テロ後の週末ロンドン

日本に帰国するフラットメイトとそのお友達と一緒にチャイナタウンヘ。
私は来たばっかりだから良く分からないけど、
その友達曰く、
土曜にしてはやっぱり異様に人が少ないって言ってた。

ロンドン東部に住んでるその子の家の周りは、
イスラム圏の人が多い地域で、
たくさんのモスクがあり、
テロ以降、モスクへの爆破予告の嫌がらせ電話の連続で、
始終警察のサイレンの音が鳴り響き、
大変なことになってるらしい。

事件とは関係ないイスラム圏の人にまで、
平気で嫌がらせをする人達が、
結果的に更なるテロを引き起こしているのかもしれないと思うと、
本当に悲しいし、腹立たしい。


そういえば、
昨日警官にStockwell(これまたうちの近所・・)で射殺された
テロの容疑者とされていた人は、
結局、事件とは関係ない人だったんだってね。
悲しすぎるよね・・・・・。


チャイナタウンを後にして、
ピアノの訪問レッスンの為に
Notting Hill方面にバスで向かったんだけど、
Regent St.沿いの店を、
バスの中からずーーっと眺めていたら、
ストリート沿いにある
アラブ系の香水ショップにふと目が留まった。
結構大きな店なのに、誰一人お客さんが入ってなくて、
必死にアラブ人の店員さんが、
外でサンプルを配ろうとしていて、
それでも誰も受け取ろうとしていなくて、

何だか切なくなった。

でもきっと私も、あそこを歩いていたら、
無意識に避けてしまうのかな、とも思う。
悲しいけれど、きっとそう。

バスや電車に乗っていても、
イスラム系の人が乗ってくると、
ふっと皆緊張感が走るのが分かるし。


人種。
宗教対立。
テロ。
民族意識。

etc..

日本にいる時には決して身をもって感じたことのなかったこと。

テロ直後のこの時期にロンドンに来たせいか、
いきなり痛いほど感じています。


自分にはどうにもできなくて、
でもすごく悲しい問題。

無関心でいない、ということだけが、
今の私にできる精一杯のことなのかもしれない。
by sayaka-blmusic | 2005-07-24 07:24 | 事件&ハプニング
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