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ファイナルリサイタル直前 悶絶日記 No.2 「バーバーチェロソナタの本番その2」

昨日の本番に続いて、今日もミッシェルとアンサンブルの本番。
昨日は私とミッシェルのアンサンブルの試験、今日はミッシェル自身の個人試験のため、
ということで、微妙に違う種類の試験なのです。

それにしてもこの1週間は試験だらけで死んでしまいそう。。。。
今週一週間は学期末ということで、どの楽器専攻も試験期間中なのです。
生徒も大変だけど、一週間まるまる朝から晩まで審査している教授陣も相当大変だろうな・・・;;


今日の曲目も、昨日と同じバーバーのチェロソナタ。
昨日は全楽章だったのだけど、今日は1楽章のみ。

昨日あれだけ上手くいったのだから、今日も上手くいくはず!と思っていたのだけど、
不思議なことに二人とも昨日より緊張してしまい、
大きなミスはなかったものの、なんだかスッキリしないまま演奏を終えてしまった。。。

う。。。。
すごーーく悔いが残る。


終わった後は、学校の練習室で、
ソロの修了リサイタル試験の練習に集中。

でも最近のあまりの練習量の急激な増加に
手がびっくりしてしまったらしく、
指の先から手首、ひじ、肩まで、
全ての関節が筋肉痛で悲鳴を上げている。

モーツァルトのソナタやドビュッシーはまだいいんだけど、
特にラフマニノフの「音の絵」Op.39 No.1~9は、
何時間も全曲を繰り返し弾き続けることは、手にとっては拷問と同じ。

夜9時、手がだんだん限界に近づいてくる。

でも、練習してないと不安で不安で、1分でも長く練習していたい気分。

練習を取るか、手の安静を取るか。。。

夜10時、練習をこれ以上続けることは、手にとって危険だなと思って、
あきらめて家に帰る。

家に着いて、水を飲もうとコップをにぎると、
コップをにぎる動作でさえ、手の筋肉に痛みが走る。

ふと、
まるで何かの不安を消したいかのように、
こんなにガンガン手痛くなるまでだけ必死にやる練習って、
なんか違うんじゃないか、と思い始める。。。

夜、「創造性レッスン」(4月26日の日記)で書いた友達Barryから久しぶりに携帯メールが。

「Good luck with your exam performance this Friday!
Remember, that the piano is your home where you must release
your spirativity freely!」


じーーーーーーーーーーん。。。。。

(このspirativityってBarryの造語??
spirit + creativity ?? でもすごいニュアンス分かる気がする。。)

そうだよなぁ。。。

イメージとか、気持ちやエネルギーの表現とか、
本番が近づくにつれて、どんどんそこから逆方向に行く練習になっちゃいがちだけど、

一番大事なのは、
音楽で何が伝わるか、何を表現したいか、だものね。

お客さんは、誰も
「ちゃんと弾いた音楽」なんて求めてない。


感動する音楽、伝わる音楽。

すぐ忘れそうになってしまうけど、
一番大事なこと。
by sayaka-blmusic | 2006-05-31 20:58 | ロイヤルアカデミー学校生活
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