2009年 01月 09日 ( 3 )

牧場B&B ファームステイ (イギリス北部旅行3日目)

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冬のヨークシャーの夜明けは遅いです。8時頃からようやく明るくなってきます。
上の写真は、Harrogateの宿泊先から見える風力発電の風車。この辺りは牧場と発電所が多く、どこまでも続く平原に聳え立つ風車は、なんだか宮崎駿の映画に出てきそうな不思議な雰囲気です。

ところで、前日の宿到着時には暗くてよく見えなかったので改めて宿泊先の写真。


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広い牧場の真ん中にぽつんとある茶色い建物です。
今回泊まったのは、KNABBS ASHというB&Bで、KNABBS FARMという牧場に併設している宿です。イギリスの田舎ではこんな風に、農場や牧場がB&Bを同時経営する「FARM STAY」という宿泊形態があり、大自然の中、羊や馬とたわむれたり牧場でとれたての卵やミルクを頂けたりできます。

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牧場に泊まるといっても、羊小屋や馬小屋の中に泊まるわけでなく、牧場主のご自宅の建物の中の3部屋がゲストの宿泊用になっています。ここの宿は、一泊朝食付きで35ポンド(現在のレートで4900円位)という良心的な値段にも関わらず、部屋は高級ホテルなみの行き届いた設備とお洒落なインテリア、朝食も素敵な食器でフルイングリッシュブレックファースト。

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卵は、ここの牧場の鶏から生まれた取れたての卵だそうです。
今日の朝食の卵を産んでくれたニワトリさん達。

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帰りがけに、羊小屋の中も見せていただきました。

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背中の青い印は、生後何週間経っているかや繁殖の状態によって色が塗り分けられるそうです。そういえば、ヨークシャーを車で走っている間、赤いマークの羊、緑のマークのついた羊、などなど色々な色に塗り分けられた羊の群れを見かけました。

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今回の旅のメンバー四人で最後に記念撮影。左からRちゃんのご主人、私、夫、Rちゃん。羊さん達は怖がって向こうの壁際ぎりぎりまで後ずさりしていってしまいました・・。羊は極端に怖がりっていうけど、本当なんだなぁ・・・と実感。ちなみに私はひつじ年。

帰りはヨーク駅まで車で行き、ヨーク駅~ロンドン・キングスクロス駅までは電車で2時間ほどで戻ってきました。

ということで、あっという間に過ぎた新年イギリス北部旅行の三日間。
ロンドンからの旅行というと、どうしてもヨーロッパ諸国などの国外に目が向いてしまいがちだけど、イギリス国内にも本当に沢山の美しい景色や村ががあるんだなぁ・・と改めて思わされた三日間でした。

ところで、今回の旅行で超重宝したのが、このDKのガイドブック。(DK Great Britain EYEWITNESS TRAVEL GUIDE)

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イギリスの田舎のかなり小さなスポットまで詳細な説明がついているだけでなく、地図、写真やイラスト、歴史的な背景の説明など大充実のガイドブック。「地球の歩き方」には載っていない隠れたイギリスのスポットが満載でオススメです。イギリスの主な書店やamazon.co.ukはもちろん、日本のアマゾンでも買えるみたいです。同じシリーズで、イタリア、フランス、クロアチアなどなど全世界の旅行ガイドブックも出ています。

UKのファームステイ検索サイトはこちら。
http://www.farmstayuk.co.uk/
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 10:28 | イギリス国内旅行日記

羊と犬と大自然の地、ヨークシャーデールへ (イギリス北部旅行第二日目) 

イギリス北部旅行第二日目。まだ薄暗い中、Mansfieldを朝7時半頃に出発し、車で北上しヨークシャーデール国立公園のエリアを目指します。

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9時頃、Hebden Bridge(ヘブデンブリッジ)という谷間の村に到着。産業革命時に紡績業で栄えた街で、独特のグレーの色合いのレンガ造りの町並み、そしてその間をカナルが流れ、とても美しい町並みです。

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イギリス郊外で街並みの綺麗な村というと、コッツウォルズばかりが有名だけど、イギリスの田舎には、このヘブデンブリッジのようにあまり知られていない隠れた宝石のような村が、きっと沢山あるんだろうなぁ・・と思います。

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ところで、ヨークシャーの街を歩いていると、とにかくやたらめったら犬に遭遇します!
しかもさすがヨークシャーテリアの故郷だけあって、テリア(に似た犬)が多い!
このワンちゃんも、(めっちゃ大きなテリアがいる!かわいい!)と思ってまじまじと見つめていたら、飼い主のお姉さんが、「Airedale Terrierというこの地方のテリアの一種で、とても珍しい種なのよー」と教えてくれました。
ところで、ヨークシャー・テリアは、もともと、ヨークシャー地方の炭坑や織物工場でネズミを駆除するために飼育されていた犬だとか・・・。なるほど、ヨークシャー地方の中でも織物工場が特に多かったというHebden Bridgeでは、今でもこんなにテリアが沢山いるというのは納得。

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Hebden Bridgeから更に北上。のどかな牧場の景色が広がります。

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一面の野原を見渡す丘の上に、ベンチが二つ、ぽつんとあるのを発見。

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良く見ると、かなり昔にどなたかからの寄付されたもののようです。
きっと生前、ここからの景色がすごく好きだったんだろうなぁ・・と思う。

イギリスには、リージェンツパークなどの公園のベンチや、コンサートホールなどの座席などにも、寄付をして、名前が刻めるようになっています。生前の思い出の場所に名前が刻まれることで、ずーーっとその場所に生きてい続けることができるし、周りの人たちも、その場所を訪れることで、故人に会いに行けるような気持ちになれる。 とても素敵な習慣だなぁ・・と思います。

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更に北上すると、羊、馬、牛ほか、見たことない茶色の巨大な牛もどき(なんだったんだろう・・・)などが、のんびりと草を食べていて、どこまでものどかな風景。

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次にマラム(Malham)というウォーキングの名所へ。
上の写真はMalham Coveという楕円形の窪み状の石灰岩の崖。
80メートルの高さ、300メートルの幅があり、氷河期真っ最中の50000年前に、氷河などにより作られた地形だとのこと。写真ではなかなか伝わりにくいですが、生で見るとすごい迫力。映画「嵐が丘」の撮影にも使われた場所だとのことです。

ここの見所は、この崖の上側部分。
400段の階段を上がると、この崖の上の部分に上がることができるのですが、

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見たことのないような石灰群が一面に広がっています。歩いていると隙間に落ちそうになります。まるで見渡す限り化石が埋まっているかのような感じ。いや、まさに地形の化石、大自然の驚異です。

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向こう側に見えるのは崖の下側。80メートルの高さがある上に足元が不安定なので、淵はかなり怖いです。


ヨークシャーはロンドンよりかなり北部にあるので、日没もロンドンより早く、4時過ぎにはかなり暗くなります。この辺りは街灯もなく、真っ暗になると危ないので、早めにこの日の宿泊先のHarrogate(ミネラルウォーターで有名な街です)のFarmに向かいました。

夜になって空を見上げると、ロンドンや東京では絶対に見られない満天の星空。流れ星も3つ見つけました!

次の日記は、初めてのFarm Stay(牧場付属のB&B)体験記。
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 08:31 | イギリス国内旅行日記

ロビンフッドの里ノッティンガムへ (イギリス北部旅行第一日目)

あけましておめでとうございます!
1月1日の元旦から3日間、イギリス北部のノッティンガムと、その更に北のヨークシャー地方というところへ、小旅行をしてきました。

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クリスマス(12月25日)は、地下鉄も電車も全ストップしてしまうロンドンですが、元旦に関しては、本数は少ないながらも一応交通機関は動いています。さすがに元旦の朝早くから北部に旅行に行く人は少ないのか、電車はかなりガラガラ。

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電車で2時間ほどでノッティンガムへ。イギリスを電車で北上するのは、3年半前にエジンバラに旅行した時以来です。

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ノッティンガム駅前のタクシー。ロンドンのタクシーは黒塗りですが、ノッティンガムのタクシーは全て濃い緑色で統一されていました。

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元旦なので、さすがに街中のお店が閉まっていました・・・。
空いていたのはマクドナルドと中華バイキングの店位。

駅に着いて真っ先に思ったのは、とにかく寒い!!! ロンドンより緯度が高いせいか、むちゃくちゃ寒い!夫は耐え切れなくてジーンズの上にジャージを履いて観光していました(笑)

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ノッティンガム城。ここは、地下に張り巡らされた地下道と洞窟が見所らしいのですが、残念ながら元旦でお休み・・。

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ノッティンガム城のふもとに建つ、ロビンフッドの像。
ここノッティンガムはロビンフッドの故郷としても知られています。

ところで、このロビンフッド、よーくアップで見ると、

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弓が故障しています。下半分が無い!
どうしちゃったんだろう・・・。謎。

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お城の近くに、イングランド最古の 「Ye Olde なんとか」 というパブがあるという情報をネットで見たのを覚えていたので、お城のふもとにある1240年創業と書いてある「Ye Olde Saltation Inn」というパブを見て、「きっとこれだ!」と確信して写真を撮ってきたのですが、後で家に帰って調べてみたら、イングランド最古なのはこのパブではなく、このすぐ近くにある1189年創業のYe Olde trip to Jerusalemというパブだったみたいです・・・。
がーん・・・・・・51年違う。名前も似てるけど違ったし。
せっかくすぐ近くまで行ったのに、あと一歩のところでイングランド最古のパブを見そびれて帰ってきてしまった私達・・・。



ということで、激寒の元旦の真昼間、誰もいないノッティンガムの街を観光してきました。
でも、今回の旅行では、実はこれはほんのおまけの部分!
そもそも、今回の旅行の目的は、今回イギリス再渡英の際に、飛行機で偶然隣り合わせになったRちゃん夫婦を訪ねること。Rちゃん夫婦は、このノッティンガムから車で30分ほど離れた街に住んでいるため、待ち合わせ場所がノッティンガム駅だったのです。

飛行機の中で運命の恋人や、運命の友達を見つけるなんて、
ドラマや映画だけの話と思っていたのですが、
神様はホントに思いもかけないタイミングで素敵な出会いを用意してくれているものだなぁ・・と今回心から思いました。

1ヵ月半前(2008年11月)の再渡英の時に、Virgin Atlanticのフライトで偶然お隣になったRちゃん。同い年位の日本人の女の子がいるなぁ・・と思っていると、機内食で、私も彼女も同じ「松花堂弁当」を頼んだのをきっかけに(Virginの機内食では松花堂弁当がチョイスできるのです!)お互い話がはずみ、なんと彼女も、旦那さんのTier 1 Generalビザの配偶者ビザ、しかもRちゃんご夫婦も、私達と全く同じように、もともと二人とも留学していたのだけど、旦那さんがイギリスで正式に働くことになった為に今回ビザのために一時帰国。旦那さんは今回先に渡英していてRちゃんは少し遅れてこの日渡英するところ・・と、私と怖いくらいに境遇が一緒ということが発覚。更に色々話していたら、気も合ってすっかり意気投合し、飛行機を降りる頃には「きっと必ずMansfieldに遊びに行くねー!」と約束して別れました。
それから約一ヶ月半。意外にも早くその旅行が実現することになり、私達夫婦とRちゃん達夫婦の四人(Rちゃんと私以外ほぼ初対面同士^^;)で、ヨークシャーまでドライブ旅行をしようということになったのでした。

ノッティンガム駅でRちゃんご夫婦と対面し、車で30分ほどのMansfieldという静かな郊外の街にある彼らのご自宅に、この日は泊めて頂きました。彼らのお友達のイタリア人(ワイナリーを経営)が造っているという滅茶苦茶美味しいBaroloの赤ワインもご馳走になり、初めて同士のメンバーとは思えないほどの盛り上がりで、あの11時間の短いフライトで感じた「絶対Rちゃんとは気が合いそう!夫婦同士でもきっと楽しいはず!」という直感は、ホント当たってたんだなぁ・・・と嬉しく思いながら、あっという間に夜は更けていきました。

翌日はいよいよ、4人でヨークシャーデール地方へ。 (次回の日記に続きます)
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 07:22 | イギリス国内旅行日記