カランスクール無事終了!

ロイヤルアカデミーの授業が冬休み中の1ヶ月間、短期集中で通っていたスピーキングスパルタ学校「カランスクール(Callan school)」の授業が終わりました。(カランスクールの衝撃の体験レッスン日記はこちら

効果はどうだったかというと、
少なくとも私の中では、こんな短期間に英会話力がアップしたのは初めてだし、何より、「英語」に対する意識が180度といっていい位変わった気がします。

カランスクールで学んだ最大のことは、どんどん間違えること。
あの猛スピードで質問されて瞬時でフルセンテンスで答えようとしたら、
どんなに頑張ったって、皆、文法やイントネーション、発音で、
何箇所もおかしいところが出てくるんです。
自国の訛りのアクセントの癖も全員の前で指摘されて露にされる。
でもみんなお互い様だから、
もう恥ずかしいとかそういう感情は、1週間目には消えちゃうもんです。
先生は必ずそれらの間違いを片っ端からきっちりと直していってくれる。
それを休みなく1日2時間繰り返す。

あのスピードと密度で授業が進んで行くと、
2時間の中で、全員分(8人)あわせると、きっと1000以上の間違いを犯してるんです。
でも一人一人、自分の数知れない間違いを通して、
そして他のクラスメイト達の間違いを通して、皆明らかにすごい勢いで上達している。
カランのスパルタメソッドならではの効果だと思う。

カランスクールいわく、
「大人が語学習得する際の最大の敵は、間違いに対する恐怖。
カランメソッドは、生徒が安心して「間違う」ことのできる場所を作ることを重要視してます」
とのこと。

うーん納得。
安心して間違うどころか、強制的に間違えざるを得ない環境がしっかり作られてるもの(笑)

どんどん喋ってどんどん間違えて、
どんどん直してもらったり、
どんどん真似していくことが、
本当に最大の上達方法なんだなーと身をもって実感しました。


思えば、今まで私、
英語を勉強することにばかり気を取られて、
こんな風に英語を「練習」したことって、今まで殆どなかった気がする。
(某英会話スクールに昔通ってたことがありましたが、あれは練習とはいえない・・)

日本って本当に、英語を「勉強」する環境は整っていても、
英語を「練習」する環境には恵まれていないよなーと思う。

例えば、海外のニュース番組が聞きとれたり、
TOEICでかなりの高得点が取れても、
実際の会話ではほとんど喋れない、とはがゆい思いをしている日本人は、
本当にたくさんいるんじゃないかな、と思う。

ピアノと同じだなあと思った。
例えば、ピアノを弾いたことのない人が、
いくらCDでいい演奏をたくさん聞いたって、
音楽理論を勉強したって、
自分で指を動かして、
試行錯誤したり間違えたりしながらも頑張って練習していかない限り、
ピアノが弾けるようには絶対ならない。

カランスクールは、
ピアノでいえば、
ハノンやエチュードの基礎練習みたいな感じでした。
絶え間ない基礎的反復練習。
正しい指の形で、正しいタッチで、
先生に悪いところを直してもらいながら、
手が覚えこむまで繰り返す。

ああ、今まで私はハノンやエチュードもなしに、
いきなりソナタとかを弾こうとしていたんだなと実感。


カランでの一ヶ月でのお陰か、
今まで、ネイティブの友達と話してる時も、
「これは正しい言い方かどうか自信がないから、言いたいけど言わないでおこう」
と引っ込めてた部分が、
最近は、間違ってでも何でも口に出してどんどん言うようになってきた。
そうすると、相手が「ああ、こういうことね?」と綺麗な英語で言い直してくれて、
ああ、なるほどそういうのか、と学べたりする。
もしも「間違えるかもしれないから」と思って黙ってたとしたら絶対に得られなかったこと。

あと、例えば、ピアノの出張レッスン先の生徒の、イギリス人のお父さんとかと英語で話してる時に、
うまく話せなかったり、途中で自分でも意味不明な英語になってしまったりして、
生徒さんのお宅の玄関出たあと、
「もー自分のばかばかばかー」と消え入りたいくらい恥ずかしい気持ちになったりすることがあるけど、
最近は、その悔しさが消えないうちに、うまく言えなかった表現を書き出して、
家に帰って辞書やネットで調べたり、イギリス人の友達に聞いたりするようになってきた。
悔しい経験から学んだ表現って、不思議なことに、その後もちゃんと頭に残るもんだなと思う。

今までの倍、間違いを犯してるかもしれないけど、
だからこそ、今までの倍のスピードで、たくさんのことを吸収している気がします。

間違いは最大の「学ぶ」チャンス。
恥ずかしさや悔しさは、何よりのモチベーション。

そう思うことにしたら、
何だか英語が、一気に怖くなくなってきた気がする (^-^)


カランスクールの授業終了に入れ替わり、
今週から本業(?)の方のロイヤルアカデミーの授業が再開しました。
今学期は1月にアンサンブルのプレゼンテーション、2月3月と立て続けに試験、
と忙しい3カ月になりそうですが、
次の休み期間にはまたぜひカランスクールの授業を再開したいなと思っています。
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写真はカランスクールで一緒に勉強して一緒に間違えまくったクラスメイトの仲間たち。
短い間だったけど本当に皆仲良くなりました。
ポーランド人2人、イタリア人2人、トルコ人、コロンビア人、エクアドル人各一人。



↓もし宜しければこちらも聴いてみて頂けたら嬉しいです(^ー^)

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このブログの筆者、ピアニスト朝岡さやか 
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by sayaka-blmusic | 2006-01-13 08:35 | ロンドンでの日常生活 | Comments(10)
Commented at 2006-01-15 18:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-01-15 18:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by at 2006-01-16 00:47 x
終了おめでとう。
ステキな経験ができてよかったね。
私も行きたいかも。

いつもいつもさやかには励まされる。
私も、頑張るね!
Commented at 2006-01-16 12:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sayaka-blmusic at 2006-01-17 09:38
>いづみ
ありがとう!!
っていうかあなたは英語学校まったく必要ないでしょうが・・(笑)
いづみももうすぐ大学院スタートだと思うけど、頑張ってね!!!
Commented by yuukotyann at 2006-01-18 01:11 x
カランスクール卒業おめでとう。はやくさやかの英語聞きたいです。まいにち忙しいでしょうけど、体に気をつけながら、頑張って下さい。応援してます。
Commented by さやか at 2006-01-18 22:51 x
>yuukotyann いやいや、あくまでも私にしては進歩しただけだから、決してペラペラになってるわけじゃないので、期待しないでくださいね(笑) いつも応援ありがとうございます!
Commented at 2006-01-19 04:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 優羽介 at 2012-08-07 01:02 x
はじめまして。英語を上達させてくて、カランメソッドを日本で始めようと
計画している32歳会社員です。さやかさんのブログを見て、たくさん間違えることが大切だと気づきました。間違えたくない気持ちが強すぎて、今まで発言する機会をたくさん失ってたと気づきました。。。。私もカランで思いっきり間違えながら、英語の上達を目指して、海外の友人ともっと仲良くなれるよう努力します。ありがとうございます!!!さやかさんもがんばってくだしさい。応援しております。
Commented by sayaka-blmusic at 2012-08-13 10:32
>優羽介さん
お返事遅くなってしまってゴメンナサイ!ブログが参考になったとのこと、良かったです!間違えたくない気持ちが強い人って、その分向上心も元々強い人が多いとのことなので、一度自分の殻さえ破れば、飛躍的に向上されることと思います!頑張って下さい!!
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