先日日本でレコーディングした自作の17曲のオリジナル曲たち。
日本でミキシング作業が終わった音源がプロデューサーの
Yongenのお二人から届き、
さっそく聴かせて頂きました。Yongenによる仮ミックス後、更にとある名エンジニアの方がミキシングして下さったとのことです。
17曲全曲が、私が思っていたイメージの更に先をいくかのように、
それぞれ違った質感、光沢を帯びて、生まれ変わっていました。
そしてファツィオリの楽器の素晴らしさが、ますます引き出されていてびっくり。
自分の作った曲が、ファツィオリのピアノで弾いた瞬間に新たないのちが吹き込まれて、
さらにそれがエンジニアさんのミックスによって絶妙な音量バランスや音質で、更に生まれ変わって・・・・。
今まで、コンサートでは、本番のその瞬間に向けて用意し、その瞬間に全て出し尽くして終了していたのですが、レコーディングは、時間をかけて用意し、何度も納得いくまで取り直したものが、更にその後ミキシングなどそれぞれのプロフェッショナルの方々の手によって生まれ変わっていき、最終的に、聴いて下さる方のお手元に届くという長い長いプロセス。
今回作っている作品は、プロデューサーやエンジニアー、FAZIOLIの皆様はじめ、色々な方々とのコラボレート作品であって、私が担ったのは、作って弾くという、ほんのわずかな一端だったのだなぁ・・・と実感しています。
関わって下さっている全ての方に感謝すると同時に、
CDが出来るのが本当に楽しみです。
そして、早く皆さんにも聴いて頂けたらという気持ちで一杯です。
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先日のレコーディングの様子の日記は
こちら。