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野外劇 「真夏の夜の夢」

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生徒さんのレッスンが都合で急にキャンセルになったため、
急に空いてしまった夕方の予定。

せっかくだからどこか出かけようかな、
また近所のRegent's Parkにでもフラフラ散歩に行こうかな、と
Regent's Parkのホームページを見ていたところ、

なんと、毎年恒例のRegent's Parkの野外劇シリーズが
ちょうど今行われているという情報を発見!

しかも今日上演予定の題目は、
シェイクスピアの古典名作戯曲 「真夏の夜の夢」。

この間のファイナル試験で弾いた
ドビュッシーの「妖精パックの踊り」は、
このシェイクスピアの「真夏の夜の夢」に出てくる「パック」という妖精をもとに、
作曲された曲なので、
私にとってこれは本当にタイムリー!!!

試験前は、妖精パックのイメージを、必死に自分の中だけで作り上げて弾いていたのだけど、
今回は、生パック(?!)を見れる大チャンスです。

しかも中学時代は演劇部に所属していたり、
大学時代はミュージカルのサークルに所属していたこともあるくらい、
演劇を見るのが大好きな私。

当日じゃ、さすがにもう満席で埋まっちゃってるかしらと思いつつ、
ダメもとでBox Officeに電話してみたら、
一番安い席(Preview中は8ポンド)も、なんとギリギリ余っているとのこと。

ばんざーーーい!!!


ということで、早速準備してRegent's Parkに向かいました。


「Open Air Theatre」という野外劇場は、
Regent's Park内中心部にあるQueen Mary's Gardensの中にあり、
森の一角を切り取ってそのまま劇場にした感じ。
木々や芝生なども、自然のままセットの一部に生かされていたりしている。

客席外のFood Cornerも、ホンモノの木のツタの中にあったりして、
とても良い雰囲気。
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開演時夜8時のロンドンは、まだ昼間のような明るさ。

写真は開演前の会場内の様子。本当に最近日が長くなってきました。
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「真夏の夜の夢」のお話自体が、森の中で行われている設定なので、
臨場感抜群。

鳥の声も、風の音も、生の音なのか演出なのか
まったく区別がつかない。

10時位になってだんだん空が暗くなってくると、
ライトに照らされた舞台の上は、まさに幻想の世界。

おおまかなストーリーに関しては、あらかじめ把握していたので良かったものの、
細かいセリフに関しては、
ただでさえリスニングの苦手な私なのに、
マイク無しで野外で話す役者達のセリフ(しかも古めの英語表現)を、会場一番後ろの席から聞き取るのは、私にとってはほぼ不可能に近く、まるでギリシャ語かなんかを聞いているような状態でしたが(笑)

それでも、役者達の動きや演技の素晴らしさは充分に伝わってきて、
とっても楽しめました。

特に、職人ボトム役のJohn Hodgkinsonさんはすごい存在感だった!
多いに笑わせて頂きました。
ハーミア役とヘレナ役の女性陣も、愛らしいと同時に可笑しくって、
とっても良かったです。


ところで。

楽しみにしていた肝心の妖精パックですが・・・・。

私的に、
「妖精パック」のイメージって、
すごーく小さくって、華奢で、高い声で
すばしこくて、今にも消えちゃいそうなくらいはかない、

ようなイメージだったんです。

もしくは、
「ガラスの仮面」の始めの方で「劇団つきかげ」が真夏の夜の夢を上演した時に、
北島マヤが演じた、ちょっといたずらっこのおしゃまな妖精パックのイメージ。


が、今回の生パックは、


ごつい。。

素晴らしくごつい。。。。。

まず男性が演じているという時点で驚いたのだけど
(北島マヤの印象が強すぎて、てっきり女性が演じるのだと思っていた・・)、

彼の姿は、
スキンヘッドに上半身ヌード、下半身は黒スパッツ。

その江頭2:50ヨーロッパバージョンのようなパックが、

すごい雄叫びを挙げながら、
縦横無尽に舞台上をかけまわるんです・・・・・・・・。



私の描いていたイメージのパックが

キャッキャッキャッ
パタパタパタ
ぴゅーーーっ

という感じだとしたら、

今回の生パックは、

がはがはがは
ずどどどどどどどど。
ばびゅんっ。


って感じです。。。


いや、でも、それはそれでキャラが完成されていて面白かったし
演技は素晴らしかったので、ナンも文句はないのですが、
それにしてもイメージがあまりに新鮮(?)でびっくりしました(^-^;)


それにしても、
野外劇場って、本当に気持ちいい。
涼しい風に吹かれながら
皆ワインやおつまみを片手に、リラックスして鑑賞。

夏の音楽祭「プロムス」の時も思ったけど、
ロンドンって、一般客が気軽にふらっと立ち寄って楽しめる、
本格的芸術イベントが本当にたくさんある。
しかも席にさえこだわらなければ、数百円~という安さで
一流芸術を楽しむことができるし。

何しろこうやって、肩肘はらずに
気軽な格好で飲み物とかを飲みながらのんびり楽しめるのが本当にいいです(^-^)

一番上の写真は終演後の会場内の様子です。

Regent's Park Open Air Theatreのホームページ
http://www.openairtheatre.org/



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by sayaka-blmusic | 2006-06-08 23:45 | ロンドンでの日常生活
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