
この古い巨大な木のドアー、一体何かというと、
うちの学校、ロイヤルアカデミーのエレベーター(イギリスではLift)なんです。
しかも中央校舎にある、れっきとしたメインのエレベーター。
初めて見たときは倉庫のドアかなんかだと勘違いしてたから、
中からわさわさ人が出てきた時は本当にびっくりした!
このドアー、見てお分かりのように、
「取手」がついてます。
つまり、自分で手動でドアを開けなきゃいけないんです。
エレベーターがとてつもない遅さで自分の階までやっと到着すると、
まず「チーン」と、いかにもアナログな音が鳴ります。
手動で「ぎぎぎーー」っとドアを開けてエレベータに乗り込み、行き先の階のボタンを押す。
のろのろのろと上がっていき、
降りる階に着くと、
「チーン」と音が鳴り、
内側のドアが開いて、
写真のように外側の木のドアが出現します。

このドアをまた手で押して開け、
無事、目的の階に到着。
私が今までの人生で体験してきたエレベーターの中では
紛れもなく最古です。アンティーク(?)です。
1週間に1度くらいの頻度でしょっちゅう壊れ、
「Sorry, out of order!」の紙が貼られているこのエレベーター。
安全面では大丈夫なんでしょうか・・・。。