イギリスで離乳食(5〜6ヶ月)前編

颯太も昨日で無事生後7ヶ月になりました。この2ヶ月で一番大きかった変化といえば、離乳食をスタートしたこと。5ヶ月になったと同時に十倍がゆ一さじから初めて、徐々に野菜などの種類を増やし、6ヶ月から2回食へ。やっとペースが落ち着いてきました。


イギリスでは、離乳食はWeaning(←初期限定)とかSolidなどと言います。日本の離乳食関連本は5、6ヶ月頃が離乳食初期となっている本が多いですが、WHO(世界保険機関)のガイドラインでは、生後6ヶ月までは母乳のみを与えるのが良いと言われているらしく、イギリスで出産後配られるNHS(イギリス国立病院)の育児パンフレット「Birth to Five」にも、6ヶ月までは母乳またはミルクのみを与えるのが望ましいという旨が書いてあります。

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ですが、実際のところは、スーパーや薬局の離乳食コーナー等には、生後4ヶ月〜となっている商品も多く、結局のところ日本と同じく5〜6ヶ月頃に始める人が多いようです。

さて、日本では離乳食といえば、お米1お水10の割合で炊いた「10倍がゆ」から、というのが一般的ですが、他の国での離乳食について周りに聞いてみると、

中国・・中国人に聞くと離乳食といえば卵!と答える人が多いです。卵は日本でもイギリスでも、アレルギーを避けるために遅めに始めるのが良いと言われているので卵が離乳食の主役というのは驚き。

アフリカ、カメルーンの狩猟採集民ピグミー・・ピグミー研究者の服部さんに聞いた所、赤ちゃんに与える食べ物といえばまず「バナナ」だそうです。

ロシア・・友達のナターシャ曰く、ロシアの中でも北部で野菜が育たないほど寒いところは、離乳食に動物のお肉、しかも鹿の肉(!)を与える地域もあるのだそうです。

その他、ネット情報によると、イタリアではズッキーニが多用されるとか、ドイツではお医者さんから「安全の為に、なるべく市販のベビーフードを使い手作りは避けるように」との指導があるらしかったり、国によって本当に様々。



では、イギリスは・・というと、周りのイギリス人の話を聞いたり、本で読んだりする限りでは、そんなに極端に日本と違う訳ではないです。

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ご参考までに、手元にある、離乳食料理家としてイギリスで有名なAnnabel Karmelさんの本によると、離乳食のごく初期、最初の一週間のおすすめメニューとして挙げられているのは以下の通り。

1日目 にんじんのピューレ
2日目 さつまいものピューレ
3日目 りんごと洋梨のピューレ
4日目 バナナ
5日目 にんじんまたはさつまいものピューレ
6日目 バターナッツスクウォッシュ(ひょうたん型かぼちゃ)のピューレ
7日目 ベビーシリアルとバナナ

(Baby & Toddler Recipes by Annabel Karmelより引用)

ということで、半分位は日本の離乳食メニューと似ている感じみたいです。

その他、この本では、初期から火を通さなくてもそのままであげられる離乳食としてアボカド、バナナ、パパイヤの三つが挙げられています。

日本では、バナナはともかくとして、アボカドは高カロリー高脂肪すぎるので初期には避けるようにと書いてある本があるし、パパイヤも離乳食期に避けるべき果物として上がっています。うーん、欧米人との体の違いなのか。。。

その他、NHSのガイドラインには、ベジタリアンの赤ちゃんへの補足説明もあります。

イギリスでは、ベジタリアンの人も多く、子供もベジタリアンとして育てたい場合の離乳食指導や(植物性タンパク質や鉄分を多めにとるように)、またVeganと呼ばれる、乳製品や卵もNGの更に徹底したベジタリアンの赤ちゃんへの離乳食指導(サプリメントと取ったり、医者の指導の元離乳食を進めるようにとのこと)まで言及されています。日本の離乳食本には、ベジタリアンとして育てたい場合の注意書きなどはまず見たことがないので、これもお国柄の違いだなぁと思います。



で、私自身はというと、基本的には日本のやり方に沿って、同時にイギリスの食材も必要に応じて取り入れて、ということで、日英ミックス(?)で作っています。

次回の日記(後編)では、実際にこの2ヶ月作っていた離乳食について。
by sayaka-blmusic | 2011-08-09 08:40 | イギリス妊娠出産育児
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