エジンバラ旅行3日目。
午後にはロンドンに戻る列車に乗らなくてはいけないため、 最終日の今日は午前中のみの観光。 到着日に一番衝撃的だった謎の岩山、ホリールード公園に行ってみることに。 ![]() 手を挙げて立っているのは、友達のKちゃん。 せっかくだから上まで上ってみようということで、登山道があるのか分からないがとりあえず岩山のふもとまで向かってみる。 ![]() 途中からは道らしい道がなくなり滑り易い斜面を登らなければならず、普通のサンダルを履いてきてしまったことを思いっきり後悔しながらも、なんとか頂上へ。 ![]() この写真では少し分かりにくいけど、頂上からはエジンバラの風景が一面に見渡せて最高に気持ちよかった!エジンバラ城の上からも市内を見渡せるけど、ここからの見える景色の方が断然スケールが大きいし、なにしろ人が殆どいないので景色を自分達だけで独占してるような気持ちになれます(^^) 下りは、反対側のホリールード宮殿側の道からふもとまで降りて、歩いて宿まで戻る。 街全体が斜面(石畳の坂道や階段)が多かったり、岩山があったり、丘の上のお城があったり、ということで、エジンバラの街は、色々な角度から、様々な景色が見れて、そのどれもが表情が少しずつ違うな、と思う。時間帯によっても全く異なった表情を見せてくれるし。 うーーん、まだまだ奥深いな、エジンバラ、 またいつか来れたらな、今度はフェスティバルの時期と合わせて来れたらな・・ そんなことを思いつつ、 再び、羊、馬、牛・・・をひたすら眺めながら、 電車で4時間半、ロンドンに戻ってきました。 #
by sayaka-blmusic
| 2005-08-03 18:51
| イギリス国内旅行日記
エジンバラ旅行2日目。
エジンバラはスコットランドの首都といえど、とてもこじんまりとした街で、 1日あれば、観光要所は全てまわりきれてしまうらしい。 まずは歩いてエジンバラの街の中心部へ向かうと、 ![]() 街中、ところどころに、こんな風にタータンチェックのスカート履いてバグパイプ吹いてるおじさんがいる。 ちなみに、このタータンチェックのスカート、さすがに私服で履いてるおじさんはいないでしょ、と思ったら、ちょっと住宅街に入ったあたりで、一人見かけた!素でタータンチェックのスカートはいてるおじさん。バグパイプおじさんの通勤途中(?)だったのか、それとも本当に私服で着ていたのかは不明だけど、おおおスコットランド!と思った瞬間だった。 エジンバラフェスティバル自体はまだ始まってないからそんなに街中は混んでるわけではないのだけど、さすがに観光名所エジンバラ城はすごい人ごみ。 ![]() 写真は、エジンバラ城から街を見下ろしている観光客。 お城と言っても、宮殿のような華やかな雰囲気は全くなく、 完全に「要塞」で、どちらかというと厳格でものものしい雰囲気。スコットランド軍の拠点だったそうだ。 ![]() それにしても、エジンバラ城の入場料は高すぎ(笑) 大人一人9.8ポンド(約2000円)。 いやーU.Kの物価の高さ(というかポンドの高さ)を物語ってるわ、と思いきや、どうやらインドのタージマハルは入場料2万円くらいだとか。上には上がいるもんです^^; ![]() エジンバラ城から見下ろした街の風景。 エジンバラ城を後にして、カールトン・ヒルという小高い丘に登りに行ってみる。 ここにはパルテノン神殿を模したモニュメントがあり、その為か、エジンバラは「北のアテネ」と言われているそうだ。 ![]() ![]() 夕方になると、エジンバラの街並は一層美しくなる。 灰色一色だったお城や街並が、夕陽に照らされて、なんとも言えない美しいグラデーションに染め上げられる。 夕食は、スコットランドの伝統料理ハギス(Haggis)を試してみよう!ということでKちゃんと二人、街中をぐるぐる歩いてハギスが食べれるお店を探した。ようやく見つけたThe Royal Mcgregorというお店で早速ハギスに挑戦。 ![]() ちなみに写真で上にのってるのはマッシュドポテト、下半分の茶色い部分がハギスです。 #
by sayaka-blmusic
| 2005-08-02 22:54
| イギリス国内旅行日記
8月1日~3日まで、スコットランドのエジンバラに小旅行に行って来た。
今回エジンバラを一緒にまわる、 フランス在住の、高校時代からの友達Kちゃんは、 飛行機でエジンバラへ、私はロンドンから列車でエジンバラへ。 ということで、初日の旅路は別々で、エジンバラ宿泊先で集合予定。 ![]() あのホグワーツ行き9と3/4番線ホームがある駅だ(実際の撮影は4番線と5番線の間を使ったらしい。ちなみにこの写真は6番線)。 ![]() ロンドン~エジンバラ間は約5時間弱。北に向かってどんどん進んでいく感じだ。 ロンドンを過ぎてしばらくすると、すぐにイギリスの田舎らしい風景が広がっていく。 ドビュッシーのピアノ曲で「ヒースの茂る荒れ地」という大好きな曲があるんだけど、 こんな感じのイメージなのかな・・となんとなく想像しながら窓の外を眺める。 そういえば「嵐が丘」の舞台も、イギリス北部の村ということだからこの近辺なのかも。 ヨークを過ぎて更に北上すると、一面の牧畜地帯。 ひたすら、牛、馬、羊・・・・・。牛、馬、羊・・・・・。 面白いくらいに、えんえんと牛、馬、羊、の繰り返し・・・。 特に、ずーっと遥か向こうまで広がっている白い羊の牧羊地帯は、 雪みたく白い点々が、あたり一面広がっていて、とても綺麗。 最後の一時間位は、ずーっと海岸線沿いを走るのだけど、 ところどころ、前は砂浜、後ろは草原に囲まれた、 海辺のこじんまりとした美しい街が見えたりして幻想的だった。 20時頃、エジンバラ駅到着。 ロンドンから遥かかなたまで来たかと思いきや、 駅の中にはMarks & Spencer(ロンドンにもたくさんあるUK大手のスーパー)があったりして、 ああやっぱり同じUK内なんだなと実感^^; ただ、駅の外に出ると、 さすが北国。寒い!! 寒いだろうなとは思っていたから、厚めのカーディガンとスプリングコート着てたんだけど、 それでも全然寒い。日本の11月位の気温かもしれない。 周りを見ると、冬のコートに更にマフラーをグルグル巻いている人達が・・・。 うーん、甘かった・・・・。 そして目の前に広がる景色は、ロンドンとは似ても似つかない景色。 なんていうか建物が全て灰色のグラデーションで、どことなく重々しく荘厳なのだ。 駅の反対側の奥には、かの有名なエジンバラ城が、 有無を言わさぬ存在感で、どどーーんと構えている。 宿泊場所の、エジンバラ大学寮までてくてく歩いて向かう。 ネットで印刷した地図によると、 ホリールード公園というところの向かい側になるみたいなのだけど、 どうみても、公園らしきものが見えてこない。 代わりに見えてきたのは、エアーズロックかと思うくらい巨大な岩山。 ガイドブックをよく見返してみると、どうやらこの巨大な岩山こそが、ホリールード公園。 東を向けば古城、西を向けば巨大岩山という意味不明のギャップ。 恐るべしエジンバラ。 うろうろ迷いつつ、なんとか宿泊先のエジンバラ大学寮に到着してチェックイン。 大学寮とは思えない位、新しくて綺麗。建物もモダンな感じ。 格安なのに、普通のB&Bよりもずっときれいで清潔だし、 ここはオススメかも。 ![]() 写真は、部屋の中の洗面台とクローゼットを写したもの。 Edinburgh Firstというところです。 夜中の12時頃に、フランスからKちゃんも到着。 2日間だけの観光だけれども、とても楽しみ。 #
by sayaka-blmusic
| 2005-08-01 22:37
| イギリス国内旅行日記
ロンドンに住み始めて「あれ??」と思うことは多々あるのだけど、
その中で感じたことをいくつか。 その1. 真夏なのに、ちょっと寒いとダウンジャケットを着てる人が多い。 確かにロンドンの夏は涼しいし、寒い日だと日本の10月くらいの涼しさになる。 でも、普通日本だと、どんなに寒くても 「7月にこのジャケットじゃ変かな??」とか思って、 せいぜいちょっと厚めのジャケットとか、 薄いシャツ重ねたりとか、じゃない?? それが、こっちの人たちは、 ちょっと寒いと、7月だろうと平気で冬のコートとかダウンジャケットとか着てる。 あのダウンにファーの付いた、超真冬っぽいやつね。 んでちょっと暑いと、キャミソールで街歩いてたりする。 ・・・・・・。 とても不思議な光景です。 その2. ロンドンの歩行者用信号は、青は「渡れ」 赤は「車が近くまで来てたら止まれ=基本的には渡れ」を指しているらしい?! たまに日本でもいますよね。赤だけど車が来てないから渡っちゃおうってちょっと気まずそうに急いで渡る人。私も安全な場所だと急いでいる時にたまにすることがあるけど・・。 あれが、ロンドンだと、あまりに当たり前らしい。 老若男女問わず、集団で信号無視。 近くに警官がいようとお構いなし。 交通量の多い都心の交差点でもお構いなし。 多分誰も罪悪感感じてないんじゃないかな。 しかも車が来てようと、ギリギリ渡れるタイミングだったら平気で渡ってる。 車来てないけど赤だからって待っていると、 かなり変な顔される。 車も車で、その辺いい加減だから、 歩行者信号が青だからって、何も考えないで渡るのも結構危険ぽい。 信号完全信用主義の日本で生まれ育った私には、 ぼーっとして赤とか青とか見て のんびり渡るという習慣しか付いていないので イギリス人のこの横断歩道行動は あまりにスリリングな習慣に見えます。 前回の日記にも書いたけど、 こっちの人は、人や物には頼らず、自分の身の安全は自分で確認して 自分で守るという習慣が付いているからなのか、 それとも単にいい加減なだけなのか・・・・??? うーーん。 #
by sayaka-blmusic
| 2005-07-30 09:01
| ロンドンの不思議
日本に帰国するフラットメイトとそのお友達と一緒にチャイナタウンヘ。
私は来たばっかりだから良く分からないけど、 その友達曰く、 土曜にしてはやっぱり異様に人が少ないって言ってた。 ロンドン東部に住んでるその子の家の周りは、 イスラム圏の人が多い地域で、 たくさんのモスクがあり、 テロ以降、モスクへの爆破予告の嫌がらせ電話の連続で、 始終警察のサイレンの音が鳴り響き、 大変なことになってるらしい。 事件とは関係ないイスラム圏の人にまで、 平気で嫌がらせをする人達が、 結果的に更なるテロを引き起こしているのかもしれないと思うと、 本当に悲しいし、腹立たしい。 そういえば、 昨日警官にStockwell(これまたうちの近所・・)で射殺された テロの容疑者とされていた人は、 結局、事件とは関係ない人だったんだってね。 悲しすぎるよね・・・・・。 チャイナタウンを後にして、 ピアノの訪問レッスンの為に Notting Hill方面にバスで向かったんだけど、 Regent St.沿いの店を、 バスの中からずーーっと眺めていたら、 ストリート沿いにある アラブ系の香水ショップにふと目が留まった。 結構大きな店なのに、誰一人お客さんが入ってなくて、 必死にアラブ人の店員さんが、 外でサンプルを配ろうとしていて、 それでも誰も受け取ろうとしていなくて、 何だか切なくなった。 でもきっと私も、あそこを歩いていたら、 無意識に避けてしまうのかな、とも思う。 悲しいけれど、きっとそう。 バスや電車に乗っていても、 イスラム系の人が乗ってくると、 ふっと皆緊張感が走るのが分かるし。 人種。 宗教対立。 テロ。 民族意識。 etc.. 日本にいる時には決して身をもって感じたことのなかったこと。 テロ直後のこの時期にロンドンに来たせいか、 いきなり痛いほど感じています。 自分にはどうにもできなくて、 でもすごく悲しい問題。 無関心でいない、ということだけが、 今の私にできる精一杯のことなのかもしれない。 #
by sayaka-blmusic
| 2005-07-24 07:24
| 事件&ハプニング
|
![]() by sayaka-blmusic
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