ハンガリーで食べたハンガリー料理の数々があまりに美味しくて、なんとかロンドンの自宅に帰ってからも再現できないかと思い、取り合えずハンガリー料理の最も大事なスパイスであるパプリカ粉だけ、ブダペストで購入して来ました。
色とりどりの袋に入っていてとっても可愛いです(^-^)
先日、親友のお誕生日だったこともあり、早速このパプリカ粉を使ってハンガリー料理に挑戦してみることに。メニューは、ハンガリー料理の最も代表的な料理である牛肉スープの「グヤーシュ」と、パプリカ粉をたっぷり使って鶏肉や沢山の野菜を煮込んだ「パプリカチキン」。
ネットでレシピを検索してみると、
ハンガリーに住んでいたことのある日本人の方のブログで、ハンガリー人のベビーシッターさんから教わったというレシピを公開されていらっしゃるのを発見! おおおまさにこれ。これが作りたかったのです。
しかし、ハンガリー料理の殆どには、「パプリカ粉」に加えて、「ベゲタ(VEGETA)」という、乾燥ハーブをミックスさせたダシのようなものが必須であることが判明!しまった~~!これも合わせて買ってくるんだった!!
はて、まてよ、我が家の近くには、ポーランド食材屋が二軒・・・。
ポーランドとハンガリーって近いし、もしかしてハンガリー食材と共通するものが売っていたりするかも??と思って、早速そのポーランド食材屋に行ってみたら、
見事にありました!ベゲタ! しかも、かなり大量に入って僅か1.5ポンド位。
後で調べてみたところ、もともとはユーゴスラビア発祥のスパイスだそうで、ハンガリーに限らず東欧や中欧全域で使われる調味料なのだそうです。アジアでいう醤油みたいなものかしら・・。
無事にベゲタも手に入り、早速グヤーシュとパプリカチキン作りスタート。
かなり大量の野菜を、お肉と一緒に炒めてパプリカ粉をからめ、煮込んでいきます。作っている段階から、これは栄養満点だわ~と思うような感じです。
そして出来上がったのが、
グヤーシュと
パプリカチキン!
一見似た色ですが、パプリカチキンの方は、サワークリームとヨーグルトが入っていてガーリックも多めなので、少し酸味とパンチが利いた感じ。グヤーシュの方は、もう少しマイルドで、野菜と牛肉の風味たっぷりです。
どちらもおいしかったのですが、特にパプリカチキンの方は、もーーーめちゃくちゃ美味しくて、レシピ様様です。翌日はゴハンにかけてカレー状態にして食べてみたら、白米とも相性バッチリ!
パプリカ粉は日本で売っているものでも十分だし、「ベゲタ」はコンソメとブーケガルニでも代用OKとのことなので、自宅で気軽にできるハンガリー料理、是非おすすめです!
<参考にさせて頂いたレシピ>
グヤーシュ
http://blog.ma-yu.jp/?eid=335494
パプリカチキン
http://blog.ma-yu.jp/?eid=373991#sequel