「しがらみ」と表現

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このブログの他にやってるホームページ(http://www.borderlessmusic.com/sayaka/)
の前に、二十歳の頃からやっていた「In my room」というホームページ
(http://saga.cool.ne.jp/sayakalice/)
に載せていた日記の過去ログを発見して(トップからはもうリンクされてません)、
超久しぶりに読んでた。

あぁ、これも私なんだな・・と思ったら、懐かしいような、寂しいような、変な気持ちになった。
なんかね、今よりもずっとずっと、色んなことに気をとらわれずに、毎日自由に思いのまま書いてるし、表現しているんだよね。


年を取るにしたがって、様々な「しがらみ」が増えてきて、だんだんと「誰に読まれてもあたりさわりのないこと」を書くようになってきた気がする。


そりゃもちろん、大人として当然気にしなければいけない正当な「しがらみ」もあるわけで、それを気にすることは、間違っていることでもなんでもないのだけれども、自分でも気付かないうちに、目に見えない様々な「しがらみ」で自分自身を縛ってきていたのかもな、とふと思った。

文章とか日記だけだったら、別に全然良いのだけど、それが知らず知らずのうちに、自分の演奏する「音楽」にまで現れているのかもしれないと思うと、怖くなる。


「誰に聴かれてもあたりさわりのない演奏」
「誰に聴かれても批判されない演奏」

行き着くところは

「誰に聴かれても何にも思われない演奏」


きっとそんな音楽、誰も感動しない。


よく、モーツァルトの曲は、どんな上手な大人でも、子供の演奏には勝てない、というけれど、それはモーツァルトの曲は、ほんのわずかな「しがらみ」でも頭の片隅にあったら、弾けないからなんだろうな、そしてモーツァルト自身、作曲している瞬間には、全てのしがらみが頭から開放された純粋無垢な状態で曲を書いていたからなんだろうな、と思う。

芸術家は、表現するその瞬間には、頭をがんじがらめにしてくる全ての「しがらみ」を一瞬でも開放して、自分の心の奥底から沸きあがってくるエネルギーを放出できることが、一番大事な才能の一つなのかもしれない。


考え方を変えれば、「しがらみ」って、日常生活の中ではとても大切なことで、これを大事にすることが日本人の良さの一つでもあると思うのだけれども、自分の中で強い信念を持ったある瞬間には、その「しがらみ」に立ち向かっていける強さも、同時に持ち合わせた人間になれたら、と思う。
# by sayaka-blmusic | 2005-08-20 20:02 | ひとりごと

自動改札スリ!

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ロンドンの地下鉄の自動改札で、初めて「定期券スリ」に合いそうになった。

出張レッスン先のWembleyの駅で、
改札から出ようとすると、
なぜか自動改札のすぐ横(外側)に
不自然にぴったりくっついて立っているいるインド人(多分)が。

変なの、と思いつつも、
いつも通り、自動改札にトラベルカード(一週間、一ヶ月単位などの定期券)を入れて、
出てきたカードを引き抜こうとすると、

横から急に
「ぬーーーっ」
と手が!!!!

昨日、ちょうど、本で、
ロンドンの地下鉄ではトラベルカードを
自動改札で出てきた瞬間にかすめ取るスリがいる!という情報を、
本当にたまたま、見たところだったので、

とっさに
「これはもしや!!」と思って、
スリの手が私の定期券に届く0.5秒前位に、
がしっっと、しっかり定期券を握り締めた。

「・・・・・。」

行くところがなくなったスリの手、
そしてそのスリと目の前でご対面。
彼は超きまずそうに、

「・・・・・・・・・Hello・・・^^;」


なにがHelloじゃぁーーーーーーっ。


その一瞬後、彼はぴゅーっと逃げて行った。

ロンドンに来てちょうど一ヶ月になるけど、
スリに合いそうになったのは、
これが二回目。
一回目はボンドストリートでバスの地図を見ていたら、
知らない間に後ろからバックに手が伸びてきた(セーフだったけど・・・)

いやーーー油断できないわー。

ただでさえ、ぽーっとして隙ありまくりな私なのに。


ところで、このロンドンの自動改札、
このストッパー、いくらなんでもデカすぎると思いませんか??
こんなに大きくして完全シャットアウトしなくてもいいのに(笑)
それだけ強行突破しようとする人が多いってことのなのかしら。
# by sayaka-blmusic | 2005-08-16 09:35 | 事件&ハプニング

スコットランドエジンバラ旅行記 その3

エジンバラ旅行3日目。
午後にはロンドンに戻る列車に乗らなくてはいけないため、
最終日の今日は午前中のみの観光。

到着日に一番衝撃的だった謎の岩山、ホリールード公園に行ってみることに。

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手を挙げて立っているのは、友達のKちゃん。
せっかくだから上まで上ってみようということで、登山道があるのか分からないがとりあえず岩山のふもとまで向かってみる。e0030586_1856348.jpg
途中からは道らしい道がなくなり滑り易い斜面を登らなければならず、普通のサンダルを履いてきてしまったことを思いっきり後悔しながらも、なんとか頂上へ。


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この写真では少し分かりにくいけど、頂上からはエジンバラの風景が一面に見渡せて最高に気持ちよかった!エジンバラ城の上からも市内を見渡せるけど、ここからの見える景色の方が断然スケールが大きいし、なにしろ人が殆どいないので景色を自分達だけで独占してるような気持ちになれます(^^)


下りは、反対側のホリールード宮殿側の道からふもとまで降りて、歩いて宿まで戻る。

街全体が斜面(石畳の坂道や階段)が多かったり、岩山があったり、丘の上のお城があったり、ということで、エジンバラの街は、色々な角度から、様々な景色が見れて、そのどれもが表情が少しずつ違うな、と思う。時間帯によっても全く異なった表情を見せてくれるし。


うーーん、まだまだ奥深いな、エジンバラ、
またいつか来れたらな、今度はフェスティバルの時期と合わせて来れたらな・・


そんなことを思いつつ、
再び、羊、馬、牛・・・をひたすら眺めながら、
電車で4時間半、ロンドンに戻ってきました。
# by sayaka-blmusic | 2005-08-03 18:51 | イギリス国内旅行日記

スコットランドエジンバラ旅行記 その2

エジンバラ旅行2日目。
エジンバラはスコットランドの首都といえど、とてもこじんまりとした街で、
1日あれば、観光要所は全てまわりきれてしまうらしい。

まずは歩いてエジンバラの街の中心部へ向かうと、e0030586_634274.jpgいたいた。バグパイプのおじさん!!
街中、ところどころに、こんな風にタータンチェックのスカート履いてバグパイプ吹いてるおじさんがいる。
ちなみに、このタータンチェックのスカート、さすがに私服で履いてるおじさんはいないでしょ、と思ったら、ちょっと住宅街に入ったあたりで、一人見かけた!素でタータンチェックのスカートはいてるおじさん。バグパイプおじさんの通勤途中(?)だったのか、それとも本当に私服で着ていたのかは不明だけど、おおおスコットランド!と思った瞬間だった。

エジンバラフェスティバル自体はまだ始まってないからそんなに街中は混んでるわけではないのだけど、さすがに観光名所エジンバラ城はすごい人ごみ。
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写真は、エジンバラ城から街を見下ろしている観光客。
お城と言っても、宮殿のような華やかな雰囲気は全くなく、
完全に「要塞」で、どちらかというと厳格でものものしい雰囲気。スコットランド軍の拠点だったそうだ。


e0030586_6194640.jpg大砲が並んで置いてある横には、写真のように、石壁にところどころ穴があって、向こう側の様子が伺えるようになっている。

それにしても、エジンバラ城の入場料は高すぎ(笑) 大人一人9.8ポンド(約2000円)。
いやーU.Kの物価の高さ(というかポンドの高さ)を物語ってるわ、と思いきや、どうやらインドのタージマハルは入場料2万円くらいだとか。上には上がいるもんです^^;


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エジンバラ城から見下ろした街の風景。






エジンバラ城を後にして、カールトン・ヒルという小高い丘に登りに行ってみる。
ここにはパルテノン神殿を模したモニュメントがあり、その為か、エジンバラは「北のアテネ」と言われているそうだ。
e0030586_6292041.jpgこのモニュメント、なんと建築途中で予算が尽きたため、未完成のままそれっきり放置されているとのこと。確かに柱が半分ほど無い・・・。それにしても、予算が尽きて未完成って、そんなアホな・・・^^;


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夕方になると、エジンバラの街並は一層美しくなる。
灰色一色だったお城や街並が、夕陽に照らされて、なんとも言えない美しいグラデーションに染め上げられる。


夕食は、スコットランドの伝統料理ハギス(Haggis)を試してみよう!ということでKちゃんと二人、街中をぐるぐる歩いてハギスが食べれるお店を探した。ようやく見つけたThe Royal Mcgregorというお店で早速ハギスに挑戦。

e0030586_724325.jpgハギスとは、羊の心臓・肝臓・肺などの内蔵を、脂肪分とオートミールと、たくさんのスパイスとで混ぜたスコットランド料理。と、こうやって書くと、相当気味悪い食べ物のようだけど、実際は意外にもクセがなく、とてもビールに合う美味しい一品だった。ただ、確かに今までには全く食べたことのない味^^; コンビーフをもっとスパイシーにして、ちょっとコクを強くして、ツブツブの食感を加えたような感じ。
ちなみに写真で上にのってるのはマッシュドポテト、下半分の茶色い部分がハギスです。
# by sayaka-blmusic | 2005-08-02 22:54 | イギリス国内旅行日記

スコットランドエジンバラ旅行記 その1

8月1日~3日まで、スコットランドのエジンバラに小旅行に行って来た。

今回エジンバラを一緒にまわる、
フランス在住の、高校時代からの友達Kちゃんは、
飛行機でエジンバラへ、私はロンドンから列車でエジンバラへ。
ということで、初日の旅路は別々で、エジンバラ宿泊先で集合予定。

e0030586_22464395.jpgハリーポッターの駅のシーンでも使われているKing's Cross駅から出発。
あのホグワーツ行き9と3/4番線ホームがある駅だ(実際の撮影は4番線と5番線の間を使ったらしい。ちなみにこの写真は6番線)。

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ロンドン~エジンバラ間は約5時間弱。北に向かってどんどん進んでいく感じだ。
ロンドンを過ぎてしばらくすると、すぐにイギリスの田舎らしい風景が広がっていく。
ドビュッシーのピアノ曲で「ヒースの茂る荒れ地」という大好きな曲があるんだけど、
こんな感じのイメージなのかな・・となんとなく想像しながら窓の外を眺める。
そういえば「嵐が丘」の舞台も、イギリス北部の村ということだからこの近辺なのかも。

ヨークを過ぎて更に北上すると、一面の牧畜地帯。
ひたすら、牛、馬、羊・・・・・。牛、馬、羊・・・・・。
面白いくらいに、えんえんと牛、馬、羊、の繰り返し・・・。
特に、ずーっと遥か向こうまで広がっている白い羊の牧羊地帯は、
雪みたく白い点々が、あたり一面広がっていて、とても綺麗。

最後の一時間位は、ずーっと海岸線沿いを走るのだけど、
ところどころ、前は砂浜、後ろは草原に囲まれた、
海辺のこじんまりとした美しい街が見えたりして幻想的だった。

20時頃、エジンバラ駅到着。
ロンドンから遥かかなたまで来たかと思いきや、
駅の中にはMarks & Spencer(ロンドンにもたくさんあるUK大手のスーパー)があったりして、
ああやっぱり同じUK内なんだなと実感^^;

ただ、駅の外に出ると、
さすが北国。寒い!!
寒いだろうなとは思っていたから、厚めのカーディガンとスプリングコート着てたんだけど、
それでも全然寒い。日本の11月位の気温かもしれない。
周りを見ると、冬のコートに更にマフラーをグルグル巻いている人達が・・・。
うーん、甘かった・・・・。

そして目の前に広がる景色は、ロンドンとは似ても似つかない景色。
なんていうか建物が全て灰色のグラデーションで、どことなく重々しく荘厳なのだ。
駅の反対側の奥には、かの有名なエジンバラ城が、
有無を言わさぬ存在感で、どどーーんと構えている。

宿泊場所の、エジンバラ大学寮までてくてく歩いて向かう。
ネットで印刷した地図によると、
ホリールード公園というところの向かい側になるみたいなのだけど、
どうみても、公園らしきものが見えてこない。
代わりに見えてきたのは、エアーズロックかと思うくらい巨大な岩山。
ガイドブックをよく見返してみると、どうやらこの巨大な岩山こそが、ホリールード公園。
東を向けば古城、西を向けば巨大岩山という意味不明のギャップ。
恐るべしエジンバラ。

うろうろ迷いつつ、なんとか宿泊先のエジンバラ大学寮に到着してチェックイン。
大学寮とは思えない位、新しくて綺麗。建物もモダンな感じ。
格安なのに、普通のB&Bよりもずっときれいで清潔だし、
ここはオススメかも。
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写真は、部屋の中の洗面台とクローゼットを写したもの。
Edinburgh Firstというところです。

夜中の12時頃に、フランスからKちゃんも到着。
2日間だけの観光だけれども、とても楽しみ。
# by sayaka-blmusic | 2005-08-01 22:37 | イギリス国内旅行日記

ロンドンの不思議 その1

ロンドンに住み始めて「あれ??」と思うことは多々あるのだけど、
その中で感じたことをいくつか。

その1.
真夏なのに、ちょっと寒いとダウンジャケットを着てる人が多い。

確かにロンドンの夏は涼しいし、寒い日だと日本の10月くらいの涼しさになる。
でも、普通日本だと、どんなに寒くても
「7月にこのジャケットじゃ変かな??」とか思って、
せいぜいちょっと厚めのジャケットとか、
薄いシャツ重ねたりとか、じゃない??

それが、こっちの人たちは、
ちょっと寒いと、7月だろうと平気で冬のコートとかダウンジャケットとか着てる。
あのダウンにファーの付いた、超真冬っぽいやつね。
んでちょっと暑いと、キャミソールで街歩いてたりする。

・・・・・・。

とても不思議な光景です。


その2.
ロンドンの歩行者用信号は、青は「渡れ」 赤は「車が近くまで来てたら止まれ=基本的には渡れ」を指しているらしい?!

たまに日本でもいますよね。赤だけど車が来てないから渡っちゃおうってちょっと気まずそうに急いで渡る人。私も安全な場所だと急いでいる時にたまにすることがあるけど・・。

あれが、ロンドンだと、あまりに当たり前らしい。
老若男女問わず、集団で信号無視。
近くに警官がいようとお構いなし。
交通量の多い都心の交差点でもお構いなし。
多分誰も罪悪感感じてないんじゃないかな。
しかも車が来てようと、ギリギリ渡れるタイミングだったら平気で渡ってる。

車来てないけど赤だからって待っていると、
かなり変な顔される。

車も車で、その辺いい加減だから、
歩行者信号が青だからって、何も考えないで渡るのも結構危険ぽい。

信号完全信用主義の日本で生まれ育った私には、
ぼーっとして赤とか青とか見て
のんびり渡るという習慣しか付いていないので
イギリス人のこの横断歩道行動は
あまりにスリリングな習慣に見えます。

前回の日記にも書いたけど、
こっちの人は、人や物には頼らず、自分の身の安全は自分で確認して
自分で守るという習慣が付いているからなのか、

それとも単にいい加減なだけなのか・・・・???

うーーん。
# by sayaka-blmusic | 2005-07-30 09:01 | ロンドンの不思議

テロ後の週末ロンドン

日本に帰国するフラットメイトとそのお友達と一緒にチャイナタウンヘ。
私は来たばっかりだから良く分からないけど、
その友達曰く、
土曜にしてはやっぱり異様に人が少ないって言ってた。

ロンドン東部に住んでるその子の家の周りは、
イスラム圏の人が多い地域で、
たくさんのモスクがあり、
テロ以降、モスクへの爆破予告の嫌がらせ電話の連続で、
始終警察のサイレンの音が鳴り響き、
大変なことになってるらしい。

事件とは関係ないイスラム圏の人にまで、
平気で嫌がらせをする人達が、
結果的に更なるテロを引き起こしているのかもしれないと思うと、
本当に悲しいし、腹立たしい。


そういえば、
昨日警官にStockwell(これまたうちの近所・・)で射殺された
テロの容疑者とされていた人は、
結局、事件とは関係ない人だったんだってね。
悲しすぎるよね・・・・・。


チャイナタウンを後にして、
ピアノの訪問レッスンの為に
Notting Hill方面にバスで向かったんだけど、
Regent St.沿いの店を、
バスの中からずーーっと眺めていたら、
ストリート沿いにある
アラブ系の香水ショップにふと目が留まった。
結構大きな店なのに、誰一人お客さんが入ってなくて、
必死にアラブ人の店員さんが、
外でサンプルを配ろうとしていて、
それでも誰も受け取ろうとしていなくて、

何だか切なくなった。

でもきっと私も、あそこを歩いていたら、
無意識に避けてしまうのかな、とも思う。
悲しいけれど、きっとそう。

バスや電車に乗っていても、
イスラム系の人が乗ってくると、
ふっと皆緊張感が走るのが分かるし。


人種。
宗教対立。
テロ。
民族意識。

etc..

日本にいる時には決して身をもって感じたことのなかったこと。

テロ直後のこの時期にロンドンに来たせいか、
いきなり痛いほど感じています。


自分にはどうにもできなくて、
でもすごく悲しい問題。

無関心でいない、ということだけが、
今の私にできる精一杯のことなのかもしれない。
# by sayaka-blmusic | 2005-07-24 07:24 | 事件&ハプニング

またテロ・・・

近所のスーパーに、昼ごはんと夕飯の材料を買いに出かけて帰ってくると、
同じフラットに住んでるAちゃんが、
「またテロみたい。外出しない方がいいかも」
と教えてくれた。

慌ててテレビやラジオをつけてみると、
なんとうちから最寄の駅のOVALでも煙があがったとかで、
余りの身近さに、ぞっとした。
だって、今まさに、昼ごはん食べたら
ACTON方面行くために、OVAL駅行こうとしてたところだったから。

マドリッドから遊びに来てるAちゃんの友達も、
何も知らず、OVAL駅に行ってみたら既に封鎖されてたとかで、
引き返して帰ってきたところだった。
すっごい人ごみで、最初何があったのか分からなかったらしい。
警備員に「Go Home!!」と言われて、帰ってきたとのこと。

しばらくすると、
外はひっきりなしにサイレンの音。
多分OVAL駅に近いからだと思うけど、
パトカーだか消防車だか分からないけど、
一時間くらい、ずっと聞こえてた。

バイト先からは、
今日は取り合えず中止になりましたとの連絡。
ウェストミンスター駅も封鎖、Ovalも封鎖、
うーん、どうやって行こう、というか外出たくない・・
と思ってたところだったから少しほっとした。

一回目のテロの7月7日の時は日本にいて、
もう大丈夫だろうと思ってロンドン来たとこだったから、
私にとっては、今日の出来事はすごい衝撃だった。
しかも本当に最寄の駅でも起きてしまうなんて。
逃亡犯は捕まっていないみたいだから、
すぐ隣にいるかもしれないと思うと本当に怖い。


事件から2時間くらいしたころ、
またテレビをつけてみたら、
もうどのチャンネルでもニュースはやってなくて、
呑気に、クリケットの中継や料理番組だけやっていた。
BBCでさえ、全然違う放送やってて・・・。

日本だったら考えられないよね。
きっと特番組むか、
他の番組中もテロップ流すかはしてるはず。
あれはあれで過剰報道なのかもしれないけど。

ブレアも
「取り合えず落ち着いて」
みたいなこと言ってたから、
あまり騒ぎ立てると余計愉快犯や模倣犯が増えるからということで、
放送控えてるのかもしれないけど、
ここまで呑気にクリケット中継とかしてると、
さすがに
「これでいいのか・・・???」と疑問になってくる。
ラジオも、どのチャンネルでも何もやってないし。
さすがに夜のニュースの時間になったら、
一応トップニュースで色々報道されてたけど・・。


一回目と二回目を比べて、
いくら二回目が小さい規模だったからって、
二回目が起きてしまったということ事態、
深刻なことだと思うのね。
だって、1回目のテロから2週間しかたってなくて、
一応厳戒態勢(にはとても見えなかったけど)の中で、
もう一度起きてしまったってことは、
相当マズイことだと思うのよ。
いくらこれが、単なる模倣犯だったり、いたずらだったとしても、
だったら尚更、そんな素人のいたずらすら防げないのだとしたら、
もっと本格的なテロリスト達のテロなんて、
ますます防ぎようがないということだよね・・・。
別に警察が悪いわけでも、駅員さん達が悪いわけでもないのだけれど、
なんていうか、
このロンドン自体が
「テロの後にしてはのんびりしすぎてて危機感がない気がする」
と感じていたのは、
良くも悪くも、本当だったんじゃないかなと
改めて思った。


犠牲者が出なかったから、
大した事件じゃない、というのは違うと思う。
かといって、過剰報道するのも変だとは思う。

だけど、
夜のBBCでインタビューに答えてた
「ちょっと怖いけど別に大丈夫~」と言っていたロンドンの若者や、
呑気なクリケット中継を見てると、
それも違うんじゃないかな、と思う。

そういえば一回目の時の後も、
ロンドンでは、こっちが思うほど大騒ぎではなかったみたいだし。

危険は自己責任でなんとかする、自分の身は自分しか守れないということを、
もともとこっちの人は身を持って感じているから
大丈夫なのかしら??



慌てふためいたり、生活状況変えたりしたら
テロリストの思うつぼだから、
落ち着いて普段どおりした方が良いのは当然のことなんだけど、

冷静に対応する、ということと、
無関心だったり、呑気にしてたり、危機感を持たないということは、
別のことのような気がするのです。

うーーーーん。
# by sayaka-blmusic | 2005-07-22 07:55 | 事件&ハプニング

ロンドン図書館

ロンドン図書館に行ってきた。

ロンドン最大の公園、Regent's Parkをぶらぶら横断して散歩しながら行ったのだけど、
天気がいいのに湿気が少なく、すごく気持ちいい風に吹かれて、
とても気持ちよかった。


ロンドン図書館はあまりの巨大さにびっくり。
まず入り口で荷物検査があって、
中に入ると、更に、手荷物は全部預けて、
必要なものだけ専用袋に入れて中に入る感じ。

利用者登録も、
大学名、研究分野、研究目的など一応全部答えなくちゃいけなくて、
取り合えず音楽研究ということにしておいたら
「9月から入学なのに、今から先に研究なんて偉いね」と担当の人に言われ、
ご丁寧に、楽譜や音楽書物のコーナーの案内までしてもらってしまい、
とてもじゃないけど
インターネットをタダでする目的で来ただけとは言えなかった・・^^;


帰りは、最寄のKing's Crossの駅から乗ったのだけど、
ここは例のテロで一番被害が大きかった駅。

でも、一部の線が使えなくなっている他は、
まったく普通に皆、行き来していた。
警官の数も、他よりわずかに多い位で、
ものものしい雰囲気は余り感じなかった。
周りの店とかも、全く通常通りに営業中。

ただ、駅の前の広場みたいな一角には、
世界中から届けられたお花と寄せ書きが、献花されていた。
でも、そこも観光客が写真撮ったりと、
もはや観光スポットのようになってしまっていて、
イギリス人は普通に素通り。
なんだか変な感じ。

そもそも今回のテロ報道も、
イギリス国内よりも国外での方が
大々的に報道されているのかも。
こっちに住んでいる友達とか知り合いに聞いても、
テロ当日は、地下鉄とかが止まって大変だったけど、
翌日からは全く普通だし、
特に恐怖感や危機感も感じていなかった、
という人も多いみたい。
もちろん、そうでない人もたくさんいるとは思うのだけど・・・。

私は、ちょうど日本でたくさん報道を見た後に、
このタイミングで現地に来て、
その温度差というかギャップを感じているからか、
なんとも言えない複雑な気持ちです。
# by sayaka-blmusic | 2005-07-16 07:20 | ロンドンでの日常生活

携帯契約

ロンドンに来て真っ先にしなきゃと思ったのが携帯契約だなんて、
よっぽど現代携帯社会に洗脳されてるのかも私。

ということで、
今日は朝一番に、まず携帯を契約しに行った。

イギリスの携帯の契約方法は二種類あるらしく、
Pay monthlyという、日本と同じく、月ごとに支払う方法と、
Pay as you goという、プリペイド式の方法があるみたい。

日本だとプリペイド式を通常で使っている人は少ないと思うのだけど、
イギリスだと、かなり多くの人がPay as you go で使ってるそうです。

top upという料金つぎ足しシステムもすごく普及してて、
スーパーでも駅前売店でも、どこでも簡単にtop upできるらしい。

朝10時の開店と同時にボーダフォンショップへ。
ボーダフォンの本場だし、
日本でも馴染みがあるキャリアだし、
ボーダフォンで契約しようと思って、
買いかけた瞬間、
ふと通り向かいに、別のキャリアの携帯電話ショップがあるのを発見。

とりあえず買うのをとどまって
そっちの店に行って色々見てみたところ、
ボーダフォンは一番通話料が高いことが判明。

その後4件くらい、携帯電話ショップを回って、
ボーダフォンと、T-mobileと、Orange、等と検討した結果、
結局、Orangeで契約しました。
通話料は、1分25ペンス(50円位)で、
3分すぎると1分5ペンス(10円位)。
基本料金が全くかからず通話料のみだということを考えると、
日本よりも安いかも。
ただ、本体は、新規でも10000円くらい。
日本だと0円とかだものね。

開通は翌日だということで、本体をもらって取り合えず帰りました。

携帯を持っただけで、
なんだかほっと安心。

うーーん、やっぱり私、日本携帯社会に洗脳されてるのかも。


ちなみにこれ、ネットで見つけた記事。

>携帯電話関連ウェブサイトの『WAPオンライン』が最近行なったアンケート調査によると、
>イギリスで携帯電話を所有する人の72%が、携帯電話機をなくすよりも財布をなくす方がましだと答えたという。
>また所有者の86%は、携帯電話機を持っていないと不安だと述べている。
>ややこしい会話を避けるために、携帯電話でテキスト・メッセージを送信すると述べた回答者は、全体の4分の3にものぼった。


あらら、イギリスもそうなのね・・・・^^;
# by sayaka-blmusic | 2005-07-15 18:55 | ロンドンでの日常生活

イギリス出発&到着

いよいよイギリス出発。
テロの直後ということで、色々不安だらけ・・。

そもそも、もともとはテロの起きた7月7日にロンドン到着予定だったのです。
7月は予約が込み合うらしく、どうしてもチケットが取れなくて、
14日出発に延期になっていたところでした。

しかも、英国航空とかの直行便はこの時期高すぎるし、
経由便の大韓航空とかアシアナ航空とかは全て満席ということで、
唯一取れたのが、今まで乗ったことのない中国国際航空の北京経由。
計17時間くらいかけての渡英となります。

飛行機自体は思ったよりずっと綺麗で、
座席も広めで居心地よかったのだけど、
何しろ機内エンターテイメントが皆無に近い!!

まず、なんと機内誌が無い!
席ごとのテレビはもちろん無い!
ラジオのチャンネルも無い!

前の上の方に小ーさく吊り下げられたテレビを、
数十人で遠くから凝視するのが、
唯一のエンターテイメントでした。しかも中国語オンリー。

というわけで、残された時間の潰し方は寝るしかないので、
17時間、乗り換え時間と食事以外は、
後半以外、ひたすら寝続けてました。

北京の乗り換えは、
テロの影響か、異常ーに厳しかった気がします。
乗り換えなのに、入国審査に一人5分以上。
しかも北京の空港内で、審査以外にも
計3回警官にパスポート提示求められるし。

でも、北京空港は、
さすが改装後とあって、
めちゃめちゃ綺麗だった。
成田よりずっと綺麗。

それにしても
中国国際航空の機内食は、
なかなかユニークでした。

まず、何故か毎食、
真空パック入りのザーサイが出てくるのです。
おしぼりのミニケースみたいなのに入ったザーサイが。
他の料理との脈絡もなく。

あと、
普通機内食のメニューって、
「Beef or Pork?」
とか
「Chicken or Pork?」
とか聞かれると思うんだけど、

生まれて初めて
「Beef or Duck?」
と聞かれた・・・・。

聞き間違いかと思ったよ(笑)
中華料理屋の北京ダックみたいな料理が出てくるのかと思ったら、

本当に出てきた。

もちろん切り身になってだけれども。

なかなか美味しかったです。


フライト時間残り3時間くらいになったとき、
持参した空気マクラが突然穴が開いて破壊し、
17時間安眠計画は終了。
(あれがないと首が痛くて寝れない・・)
残り時間は隣の席の、
同じく留学でイギリスに向かう中国人の子とずっと喋ってた。


ヒースローの入国審査は、
あっけないくらい簡単だった。
ロンドンに来るのはこれが7回目なのだけど、
多分今までで一番時間がかからなかったかも。

エントリークリアランスがあったからだとは思うけど、
他の人達を見てもスムーズに通ってたし、
北京みたいに警官が多い訳でもないし、

テロ直後なのに、
北京よりロンドンの方が入国が簡単って、
こんなんで良いんだろうか・・・・??


無事大量の荷物も受け取って
ロンドン北西部の宿泊先へ。


ロンドンは晴天。
夜22時近くまで明るくて、
乾いた涼しい空気がすごく気持ちいい。


今日から本当にこの街で生活するんだって思うと、
とても不思議な感じです。
# by sayaka-blmusic | 2005-07-14 23:44 | ロンドンでの日常生活

「さやかのロンドン日記」最新記事へのリンク

「さやかのロンドン日記」の最新記事は、下記のリンクからご覧頂けます。

http://sayalondon.exblog.jp

ブックマークなども上記のリンクよりお願い致します。


P.S
ブログの最新記事更新時、Twitterでもお知らせさせて頂いています。
Twitter「松本さやか」のリンクアドレスは以下の通りです。
http://twitter.com/sayasaru
# by sayaka-blmusic | 2005-01-20 19:37 | 最新記事 | Comments(0)

プロフィール

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松本さやか(Matsumoto Sayaka)

1979年11月3日生まれ  さそり座

3歳よりピアノを始める。1993年、全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の部全国大会第1位及び野村賞受賞。1992年以降、韓国(「月刊音楽」主催)、ドイツ(ドイツ・ザクセン地方独日協会の招待)、イギリス(イギリス・イートンカレッジの招待、大和日英基金の助成)各地に演奏旅行、コンサート出演。1997年、第20回ピティナ・ピアノコンペティションコンチェルト部門上級全国大会最優秀賞(第1位)受賞。

1998年、桐朋学園音楽大学の最難関コースであるソリストディプロマコースに入学。計6回のリサイタル試験及びコンチェルト試験に連続合格を果たし、 2004年3月、ピアノ科では桐朋学園創立以来史上初の、ソリストディプロマコース修了者となる。

また同時に、桐朋在籍中の1999年、国際基督教大学(ICU)に入学。4年間、桐朋音大とのダブルスクールを続け、2003年3月に国際関係学科国際コミュニケーション・教育学科心理学の学科間専攻にてICUを卒業。卒業論文では、クラシック音楽演奏者を対象とした臨床心理学の観点からの研究を行う。

2004年からは「クラシック音楽界と他のアートや学問との架け橋を作ること」をキーワードに様々な企画を考案し、音楽イベントやセミナーなどのコーデ ィネーターを務める。2004年秋頃、現在の「ボーダレスミュージック」の原型となるコンセプトを発案。日本各地にてピアノ演奏活動を行 う傍ら、妹あすかと共にウェブサイト「ボーダレスミュージック」の企画、製作を進める。

2005年よりイギリスのRoyal Academy of Music(ロイヤルアカデミーオブミュージック)大学院課程パフォーマンスディプロマコースに奨学金を得て留学し、2006年6月同コースピアノ科を卒業。最高レベルの演奏者に与えられるDipRAMの称号を授与される他、ラフマニノフ「音の絵Op.39」の9曲全曲演奏を行ったファイナルリサイタルに対しVice Principal's Special Award(副校長特別賞)が授与される。

これまでにピアノを多喜靖美、岡本美智子、田崎悦子、Alexander Satz、Daniel-Ben Pienaar、Christopher Eltonの各氏に師事。アンサンブルを金木博幸、Michael Dussekの各氏に師事。

ラフマニノフを特に敬愛し、2007年1月(ラフマニノフ名曲集)、4月(パガニーニの主題による狂詩曲-妹あすかとの2台ピアノ共演)、6月(音の絵 Op.39 9曲全曲プログラム)、11月(ピアノ協奏曲第2番ソロバージョン等)、2008年5月(プレリュード等)、などラフマニノフを中心にしたリサイタルを開催。また、これまでピアノソロで演奏される機会の少なかった、ラフマニノフの協奏曲や交響曲を、独自にピアノソロ用に編曲し、自ら演奏する活動なども行っている。

2009年6月には、イギリス・ブリストル市、High Sheriff Gala Concertのゲストソリストとして招待され、ブリストル大聖堂にて、Peter Stark指揮エメラルドアンサンブルオーケストラと、ラフマニノフ協奏曲第2番を協演し好評を博す。

2011年11月より東京在住。

近年では作曲活動にも力を入れており、作曲活動にも力を入れており、2010年には、ロンドン、ハンガリー、ローマにて、ラフマニノフ及び自作オリジナル曲を中心としたリサイタルを開催。また、近年では、J-POPアーティスト等への楽曲提供も行っている。

2012年、クラシックの枠を超えたオリジナル曲を収録したCD「朝岡さやか Morning Star ~暁~」と「Midnight Sun〜夕桜〜」の2枚のCDを発売。(詳細はこちら

2013年9月22日、代官山ヒルサイドプラザにて、コンサート開催予定。詳細はこちら


朝岡さやかオフィシャルホームページ
http://sayakaasaoka.com
詳しいプロフィール等はこちらに掲載中。
# by sayaka-blmusic | 2005-01-01 01:15 | プロフィール