2011年 04月 03日 ( 2 )

モスリンスクエアプロジェクト


イギリスから、被災された乳幼児ママ達へ
モスリンスクエアプロジェクト




※ 2011/5/1 モスリンスクエアプロジェクトの公式ホームページができました。プロジェクトの更なる詳細や最新進捗状況はこちらから







<モスリンスクエアプロジェクトって何?>


「モスリンスクエアプロジェクト」は、イギリスの万能子育て布「Muslin Square」を、被災地の乳幼児のお母さん達や、遠隔避難・疎開出産中の方々へ届けようというプロジェクトです。



<モスリンスクエアって何?>

綿モスリンは、元々イギリスが発祥のコットン100%の平織りの布で、これを正方形にした「モスリンスクエア」はイギリスでは古くから乳幼児の子育て必須道具として使われています。

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日本の赤ちゃん用ガーゼハンカチと比べるとかなり大きく、その分、用途がとても広いです。

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生地はガーゼとは全く異なり、ふわふわというよりもサラサラとした手触りです。吸水性や通気性に優れ、洗濯した後も乾き易いです。




<モスリンスクエアの使い方は?>

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—授乳や離乳食の際、赤ちゃんの口をふく
—はいてしまったミルクやおっぱい漏れなどをふく
ー赤ちゃんの鼻水や汗などをふく
ー角と角を赤ちゃんの首の後ろで結び、離乳食の際の巨大よだれかけとして
—げっぷをさせる時に肩にかける
—赤ちゃんの簡易シーツや薄手のおくるみ代わりとして
ー赤ちゃんの服やオムツなどをまとめて包む風呂敷として
ーそのまま持たせると、おしゃぶり代わりやおもちゃとして(おっぱいやミルクの匂いがしみ込んでいるので、持っているだけで赤ちゃんが安心するようです)
—授乳の際のめかくしとして(授乳ケープの代わり)
 その他、折り方次第で使い方は無限大です。

赤ちゃんはなんだかんだと体中至る所がベタベタになるものですが、あちこちふいても、面が広いのと、モスリン織りの性質上、ベトベトになりにくいです。

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綿モスリンの性質上、洗濯すると上の写真のように縮んで細かいシワができますが、その分柔らかくなり吸水性も増し、使えば使う程使い易くなる魔法の布(本当です!)です。




<何故、被災地や避難中のお母さんに送るの?>


用途が広いため、ガーゼハンカチ、ティッシュ、タオルなどを別々に沢山持たなくても、これ一つでかなりの用途をカバーできます。

また、面が広くて全体が汚れにくいため、洗濯も少なくてよく、また乾き易いです。洗濯の機会などが限られている避難施設などでお母さん方が2、3枚持っているだけできっと役立つと思います。更に薄手の割に保温性があるので、寒い避難所で一枚これをプラスして赤ちゃんを包むだけでも保温の助けになるのではと思います。

また、遠隔避難、疎開出産されている妊婦さんやお母さん方にとっても、これ一枚で色々な用途に使えるので、荷物が少なくてすむ為の助けにもなるのではと思います。



<ロンドンからの募金の行方は?>

モスリンスクエアの購入費と日本への輸送費に全額充てさせて頂きます。



<どんな形で送るの?>
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上記のように、アップリケ付きの青いモスリンスクエアと、白いプレーンのモスリンスクエアを、2枚セットでパッケージします。もちろん新品です。
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布だけを手にとっても、何に使う為の物か「??」だと思うので、裏面に上のような使い方の紙を、全パッケージにそれぞれ入れます。




<受け入れ先は? 物資を直接送りつけると迷惑なのでは?>


基本的には、避難所に直接送るのではなく、主に、被災地に乳幼児の為の物資輸送をしている関東等の助産院やNPOなどに、あらかじめ必要枚数をお聞きした上でお送りし、そこから東北の被災地の助産院や避難施設などに分配して届けて頂く形を取っています。また、遠隔避難、疎開出産されている方々にもお配り頂きます。

もしも被災された方々に配りきれなかった分は、助産院のチャリティセールなどで日本のママさん達にお売り頂いて、その売り上げを被災された方々への義援金に回して頂くことになっています。下記のような流れです。
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(上図クリックで拡大)



被災地に直接送るパターンの場合には、必要とされている数が確実に届くよう、
必ず、先方からご要望があってから、ご要望された数を、ご要望された場所に、お送りさせて頂く形にしております。

皆様からご寄付頂く心のこもった募金、1円の無駄もなく被災地へ還元されるように全力を尽くしたいと思います。また、長期的に続けて行こうと思っているプロジェクトなので、物資輸送については、今後随時状況の変化を見ながら、送り先や送付方法などその都度ベストと思われる方法にしていきます。



<どんな人達が活動しているの?>


2011年4月初めにこのプロジェクトを発起して以来、ロンドンに住む乳幼児を持つお母様方や、妊婦さんたち、またそれ以外の在英日本人の方々も多くご協力下さり、「London Mothers Praying for Japan (被災地ママを支援するロンドンママの会)」として、皆で協力し合って、梱包作業や発送作業、宣伝作業をしております。 発起人及び責任者は朝岡(松本)さやかです。



<募金の理由は?>


このプロジェクトを継続していけるよう、皆様からの募金をお願いします。
2枚1組のものを1セット作るのに、購入費用や運送費など含めて約5ポンドですので、募金も一口5ポンドからとさせて頂きました。例えば、一つの団体から100セットご希望が合った場合には、500ポンドの費用を必要としています。既に複数の助産院より送付希望を頂き、1500枚以上を日本へ発送済みです(2011年4月17日時点)。被災地いわき市の保健所や、長岡の避難所などで配布されることが決まっています。ご希望団体は着々と増えていますので、今後の継続的な発送の為の購入費用や運送費の為に募金を必要としています。



<募金の方法は?>

募金方法は次の中からお選び頂けます。一口5ポンドで、何口でも大歓迎です。(イギリス以外からも募金できます)

1.Paypal決済 (Paypalは世界最大のOnline Secure Payment Systemの一つです。)

2. その他の方法
Paypalでうまくいかない場合、銀行振込(Bank Transfer)、直接現金や、チェック郵送での募金も可能です。londonmothers@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

>>> 募金は モスリンスクエアプロジェクト公式ページより受け付けています。http://muslinjapan.com

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既に皆様、色々な機関などを通して、募金を済まされた方も多いとは思いますが、イギリス在住のママさん、これからママになる妊婦さん、またそれ以外の方でも(もちろん男性でも)、日本在住の方でも、このプロジェクトにご賛同いただける方々がいらっしゃいましたら、是非少しでもカンパ募金頂けたら嬉しいです! 

募金頂いた方には、このプロジェクトの進捗状況をメールにてご報告させて頂く予定です。

イギリスから被災地のお母さん達に、モスリンスクエアと共に精一杯の応援のエールが届くことを祈りつつ・・。



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<以下、お知らせです>


※モスリンスクエア送付をご希望の病院や、配布して下さる団体様へ。送付先のご予約はこのメールアドレスへご連絡下さい。londonmothers@gmail.com




※ 募金したお金はその後どうなったの??? → →  発送報告など、写真レポート付きの最新の進捗状況はモスリンスクエアプロジェクト公式ホームページのトップページにて随時ご報告しております。



※ このプロジェクトを、是非Twitterやブログなどでご紹介頂き、情報拡散して頂けたら嬉しいです。リンクの表記にはhttp://muslinjapan.comをお願いします。




※ お知り合いなどにチラシを配って下さる方は、PDFにてチラシ(A4)をメールで送らせて頂きますので、こちらにご連絡頂ければ嬉しいです。

by sayaka-blmusic | 2011-04-03 00:26 | ベビーモスリンプロジェクト

あれから・・

東日本大地震から3週間が経ちました。

イギリスに住み始めてから約6年、こんなにも自分が「日本人であること」を痛感したことはありませんでした。イギリスに数万人いる他の在英日本人の方々にとっても同じかもしれません。

震災の日から、BBC他テレビ局では連日トップニュース、日本のTVでは流していなかったような衝撃的な映像も沢山流れていて、

離れていて祈ることしかできない分、はがゆくて、不安で、悲しくて、ロンドンにいながらにして精神的不調をきたしてしまった日本人の方々も、多く居ると聞いています。

イギリスの新聞各社も、最初の一週間位は、ずっと毎日4面位に渡って特集がされていました。津波や地震の被害、被災者のインタビューなどはもちろん、原発の1号機から4号機までの現在の状況を、図解で詳しく説明してあるものもあり、イギリス人のおばさんと話していたら「今日は電源作業が〜〜まで進んだのよね?」なんて、すごく詳しいイギリス人もいて驚きました。


そして、原発。

毎日、日本の主要ニュースサイトと、BBCやCNN、それからCNICの毎日の会見、色々な方のツイッターやブログ、YouTube、2chに至るまで、できる限りの情報を毎日追って見ていますが、 不安や恐怖や怒りや悲しみや、作業員の方々への敬意、色々な思いが渦巻いています。

それと同時に、

私は昔から、デジモノ、PC、ガジェット大好き人間で、電気のない生活など考えられないタイプなのですが、

小中学校の頃、社会科の時間に「原子力発電はクリーンなエネルギー、原子力の平和利用!」と教科書通りにまるで標語のように丸暗記し、全く疑問にも思わないまま約20年、

日々、ブログやメールをするために、コンサートを行う照明のために、iPadや携帯を使う為に、毎日使っている電気の何割が、どうやってどこで、実際はどんな問題を抱えながら作られていたのか、今まで殆ど気にも止めていなかった自分自身にも愕然としてしまいました・・。

福島の問題はもちろん、浜岡原発や六ヶ所村の再処理工場はじめ全国の原発のこと、代替エネルギーのことなど、これから私も日本国民の一人として、真剣に考えていかなくてはと痛感しています。




<イギリスでは、数えきれない程の震災チャリティ!>

そして、ここイギリスでも、すごい勢いで今回の日本の震災へのチャリティが広がっています。

まっさきにロンドン三越の玄関ロビーで、チャリティコンサートを開いた葉加瀬太郎さんを筆頭に、プロ、アマチュア問わず、ロンドン各地で毎日のように、数えきれない位のチャリティコンサートが行われています。明日4月3日は、 元オアシスのリアム・ギャラガーや、blurのグレアム・コクソといったUKのロックスターたちが、ロンドン南部で日本の災害の為のチャリティーライブを行うそうです。

またロンドンの現地小学校や中学校では、日本人の生徒さんやお母さん方が中心となって、ケーキセールやお寿司セールのイベントを開いて、募金を集めていらっしゃいます。

ロンドンの駅や、スーパーマーケットの入り口などでは、日本人はもちろん、日本人以外も方々も協力して、募金活動が行われています。

この3週間で、ロンドンで行われた東日本大地震のための各種チャリティ活動の数はは、きっと軽く1000は越すのではないかと思います。




<モスリンスクエアプロジェクト始動!>

そんな中、我が家の颯太は、もうあと3日で生後3ヶ月を迎えようとしています。

この3週間、つい夜中の授乳の度に、気になってPCで日本のニュースをチェックしまい、寝れないまま次の授乳の時間になり・・ということを繰り返してしまっていたのですが、

そんな中、2週間位前から、颯太が急にニコニコ笑顔を見せるようになりました。「あーーあーーーえるえあーー」と喃語でしゃべりながら一生懸命何かを話しかけてくれています。

そんな颯太を見ていたら、

私も、ニュースみながら泣いたり悲しんだり心配で震えたりしているだけじゃダメだーーー!

と、気づかされました。

そして、被災地の避難所などや疎開先で、赤ちゃんの子育てをしているお母さん方や妊婦さん、また原発の心配がある中暮らしている東日本全域のお母さん達や妊婦さん方のために、 何かできないか・・・と考えていた時、

ふと目の前にある一番身近なものが目に止まりました。

あれから・・_e0030586_0798.jpg


「モスリンスクエア」です。

モスリンスクエアとは、いわばイギリス版の赤ちゃん用巨大ガーゼハンカチです。イギリスでは「おむつ、ミルク(母乳)、モスリンスクエア」の3つが乳幼児必須子育て道具と言われているほど、一般的なものです。

しかも、現在被災地で足りない物資をネットで調べている時に、「赤ちゃん用のガーゼハンカチ」とありました。モスリンスクエアは日本のガーゼハンカチの4倍程の大きさですが、その分用途が更に広いです。

赤ちゃんの口を拭いたり、げっぷをさせる時のクロスにしたり、おくるみにしたり、シーツやブランケットにしたり、とにかく用途が広くてめちゃくちゃ便利。しかも、面が広いので汚れにくいし、乾き易いので、避難所などで、洗濯が思うようにできない場所では、きっと重宝するのでは?と考えつきました。


被災地に直接大量に届けると、現在避難所には段ボールが大量に積み上げられていて、かえって迷惑になってしまう(支援物資2次災害)可能性があるとのことだけど、違う方法で被災地のお母さん達に届けられる方法がきっとあるはず、と早速リサーチ開始。

———————————————

まずは、大量にモスリンスクエアを確保できるかの確認。これはロンドンにあるベビーグッズの問屋さんに事情を話したところ、安くまとめて購入できることになりました。

受け入れ先に関しては、産婦人科医の竹内正人先生などが協力して下さり、
被災地の助産院などへ他の赤ちゃんグッズと一緒に、直接届けたり郵送して下さる関東の助産院さんなどが、いくつか名乗り出て下さりました。

モスリンスクエアに、早速興味を持って下さる助産院さん等から、こんなにすぐにいくつもレスポンスを頂けると思っていなかったので、本当に嬉しい驚きでした。

今後も順次、送り先候補の助産院さんは増えていきそうです。

関東の助産院さんなどには、被災地に持っていって頂ける必要枚数分を予め仰って頂き、もし配りきれなかった分は、助産院でチャリティセールをして頂き、被災地への募金にあてて頂くという方法を取らせて頂くことにしました。これなら皆様から頂いた募金が、形を変えて1円残らず必ず被災者のお母さん達の元に届くことになります。

昨日、さっそく第一便をパッキングしてお送りさせて頂いたところです。来週、第二便を発送予定です。

今回の震災の支援は、決して短期で終わるものではなく、長期的な支援になると思うので、今後もしこのプロジェクトが大きくなって、ロンドンのママさん達皆から、被災地を含む日本各地のママさん達に、継続的に支援をすることができたら、理想的だなと思っています。

つきましては、ロンドン在住のママさん達(ママさん以外ももちろん大歓迎です!)やこれからママさんになる妊婦さん達皆様に、このプロジェクトを継続するための、モスリンスクエアの購入資金のカンパ募金を募らせて頂きたいと思います。


次の日記に、詳細を書かせて頂きます。  → こちらに続く。
by sayaka-blmusic | 2011-04-03 00:09 | ひとりごと