前回の日記で
「なぜそんなにカマキリが嫌いなの?」というコメントを頂いたので、
それに関しては100も200も言いたいことがある!と思い、
この場を借りて書かせて頂きます。
虫のキライな方、お食事中又はお食事前の方は読まないで下さい。
私の育った八王子市は、東京都と山梨県の県境にあるので、
山や林の多い、緑に恵まれた環境。
物心ついたころから妹あすかと一緒に、
虫とたわむれたり木登りして木の実を取ったり、
山の子のように育ってきました。
しかしあれは忘れもしない中学2年の秋。
なぜかこの年の秋、私の実家近辺では
カマキリが大発生。
これがちょっとやそっとじゃない異常な量。
家から中学校までの通学路で、
ほぼ数メートルおきに
カマキリの生体&死体に遭遇するんです。
芝生や土の上ならともかく、
アスファルトで舗装された道路の上のカマキリって、
かなり恐ろしいものがあります。
しかもなぜか鎌を振り上げて最初から戦闘態勢。
羽があるからいきなりブワっと飛ぶ危険性があるし。
噂によるとメスはオスを食べちゃうらしいし。
首は無駄に長いし顔は極端に三角だしお腹は妙に柔らかそうだし
あああああもう全部がダメ。
更に気持ち悪いのは車や自転車にひかれたカマキリの死体。
誰かが撤去しない限りずっとそこにあるので、毎日増えていく一方。
日ごとにカマキリが嫌いになり、
目をつぶって半泣きで走り抜けるように学校まで通う毎日。
そんなある日、
中学校の教室のベランダから「まっちゃーん」と友達に呼ばれ、
「何ー?」と外に出たところ、
上履きの下でかすかに
「くしゃっ」
という音が。
「ぅkdぎfjkjどwじゃおjdjkfjこsdfjjうぇk!!!!!」
(※ 友達に悪気はなかった(はず)・・・)
この決定打となる事件により、
すっかりカマキリ恐怖症になった私は、
以来、それまで大丈夫だったバッタなど緑色の虫全般に対しても
拒否反応を示すようになってしまったのでした・・・。
そして前回の日記の通り、
ここロンドンではカマキリは存在しません(多分)。
ほんとにこれだけでもロンドン来てよかったと大袈裟じゃなく思ってしまう理由は以上です。