日記の順序が逆になってしまいましたが、クリスマス4日前の12月21日、友達宅で「ベビーシャワー」を開いて頂きました。
ベビーシャワー(Baby Shower)とは、アメリカ発祥の欧米の風習で、「赤ちゃんが産まれてくる前に行う誕生パーティ」です。
出産後は母体の回復の為や赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、むしろ出産前に、通常妊婦の友人がホスト役となりパーティが開かれるという風習です。
欧米では、このような「前夜パーティ」の風習が他にも沢山あって、例えば結婚前夜に男友達だけで集まる「Stag(雄鹿)Party」や、逆に女友達限定の「Hen(雌鳥) Party」などもあります。ベビーシャワーはいわばそれの赤ちゃんバージョン。
今回「サヤカ、ベビーシャワーをうちで開かない?!沢山友達誘って皆でお祝いしましょう!!」と申し出てくれたのは、前にもこの日記に登場した、あの「ナイフ1本と火があればまな板無しでどこでも料理」のブラジル人の友達、アンディ!
元々は、アンディのパートナーであるクライブ(彼はイギリス人)が、私の夫とウィンドサーフィン友達で、私も一緒にウィンドサーフィン旅行に付いて行ったりしているうちに、夫婦ぐるみで仲良くなったのがきっかけ。恐らく今年最も頻繁に一緒に旅行したり食事を一緒にさせて頂いたご夫婦です。いつもとびっきりのブラジル料理で笑顔でおもてなししてくれるアンディは、私の女性としての憧れ像でもあるので、そんな彼女にベビーシャワーを開いてもらえるなんて、本当に嬉しかったです。

アンディ&クライブの家に着くと「Yep! I’m a boy!」と書かれた可愛い赤ちゃんバルーンはじめ、沢山の風船を部屋中に飾ってお迎えしてくれました。

ブラジルのポンデケージョはじめ、アンディが心をこめて作ってくれた料理の数々。
通常ベビーシャワーは女友達限定で行うのですが、今回はアンディのパートナーのクライブや、私の夫や、仲の良い友達の旦那さん等もお呼びして、皆で一緒に行いたい!という私の希望もあり、男女混合型に。
ただ、クリスマス直前ということもあり、多くの友達はそれぞれの国に帰ってしまっていたりしたのに加え、この日は先週末に降った大雪の影響で電車はじめ交通の便が乱れていたので、残念ながら来ることが出来なかったり誘うことができなかったお友達も沢山。そんな状況の中、いらして下さった皆さんに本当に感謝です。

皆さんから可愛いベビー服のプレゼントを頂いたり、名前の候補を発表して感想をもらったり・・、とっても温かくて幸せなひとときでした。

主催して下さったアンディ&クライブ夫妻と一緒に。本当にありがとう!!!

ベビーシャワーのパーティは、出産が近づいてきて緊張してくる妊婦の緊張を和らげる目的もあるのだそうですが、本当にそうだなぁと感じました。皆に励まされて、応援して頂いて、どんなに心が安らいだかわかりません。
それに、お腹にいるうちからこんなにもお祝いしてもらって、きっと一番喜んでいるのはお腹の中にいる赤ちゃんだろうなぁと思います(^-^) ある意味では、これがこの子にとって最初の「お誕生日パーティ」なんだなぁ・・。
ちなみに偶然にもこの夜さらに、日本での大学時代の親友が無事出産したというニュースと、ロンドンでの大切なお友達が妊娠したというニュースをダブルで知り、本当に幸せな気持ちで眠りに付きました。