地中海クルーズ2日目 南仏・カシの街


1日目の続きです。

クルーズ2日目の朝、目を覚ますと結構な揺れ。
酔うほどではないけれども、明らかに昨日よりも揺れています。

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部屋のバルコニーに出てみると、晴れ渡った気持ち良い空だけれども風はビュービューに強く吹いていて、波もかなりうねっています。

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この日の朝8時に到着予定の寄港地、マルセイユの岸らしきものは少し向こうに見えてはいるものの、船は何故か海上で停止しています。

しばらくすると、船内アナウンスが。

「天候が悪く、マルセイユの岸に近付くのが不可能なため、本日の8時のマルセイユ寄港は中止となりました。代わりに11時30分にトゥーロンの港に寄港します。詳細はまた追って連絡します」

とのこと。

がーーん。クルーズ始まっていきなりの寄港地キャンセルです。マルセイユから出発する「漁民の街カシ」ツアーというのに申し込んでいて楽しみにしていたのに・・。

代わりに寄港する予定だというトゥーロンの街をインターネットで調べてみることに。船内完備のインターネットカフェは高くてとても使えないのですが(10分2000円位!衛星回線を使用するため高額だとのこと)、大陸に近いところを航行していたので幸い自分自身の携帯電話のインターネットがつながりました。

調べてみると、「トゥーロン」という街の名前の由来は、横に細長い街の形であることの「Too Long」が語源らしいです。位置的には、カシを挟んでマルセイユの反対側にある辺り。しばらくすると再び船内アナウンスが入り、トゥーロン出発のエクスカーションとして「漁民の街カシ」のツアーは予定通り行われることになりました。

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だんだん近づいて来たトゥーロンの港。青い海がキレイ!マルセイユの辺りと比べると波も穏やかです。


下船後、港出発のエクスカージョン用の大型バスにてカシまで移動。

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港に何十台も並ぶエクスカージョン用のバス。このバスは全部同じ船(MSCスプレンディダ)の乗客用です。

港からのエクスカージョンツアーは、寄港地ごとに何種類も用意されていて、各自選んで前日までに船の中で申し込む形になっています。オプショナル代金がかかるため(長さや内容によって30ユーロ〜80ユーロ位)もちろん申し込まずに自力で観光してもOKなのですが、港が街の中心部から離れていたり、寄港時間が短くて個人で回ると戻って来れるか心配な時には、寄港時間を最大限に有効活用できるエクスカージョンツアーがやっぱり便利で安心。今回は、このカシツアーの他に、シチリア、チュニジアの合計3カ所でツアーに申し込み、バルセロナ、マルタ、チビタベッキアは自分たちで回りました。

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大型バスでカシの高台に到着後、小さな観光列車のようなものでビーチまで移動。
そして解散し、約1時間の自由時間。

私自身、南仏に来るのは初めてなので、澄んだ空や海、街の雰囲気にひとつひとつ大感動!

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こういう淡いオレンジ色や黄色の建物、爽やかな日差しの南仏にぴったり!オープンデッキってこういう街だから似合うんだなぁと思います。ロンドンのレストランやカフェが真似してオープンデッキ用意しても、あの曇り空の下だと何だかパッとしないし・・。

本当は、美しい海岸線をボートで廻るという「カランク巡りツアー」に行きたくてそれを楽しみにしていたのですが、乗り場まで行ってみると10分後から約40分のツアーとのことで、この時点から45分後に集合場所まで戻らなくてはいけないことを考えると無理だということがわかりました。ショック・・。

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代わりにビーチを少しだけ歩きまわりました。
海の色も綺麗だし、向こう側に見える街並の色合いも柔らかい色でとっても気持ちのよい景色です。 

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トップレスで日光浴している女性達などなど水着姿の人たちは沢山いましたが、もうさすがに少し肌寒くなってきているせいか、海に入って海水浴している人たちは殆ど見かけませんでした。

その後美味しそうなクレープ屋さんでクレープを食べた後、(うーーん自由時間1時間は短すぎる・・)と名残り惜しく思いながらも大急ぎで集合場所へ。

すると、集合時刻のはずの15時45分ぴったりなのに集合場所には誰もいない・・。まさかバスが先に行ってしまった??と真っ青になり、周辺をぐるぐる探すこと数十分。ようやく見つけた同じ MSCのツアー客に聞いてみると・・。

なんと私、集合時間をどういう訳か1時間早く勘違いしてしまっていたのでした・・。実際はあと一時間あったので、カランクツアーにも十分余裕を持って行くことができていました・・。自業自得とはいえ大ショック(ToT) 集合場所はビーチから結構離れていたので、今更戻るわけにも行かないし、そのまま集合場所で他の方達を待つことに。

ということで、はるばる南仏の街まで来たのに、お目当てのカランクツアーに行けず、海を大急ぎで少し見た後にクレープを食べたのとバスをうろうろ探し回っただけになってしまったカシツアー。

でも、私が勘違いしていたのが、一時間「遅い」時間じゃなくてホントよかったです。バスに乗り遅れていたら、船の搭乗にも間に合わず南仏の港でぽつんと置いて行かれるところでした・・。この後の行程中、ちゃんと気をつけなくちゃと大反省。無事再びバスでトゥーロンの港に戻って船に乗り込みました。



<ディナー2日目>


さて、船に戻っての夕食。ディナーは基本的に時間もテーブルも固定制で、一週間同じ人達と一緒に食べることになります。その日あったことを報告しあったりしながら、なんだかプチ修学旅行状態です。

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この日の夕飯では、皆さんの身の上話などになり、色々な話で盛り上がりました。中央のイギリス人女性の2人は姉妹で、いつも二人で仲良く色々なクルーズに行っていらっしゃるそうです。その隣のイギリス人2人のおばあちゃんたちは義理の姉妹で、片方の方はなんともう、お孫さんどころか、ひ孫さんまでいらっしゃるそうです!昨年お二人ともご主人が亡くなって今年は義姉妹二人でこのクルーズにいらしたとのこと。このご年齢でお二人で地中海旅行なんてお元気すぎます・・スゴい! そしてこの写真には写っていませんがもう一人のレバノン人の男性は、3歳の時に両親を亡くして親戚を点々として育ち15歳から自立して働いていて、今は新しい仕事の前の休暇で一人旅に来ているとのこと。

この船に乗っている乗客は約4000人。色々な人たちが、それぞれ色々な思いを抱いてこの船に乗っているんだろうなぁと思います。


<大劇場での日替わりエンターテイメントショー>

夕飯の後は、船内にある大劇場にて毎晩日替わりのショーが行われます。
乗船しているお客さんは世界中から来ているため、当然言語も異なります。お客さん皆が言語と関係なく楽しめるショーということで、この日はパントマイムのショー。日本にも公演に来ている有名なアーティストだとか。

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まだお客さんが入りかけの客席。ショーの開始前にはいつも満席になります。

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それにしても船内にこんなに大きな劇場も丸ごとはいっていて、本当によく沈まないよなぁと不思議になります。しかも16階建ての客室まで船の上に乗っかっているのに、一体全体大型船の浮力の仕組みってどうなっているんでしょう・・。

ショーの公演時間は毎回1時間ちょっとなので、夕飯後に気軽に楽しむにはぴったり。これらのショーの観覧代金も、船の乗船代金に全て含まれているので、新たに料金を払うことなく毎日でも観ることができます。

1週間毎日、毎回違うテーマの趣向を凝らしたショーが毎晩行われ、アクロバティックを取り入れたミュージカルや、指影絵アーティストによるショー、マジック、サーカス、ジャグリングなどなど、言語も、世代も関係なく楽しめる素晴らしいショーでした。

夕飯の後の過ごし方は皆それぞれで、私達のようにショーを観に行く人、カジノで楽しむ人、バーでゆっくりしたり、部屋でくつろいだり、夜の海が見えるバルコニーで本を読んだり、ショッピングを楽しんだりする人など色々。船内生活は1週間全く退屈することはありませんでした。


船は夜の間にスペイン側に航海を続け、翌日の朝にはスペインのバルセロナに寄港予定です。
by sayaka-blmusic | 2010-10-05 20:02 | 地中海クルーズ2010
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