですっかり仲良くなったクラスメイトのみんな。
今日出席してたのは、イタリア人の男の子アレクサンドロとスペイン人女の子、それからバーレーン(現地ではバハリンと発音するらしく最初どこの国のこと言ってるんだかさっぱりわからなかった。)から来た男の子Ali。

語学学校といえば、留学生皆が大抵持っているのが、その国の電子辞書。
日本語-英語の電子辞書のように、スペイン語-英語、韓国語-英語の電子辞書など、
皆ほとんど自国語-英語の電子辞書を持ってきている。

休み時間中、バーレーンのAliの電子辞書を見せてもらう。
バーレーンはアラビア圏なので、彼の母国語はアラビア語。
文字部分は象形文字にしか見えないからさっぱりわからないのだけど、一つ面白い発見。

アラビア語-英語の検索結果画面、図に描くとこんな感じなんです。
(ブラウザによって微妙にずれるかも・・)

-------------検索結果画面---------------
                               
英語英語英語英語                 
英語英語
英語英語英語

           語アビラア語アビラア語アビラア
    語アビラア語アビラア語アビラア語アビラア
    語アビラア語アビラア語アビラア語アビラア
                 語アビラア語アビラア
----------------------------------------

英語の部分は左揃え改行なんだけど、アラビア語の説明部分は右揃え改行になってる!
これはアラビア語が英語と反対に、右から左に書く文字だから。


うーん、これ一つの画面の中で、左から読んだり右から読んだりするのは大変だろうなー。
三半規管おかしくなりそう。
   

他の皆も興味津々。イタリア人のアレクサンドロは
「俺は左利きだからアラビア語の方がかきやすいかも。。」
といいつつも、Aliから実際に書き方を教えてもらい始めると、
「やっぱり絵にしか見えん。。」
と一分で挫折 笑
確かに絵、というか線模様にしか見えない。
前にビルマ人の子に教えてもらったビルマ文字もかなり不可思議だったけど、アラビア語はぐにょぐにょしてるせいか更にミステリアスな感じがする。


ところで日本語はどっち向きに書くの?という話になり、基本的には英語と同じで左から右だけど、小説とか本は縦書きで上から下に書くことも多いよーって言ったら相当びっくりしてた。

どこの語学学校でもよくある風景だと思うけど、それぞれの名前をアラビア語や日本語で書いたりして盛り上がる。

皆が興味を持っていたのが、日本語はひらがな、カタカナ、漢字の3種類の文字を使い分けなきゃいけないという点。

Chinese Character(漢字)って100文字以上あるって聞いたんだけど、ほんと??
と聞かれ、100文字以上どころか1000文字、いや永久にあるよー、と言ったら
「それ全部覚えてなきゃいけないの?!」と仰天してた。

いや全部じゃないんだけどね^^;
でも小中学校で習う常用漢字だけで2000文字以上あるもんなぁ。。

考えてみたらアルファベットって26文字だけだもんね。
日本語は、ひらがな55音、カタカナ55音、プラス漢字2000文字以上、
これを全部覚えている私たち日本人って、相当偉い気がするぞ。うんうん。

しかーし! 調べてみたら中国は常用漢字だけで7000文字以上らしい( ̄□ ̄;)
なんと小学校2年生で「餓」とか「霞」とか「萄」とか教わるらしいです。
ひぇぇぇ。私未だに書けないかも;
しかも日本語は、漢字を忘れたらひらがなで書けばいいけど、
中国じゃ、漢字を忘れちゃったら文字すらかけない・・・。
大変だわ。。

ちょっと興味深いWEB記事があったので紹介。
日本人が中国の漢字ドリルに挑戦!
中国の漢字教育すごすぎます・・。

アラビアの電子辞書の話のはずが、全然関係ない話で終わってしまった・・;
# by sayaka-blmusic | 2005-12-14 06:04 | ロンドンでの日常生活

Blue Man Group

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地下鉄などで広告を見てずっと気になってきた前衛ミュージカル「Blue Man Group」にとうとう行ってきました!(上はパンフレットに使用されている写真)。場所は、Covent Gardenの近くのNew London Theatre。

学生割引で半額チケットを買ったら、なんと最前列の真ん中!!
しかも前の3列は、何故かシートにレインコートが置いてあるんです、フード付の・・。
なにこれ舞台から水でも吹き出るのかしらと不安に思いながら、レインコートを着て開演を待つ。

しばらくすると、開演アナウンスの変わりに舞台横の電光掲示板のようなところにテロップが。
このテロップもくすっと笑える仕掛けが満載で、これだけでも一つのエンターテイメント。

テロップ 「上演中の写真撮影やビデオ撮影はおやめくださーい。はい、皆さんご一緒に」

観客   「上演中の写真撮影やビデオ撮影はしませーん。」

テロップ 「Sketch is OK (スケッチはOKです)」


とか(笑)。もう開演前からして掴みはOK。


肝心の舞台は、どうだったかというと、全身青塗りのブルーマン3人が、セリフなしの体の動きやダンス、打楽器演奏のみで繰り広げるコメディ。
色々な道具を打楽器にして、一風変わった音楽世界も見せてくれるのですが、この演奏がまたすごくカッコいいのです。

ネタばれになってしまうので多くは書きませんが、100分間の上演中、もうお腹がよじれて痛くなるくらい足ばたばたさせて笑った笑った!むっちゃくちゃ面白かったです。

観客を巻き込みすぎるくらい巻き込む舞台で、私も結局レインコートを着てたのにもかかわらず頭は正体不明の液体でベトベトになるし、変なものを食べさせられた観客、体中真っ青にさせられ逆さ吊りにされた挙句、ゼリーの中に埋め込まれた観客もいるし、最後は観客全員テッシュの海に沈められるし・・(これだけ書いてたら何がなんだかわからないよなぁ・・・;)

でもそういうのが全部許せちゃうくらい、面白かった!!!
激怒する人がいてもおかしくないくらいのスレスレユーモアなのだけど 笑

セリフ一切なしでこれだけ笑わせちゃうんだから、恐るべしBlue Man Group。

いやーでも、これ、日本でやったら上演許可降りるのかな、降りないだろうなー。
ちなみにオリジナルはニューヨークのオフオフブロードウェイで始まったらしいのだけど、大反響を呼び、いまや全米各地のみならず、ヨーロッパ各地でも公演されてるらしい。
日本でもインテルのCMに出てたことがあるようなので、見たことある方もいるかもしれません。

行く度に違う発見がありそうで、何回でも見に行きたい舞台でした。
# by sayaka-blmusic | 2005-12-10 04:36 | ロンドンでの日常生活

英語スピーキングのスパルタ学校(2)

前回の続き。昨日のブログでお話したスピーキングスパルタ学校「カランスクール」の体験レッスン第一回目の報告レポートです。カランスクールの独自のスパルタメソッドはこちらで書いてます。

最初の1時間はレベルチェックテスト。同じくテストを受ける他3人と一緒にテストルームへ案内される。ちなみに他はポーランド人2人とクロアチア人1人。

レベルチェックテストルームもカランスクールの通常のクラスのように、超スピード質問攻め形式で行うらしく、先生の質問に否定形+肯定形のフルセンテンスでできるだけ瞬時に答えてくださいとのこと。

そして早速スタート。

は、はやい・・・。
BBCの2倍位はあるんじゃないかというスピード。テープの早回しみたいな感じ。

最初は
「Is this table white?」
「No, it isn’t white, but it’s red」
とかの簡単な文から始まるんだけど、それですら、物凄いスピードで言われて一瞬でフルセンテンスで正しく答えるというのは、かなり集中していないと難しい。
それが徐々に難しく長い文になってくる。
答えに詰まり始めたところで、各自レベルチェック終了・・。


お昼からはレベル毎に別れた教室で早速体験レッスン。8人くらい。パッと見たところほとんど全員スペイン人やイタリア人などのラテン系。私ともう一人イタリア人の女の子が今日から5日間体験レッスン、ということで皆に紹介される。

そして授業開始。前置きもほとんどなくいきなり例の質問攻め連射から始まる。しかも誰に当たるかわからない。生徒はテキスト類は一切見ずに、先生の口元にのみ集中。先生が質問を猛スピードで2回繰り返す。そして生徒の一人を目で指す。答えに一瞬でも詰まると先生から促されあとをついてリピートするだけ、という悲しいはめになる。

ちょうど仮定法過去のあたりだったらしく、

「If you had been born in England, what language would you have spoken as a child? If you had been born in England, what language would you have spoken as a child?(必ず超スピードで2回繰り返す。この2文で計5秒くらい;)」
「If I had been born in England, I would have spoken English as a child.」

というようなやり取りが、矢継ぎ早にどんどん繰り返される。この質問とかも、普段の会話だとしたら「English」と一言答えれば済む話なのだけど、あえてフルセンテンスで答えなきゃいけない、というのは、文法も発音も瞬発力もまるごと一気に頭に詰め込むには、確かに絶好の方法かも。

そうこうしてるうちに、とうとう先生が私の目をみながら

「If the last world war had been an atomic war, what do you think would have happened to the world? If the last world war had been a atomic war, what do you think would have happened to the world?」

ひいいぃぃぃっ

私「・・・・。」

し、質問が速すぎマス・・。しかももし前回の戦争が核戦争になってたら世界はどうなってたかだなんて瞬時じゃ考えられないよう・・。

先生「答えの内容はなんでもいいから、あたまで考えずとにかくなるべく早く口に出しなさい」

ひいいぃぃぃ。いいやもう世界はdestroyedしちゃってたことにでもしちゃえ。

私「If the last war had been・・・」

先生「もっと速く!速く!」

私「(私なりに精一杯の速さで)If the last war had been an atomic war, I thinkだどdscぴヴぉpj・・・・・・・」

爆死。私がdestroyedです。
きちんと言えなかった場合は、先生の後について正しい言い方をリピート(というかシャドウイング)。

前の質問への間違いにぐじぐじ落ちこんでたら次の質問についていけない。もう既に先生は2つ先位の質問を他の生徒とやりとりしてる。また次いつ当たるかわからないから、とにかく全身を耳にして集中。

あっ、というまの50分。どっ・・・と疲れた・・・。その後何回あたったか分からない。
否が応でも喋らされるという噂は本当だったわ・・・。
膨大な量の英語が頭と耳をかけぬけていった感じ。
なんだか本当にかけ「抜け」た感がしなくもないのでちょっと不安になるけど。

まさに機関銃の乱射を受けている状態。
いやーこれ、生徒も大変だろうけど先生も大変だろうな。教師が一分間あたり、普通の会話(150-180単語/1分)の倍の速さ(200-400単語/1分)で話すことを学校の宣伝文句の一つにしてるということは、先生は否が応でもその速さで授業の間中話し続けなきゃいけないわけだし。 現に先生、授業が終わった後ぜーぜーはーはー言いながら水飲んでいらっしゃった。いやー私、もし英語ネイティブに生まれてたとしても、カランの先生にだけはなりたくなかったぞ、と今日特訓した仮定法過去完了で言いたい気分。

ふと隣を見ると、同じく初めて授業を受けたイタリア人の女の子も半ば放心状態でぼーっとしてる。疲れたねー、とお互いねぎらいながら、それぞれの身の上話になる。
彼女は、とりあえず先週からロンドンに一人で引っ越してきてみたものの住むところも語学学校もバイト先も決まらず、色々大変なんだそうだ。ロンドン内のイタリアンレストランでのバイトをネットとかで探してるんだけどなかなか見つからないらしい。日本人にとっても留学生のアルバイトといえば日本食レストランのウェイトレスが主流だから、どこの国からの留学生でもその辺一緒なんだなーと思った。

10分休憩ののち、後半戦スタート。
今度は若い男の先生。これまた速い。というか早口ラップのごとく手でリズムをとりながら質問を浴びせてくる。

ぎょぎゃぎゃ。。。。

授業が終わって外に出ると、街行く人の英語やアナウンスの英語が心なしかゆっくり聞こえる気がする。かといって理解度は変わってないのだけど・・。

今後効果が出てくるんだか出てこないんだかさっぱりわかりませんが、とりあえず明日も頑張って行ってくることにします(T-T)







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# by sayaka-blmusic | 2005-12-05 18:04

英語スピーキングのスパルタ学校(1)

早いものでロンドンにきてからそろそろ5ヶ月。
ロイヤルアカデミーの方も無事今学期のレッスン&授業が全て終わり、
クリスマス休暇期間に入りました。

この5ヶ月、レッスンや授業、友達との会話とかで
英語でコミュニケーションすること自体にはだいぶ慣れたものの、
ピアノの先生や友達に、その都度発音や文法間違い指摘してもらうわけにもいかないので、
普段の生活の中で英語に「慣れ」はしてもあまり「上達」はしていない気がする・・。

ちなみに私が卒業した、東京のICU大学(心理学を専攻してました)は、
全講義の3分の1位は英語ネイティブの教授によって行われ、
日本人教授の授業も、基本的には英語の論文やテキストを使用、という
非常にユニークな大学で、英語力アップの為には非常に恵まれた環境だった。

はずなのだけれども。。

4年間いた結果、
英語で論文を読み書きしたり、授業を受けたり、
プレゼンやディベートが英語でできるようにはなるものの、
日常英会話をする機会があまりないため、
普通の英会話力はほとんどつかなかった・・。
いや、ほんとに有り得ない位、喋れるようにならなかったのです私(泣)
(といっても同じ環境でペラペラになった友達もたくさんいるから
大学のせいじゃなくて本人次第だったのかもしれないけど・・・(T T)


なので、このロンドンでの初ホリデー期間中は、
思い切って英会話力アップの期間にしてみよう!と思い立った私。
せっかくイギリスにいるんだから、ブリティッシュイングリッシュの正しい発音も
ちょっとでも身に着けてみたいし。


ロンドン中心部のオックスフォードストリートのあたりに、
普通の語学学校とはちょっと違う、
スピーキングと発音矯正に特化したスパルタ学校があるとの情報を友達から入手。


短期でもOKとのことなのでホリデー期間中の1ヶ月だけ受けてみようかと思い、
早速学校見学に行ってきました。

学校の名前は「カランスクール(Callan School)」。
通常の4倍の速さでスピーキング力を習得させるという独自のスパルタ教授法「カランメソッド」を生み出した老舗校で、現在はヨーロッパはじめ世界中でそのメソッドが広まってるらしい。
殆ど外部に宣伝はされていないけれども、口コミですごい話題なんだそうな。

さてこのカランメソッドとは、先生の質問に生徒が瞬時に答える、というやりとりを、矢継ぎ早に絶え間無く繰り返していくという形式。
しかも両者、可能な限りの速さで喋らなければいけないという決まりつき。
普通のネイティブが話すスピードが一秒間に一分間に150~180単語であるのに対し、
カランの教師はあえて1分間に200~400単語のスピードで話すらしいです。
つまりほぼテープの早回しか早口言葉の練習のようなスピードで話し、何が何でも瞬時に答えさせることで、母国語に頭の中で翻訳させることを強制的にストップさせるらしい。
分かろうが分かるまいがとにかく質問を浴びさせて答えさせる。分からなければ真似させる。
ネイティブの子達が小さい頃から言語を学ぶ過程を、すごい速さ&密度で一気にやってしまおうというコンセプトのようです。

あまりに無理矢理なメソッドかと思いきや、これでケンブリッジ英語検定合格率も脅威の95%らしい。
しかも合格までの平均授業時間数は、通常の学校の約4分の1だというから驚き。
上の理論でいくと、カランでは1時間の授業で耳に入ってくる英単語数が12600単語以上となり、普通の語学学校の約4倍以上だということらしいので、結果的に習得も4分の1の時間でできるというのも、ある意味納得・・;

授業は少人数制で行われ、教師からのその絶え間無い質問はロシアンルーレット式に誰にあたるか分からないため、生徒は授業の間中、集中力を張り詰めた状態で参加せざるを得ないとのこと。

ちなみに教師の質問には、必ずフルセンテンスで答えなきゃいけなく、
簡単な例で言うと
Is this a pen? という質問に対しては、
No, it isn't a pen, but it's a pencil.
というように、基本的に「否定文+肯定文」を瞬時にくっつけて答える。
日常会話ではあまり有り得ないことだけど、
授業ではあえてこうすることで、文をなるべく長く構築して話す訓練&一瞬で質問形から否定も肯定も作る訓練になるらしい。生徒の答えに対し文法や発音が不自然なところがあればその場で直し、また0.5秒後には次の質問へ・・。という流れ。
レベルが上がってどんなに複雑な長い質問になろうと、この鉄則は変わらないらしい。


生徒同士の授業中のおしゃべりは一切禁止。
英語が下手な人同士でいくら喋っても上達にはならんし授業時間の無駄というのがカランの言い分;;
教師への質問も基本的に禁止で、質問は授業の後にしなさいとのこと。
授業中は何よりもスピードが命らしく、流れを一瞬でもストップさせる可能性があるため質問は禁止らしい。


うーーーん・・こわいけれども興味深々。

ICUでのあの英語漬け4年間をもってしても、殆ど変わらなかった私の英会話力が
万が一カランで1ヶ月で変わったら、これはもう革命です。

騙されたと思って一ヶ月挑戦してみようかな・・・。


レセプションで色々聞いたところ、
翌日早速、レベルチェックテスト&即日トライアルレッスンを受けることができるとのこと。



で、早速トライアルレッスンを受けてきました!! つ、つかれた・・・・^^;

感想も長くなりそうなので次のブログに分けて書きます。




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# by sayaka-blmusic | 2005-12-03 22:24 | ロンドンでの日常生活

アシュケナージのリハーサル

昨日学校に行ったら、教室の前に一枚の張り紙が。

「明日、9:15PMからウラディーミル・アシュケナージが
当校のDuke's Hall(ロイヤルアカデミーの学校内にあるホール)にて
モーツァルトK414のコンチェルトのリハーサルをします。
興味のあるピアノ科の学生は見学ができるので下にsign upして下さい。」


ウラディーミルアシュケナージって、あのピアニストとしても指揮者としても世界的に超超有名な、あのアシュケナージ氏!!

ちなみに、クラシックに全然馴染みのない方のために例えて言うと、
学校の体育館でスティービーワンダーがリハーサルしに来るようなもんです。

タダで間近でリハーサルが見れるなんて、こんな機会絶対ない!なんとしてでも行くっ!と思い即サインアップ。ロイヤルアカデミーに入ってよかったーと今までで一番感じた瞬間かも(T T)


で、今日、行ってきました!!!

時間が遅いせいか、聴きにきている生徒もそんなに多くなかったので、せっかくだからと最前列の真ん中の席に座っちゃいました。約3メートル先にアシュケナージの背中。ここからだと、リハーサルの時のオケへの指示やコミュニケーションもしっかり聞こえるし^^

CDジャケットではダンディなナイスミドル的イメージが強かったのだけど、
実際のアシュケナージはオール白髪のおじいちゃん(後で調べたらもうすぐ70歳になられるそう)。でも、トレードマークの白いハイネックは健在で、やっぱりダンディだった(^^)


アシュケナージは、指揮者兼ピアニストなので、ピアノコンチェルトの際には
指揮者無しで、自分でオーケストラを指揮しながらピアノパートを弾くことで、良く知られています。どうやって指揮をするのかというと、
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このように、ピアノを舞台に対して垂直に置き、観客に完全に背を向けてオーケストラの方を向くような形で演奏&指揮をします。ちなみに上の写真は実際のリハーサル開始前に携帯で撮影した写真。私含め生徒達みんなミーハー根性丸出しで、携帯で写真とりまくってました(笑)



いよいよリハーサル開始。
オーケストラは、ヨーロッパの選抜ユースオーケストラ。ロイヤルアカデミーの生徒も何人か参加しているようです。曲はモーツァルトのピアノコンチェルトK414。そういえば仙台国際音楽コンクールの第一次予選で弾いた思い出の曲です^^

アシュケナージの演奏は、CDは何枚も持っているけど、生で聴くのは初めて。
しかも表情も息遣いも分かるこんなに近くから聴けるなんて・・。

彼の演奏って、なんていうか、音が笑ってる。笑音っていうのかな。
ピアニスティックに完成されているというより、
もっと「人間ぽい」感じで、
喜怒哀楽の感情がそのまま音で伝わってきて、
音そのものが、泣いたり笑ったり怯えたり飛び跳ねたりしている。
生きている音。
生きている音楽。

彼の指揮も、手のみならず体も顔の表情も全て使っていて、
音楽が楽しくってしょうがない、っていうのが溢れるくらいに伝わってくる。
オーケストラのメンバーからも、ふとした瞬間に思わずつられて笑みがこぼれるくらい。


人間的にもすごくあったかくてユーモアたっぷりな人で、
オーケストラに指示する時も、決して高圧的に指示するのではなく、
「僕はここは2音目はpだと思うんだけど、どうだろう。やってみようか。」とか
「ここのピアノパートのパッセージはすごく音が離れてて弾きにくいから、
少し間を置いてもらわないと僕弾けないんだよね・・^^;」
とか、ものすごーく謙虚で優しい。
オーケストラと指揮・ピアニストの壁がすぐになくなり、
全員でひとつの音楽を作り上げていく雰囲気が、自然とできあがっていく。


彼が、ピアノコンチェルトで指揮とピアノを同時にできる理由が分かった気がした。

彼にとっては、ピアノとか指揮とか分けてる意識はなくて、
全ては、「音楽」を奏でている、という意識の中に入っちゃってるんだろうな。
だから、聴いている方も、彼が、ピアノパッセージを終えた瞬間に突然指揮を振り出したり、
またピアノに戻ったりしても、不思議と何の違和感も感じない。

終わった後も、超フレンドリーに、生徒達と普通に雑談したり写真とったりしていたので、
私も思い切って感想を伝えにいったら、
にこーっと笑いながら「ありがとう」と言ってあの少しごつごつした手でぎゅっと握手をしてくれた。


そういえば、
中学校の頃、ピアノを弾くことがなんとなく嫌になってしまった時期があって、
クラシックのCDを聴くことすら嫌だったんだけど、
その頃ですら、唯一好きで、ずっと繰り返し聞いてたのが、
アシュケナージの演奏しているラフマニノフのピアノコンチェルト3番のCDだったな、と、ふと思い出した。


もしかしたら、
私はあなたの「笑音」に助けられて、今ここにいるのかもしれないな、と思いながら、
色々なThank youの気持ちを込めて、彼の手を握り返した。
# by sayaka-blmusic | 2005-11-24 10:51 | ロイヤルアカデミー学校生活

世界で一番愛らしいお城


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「世界で一番愛らしい古城」と呼ばれるリーズ城に、日帰りで行って来ました。

「リーズ城」といっても、ロンドン北部のLeedsにあるわけではなく、ロンドンから南東に50kmほど行ったケント州にあります。ロンドン中心部にあるVictoria駅から電車で1時間、更にマイクロバスのようなミニCoachに乗り換えて30分ほどで到着。

お城の中も見学することができ、女王の部屋や、応接間、女王の浴室なども見れて、それだけでもラブリーさ満点なのだけど、リーズ城が「世界で一番愛らしい」と言われる所以は、何よりお城の周りのまるで絵本のような景色。湖の中にぽっかり浮かんだように見えるリーズ城、その湖には数え切れないほどの白鳥や水鳥たち、また小道にはクジャクなども放し飼いされていて、歩いていると「ぽてぽてぽて」と寄ってきます。
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このようなカラフルなクジャクの他に、珍しい全身真っ白な白クジャクもいました。

お城のまわりには、庭園、ぶどう畑、などの他、不思議の国のアリスに出てくるような巨大迷路(生垣で作られている)があります。ゴールは中心の高台の上なので、ここから生垣の中でうろうろ迷っている人達を見物できます。この迷路、意外に難易度が高く、方向感覚ゼロの私は、いつまでたっても一人で同じところをうろうろしていると、同じく一人でうろうろしているおじさんと突き当たりで遭遇。息子とはぐれてしまったとのこと。しばらくそのおじさんと一緒に彷徨っていたんだけどそのおじさんも途中で見失ってしまい、結局、中央の高台から色々な人達がジェスチャーで順路を示してくれて、やっとゴールに辿りつくことができました・・・。
この迷路の地下は、洞穴になっていて、貝細工の壁画に囲まれた泉などがあり、ミステリアスな空間が広がっています。

地上に出ると、もう日が落ち始めていました。
一番上の写真は帰り道に最後に撮った一枚。
夕焼けの中、終わりかけの紅葉と一緒に浮かび上がるリーズ城は更に幻想的で
絵本の最後の1ページを名残惜しく閉じる気分で
リーズ城を後にしました。


ロンドンから気軽に足を伸ばせるリーズ城。
イギリスに旅行に行く際には、是非おすすめのスポットです。
# by sayaka-blmusic | 2005-11-14 20:18 | イギリス国内旅行日記

中央区交響楽団の皆さんへ

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渡英直前の今年6月に、第一生命ホールにてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を協演させて頂いた中央区交響楽団の皆さんから、素敵なフォトアルバムが届きました!この場を借りて、御礼をお伝えできればと思います。

_____________________________

中央区交響楽団の皆さんへ

お久しぶりです。松本さやかです。
今年6月の演奏会では、本当にお世話になりました。

フォトアルバム、昨日届きました。
とってもとっても、嬉しかったです!!
写真に貼り付けられていた皆さんお一人お一人からのメッセージを読みながら、
色々なことを思い出して、
くすっと笑いそうになったり、涙ぐみそうになりながら、ページをめくらせて頂きました。

本番2ヶ月位前から、何度もオケ合わせをさせて頂いたり、
練習の後皆さんと飲みにいったり宴会芸(?)を教えて頂いたり、
とってもあたたかなアットホームな雰囲気で迎え入れて下さり、
2ヶ月間本当に楽しかったです。

ピアノというのはやはりどうしても、
普段一人っきりでピアノに向かって練習する時間が長いため、
正直、さびしくてしょうがなくなることも多く、
小さい頃から、「みんなで何かをする」ということや
「大勢で一緒に音楽を作り上げる」ということに
異常なくらい憧れていたような気がします。

なので、今回、皆さんと一緒に2ヶ月間練習できたこと、
一緒に過ごさせて頂けたこと、
そしてあの本番の日、舞台の上で何十人もが一体となって、
大好きなラフマニノフの第二番を演奏できたことが、
私にとってどんなに幸せな時間であり、かけがえのない経験だったかわかりません。


あの6月19日のコンサートが、渡英前の最後のコンサートだったのですが、
7月からここロンドンに来て、ロイヤルアカデミーでの新たな学びを始めて、
音楽面でも生活面でも、色々な意味で今までの自分の価値観が覆され
新しく自分の音楽を少しずつ再構築しようとしているところです。

いつか、ひとまわり成長した演奏で、皆さんとお会いできる日を、
そして一緒にまた音楽を奏でられる日を、
心から楽しみにしています。

本当にありがとうございました!
12月のコンサートのご成功も、ロンドンからお祈りしています。


楽団員お一人お一人に、精一杯の感謝をこめて。

2005年11月11日 松本さやか
# by sayaka-blmusic | 2005-11-11 11:55

Gilead先生のレッスン

月曜朝10時。いつものようにエルトン先生のレッスン室へ向かうと、誰だか知らない男の人がレッスン室で練習している。こういうことは音大ではよくあることなので、「すみませーん、ここレッスンで使うんでどいて下さーい」と言ってどいてもらおうとドアノブに手をかけた瞬間、ふとよく見るとその男の方、生徒にしては少し、いやかなり若くない年齢のような気が。

そういえば昨日エルトン先生が私の携帯の留守電に
「ソーリーさやか、用事があってアカデミーにしばらく来れないので、”なんとか”先生のレッスンを受けてねー」
と言っていた気がするけど、てっきり来週のことだと勘違いしてた。
もう一度留守電を聞き返してみると、土曜日に「next week」と言ってるので、これはどうやら今日のことだったみたい。だけど留守電を何度聞いても「なんとか」先生のお名前の部分が聞き取れずじまい(汗)

とりあえず、今部屋の中でピアノを弾いていらっしゃる先生が今日のレッスンの先生だということは分かったものの、結局、その先生が一体どこのどなただか全く分からないまま挨拶をしてレッスン開始・・。

レッスンの曲は、この間Satz先生にも見てもらって今日は仕上げでエルトン先生に見てもらおうと思っていたエロイカバリエーション。

そしたら、
レッスンむっちゃくちゃ面白かったんです!!!

なんだかノリノリの先生で、先生ご自身も英語が母国語ではないらしくGerman-Englishの辞書を引きながら、私もつたない英語を駆使しながらの危ういコミュニケーションだったんだけど、各パッセージをオーケストラの楽器や奏法に置き換えてみたり、ここはこう試してみようか、など色々話し合いながらのレッスンで、本当に楽しかった。しかも楽しいと同時に物凄く論理的で、それぞれの案の和声的な理由付けをきちんと説明してくれる。まさにExcitingという言葉がぴったりくるようなレッスンでした。Satz先生に見てもらって大分方向性が見えてきたエロイカが、更に一皮向けた気がしました。

レッスンが終わって、先生からお聞きした公式ウェブサイト等を後で見てみたら、なんとクールシュベール音楽祭はじめ、桐朋音大や世界各国のマスタークラスでも招聘されている、フライブルグ音楽院教授のGilead氏だったんですね・・・。
あやうく、そんな先生に向かって何も知らずに「すみませーんどいてくださーい」とか言っちゃうとこだったわけです私・・・・(汗)
それにしても偉ぶったところの全くない、本当にフレンドリーな楽しい先生で、また機会があったら是非レッスンを受けてみたいなと思う。


ところで、アカデミーに来てから2ヶ月の間に、エルトン先生、Stott先生、Satz先生、Gilead先生、と計4人のレッスンを受けることができて、来週はRoscoe氏という先生のレッスンを受ける予定なのだけど、規定の学費内でこんなに色々な先生のレッスンが受けられるなんて、日本では考えられないこと。まず来日教授の特別レッスンを受けるには、私のいた大学の場合は、学費の他に別途レッスン代が必要だったし、第一、月に何度も受けられる機会なんてない。そもそも、「自分以外のレッスンは受けちゃダメ」という先生も多いみたいで、なかなか自由に色々な先生のレッスンを受けてみるということは、日本の音大では難しいのが現状です。それが、エルトン先生は生徒を外に出すのを拒むどころか、「せっかくフランスの作曲家の曲やっているなら、フランスものが得意なピアニストのStott先生のレッスン受けてみたら?」とか、「Satz先生は素晴らしい先生だから是非受けてみなさい」などなど、どんどんすすめて下さるので、本当に有難いし感謝です。マスタークラスのように観客つきだったり、日本での来日教授のレッスンのように通訳付きだったりするのではなく、泣いても笑っても、言葉が通じようが通じなかろうが、部屋の中1対1の体当たり状態で、なんとかコミュニケートしながら音楽を共に作っていく、という作業を何人もの先生とできるというのは、これ以上ない位貴重な経験させて頂いてるな、と思います。

私の個人的な考えでは、高校くらいまでは、一人の先生にじっくりつくのもとても大事なことだと思うのだけど、20歳位を過ぎて、色々な先生の意見を自分の中で統合したり選択しながら自分の音楽を再構築していくことができる年齢を超えたら、それ以降は、できるだけ多くの先生の意見をもらうということは、とても刺激になるものだと思う。

例えば、今回のエロイカバリエーションも、1ヶ月の間に計3人の先生にレッスンしてもらったことになるので、時々同じパッセージについて、ある先生は「スタッカートで弾いたら?」という提案、もう一人は「ノンレガート」、もう一人は「いやいや絶対ここはレガートでしょ」などなど、アドバイスがぱっくりと3通りに分かれることもよくある。けれども、「どう弾け」という結果のみの部分を鵜呑みにするのではなく、その背後にある「なぜそういう風に弾いた方が効果的なのか」という部分を、それぞれの先生からできるだけ汲み取って理解しようとした時、結果的に、自分なりに一番納得できる結論が、おのずから出てくる気がする。

そしてそれは、単に(1+1+1)÷3で算出した解答ではない、全く新しいオリジナルな答えに、なるのではないかな、と思う。
# by sayaka-blmusic | 2005-11-09 09:17 | ロイヤルアカデミー学校生活

誕生日

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少し前の話なのですが、11月3日で26歳になりました。

ロンドンで迎える初めての誕生日は、フラットメイトの皆とその友達で、家の中でお誕生日パーティー。友達皆からお祝いしてもらうお誕生日パーティなんて多分幼稚園以来くらい。嬉しくって涙でそうでした(T-T)

最近チーズ中毒状態(?)の私のために、フラットメイトがなんとチーズ料理6品を作ってくれました。モッツァレラチーズとトマトとバジルのカプレーゼ、チーズカツ、チーズとほうれんそうのラビオリ、チーズとポテトのミートソースグラタン、チーズと鰹節の醤油漬、チーズケーキ・・・という完全チーズづくし。全部おいしくて、何よりこんな風にお祝いしてもらえるのがホント嬉しくて感動・・。


ロンドンに来てもうすぐ4ヶ月。
人には、直感的に自分に合う街と合わない街があると思うけど、
私にとってロンドンは明らかに、「合う街」だな、と思う。
なんていうか、いるだけでしっくりくるというか落ち着く場所。
どんなに交通機関が不便でも、天気が悪くても、
物価がバカ高くても、
私はやっぱりこの街が好きだな。

でも、こんな風に、今幸せにここで誕生日を迎えられるのも、
日本で応援してくれている家族や、兄弟や、支えてくれてた友達がいてこそだな、と思う。

ロンドンに来てから今日の日に至るまで、
こっちで新しく知り合った友達との出会いや、、
日本の友達や家族とメール等で交わした言葉の一つ一つを思い出して、

色々な人や色々なことに、感謝の気持ちでいっぱいになった誕生日でした。


上の写真は午後3時半のロンドンの夕焼け。
ウィンタータイムに入って、だいぶ日没が早くなってきました。
# by sayaka-blmusic | 2005-11-08 18:06 | ロンドンでの日常生活

イギリスの花火大会

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日本では花火といえば、夏。7月~8月のお盆の時期にかけてがシーズンになりますが、それがイギリスでは、どういうわけか11月が花火のシーズンとなります。
噂によると、こっちで夏に花火をやらないのは、夏は日照時間が長すぎていつまでたっても暗くならないからだとか。(確かに22時頃まで明るい)

特に11月5日のガイ・フォークスデーという記念日の前後は、連日これでもかというくらいロンドン中で日暮れから夜中まで花火が行われています。家の周りでもパンパン打ちあがっているので、最初聞いた時は発砲事件かなんかだと思った・・。

ロンドンの花火大会の中ではBattersea Parkで行われるものが一番大規模だということで、フラットメイト2人と、その友達のビルマ人と、計4人で見に行って来ました。

花火は東洋が本場なんだと勝手に思い込んでいたので、正直あまり期待しないで行ったのですが、これが! むちゃくちゃ感動でした・・・。

何万人と入りそうな広大な芝生広場が会場。
そのすぐ真正面で、UKポップやロック、クラシックなどの音楽にあわせてリズミカルに打ち上げられる花火。
多分規模からしたら日本の花火大会の方がずっと大きいんだろうしお金をかけているんだろうけど、なにせすぐ目の前から打ち上げているので、真上の視界全部に花火が広がって、まるで花火の中心に自分が吸い込まれていく感覚。

音楽とも、ほぼ時間差なくぴったりとあってて、ほんとセンスがよくてかっこいい。こういう「花火と音楽のコラボレーション」って、日本の花火大会でも最近はよくあるんだと思うけど、音楽との組み合わせ方や色の組み合わせとかが、日本のものとはやっぱり少し雰囲気が違う気がした。耳も目も全て引き込まれてしまって圧倒されているうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。

日本の、
ぼーん、たーまやーー。
ぼーーん、かーーぎやーーーー。
っていうあれも、
風情があってそれはそれで好きだなーと思うんだけどね^^

ところで、一緒に行ったフラットメイトの友達のビルマ人は
花火自体を見るのが生まれて初めてだったみたい。
ビルマは政府によって花火が禁止されているらしく、
「ビルマのお母さんや家族の皆に見せてあげるんだー」と
花火大会の間中、必死にビデオや写真を撮っていたそうな・・。
泣ける話です;;
# by sayaka-blmusic | 2005-11-08 10:28 | ロンドンでの日常生活