私がロンドンでいつも買って炊いているのはこのお米。
錦。(NISHIKI)
10キロで13ポンド(約2600円)。
日本のスーパーでお米を買うと、1キロあたり400円くらいすることを考えると、なぜかこの物価の高いロンドンでお米は比較的安いことになる。
もちろん純粋な日本米なわけでなくて、カリフォルニア産なんだけど、
でも日本で食べてた普通の日本米と比べて、
少なくとも私には味の違いが殆ど分からないくらい、おいしく感じる。
まあ、私の舌が既にマヒしちゃってるのかもしれないけど・・・・。
もっと高いのも安いのも色々あるんだけど、
いくつか試した結果、結局これに落ち着きました。
NISHIKIは日本米(カリフォルニア米)の中では一番ポピュラーらしく、
ロンドン中どこででも手に入ります。
日本食材屋はもちろん、韓国食材屋、中国食材屋、タイ食材屋など、
ロンドン内ほとんどのアジア食材店に、「NISHIKI」は必ずといっていい程置いてあります。
ちなみに韓国人のフラットメイトが使ってるのは
和 (NAGOMI)
こちらもカリフォルニア米。
パッケージによると、
「PREMIUM SUSHI RICE (最高級スシライス)」
だそうです。
イギリスでは、このようなカリフォルニア米のことは、大抵「SUSHI RICE」と書かれているのですが、「スシライス」って日本人からするとやっぱりどうしても違和感が・・・・。
お米といえば、移民の街ロンドンでは、それぞれの国の料理に合うよう色んな種類のお米が売っています。よく見かけるのは、
American long grain rice (名前の通りかなり長細い。少しクセのある味だけどシチューとかとはとても合う)
Basmati Rice (インド料理やバングラディッシュ料理で使われるお米)
Thai Rice (タイ米。日本も10年前くらいに米不足だった頃かなり流通してた覚えが)
Jasmine Rice (タイの香り米。まだ試したことはないです)
などなどなど。
American long grain riceは、スーパーなどでなんと1キロあたり100円以下で手に入るので、渡英直後の頃、なんて安いんだと感動し、しばらくそれを使ってたのですが、
冷めると異様にパサパサしちゃって冷凍ゴハンにできない、など色々不便だったので、
結局今はNISHIKIに落ち着いてます。
ところで、この間ドイツからロンドンに来ていた友達に、
ドイツではどんな日本米が売ってるか聞いたところ、
「日の出(と書いて何故かSHINODEとローマ字が書いてあるらしい)」
とのこと。
それってもしや、のだめカンタービレで、のだめが食べてたお米!!
ということはフランスとドイツでは「しので」は主流なのかも。
ロンドンでは見たことがない気がするけど・・・。
「錦(NISHIKI)」にしろ「日の出(SHINODE)」にしろ、
日本では多分手に入らないエセ日本米。
ある意味貴重(?)かもしれません。