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沖縄でダイビングライセンス取ってきました!! その1

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2週間ほど前の話になってしまうのですが、2008年11月4日~7日まで、
一時帰国の最後の記念の日本国内旅行と、ちょっと遅れた新婚旅行と、二人それぞれ4ヶ月間日本での仕事&コンサートお疲れ旅行を兼ねて、3泊4日で夫と一緒に沖縄に旅行に行ってきました!

せっかくなので、ついでに念願のダイビングライセンスも取ってしまおう!ということで、
ダイビングライセンス(PADIオープンウォーターCカード)の講習も、二人で受けてきました。

私はダイビングは人生初挑戦!! 長年の夢だったのですが、なかなか今までチャンスがなくて挑戦しそびれていました。夫の方は、ダイビングのライセンスは10年以上前から持っているのですが、PADIではなく日本の団体発行のものだったので、今後海外で潜る時のことも考えて、今回一緒に講習を受けてPADIで取り直しました。

11月といっても沖縄はほとんど真夏状態。
日中は半そでで全くOK。海水も暖かくて、十分オンシーズンでした。

さて、最近のダイビング講習は、
2日間で、学科も実技も全部終わらせるというのが主流になっているようで、

1日目  限定水域 海洋実習1本目 学科講習
2日目  学科講習 海洋実習2,3,4本目

と、かなり詰め詰めのスケジュールで行われます。
学科は当然自習も必要なので、せっかく美味しい沖縄料理と泡盛を満喫した後に、
ホテルに帰った後は毎晩夜中まで学科の教科書を広げて勉強・・・という流れに必然的になってしまいます。なので翌日の講習は、講習生ほぼ全員が、睡眠不足と二日酔いと船酔いと波酔いとダイビングの疲れが全部併発して、帰る頃には皆ぐったり・・・・。

でもそんなことを全部差し引いても、大感動のダイビング初体験でした!
以下、講習レポートです。



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<講習1日目>

1日目の講習は、沖縄本島の南部にある奥武島というところで行われました。
器材の説明、セットアップの仕方、装着方法などを順を追って習います。
タンクが思った以上に重くてびっくり。
そしてタンクから何本もタコのように出ているホース。
学科の教科書で予習はしていても、やっぱり実際背負ってみると、何がなんだか分からない。
実際に実践しながらだったらちゃんと覚えられるのかなぁと不安なまま海へ・・・。

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写真のように、まずは腰まで位の浅瀬に体を沈めて基本的な動作を練習します。
水中で息、というと、水泳特有の「口で吸って鼻ではく」という呼吸の方に慣れてしまっているため、口だけで息をするのはどうしても違和感が。

インストラクターさんのアドバイス通り、
まずは落ち着いて、ゆーーーっくり吐いて、
はききったらゆーっくり吸ってーーーーというのを繰り返していたら
だんだん慣れてきました。

そしてこの浅瀬では、
マスクに水が入ってしまった時に、マスクを少し持ち上げて鼻から空気を出して水を出す「マスククリア」や、レギュレーターが口から外れてしまった時に、もう一度加えて水を排出し呼吸を再開する「レギュレータークリア」、そして、水中にマスクが完全に外れてしまった時に、落ち着いてもう一度着け更にマスクの中の水をマスククリアをして外に出すという「マスク脱着」の講習などをしました。

一番難しかったのが「マスククリア」と「マスク脱着」。
特に脱着の方は、マスクを取った途端、無意識で鼻からも息を吸ってしまいそうになり、
自分が鼻から呼吸しているのか口から呼吸しているのか、
そして今自分が吸ってるんだかはいてるんだかすらも良く分からなくなり、半パニック状態に。
でもこれは途中で「とにかく落ち着いて口だけで呼吸をゆっくりし続ければいいんだ!」と気付いたらやり易くなりました。


☆☆☆


一度地上に戻って休憩した後、一本目の海洋実習ということで、水深10メートル付近へ。

ダイビングとしてはまだまだ浅い深さといえど、浅瀬からガクンと一気に深くなるところに最初入っていく時は、やっぱりかなり怖かったです。

しかも、前日の学科予習中に初めて知った衝撃の事実、
「ダイビング中に急上昇すると肺の空気が急膨張して破裂する(!!!)」
という恐ろしい情報を思い出し、
「私は、この深いトコに今から潜っていって、30分後にホントに生きて地上に戻ってこれるんだろうか・・」と、本気で思いました。

でもそんな中、知り合いの方が言っていた、

「今まで子供から老人まで何千万人もの人たちが、みーーーんなダイビングに挑戦してきて、
みーーーんな最初は怖い思いをして、それでも大丈夫だったんだから大丈夫!」

という言葉を頭の中で必死に反復していたら、
だんだん耳抜きにも、水の圧迫感にも慣れてきて、
精神的にも落ち着いてきました。



うん、なんだか楽しくなってきたぞ。



と思って辺りを見渡していた時に事件が!

マスクの曇り止めをするのを自分だけうっかり忘れてしまったために、
マスクが曇って視界が真っ白!
インストラクターさんが1.5メートル位先で、色々皆に指示をしてくれているのだけど、
私だけはマスクの曇りのせいで30センチ先しか見えない。

インストラクターさんに必死に身振り手振りで伝えたところ、


「もうおそい」


と大きくホワイトボードに書かれ(泣)
(水中ではインストラクターはジェスチャー及びホワイトボードで指示します)

更には、マスクにわざと水を入れて下を向いて曇りをゆすいで、その後マスククリアをすれば曇りが取れるよーと、つい1時間前に初めてマスククリアを習ったばかりの私には高度すぎるアドバイス。

とはいっても自業自得。
このままじゃ牛乳瓶の中で泳いでいるみたいな視界状態で、講習どころではないため、
曇りを取るために、さっきあんなに恐怖だったマスククリアを、その後約30分の潜水中何回もしなくてはいけないハメに・・・・。
結果的にはマスククリアの良い反復練習になったので良かったものの、反省です。
曇り止めの大切さはもちろんですが、
海の中ではちょっとうっかりミスが原因で、一本のダイビングが台無しになってしまったり
危険を伴うものになってしまうということが身にしみました・・・。


そしてここでは中性浮力の練習をじっくり行いました。
2つのボタンを操作して、BCD(ダイビング用のライフジャケット)に空気を入れたり抜いたりしながら浮力を調節し、更に、自分の肺の中に入れる空気量で、浮力を調節する。

吸うと肺が膨らんで浮くし、吐くと肺が萎んで体も沈む。
考えてみたら当然のシンプルな原理だけど、
地上では決して体験できないし意識したこともないこの感覚が面白くて、
さっきまで感じていた呼吸の違和感や怖さはどっかに消えて、夢中になって練習していました。

BCDと肺の空気量をうまく調節した上で、浅く呼吸を続けると一定の深さで水中停止できる(中性浮力)のですが、これがなかなか難しい。
つい吸いすぎて浮かびすぎたり、吐きすぎてどんどん沈んでいったりしてしまいます。

ちなみに中性浮力をしっかり練習しないと、沈み過ぎてサンゴに直接触れてしまってサンゴを痛めてしまう可能性があるとのことで、この一日目の講習は、あえてサンゴなども殆ど無いところで行われました。

地上では2次元にしか動けないのが、水中では上下左右前後ろの3次元に動けるというのは、生まれて初めての感覚で、本当に不思議な体験でした。

次の日はいよいよ、海洋実習2日目。
那覇からボートで40分ほど行ったケラマ諸島で、サンゴ礁とお魚さんたちの中をダイビングです! これがもう!大感動!!!!だったのですが、長くなりそうなので、次回に分けて書きます。


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<おまけ>

ダイビングの講習場所付近にはお昼を食べれる場所がないので、
全員道中のコンビニでお昼を購入していくことになるのですが、

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コンビニおにぎりやコンビニお茶も、沖縄ならではのメニュー満載で驚きました!
写真は、さんぴん茶(ジャスミンティーみたいなの)、ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)おにぎり、あんだんすう(油みそ)おにぎり。
by sayaka-blmusic | 2008-11-19 03:03 | 日本一時帰国日記
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