ロイヤルウェディングとジョン・ラター

久しぶりにモスリンスクエアプロジェクトと違う話題を一つだけ書こうと思います。

今日はイギリス人皆が待ちにまったロイヤルウェディング。
街の中は見事にロイヤルウェディング一色!

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私の住んでいるロンドン北部の商店街も、ショーウィンドウなどに、ウィリアム王子とケイトさんの写真入りの旗が、至るところに貼られていました。
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同じ家の二階に住む、イギリス人大家さんのおばあさんも、今日は孫達と皆で公園の大画面でパブリックビューイングだということで、嬉しそうに出かけて行きました。


さて私はというと、
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自宅で、TVの前で颯太をひざに乗せて、TVの画面で観てました。なので、イギリスといえど、日本でTVの生中継で見ていらした方々と同じ状況です(^ー^;)

ケイトさんが、すごーーーく綺麗だったのももちろん印象的だったのですが、もう一つ印象に残ったのは、結婚式の中で合唱団が歌った、ジョン・ラター(John Rutter)がこの結婚式の為に特別に作曲した合唱曲「This is the day which the Lord hath made」がめちゃくちゃ良い曲だったこと。聴いていて鳥肌がたってしまったほどでした。

ジョン・ラターとは、イギリスの合唱曲作曲家。日本の合唱団でも大人気で歌われている曲だそうで、以前知り合いの方の合唱団がジョンラターの曲を歌われた時に、歌詞カードの翻訳を頼まれたことがあり、それがきっかけでジョンラターの存在を知り、その時から「素敵なメロディを作る方だなぁ」と思っていたのですが、今回の曲も優しく心に染み渡るメロディで、本当に良い曲でした。

彼の作るメロディは、「現代作曲家」とは思えない位、誰でも覚えることができるような、とても分かり易くシンプルで、それでいて彼にしかないような独特の優しさを持つオリジナリティがある和声感とメロディ。

でも、そのキャッチーさ故に、イギリス国教会や、プロの合唱団からは、「合唱曲のポップス版」と低く見られてしまっているのだそうです。私からすると、ポップスで何が悪い???? 分かり易いメロディの何が悪い?? 訳分からんメロディだけが高尚だと思っているとクラシック音楽界はいずれダメになっていくのでは?? と思うのですが・・。

この「訳分からんメロディの方が高尚、わかりやすいポップなメロディは低俗」 という風潮は、クラシックの現代作曲分野だけでなく、ポップス界にもあるようで、私がロンドンで通っていた作曲の学校や即興演奏のレッスンにおいても、誰にでも歌うことができそうな分かり易いメロディを書くと先生に「It's a bit cheesy ...(ちょっと安っぽいね・・)」とか言われ、その結果、生徒達はとにかく複雑で分かりにくい凝ったものへと偏って行ってしまうという傾向が確かにありました。

そんな中、誰にでも分かり易いポップなメロディを、教会音楽という分野の中で、誰に何を言われようと、堂々と書き続けているジョン・ラターを、私は本当に尊敬するし、彼にロイヤルウェディングでの曲を依頼したイギリス王室にも拍手!です。

TVで聴きそびれてしまったという方、YouTubeにアップされているので、聴いてみて下さい。



John Rutter (ジョンラター)作曲「This is the day」
心がほっとする優しさに溢れた曲です。


次回の日記は、またモスリンスクエアに戻って発送第4弾のパッキング会のレポートです(^ー^)
by sayaka-blmusic | 2011-04-30 10:13 | ロンドンでの日常生活
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