ローマ日記「ローマ観光編」

ローマ日記「コンサート当日編」からの続きです。

コンサート本番翌日は、ローマ在住ベテランの直穂子さんが、
ローマ観光1日凝縮超ハイライトツアーに案内して下さいました。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_011251.jpg

まずはトレビの泉。いきなり一つ目からその荘厳なスケールにびっくり!!ちゃんと恒例の「後ろ向きコイン投げ入れ」もしました(笑)

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_015043.jpg

ローマ最古のドーム、パンテオン。ラファエロのお墓もこの中にあります。改装中でした。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_021019.jpg

映画「ローマの休日」で一躍有名になったスペイン広場&スペイン階段。ちなみに数年前から条例で飲食一切禁止となってしまったそうです。ネットで理由を調べてみたら、ここでオードリーヘップバーンの真似をしてジェラートを食べて辺りを汚す人が増えてしまったためだとか??

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_033966.jpg

シーサーが暗殺され「ブルータス、お前もか」の最後の言葉を残したとされる、アルジェンティーナ広場。今でも発掘の途中だそうです。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_04719.jpg

ナヴォーナ広場。素晴らしい噴水も沢山あり、とっても美しい広場でした。この広場は、不思議と創作意欲をかき立てられる場所ということで、晴れた日は数々のアーティストが画材を持って訪れるのだそうです。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_055633.jpg

アッピア旧街道の一部。一見なんてことのない道に見えますが、2000年以上前から存在し、数々の英雄や奴隷達がここを通り、ローマの歴史を築いて行った重要な道。横の壁はなんと当時のままだそうです。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_063188.jpg

コロッセウム。かつて多くの公開処刑が行われた場所でもあり、遠くから見てもどことなく不気味な雰囲気が漂っています。このような歴史も踏まえて、今では死刑廃止のイベントに使用されたりもするそうです。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_07453.jpg

ラテラフェ教会。ヴァチカンがカトリックの総本山になる前は、この教会が総本山だったそうです。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_074365.jpg

ローマ時代のの水道橋の遺跡。ローマ人は帝国内のどの場所にも水道を建設したそうで、しかも完全に重力に頼った構造で、 緻密な計算に基づき、効率よく水を運んでいたそうです。 同水準の水道が新たに建設されるのは19世紀後半になってからだとか。現代においても水道工事などで使われる「サイフォンの原理」なるものをローマ人たちは既に知っており応用していたのだそうです。やっぱりローマ人凄すぎる!

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_083113.jpg

真実の口。完全に観光者専用スポットと化してしまっていて、行列に10分ほど並んだ後、係員がしきる中、「はい、お一組で写真一枚ねーーー!はい終わり!ハイ、次の人!!」みたいな感じだったので、手を口に入れると、偽りの心がある者はその手首を切り落とされる、あるいは手が抜けなくなるという伝説に思いをはせる・・という余裕もなく、写真だけパチリ。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_09016.jpg

カピトリーノの丘を上がり、市庁舎の裏にある、古代遺跡群フォロ・ロマーノへ向かいます。この階段は、馬も上がれるように、馬の歩幅に合わせて階段が設計されているのだそうです。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_092722.jpg

フォロ・ロマーノは東西約300m、南北約100mに渡って存在する古代ローマの中心部の遺跡群。あたり一面がローマ時代の遺跡!!この丘から見渡したフォロ・ロマーノの光景の衝撃は、とても写真ではお伝えしきれません!

上の写真の凱旋門も、中世には地下に埋もれていて、19世紀の発掘で掘り起こされたもの。長年土の中で眠っていたおかげで、むしろ保存状態が良いのだそうです。今でも発掘作業は続けられています。

ローマ日記「ローマ観光編」_e0030586_09535.jpg

向こうに見える柱は サトゥルヌスの神殿の跡。現在残っている柱は283年のものだそうです。右も左も遺跡に囲まれたこの場所に立っていると、タイムスリップをしてしまいそうな不思議な感覚になりました。


ということで、直穂子さんのお陰で、ローマ一日超凝縮ハイライトツアーを、大満喫してくることができました。

塩野七生先生の「ローマ人の物語」の大ファンの夫は、この日一日中、全てのスポットで、「うおおおおお」「おおおおお」と感動の雄叫びをあげておりました。

大長編歴史小説「ローマ人の物語」については、夫から「ローマに行く前に絶対読んでおいた方がいいよ」と言われていたのですが、文庫だと全巻合わせて40巻近くというボリュームにおじけづいて、全く手をつけていなかったことを、今更ながら大後悔・・。

その結果、全てのスポットで、直穂子さんと夫から解説をして頂くハメに。トホホ・・。

しかし、下勉強ゼロで行ってしまった私にとっても、ローマの光景は圧巻でした。

まさに「街中が遺跡」。すぐそこの道路脇に何気なくある壁が、2000年近く昔のものだったりする。

ふと、人類が今の時代に作っているもので、2000年後も残っているものって何かあるだろうか・・と考えてしまいました。日本は地震があるからまず無理かな・・とか、それ以前に私達人間がこの先2000年もこの地球を大切にし続けられるのかな・・とか。

普段自分の頭の中に現れる時間軸って、数十分とか、数時間とか、せいぜい2、3年後、どんなに長くても10年〜20年。

このローマの街に今でも残る、2000年という年月の軌跡や遺跡が、物語や想像の中だけではなく、目の前の現実ものものとして現れると、言葉に表せないような、ずーーんとした衝撃と感動を覚えました。

次回は、「バチカン市国観光編」です。
by sayaka-blmusic | 2010-07-02 00:46 | イギリス国外旅行日記
<< ローマ日記「バチカン市国編」 W杯 日本vsパラグアイ TV... >>