現在妊娠9ヶ月(33週)なのですが、8ヶ月後半位から、急ピッチでお腹が巨大化してきました。
普通はお腹には基本的に、表側と裏側(??)があると思うのですが、
妊娠6ヶ月位から徐々に、お腹の「横側」が出現!
そして7ヶ月位からは、お腹の「下側」も出現!!
お腹の「下側」で手を組むと、完全に手が隠れて上から見えなくなります。
もちろん、妊娠前にも、食べ過ぎでかなーり太った時期は何度かあったので、その頃にはお腹の「横側」だの「下側」だのが存在していましたが、妊娠時のお腹の出方はそれとは明らかに違って、前に「ぼこーん」と突き出す感じなので、お腹の前側だけに、スイカをぶらさげているような感覚で、なんとも不思議です。
で、くせ者なのが、このお腹の「横側」。
前にぼーんと飛び出すので、上から見おろすとお腹の横側がナナメ45度になっているのですが、このナナメ45度が意外にも凄—くやっかい。
夜寝る時に横になるとこのお腹が、既にお腹の中で2キロ位になっている赤ちゃんもろとも、ずどーーんと横に落ちてきて、お腹がこんな形に引き延ばされるんです。
で、この時に、皮や筋肉や内蔵まで無理な力が加わるためか、ものすごーくイタい!! あまりの痛さと寝苦しさに、殆ど寝れない夜が何日か続き、これはイカンと思い色々調べたところ、
こーんな便利な妊婦用腰枕があることを発見!!
日本にも色々な形の妊婦用枕がありますが、イギリスではこの形が人気みたいで、「Pregnancy Wedge」というそうです。Wedgeとは英語で「V字型のもの」という意味です、イギリス料理の一つ、皮付きポテトフライ「Potato Wedges」もまさにこの枕と同じ形です。
ですが、アルクオンライン辞典によると、「Wedge」には、他に動詞として「無理矢理割り込ませる、押し込む」という意味があるそうで、これを先ほどのお腹のナナメの部分に正に「無理矢理差し込む」と、見事にフィット!!

お腹がずどーーんと落ちて来るのを防ぐことができ、かなりラクになります。

使っている様子。Amazonの見本写真から拝借。

私の場合、これに更に、上の写真の日本製の妊婦用炊き枕(長さ1メートル位)を併用。これで足と腕が更に楽になって横向きの姿勢が取り易くなります。(仰向け寝は血管を圧迫するので良くないとのこと、うつぶせ寝は物理的に不可能)
更に、足のむくみ防止に足下を高くする為の枕を一つ。
更に、頭には普通の枕を一つ。
ということで、日英融合の合計4つの枕を駆使して寝ている為に、ベッドのかなりのスペースを枕関係が占領しています・・。
反対側に寝返りをうつためには、この「枕セット(?!)」を、ごっそり線対称に移動しなくてはいけないため、寝返り一つするのも大移動。それでも枕のない寝苦しさに比べたらずーっとましで、入眠が楽になってきました。
ちなみに。
前に日記に書いたナゾの夜中のキョンシーポーズ(
9月9日の日記参照)は、今でも続いています。
入眠時には、これだけ枕を駆使して横向きのポーズを固定しているのに、それを押しのけて仰向けで両手を挙げてキョンシーになっているのだから不思議・・。まぁ、これも妊娠にともなう症状の一つ(?)と割り切って、気にしないことにしました(笑) 出産後には治るでしょう、きっと(^-^;)
話が脇道にそれてしまいましたが、イギリス製のPregnancy Wedgeも、日本製妊婦用炊き枕も、それぞれ違ったメリットがあってとっても優秀なので、妊娠後期の寝苦しさに困っている妊婦さん、是非試されてみて下さい。
ちなみに私が使っているのは以下のものです。
ー イギリス製(?)妊婦用腰枕 「Pregnancy Wedge」
http://www.amazon.co.uk/Express-Yourself-Mums-Comfy-Pregnancy/dp/B0010X86A2
ー 日本製妊婦用炊き枕 「MOGU」
http://www.mogulax.jp/shopdetail/006000000005/order/