音楽家のためのメンタルトレーニング

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「音楽家のためのメンタルトレーニング(Mental Training for Musicians)」という授業を受けてきました。ロイヤルアカデミーの中でも初めて開講される授業だそうで、希望者のみが登録して受けられる特別ワークショップ。

私はICUでは臨床心理学を専攻していて、卒業論文テーマは「音楽家にとってのメンタルプロブレム」だったのですが、結局「問題」を研究しただけで、「だったらどうすれば良いのか」という解決方法やトレーニング方法までは見つけ出すことができなかったので、この授業はまさに私が知りたかったテーマそのもの!! というかこれぞ私が、音楽と心理学の学びを結びつけて、将来いつの日か日本でやりたい!と夢見てることでもあります。

Owen Murray氏というロイヤルアカデミーのアコーディオンの教授と、心理学者でありPTSD研究の専門家である奥さんInger Murray氏による共同ワークショップ。

感想は・・・。
面白すぎて鳥肌が立ちました。

緊張のメカニズムや、プレッシャーの基本的なメカニズムを、心理学的&脳科学的に説明してくれて、今後のコンサート本番などにも即役に立ちそうなTipsも満載。

ここでもたくさん紹介したい事項があるのですが、妹と運営中のサイト「Borderless Music」で近々発行予定のメールマガジンの方で、色々ご紹介しようと思っています。

授業はまだ第一回目なので、第二回目以降もとても楽しみ。

プロスポーツ選手のメンタルトレーニングは日本でも徐々に取り入られてきて、ベイスターズのように専属のサイコロジストと契約している球団もあるようです。ただ、音楽の面では、「音楽療法」のように、「音楽」で癒す、という方向の心理学的アプローチは広まっているものの、「音楽家」に対する心理学的アプローチはまだまだ少ない気がするので、このような授業はとっても貴重な経験だと思います。
by sayaka-blmusic | 2005-10-13 04:18 | ロイヤルアカデミー学校生活
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