<進捗状況6>いわきでの配布について頂いたメールのご紹介です

4月に発送したモスリンスクエアが、日本に到着し始めました。

その支援先の一つ、400セット(800枚)のご要請を頂き、送付させて頂いた福島県いわき市の産婦人科のSさんから、とても嬉しいメールを頂きました。

Sさんは、いわき市在住でご自身も被災されている状況の中、被災者の為の支援活動を続けていらっしゃっており、ロンドンからのモスリンスクエアの物資受け入れと配布も、真っ先に名乗りを上げて下さりました。

しかし、いわき市では、度重なる余震で、当初考えていた配布方法などが難しくなり、その後も、佐々木さんはベストな配布方法を色々と考え下さっていたそうです。

以下、ご本人のご了解の元、メールを紹介させて頂きます。


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こんばんは。お世話様です。

昨日28日に、400セット確認致しました。
荷物到着は27日でした。

その後も、物資の渡し方をあれこれと考えていました。
松本さやかさんが音楽家であることから、佐々木の友人(木村美登里さんといいます)である音楽家(声楽とピアノ)に相談することを思いつきました。
事の詳細を伝えると、「被災を免れた私にできることであれば喜んで」と、自宅に所有するコンサートホールを快く提供してくれました。

それだけではなく、佐々木が「集まってくれた妊婦さんや、赤ちゃん同伴のお母さんに“誕生学”のプレゼンをしたい」との想いを話すと、
「それって良いね。であれば良ければ木村がピアノと歌を・・・と言うのはどうかしら?」と言ってくれました。

日々、自宅の倒壊や放射能の不安のなかで、出産を待つ妊婦さんや子育てママに元気になってもらいたい想いからの発想です。

誕生学で“いのちの力”をお伝えできて、音楽で心の癒しと喜びを感じてもらい、その上、ロンドンのママさん達のエールをお伝えしたい!!と考えました。

先程まで、木村さんと打ち合わせしたのですが、 5月29日(日曜日)午後  エリーゼハウス(会場名・収容可能人数70名) ここまで決めました。

これから、お知らせチラシを作成し、母子センター、地元のNPO(助産師さんが組織する、コミュ~ン)、産科婦人科病院等につなぐ予定でいます。まず、これをスタートとし70名の方にお渡しして、その後は順次、状況を判断。関係機関と連携して、ロンドンの心をお渡ししたいと考えています。

(後略)

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いわき市で、震災の中残った音楽ホールで、不安の中出産を待つ被災地の妊婦さんや子育てママに、歌やピアノの演奏と共に、いのちの大切さを伝える「誕生学」のプレゼンが行われ、それと共に、モスリンスクエアを配布して下さるというのです。

このブログなどを通して多くの皆様から頂いた募金、
またプロジェクトにご協力頂いているロンドンのお母さん達からのエールが、
モスリンスクエアを通して、被災地のいわきで、こんなにも素晴らしいイベントと共に、被災された妊婦さんやママさんたちに届いて行くということ、

ロンドンからの気持ちを、大切に繋いで下さった、いわきの佐々木さん始め、
間に入って頂いている多くの方々に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。


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未だに被害の全容が掴みきれていないと言われている程の、
空前の甚大な被害をもたらした東日本大震災。

そんな中、このロンドンの片隅からのモスリンスクエアプロジェクトによる支援は、
もちろん何千万分の1の助けにもならないかもしれないけれども、

「モノ」と共に、なによりも、そこに込められた「気持ち」の支援が、
一人でも多くの被災された妊婦さんやママさん達の元に届くことを祈りながら、

これからもロンドンママさん達皆で、頑張ってプロジェクトを続けて行きたいと思っています。
by sayaka-blmusic | 2011-05-05 05:44 | ベビーモスリンプロジェクト
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