ブリストル大聖堂でのコンサート

6月3日、いよいよブリストル大聖堂でのコンサート当日。

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電車はストライキの可能性があって確実でないので出来ればコーチ(長距離バス)で来て欲しいとのコンサート主催者側からの要望があった為、ビクトリア駅から朝8時発のコーチで出発。

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ロンドンからブリストルまでは約2時間半。ちょうど東京~静岡間位の距離です。

ブリストル駅に到着し、早速会場のブリストル大聖堂へ。

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目の前にそびえる風格ある大建造物の迫力に、二人であぜん。。

「お、、、お城だ。。。ホントにここでコンサートするの?」

と、「のだめカンタービレスペシャル」で主人公のだめがモーツァルトの格好でリサイタルをした時に会場のお城に着いた瞬間の如く、開いた口が塞がらないあすか。

私も、イギリスに来てから初めて、いわゆる「コンサートホール」でなく、今回のような大聖堂やチャーチやマナーハウス、ギルドの館など、何百年もの歴史を背負った場所で弾かせて頂くようになって、コンサートホールにはない、その場に息づく「空気」にいつも本当に圧倒されます。何百年ものの間、その街で起こる歴史の証人となってきたこのような建物は、一歩足を踏み入れただけで、やはり凛とした緊張感を感じます。また、何百年もの間この場を訪れてきた様々な人々の、目に見えないパワーに見守られて演奏させて頂いている気持ちになります。

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中に入ると、大聖堂独特のひんやりした澄み切った空気。どこまでも高い天井に、空気も音もふわーっと上っていく感じ。

主催者の方やスポンサーの方々とご挨拶した後、早速2台ピアノでのリハーサル。

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これだけ響く会場で、更に2台のピアノだと、音と音との間の空気を最大限に大切にしないと、響きがぐちゃぐちゃに混ざってしまうので、テンポ感や間、二人のお互いの音の聞き方など、会場の響きに合わせて最終調整。

いよいよ本番スタート。
舞台に出ると、なんと大聖堂満員の300人近くののお客様の笑顔と拍手・・。

馴染みもゆかりも無いブリストルという地で、果たして聞きにいらして下さる方がいらっしゃるだろうかと正直不安に思っていたので、大聖堂が満席になる地元のお客様方に温かく拍手で迎えて頂いて、それだけでもう感謝で涙が出そうになってくる。現地イギリス人の方々の他にも、10人位の日本人の方々も、地元ブリストルを始め、ロンドンやオックスフォードなどからも駆けつけて下さっていました。本当に有り難うございます!

プログラムは以下の通りでした。

2 pianos by Aska & Sayaka Matsumoto
at Bristol Cathdral


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◎ミヨー:ブラジレイラ(2台ピアノ)
◎ブラームス:ハンガリアンダンス(連弾)
◎モーツァルト/あすか編:トルコ行進曲(連弾)
◎尾高尚忠:みだれ(2台ピアノ)
◎モンティ:チャルダーシュ(鍵盤ハーモニカ+ピアノ)
◎チックコリア:Contest(2台ピアノ)
◎ラフマニノフ:組曲2番 4.タランテラ(2台ピアノ)

日本のお祭りや和太鼓がモチーフになっている二台ピアノ曲「MIDARE」も、現地イギリス人の方々にもとっても喜んで頂けて嬉しかったです。

今までも何度もあすかと共演してきているけれども、今回が一番
「二人の音や気持ち」が揃って、演奏できた気がします。
ソロで演奏している時とはまた違う充実感と高揚感でした。

(演奏中は写真が撮れなかったので、主催者側が撮って下さった写真を後日アップします。)

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コンサート終了後、主催者のJakeさんとGodfreyさんと4人で記念写真。来年の6月はここで私とあすか+ブリストルのオーケストラと一緒にコンチェルトをさせて頂けることが決定しました。本当に素敵な会場で、響きも素晴らしく、この場所に一年後にもう一度戻って来て演奏ができること、嬉しい気持ちいっぱいです。


コンサートはお昼過ぎで終わったので、午後からはブリストル近くの観光地バースへ。
次回の日記に続きます。
by sayaka-blmusic | 2008-06-06 09:13 | コンサート関連
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