
昨日、第26回荻窪音楽祭の中の1企画、杉並公会堂グランサロンで行われた「0歳児からのリトミックと音楽」で演奏させて頂きました!80名の予約定員のところ、なんと当日120名を越す親子の皆様にいらして頂きました。本当に嬉しいです。

第一部は藤田三三三さんの語りと管楽器アンサンブル、そして小学生ピアニストの皆さんによる「ピーターと狼」、そして第二部は「親子に贈る癒しのピアノメロディ〜東北支援コンサート〜」ということで、私のピアノソロの演奏と、ベビーモスリンのお話をさせて頂きました。

ソロの中で、一番小さい子ども達に喜んでもらえたのはやはり「くまんばちの飛行」で、ピアノのすぐ前に子ども達が体育座りでずらっと並び食い入るように見てくれて、とても嬉しかったです。途中でトコトコトコっとピアノに駆け寄る赤ちゃんもいたり・・(笑)
「ラ・カンパネラ」は、出だしと同じ「D#」の音のハンドベルを鳴らしてから始める、という演出をしてみたのですが、この会場のBECHSTEINのD280のピアノが、本当の鐘のような綺麗な高音を鳴らしてくれて、とっても気持ちよく演奏することができました。

颯太は始まる前のリハーサルあたりまでは元気だったのですが、普段のお昼寝の時間と重なったこともあって、コンサート直前でぐずり出し→パパとお外へ→爆睡。というコース。0歳から入場可のコンサートだったので颯太に本番を聴いてもらえる始めてのチャンスだったのですが、そんな訳で結局残念ながら1音も聴いてもらえず・・(^^;)
おなじみ「万能布ベビーモスリン」については、写真などを使ってこれまでのプロジェクトの経緯や、気仙沼でのお母さん達の縫製の様子をご紹介させて頂きました。

販売ブースは、ロンドンでのプロジェクト立ち上げメンバーの中で、本帰国した方、一時帰国中の方などが集まって、お手伝いしてくれました!感謝!! ロンドンでも、こんな風に、何度もチャリティ販売を一緒にしたことを、思い出しました。同じ仲間で、今度は「気仙沼発」となったベビーモスリンをこうやって一緒に販売できることを、本当に嬉しく思いました。
お陰さまで、ベビーモスリンも、大中合わせて30パック、枚数にして50枚近くがこの日一日で売れました。買って下さった方、本当に感謝です!! (
ネットでも購入可能です!ベビーモスリンプロジェクトについてはこちら)
支援といえば、台風30号のフィリピンの被害が本当に心配です。東日本大震災の時に立上がったボランティア団体は、日本国内にも本当に沢山あると思うのですが、継続中の団体、休止中の団体含め、せっかくのそのネットワークと経験を生かして、こういった世界での災害の支援にも、柔軟に皆で動いて支援できるような形が何とかできないだろうか・・と思います。
フィリピンは東日本大震災の時、日本に支援をしてくれた国のひとつ。
また現在丁度私自身、2月のUUUプロジェクトフィリピン演奏ツアーの関係で、NPO法人セブンスピリットさんを通じてフィリピンに関わらせて頂いているので、引き続き何ができるか模索していきたいと思っています。