昨日、ロンドン西部にある日本人学校にて、
日本の古本セールが行われるということで行ってきました!
日本の本はこちらでは超貴重品。ロンドンの日系本屋で新品の本を買うと定価の2倍以上(例えば「地球の歩き方」は、レートが悪い時には1冊7000円位しました)!日系の古本屋もあるのですが、 商品数がかなり限られているし古本でも日本での定価と同じ位してしまいます。
そんな中、今回の古本市は、日本の本がなーんと1冊20ペンス(30円位)から買えるとのこと!ロンドンでは考えられない値段です。
1ターム(1学期)に1回、土曜日の朝10時から11時半の限られた時間のみというこの貴重な機会をめがけて、物凄い数の日本人が殺到!

メイン会場は、日本人学校の体育館です。

小説、新書、旅行書、などなど、あらゆる種類の日本の本が、体育館中に勢揃い。 こんな光景、今までロンドンで見たことないので、もう大興奮です。

で、大量の日本の本を、夫と二人合わせて合計40冊近く購入! それでも合計9ポンド位。40冊で1500円位って、日本の古本屋だとしてもめちゃめちゃ安いです。感動〜(ToT)
そして、もう一つ感動したのは、今回のイベントのオーガナイズの素晴らしさ。ボランティアのお父さんお母さん方が何十人もいて、支払いカウンターも全く待たずに済み、どこに何の本が置いてあるかの案内図や値段表も本当に親切。
日本では当たり前のことかもしれないけれど、普段イギリスの超おおざっぱな(笑)イベント運営を見ていると、日本人主催のものは、なーーーーんて親切で行き届いているのだろうと感動してしまいます。

ところで、今回古本市が行われた日本人学校。今までの私のピアノの生徒さん達の約3分の1はこの日本人学校の生徒さんだったのですが、私自身訪れたのは初めて。とっても綺麗で立派でびっくりしました。

月曜日から金曜日は日本人学校のクラス、そして土曜日は、普段現地校に行っている日本人生徒などの為の補習クラスが開かれているそうです。

こちらは講堂。日本の凧や、ひな壇なども飾られていました。
ちなみに、補習校はロンドンだけでも、ここの他に数カ所あり、日本人学校と合わせると、総生徒数は1500人以上、教師の数も100人以上。
また、この他に、日本人のための進学塾や公文教室もロンドン内にいくつもあります。
子供を日本人学校に通わせるか、現地校に通わせながら週末補習校に行かせるか、ピアノの生徒さん達のご両親のお話をお伺いしていると、それぞれ違うメリット、デメリットがあるようですが、
どちらにしても、日本人家族が生活するという点において、ロンドンは物凄く体制が整っていて、恵まれている環境なのかなぁと思います。