W杯 日本vsパラグアイ TV観戦日記 & パラグアイ国歌

昨日の W杯決勝トーナメント、 日本vsパラグアイ戦 、惜しかったーーー!!!!!

でも、心から感動しました。

イギリスでは昼の15時からITV1での生中継。
ロンドン中心部で受けている即興演奏のレッスンが終わった瞬間、地下鉄で大急ぎで帰って、自宅のTVをON!試合開始になんとか間に合いました。

一人でTVに向かって「あーー」とか「うーーー」とか「ぎゃぁあぁ」とか叫びながら、あっという間に90分近くが経過。

このままだと延長戦に突入する気配になってきて、
しかもちょうどレッスンに来た生徒さん兄弟(5歳Kくん&6歳Sくん、日本人)が到着!

うーーむ、どうしよう〜〜。まさか延長戦にまでなりそうだとは想定していなかった〜!

でもきっと、KくんとSくんもサッカー好きなはずだし、日本応援したいはずだし、長い人生の中で、この子達にとっても、今日この瞬間ピアノを弾くことより、この試合を一緒に応援した方が絶対いいはず!! って要は自分が見たいだけな気もするけれど、ぐるぐる考える前に、ええい聞いてしまえ〜。

そして思い切って、生徒さん&お母さんにおそるおそる
「あの・・、今日はレッスン代いらないので、もしよかったら一緒に観戦しませんか?」と提案してみる。すると、

お母様&KくんSくん
「実は私達もギリギリまで家で応援していて、まさかサッカー見たいのでレッスンお休みしますとも言えなかったので、すごく嬉しいです!!(ToT)」

私「良かったーーー!! 」(ってピアノの先生失格かも私・・)

と、急きょ今日は「応援の日」にすることに決定!

延長戦の後半、選手達がもう体力がつきかけてフラフラになりながらもボールを追って守っている姿を見て、涙が出そうになりました。試合の前半終了後のハーフタイム中、イギリスの解説者達は「両チームとも守りに入るばかりで全然駄目」なんてコケおろしていましたが、実際「守り続けて、守り通す」こともどんなに大変なことか。90分間+30分間、イタリアなどの強豪を抑えてF組一位通過してきたパラグアイからの攻撃を、見事無失点におさえ通した日本、本当に素晴らしかったと思います。

そしてさらにまさかのPK戦へ。
そこで、次の生徒さん10歳のRちゃんとお母様も到着し、ギャラリーは子供3人、お母様方2人、そして私の、合計6人に。

ソファや地べたに座りながら、6人でピアノの前の小さなTVを凝視。

PKが始まると、6歳のSくん緊張しすぎて、「うううこわくて画面見れない!セーブしたら教えて!」とソファにうずくまってしまいました。

10歳のRちゃんは、祈るように手を合わせて「お願い・・!」と今にも泣き出しそう。

いつもニコニコの5歳のKくんも、いつになく真剣な表情。


そしてとうとう試合終了が決まってしまった瞬間、

Rちゃんはこらえきれず涙。。。

お母様方2人と私は、しばし呆然。。。

その後Rちゃんのピアノのレッスンを始めたのですが、Rちゃんレッスン開始後もしばらく涙目でした(ToT)つられて私も涙が出そうに。 

ということで、ピアノの先生としてはダメダメな一日でしたが、大好きな生徒さんたちと一緒に応援できて、そして日本代表のあんなにも大健闘している素晴らしい試合を見れて本当に感動しました。

普段自分が向き合っているピアノは基本的に個人競技(競う訳じゃないけど)だから余計感じるのかもしれないけど、やっぱりチームスポーツって素晴らしいなぁと思う。個人個人のエネルギーと、そしてそれが調和されて一丸となった時に放出される凄まじいエネルギー。

コンサートやなんやら、色々な事情でずっとお休みしてしまっている女子サッカーの練習だけど、色々落ち着いたらメンバーの皆に会いに、また顔を出したいなぁと、ふと思いました。


P.S  ところで!! 試合直前に、Twitterで

「パラグアイ国歌、テンポ速くて歌うのむずかしそうだ。。。」

とつぶやいたら、ある方から以下の返信を頂きました。

『パラグアイの国歌と同じ作曲家・作詞家によるウルグアイ国歌も是非ご一聴のほど!これまたかっこよくまた長い作品で・・・違う国なのに同じ作者というのは、パラグアイ国歌ってウルグアイからの贈りものなのです』

知らなかった〜!!! さっそくYouTubeでチェックしてみると、確かに雰囲気似てる!
そして両方とも前奏もめちゃくちゃ長いし歌も長いっ!

こちらパラグアイ国歌(最後の方がテンポ速くなって早口言葉みたいになります)
http://www.youtube.com/watch?v=QTRM6NMY2c0&feature=related

こちらウルグアイ国歌。
http://www.youtube.com/watch?v=5tyE2nWd9_Y&feature=related
by sayaka-blmusic | 2010-07-01 03:07 | ロンドンでの日常生活 | Comments(4)
Commented by さとし at 2010-07-01 03:39 x
さやかさん、南米の国歌はやたら長いですよ(笑)。例えばアルゼンチンはフルで聞くと約4分。ブラジルは5分、だから前奏か途中でカットされてます。チリの選手はかわいそうでした(泣)。ところで、私のロシア語、いよいよ会話に入って来ました(笑)。クト・エタ?から始まってます。結構面白くなりそうです。ではまた。
Commented by sayaka-blmusic at 2010-07-01 03:54
>さとしさん
Twitterで返信して下さったのさとしさんだったんですね!ありがとうございます!それにしても国歌にお詳しいのですね〜!
ところで、クト・エタは私もまさに今やっています! これで今ロシアに行っても取りあえず「この人、誰??」だけは言えます(笑) ロシア語、知れば知るほど面白いですよね〜。
Commented by かんとく at 2010-07-02 05:14 x
はじめまして。ロンドン在住の日系企業駐在員です。
ロンドン在住の方のパラグアイ戦観戦記ということで立ち寄らせて頂きました。いろんなところにサポーターのドラマがあったんですね~。日本人のはしくれとして、とっても嬉しく読ませていただきました。
Commented by sayaka-blmusic at 2010-07-03 09:10
>かんとく様
はじめまして!コメントありがとうございます。ロンドン在住でいらっしゃるのですね! きっと世界各国の日本人家庭であの日色々なドラマがあったのだろうなぁと思います(^-^) ロンドンって特に人種のるつぼなので、色々な国のサポーターが一気に見れて面白いですよね。イングランドはもう敗退してしまいましたが、これから決勝に向けてどうロンドンが盛り上がって行くのか楽しみです!
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