

静岡県掛川市での清水西谷&朝岡さやかトリオコンサート、無事終了しました!1872年創業の茶の蔵「かねも」にて、1898年製のベーゼンドルファー290(バックハウスが現在のベーゼンドルファーインペリアルの試作品として、バックハウスがベーゼンドルファー社と共同で作った幻のピアノ)で演奏させて頂くという、ピアニストにとっても夢のようなコンサートでした。同時開催の織展の、宮井喜久子さんによる織物作品をバックに、3人で演奏させて頂きました。

ここで演奏させて頂くのは3回目ですが、今回のコンサートは、前半がクラシックのピアノ三重奏曲の名曲を集めたプログラム、そして後半がいつものように3人それぞれのオリジナル曲によるプログラム、というように前後半ガラッと雰囲気を変えてみました。クラシックは、モーツァルト、ブラームス、ドビュッシー、ショスタコのトリオより、それぞれ1つの楽章ずつを演奏。特に、ブラームスが亡くなった翌年に、同じくウィーンの土地で作られたピアノで、まさにブラームスを演奏させて頂くというのは、不思議なご縁を感じてしまいました。
主催の皆さま、聴きにいらして頂いた皆さま、本当に有難うございました!