
令和に誕生した日本一新しいピアノメーカー「遠州楽器制作株式会社」さんが、浜松の地元の職人さんたちと力を合わせて作り上げた、天竜杉を用いた浜松産ピアノ「E121DA MONDE」。世界にまだ1台しか存在しないこの貴重なピアノの、メディア向けプレスリリース会にて、僭越ながら演奏させて頂く機会を拝受しました。(写真は、岩佐真社長と)

天竜杉の木目が浮かび上がり木の香りが漂うボディ。前面が開く「トーンエスケープ」が採用され、格子越しに見えるフレームには、美しい夜桜があしらわれライトアップされていますまるでの和室の中から外を眺めて夜桜鑑賞をしているような風情があります。
私のオリジナルの「夕桜」と、ショパンの「黒鍵」の2曲を演奏させて頂いたのですが、ピアノフレームの「夜桜」を眺めながら「夕桜」を弾く・・という、なんとも貴重な体験をさせて頂きました🌸

専用の椅子座面には、地元の伝統工芸品の「遠州綿紬」が採用されていて、おしゃれな「和」の家具としても、欲しくなってしまう可愛さ・・。
見た目が素晴らしいだけでなく、内部のハンマー、アクション、チューニングピンや弦も、こだわり抜いて厳選していらっしゃるとのことで、タッチのコントロールもしやすく、本当に弾きやすい!また、「トーンエスケープ」により、弾いている側にも音が直に伝わってきて、ピアノを弾くというより、ピアノと一緒に音を奏でている気持ちになれるピアノだなと思いました。
社長の岩佐真さん(写真)、工場長の長嶋さんをはじめ、スタッフや関係者の皆さんお一人お一人が、地元への強い愛を持ち一丸となって頑張っていらっしゃる遠州楽器さん。「ENSCHU」ピアノをこれからも応援させて頂きたいと思います!