<   2010年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

オリジナル曲「Open Your Eyes」動画

先日のイギリス緑内障学会(UKEGS)のレセプションの為に作曲した「Open Eyes」の改題 「Open Your Eyes」の動画のアップです。


この曲は、緑内障学会での演奏用ということでの作曲でしたが、
私の中では、お腹の赤ちゃんへのメッセージの気持ちも込めて作った曲です。

この曲を作っている時に、ちょうど胎動がどんどん元気になっている頃で、
前の日記にも書いた通り、お腹の赤ちゃんが何故か3拍子や3連符が大好きなので、
3連符をモチーフにして作りました(^ー^)




「Open Your Eyes」 作曲・演奏 朝岡さやか(松本さやか)







動画の写真は、妊娠判明した頃からのエコー写真の変遷と、
この10ヶ月間(春〜冬)でお腹の赤ちゃんと一緒に見てきた景色です。

春のロンドン・ハムステッドヒースとHailing、夏の南仏カシス、
秋のリッチモンドパーク、冬のロンドン雪景色、などなど・・。





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その他、以前ピグミー支援イベントのために作曲したオリジナル曲のうちの4曲を、以下のURLで試聴できます。
http://www.youtube.com/user/sayasayapple?feature=mhum

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<2012年追記>
私のピアノソロオリジナル曲集を収録したCDアルバムがいよいよ発売になりました。
「太陽」をテーマにした8曲です。
是非聴いてみて頂けたら嬉しいです。
こちら→朝岡さやか「Morning Star 〜暁〜」
Amazon.co.jp、楽天、HMVオンラインなどで購入できます。
by sayaka-blmusic | 2010-12-29 00:20 | 作曲活動関連 | Comments(6)

ベビーシャワー

日記の順序が逆になってしまいましたが、クリスマス4日前の12月21日、友達宅で「ベビーシャワー」を開いて頂きました。

ベビーシャワー(Baby Shower)とは、アメリカ発祥の欧米の風習で、「赤ちゃんが産まれてくる前に行う誕生パーティ」です。

出産後は母体の回復の為や赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、むしろ出産前に、通常妊婦の友人がホスト役となりパーティが開かれるという風習です。

欧米では、このような「前夜パーティ」の風習が他にも沢山あって、例えば結婚前夜に男友達だけで集まる「Stag(雄鹿)Party」や、逆に女友達限定の「Hen(雌鳥) Party」などもあります。ベビーシャワーはいわばそれの赤ちゃんバージョン。

今回「サヤカ、ベビーシャワーをうちで開かない?!沢山友達誘って皆でお祝いしましょう!!」と申し出てくれたのは、前にもこの日記に登場した、あの「ナイフ1本と火があればまな板無しでどこでも料理」のブラジル人の友達、アンディ!

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元々は、アンディのパートナーであるクライブ(彼はイギリス人)が、私の夫とウィンドサーフィン友達で、私も一緒にウィンドサーフィン旅行に付いて行ったりしているうちに、夫婦ぐるみで仲良くなったのがきっかけ。恐らく今年最も頻繁に一緒に旅行したり食事を一緒にさせて頂いたご夫婦です。いつもとびっきりのブラジル料理で笑顔でおもてなししてくれるアンディは、私の女性としての憧れ像でもあるので、そんな彼女にベビーシャワーを開いてもらえるなんて、本当に嬉しかったです。

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アンディ&クライブの家に着くと「Yep! I’m a boy!」と書かれた可愛い赤ちゃんバルーンはじめ、沢山の風船を部屋中に飾ってお迎えしてくれました。

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ブラジルのポンデケージョはじめ、アンディが心をこめて作ってくれた料理の数々。
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通常ベビーシャワーは女友達限定で行うのですが、今回はアンディのパートナーのクライブや、私の夫や、仲の良い友達の旦那さん等もお呼びして、皆で一緒に行いたい!という私の希望もあり、男女混合型に。

ただ、クリスマス直前ということもあり、多くの友達はそれぞれの国に帰ってしまっていたりしたのに加え、この日は先週末に降った大雪の影響で電車はじめ交通の便が乱れていたので、残念ながら来ることが出来なかったり誘うことができなかったお友達も沢山。そんな状況の中、いらして下さった皆さんに本当に感謝です。

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皆さんから可愛いベビー服のプレゼントを頂いたり、名前の候補を発表して感想をもらったり・・、とっても温かくて幸せなひとときでした。


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主催して下さったアンディ&クライブ夫妻と一緒に。本当にありがとう!!!

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ベビーシャワーのパーティは、出産が近づいてきて緊張してくる妊婦の緊張を和らげる目的もあるのだそうですが、本当にそうだなぁと感じました。皆に励まされて、応援して頂いて、どんなに心が安らいだかわかりません。

それに、お腹にいるうちからこんなにもお祝いしてもらって、きっと一番喜んでいるのはお腹の中にいる赤ちゃんだろうなぁと思います(^-^) ある意味では、これがこの子にとって最初の「お誕生日パーティ」なんだなぁ・・。


ちなみに偶然にもこの夜さらに、日本での大学時代の親友が無事出産したというニュースと、ロンドンでの大切なお友達が妊娠したというニュースをダブルで知り、本当に幸せな気持ちで眠りに付きました。
by sayaka-blmusic | 2010-12-27 22:32 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(0)

メリークリスマス! & 予定日10日前

メリークリスマス!!

ロンドンは、先週末降った大雪が溶けきらないまま、
雪景色のクリスマスイブとなりました。

そして、今日は出産予定日のちょうど10日前。カウントダウンに入りました!

クリスマスイブは朝から出産予定の病院で検診でした。赤ちゃんの体重も心拍も問題なく、既に赤ちゃんの頭が骨盤に入ってきているので、もういつ産まれてもおかしくないですよ〜とのことです。

赤ちゃんの頭が骨盤に入って固定されることを、こちらでは「Engaged」つまり「婚約した」というのと同じ言い方(!)をします。Engagedしたということは、赤ちゃんがもうよーいドンの姿勢に入っているということ。ここからどの位出産までに時間がかかるかは、本当に人それぞれでなんとも言えないそうですが(結婚もそうですよね^^;)赤ちゃんが、もうすぐ会いに出てきてくれるスタート体勢に入ってくれたというのは、すごくすごく嬉しい気持ちになりました。


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もう一つ、私にとって、とても嬉しいニュースがありました。私のオリジナル曲CDをプロデュースして頂いているプロデューサーYongenさんから連絡を頂き、昨年日本でレコーディングした私のオリジナル曲のピアノ演奏が、現在、那須高原の二期倶楽部の館内にて流れていることを知りました。

澄んだ空気の冬の那須高原、広大な森の中佇む素敵なリゾートの二期倶楽部。そんな中、自分の曲、演奏を流して頂いていること、本当に感謝です。どんな風に景色に溶け込んで行っているのか、聴いてみたい気持ちでいっぱいです。もしクリスマスや年末年始に那須にご旅行の方がいらっしゃいましたら、是非お立ち寄ってみて頂けたらと思います。

那須 二期倶楽部 www.nikiclub.jp
by sayaka-blmusic | 2010-12-25 07:48 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(2)

胎動変遷記&音楽の拍子と胎動の関係性・・?

妊娠記録まとめ、
第一弾「つわり変遷記」に続いて第二弾は「胎動変遷記」です。

妊娠する前は、胎動というと「お腹の中で赤ちゃんが動くこと」という知識しかなかったのですが、実際妊娠してみると、時期によって動き方もどんどん変わって行ってびっくりしました。


<妊娠4ヶ月〜7ヶ月>

最初に胎動に気づいたのは、忘れもしない14週5日。朝目が覚めてベッドの中でうつらうつらしていると、お腹で「ぽこっぽこっ」と小さな空気の泡が破裂しているような感覚。内蔵が動いている感覚とも違うし、もしかしてこれが胎動?! 

そしてしばらくすると、一日に数回小さく感じるだけだった「ぽこっぽこっ」の頻度がだんだん増えてきて、強さもどんどん力強くなってきました。

よく、胎動の動き方は「むにむに」系と、「ぽこぽこ」系に分かれるらしいのですが、私は最初に胎動を感じた時から臨月に入るまでずっと「ぽこぽこ」系でした。まぁ、「ぽこぽこ」と可愛かったのは最初のうちだけで、だんだん

「ぽこぽこ」

「ボコボコ」

「どかどかどかーーーっ」

と変遷していきましたが・・。

この頃の胎動のエピソードといえば、日記にも以前書きましたが、7ヶ月の時に初めてイギリスの歯医者さんに行った時のこと。歯医者さんのドアを開けた瞬間、そして治療椅子で歯医者さんが「ちゅいーーん」という器具のスイッチを入れた瞬間、突然お腹の中で暴れ出したのにはびっくりしました! 私の動揺が伝わったか、産まれる前から歯医者ギライかのどちらかですね(笑)


<妊娠8ヶ月〜9ヶ月>

胎動がピークに! もはや「胎動」というより「胎内暴力??!!」と思う位、激しくなってきました(^-^;)

肋骨をごいーーんと予告なく思いっきり蹴られ、電車の中で思わず「うっ」と呻いていたら、お隣に座っていた見知らぬ方から「Are you all right?」 と心配されてしまったことも・・。

あとは、キッチンで洗い物などをしていると、お腹とシンクがぶつかっている部分が邪魔なのか、お腹の中からシンクに向かって「ごーん」と蹴られ、おっとっと、となることもありました(笑)

ですが一方、この頃にもう1種類の新しい可愛い胎動を感じ始めました。

それは「しゃっくり胎動」!

胎児は、肺呼吸の練習を兼ねて、胎内でもしゃっくりをするそうなのですが、その時に「ぴくっぴくっ」と小さく動くので、胎動として感じることができます。早い人は6ヶ月位からしゃっくり胎動を感じるようですが、私は遅くて、8ヶ月位になってから初めてはっきりと分かりました。

このしゃっくりのスピードが大人の数倍の早さで(1〜2秒に1回位)、しかも一度始まると10分位続きます。こんなに速いスピードのしゃっくりで苦しくないのかなぁと心配になってしまうけれど、全く問題ないんだそうです。

この10分間位続く「しゃっくりタイム」が、一日に2、3回あるので、しゃっくりを始めると「おおお、苦しくないかい?頑張れ〜」と、お腹に手をあてて応援(?)してあげています(^-^) しゃっくりの胎動自体も、日に日に大きくなっていっているので、最近は「びくん!びくん!」と外からでも動きが見える位になりました。




<臨月の胎動>

臨月に入ると、胎動がおさってくると言われていますが、確かに自由に動き回れるスペースが少なくなってきたからか、ぼこぼこと蹴る種類の胎動は減ってきました。

そのかわり、
「せまーーーーいっ」とでも言いたげに、
むにむにむにーーーーっと、全身で伸びをしたり、かかとらしきものが横腹から「みよーーん」と出てきたり、赤ちゃんのお尻らしき大きなでっぱりが、私のお腹の右から左に「ぐよよーーん」と大移動するのが見えたり・・。とにかく、動く度にお腹の形がダイナミックに変わるので、見てても飽きないです(笑)

出産の本当に間近になってくると、胎動がもっと少なくなってしまうらしいので、恐らくあと1週間位のダイナミックな胎動の感覚を楽しみながら、思い出に残しておきたいなぁと思います。


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<お腹の赤ちゃんが好きな曲>

音楽が流れ始めると、赤ちゃんの胎動が特に活発になることが多い、というのは、ピアノのレッスン中や、家でCDをかけている時、コンサートなどでも散々経験したので、もう疑いようがないくらいはっきりと分かったのですが、その中でも「特にお気に入りの曲」というのがあるみたいです。

人によって違うと思うのですが、私の赤ちゃんの場合は、特に動いていたのは以下の音楽。

ー ラテンの曲 (ジャズの試験のためにBlue Bossaを練習していると毎回お腹でダンスしまくりでした!あと、ラテンミュージックのライブに行ったら、収拾がつかないほど大変な胎動に・・。ちなみにロック系では何故か動きません。)

— エルガーの「威風堂々」 (リズミカルで乗り易いからかしら・・。それにしてもイギリス人にとって「第二の国歌」であるこの曲がお気に入りとは、もしやアイデンティティはイギリス人・・?? 3日と12日の本番の演奏中にも、思いっきり動いてました 笑)

— ムソルグスキーの「禿げ山の一夜」 (この曲をオーケストラのコンサートで聴いている時に、今まで感じなかった位の激しい胎動になり、その後たまたまカーラジオからこの曲が流れ始めたら、またもやスゴい胎動。それからしばらくして試しにYouTubeでiPadでお腹に近づけて聴かせてみたら、やっぱり暴れていました・・)




<胎動と音楽の拍子の関係?!>



あと、上記の曲とは関係なく、これだと何故か激しく動き出す!というのが


3拍子の曲!!!!! (3連符がモチーフの曲や、8分の6などの曲も含む)


私自身が弾いていても、生徒さんがレッスンで弾いていても、コンサートで聴いていても、3拍子になると確実に動き方が激しくなります。

この間あすかがロンドンに来ていた時に、一緒にロンドンフィルのマーラーの交響曲4番を聴きに行ったのですが、コンサート中試しにあすかがずっと私のお腹を触っていたら、見事に3拍子の曲になると動いて、他の拍子だとおとなしくなり、また3拍子になると動き出す!というのを繰り返していたので、

あすかも「ホントだ〜!どうして?!本当に3拍子になると動き出す!!」とビックリ!!私も不思議でしょうがないです。

ピアノの生徒さんが弾く曲で特に動くのは、例えばブルグミューラーの「タランテラ」とか「バラード」とか、ショパンの「子犬のワルツ」とか。どれも3拍子や8分の6の曲です。

他のお腹の赤ちゃん達も3拍子が好きなのかしら・・。妊娠中の方でこの日記見てる方がいらっしゃったら、是非3拍子の曲聴かせてみて下さい♪ どなたか同じようなことを経験された方がいらっしゃったら是非教えて頂けたら嬉しいです!


私なりに理由を考えてみたのですが、普段お腹の中でずっと赤ちゃんが聞こえている音って、基本的にお母さんの心臓の鼓動。

心音って「どっくん」「どっくん」というように、基本的に2拍子(?!)系。

3拍子とか3連符ってそれとは反するリズムなので、いつもとは違うリズムに赤ちゃんがエキサイトして動くのかなぁ・・・と思ったり。


真相は闇の中、ではなく腹の中・・・。
by sayaka-blmusic | 2010-12-20 23:29 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(2)

つわり変遷記

あと2週間ちょっとで予定日になってしまうので、赤ちゃんが産まれて来る前に、これまでの妊娠期間のことなど、忘れないように書き残しておきたいなぁと思います。

第一弾は「ツワリ変遷記」。
あんまりキレイな話ではないので、吐き気がどうこうとか、この手の話が苦手な方は、どうかスルーして下さい。


<妊娠2ヶ月〜4ヶ月>

妊娠が分かったのはかなり早くて、高温日9日目位(妊娠3週位)。それから一週間ほどは何にも身体の変化がなく、むしろいつもの高温期よりも体調が良い位だったので「おおお、私はツワリがないタイプなのかも。よかったーーー」と思っていたのですが、

高温期22日目(妊娠5週)、それは突然やってきました。ドラマにあるような「うっ、ダダダダダっ」という感じではなかったけれど、朝起きると、明らかに気持ち悪い。この日は朝一番に生徒さんのレッスンが入っていたので、吐き気をなんとかこらえレッスンを終わらせた後、運悪く外出の用事が。道路を歩くと、10メートル置き位に猛烈な吐き気が。これは明らかに「つわり」がやってきたと確信。

その後、6週、7週とツワリは容赦なくエスカレート。

ツワリには「吐きづわり」「食べづわり」「ねむづわり」など色々なタイプがあると言われていますが、私の場合、そのどれでもなくて、あえて命名するとしたら「吐けないづわり」。

私、何がきっかけか、中学生の頃から「嘔吐恐怖症」で、インフルエンザになっても、食中毒になっても、どーんなに二日酔いになっても、「うっ」とはくるのに、その瞬間に自動的に喉で全力で止めてしまって、どーしても吐けない!そもそも普通のゲップも小さい頃からうまくできないので、喉の構造(?)が何か変なのかも。この20年位で、実際に吐いたのは(というか吐けたのは)たったの2回(そのうちの1回は、例の牡蠣の食中毒の二回目の時。ノロウィルスの威力はさすがにスゴかった・・)。

そんな訳で、どんなに気持ち悪くても吐くに吐けず、ただただベッドで呻く毎日。そんなツワリのピークの頃に生徒さんの発表会やイタリアのコンサートがあったため、生徒さんのレッスンや自分のピアノの練習へは、ベッドからお隣のピアノ部屋に直行→直帰、という感じでした。

でも、この「吐けない症候群」だったお陰で、栄養が身体から出て行ったり脱水になることなく、なんとか体調を保てていたのだと思います。喉で止める癖がなかったら、恐らく一日最低10回位は吐いていたと思います・・。

ピークの頃は、もーー何を食べても気持ち悪く、特に生野菜の匂いがダメ、白い御飯もダメ、しょうゆ系の味もダメ、お茶の味もダメ、水の味もダメ、あたたかい食べ物はダメ(冷えてればOK)。

人によってツワリの頃に「これは食べれる」というものは各自違うと言われていますが、私の場合、唯一大丈夫だったのが、「しょうが味」と「バナナ」と「冷たく冷やしたヨーグルト」。しょうがは前から好きだったけど、バナナとヨーグルトは元々はそんなに好きなものもなかったので意外でした。

バナナにはビタミンB6が豊富に含まれていて、ビタミンB6はツワリに効くんだそうです。どーしてもベッドから起きられない位苦しい時も、バナナをひとかじりして、少し良くなっているスキに、なんとかその勢いでレッスンや練習、夕飯の用意などを一気に終わらせたりしていました。バナナ様様です。

あと、お茶も水もダメだった頃、唯一飲めた飲み物が、オレンジジュース。しかも生オレンジジュースとか、トロピカーナとかのちゃんとした100%オレンジジュースとかではダメで、あのちょっと安っぽい酸味のある「濃縮還元100%オレンジジュース」でないとダメという奇妙な味覚になっていました。ちなみにグレープフルーツジュースだと酸味が強過ぎてNGでした。

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妊娠中につわりの影響で特定のものがやたら食べたくなることを、イギリスではCravingといいます。こちらで「妊娠した」と誰かに言うと、「予定日は?」とか「性別は分かった?」とかの質問の後に、何故か必ずといっていいほど「Cravingは?」と聞かれました。

一般的によく言われている「Craving」は、日本と一緒で、氷をかじりたくなるとか、ケンタッキーばかり食べたくなるとか。

ひどいパターンだと、紙とか粘土とかお風呂の水を無性に飲みたくなるとかいう人もいるらしい。

私の場合、一応「食べ物」の範囲内で収まっていたので、そこまで寄食症にはならなかったのですが、奇妙なものに走ってしまう気持ちはよーく分かります。

何せ、とにかく味覚そのものがおかしくなるのです。

口の中が、常に金属みたいな変な味がしているので、何か食べた時の味も今までと違うし、食べ物を飲み込んで後味が無くなると、またすぐにその金属みたいな気持ち悪い味が口に広がるので、とにかくその口の中の「変な味」を消すためには、今はこの食べ物しかないのだ!この食べ物を今すぐ食べよ〜!という妙な使命感(?!)で脳が支配されてしまうのです。

そしてこの「Craving」は、妊娠中ずっと同じというわけではなく、同じ人でもどんどん変化していくことも多いらしいです。

私は最初の頃は、基本的に殆ど食欲がなかったので、「やたら食べたいもの」というよりも「これだったら唯一食べれるもの」という感じだったのですが、だんだん食欲が回復するにつれ、「食べれるもの」もどんどん変わっていきました。

ちなみに私の「Craving」の変遷は、

バナナ&ヨーグルト → しょうが味のもの → 何故かクルトン(シーザーサラダやスープに乗せるカリカリのあれです) → 冷たいすし飯(お刺身の部分はいらない)→ 油っこいフライ → トマト味のもの etc

「トマト味のもの」がブームだった時には、夕飯の食卓に、オムライスと、トマトサラダと、トマト味スパゲッティを同時に登場させてしまったことも。私の寄食に付き合ってくれていた夫、申し訳なかったです・・m(_ _)m

あと、すし飯がブームだった時期のある日、近所の某日本食レストランで、ちらし寿司を頼み、上のお刺身は夫にあげて、お寿司のすし飯の部分だけ食べながら「このすし飯最高!!!美味しい〜(ToT)」と感嘆の声をあげながら食べていた時のこと。 夫いわく、普通の味覚からすると、かなり微妙な味だったらしいのですが、横の日本人のお客さんが私が涙ながらに感激しながら食べている様子を見て、よーーっぽど美味しいちらし寿司と思ったのか、同じ物を注文してしまいました・・。 つわり中の妊婦の「おいしい」は全くアテになりませんので皆さんご注意を・・。


<妊娠5ヶ月〜7ヶ月>

そして5ヶ月頃になって安定期に入った頃に、徐々に吐き気が収まってきて、「吐けないづわり」から「食べづわり」に徐々に変化。食べづわりとは、お腹が空いて来ると吐き気がするというもので、ちょこちょこ何か口に入れていればなんとかしのげます。食べ過ぎるとそれはそれで気持ち悪いので、小分けにしたクッキーとか小さなおにぎりをかじっていました。でも、味覚は比較的正常に戻ってきたし、お茶や水も飲めるようになってきたので、ピーク時よりは遥かにラク!!

その後、午後15時以降気持ち悪くなるという軽めのつわりが、延々7ヶ月頃まで続き、あの船旅行に行った辺りでようやく良くなった感じです(代わりに食中毒になりましたが・・汗)


<妊娠8ヶ月以降>

8ヶ月以降は、やーーーっと夕方以降の吐き気も消えました!

臨月に入った今は、お腹が重いとか寝苦しいとかいう辛さはあるものの、味覚はすっかり戻り、ゴハンは美味しく食べれるということで、ある意味妊娠中の中で一番ハッピーに過ごしています! 妊娠後期は子宮が胸のすぐ下まで来ていて、胃のスペースが狭くなって肋骨を圧迫しているために、ちょっと食べ過ぎると食後に猛烈な肋間神経痛に襲われるのですが、それでもあのつわりの辛さに比べたら何倍もマシ。どうやら私は「痛み」よりも、やたら「吐き気」に弱いタイプみたいです。(といっていても陣痛に耐えられるかは自信がありませんが・・)


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<<つわりに効く方法 〜私の場合〜>>


つわりがピークの妊娠2ヶ月〜4ヶ月の頃、ワラにもすがる思いで、少しでもつわりがラクになる方法をネットで検索していました。人によって克服方法は全く違うと思うのですが、あくまでも「私の場合」ということで、つわりに効いた方法をご紹介させて頂きたいと思います。

これから妊娠される方や、偶然検索で引っかかった方など、どなたかの参考に少しでもなれば幸いです。



<一番ピークの辛い頃>

●まっすぐ仰向けになった状態での腹式呼吸が効く!

何も食べれず飲めず話もできず、ベッドに横になっても寝返りをうつこともできず、どの体勢になっても吐き気が収まらずに辛い!!という時、つい枕やふとんにうずくまって「ううう」と唸りたくなってしまいますが、意外にも「呼吸法」が役立ちました。 意外ですがまっすぐ仰向けに大の字になって、ゆっくり複式呼吸で「ふーーーっ」と呼吸をすると、少しラクになります。「うっ」と来た時はしょうがないのですが、吐き気の波が少し去ったほんのわずかな隙でも、まっすぐ仰向けになってゆっくり深呼吸をすると大分落ち着きました。


<少し良くなった頃>

●バナナなどのビタミンB6が効く! 温かくてダメな場合は冷たくする

私の場合、「バナナ」やビタミンB6のタブレット、しょうがは、明らかに効果があった気がします。あと、ゴハンやおかずなど、あたたかいと食べれないものも冷たくすると少し食べれる場合がありました。


<もう少し良くなって、外出する時など>

●生のレモンを携帯して爪で皮を傷つけて香りを嗅ぐ!

ブラジル人の友達から、「ブラジルでのツワリ対策」としてもらった情報です。生の皮付きレモンを丸ごと一個常に持ち歩き、車に乗っている時や歩いている時に、気持ち悪くなったら、皮を爪で少し押して傷つけ、香りをかぐという方法です。生のレモンの香りがフワーーっと広がって、少しだけラクになります。妊娠5、6ヶ月頃の、ダラダラ続いていたツワリの頃にすごく役になって、常に外出にはレモンを携帯していました。


あくまでも「私の場合」ですが、少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。


そんな訳で、私としては辛いツワリだったけれども、妊娠悪阻で栄養失調になってしまい24時間点滴で入院している方々から比べると、ずっとマシな方だったのだと思います。それに、振り返ってみると、つわりがあったからこそ、安定期に入る前に色々動きすぎたり無茶なことをしたり・・というのを防げていたのかもしれないなと思うし、そう思うと結果的に赤ちゃんをしっかり守っていてくれたツワリに感謝です。


次回は「胎動変遷記」を書きたいと思います(^o^)/


このブログの著者朝岡さやか、オフィシャルHPはこちら↓

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ピアニスト朝岡さやかオフィシャルサイト
http://sayakaasaoka.com

by sayaka-blmusic | 2010-12-18 07:48 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(6)

「さよならピアノ」と「巣作り本能」

といっても、ピアノをやめるとかそういう訳ではもちろんなく、
出産前後の数ヶ月間、しばらく我が家のグランドピアノさんとサヨナラです。

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私がロンドンの現在の自宅で使用しているピアノは、2008年冬から楽器店のレンタルで借りているグランドピアノ。出産前最後の本番も終わるし、生徒さんのレッスンも産休に入り、出産後少なくとも3ヶ月位はコンサートもレッスンもないし、その間はもう一つ持っているRolandの電子ピアノで十分だなぁと思い、少なくとも3ヶ月間はピアノを返すことにしました。

夫は、ピアノ置いたままでももちろんいいよ〜と言ってくれていたし、ピアノ会社の方も「そういう事情だったら、レンタル代3ヶ月間無料でそのまま置いておいてもいいですよ〜」とまで言って下さったのですが、

現在グランドピアノさんが、どどーーんと占領している場所は、
我が家の中でも最も日当りのよくて気持ちいい窓辺! 

うーーん、この場所はどうしてもやっぱり赤ちゃんのために空けてあげて「赤ちゃんスペース」にしたい! という猛烈な衝動にかられてしまって、とりあえず一度ピアノを返すことに、私の独断で決定(^ー^;)


日本に居る頃だったら、一瞬でもグランドピアノを手元から離すのって、なんだか自分のピアニストとしてのアイデンティティまで失われそうで、絶対怖くてできなかったと思うのだけど、5年半前にロンドンに来てから、住宅事情やらなんやらで留学生の殆どは家にピアノを持つのは難しい状態で、私も最初の3年間はずっと自分の部屋には電子ピアノしか置いていなかったので、グランドピアノのない状態には慣れっこです。

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ということで、引き取りにきたピアノ運送業者さん。本当は12日の本番後に取りにきてもらいたかったのですが、スケジュールが合わず、12月3日のコンサート本番の日の朝(!)に取りにきました。あすかには「本番当日にピアノが去るって、何かのギャグ??!!」とびっくりされましたが・・(笑)

こんな機会滅多にないので、グランドピアノがどうやって運ばれて行くかを、写真でご紹介したいと思います♪

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普通の状態では、足が3本+ペダルがはえている状態ですが、


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運送時には横に倒され、3本の足とペダル部分が取り外されます。

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大人の男の人二人がかりで、よいしょっとピアノを持ち上げ、専用のキャスターに縦向きに載せます。

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こうすると、ギリギリ部屋のドアや家の入り口ドアも通り抜けることができます。

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この日は雪が降っていたのでおじさんたちツルツル滑りながら玄関からトラックまで移動。

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トラックの上には、エレベーターのように自動で昇降する代で荷台に載せられます。

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グランドピアノさん、丸2年間、本当にありがとう!!!これまでの5年半のロンドン生活で私が初めて持つことができた「マイピアノ」でした。コンサートの練習に、生徒さんのレッスンにと、本当に大活躍してくれました。

このグランドピアノさんには赤ちゃんが産まれて数ヶ月して、
色々生活が落ち着いたら戻ってきてもらうこととして、


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その間は、私が留学当初から愛用している、このRolandの電子ピアノに再び頑張ってもらおうと思います♪ コンサート前以外の練習や作曲の時には、十分すぎるほどちゃんと機能してくれます。

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そしてグランドピアノと入れ違いにリビングのスペースに登場した、クーファンやチェアーやおむつ捨て等など、赤ちゃんグッズの数々。殆どが、在英日本人の方から譲って頂いたり、帰国売りなどで買ったものなどですが、早めに頂いたので置くスペースが無く、この数ヶ月間ピアノの下やら倉庫やらに閉まっていたものも、やっと外に出すことができました。

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今までピアノさんがどどーんといらっしゃった場所が、赤ちゃんスペースに変身—!
なんだか気持ち的にも割り切れてすっきりしました。


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日本では安全性の問題とか使用期間が短いからなどの理由であまり使われていないらしいクーファン(赤ちゃんを入れるかご)ですが、イギリスでは、出産準備品としてまず最初に買うもの!というくらい今でも人気とのことです。イギリスではMoses Basketと言われています。(夜用のベビーベッドはこれとは別にベッドルームに置く予定) あと2〜3週間後には、ここに赤ちゃんが寝ているのかもしれない・・と思うと、わくわくしすぎて待ちきれない思いになってしまいます。


ところで、

(なんで一時的にピアノを手放してまで「どうしても赤ちゃんスペースを作りたい!」という強烈な衝動に駆られたんだろう・・)

と自分でも不思議に思っていたのですが、

出産前に無性———に部屋を整えたり掃除したりしたくなるのって、
動物の「巣作り本能」らしいです。英語でもしっかり「Nesting Instinct」という言葉があるらしい。

私なんかまだ良い方で、この「巣作り本能」が更に大爆発の人は、予定日直前なのに、いきなりホームセンターに行ってきて大工工事始めたり、壁によじ上って壁掃除始めたりする妊婦さんもいるのだとか。でも、分かる気がします。

いやーーー動物の本能って不思議です。
by sayaka-blmusic | 2010-12-17 01:33 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(0)

出産前最後の演奏(というか持久走・・)無事終了! & 妹あすか帰国

一昨日12月12日(日)、出産前最後の演奏本番が無事終わりました(^ー^)

この日の2日前に日系病院での妊婦検診があり、この検診で少しでも異常があったり具合悪かったりしたら急遽あすか一人に演奏をお願いすることに決めていたのですが、幸い、お医者さんから「母子ともに順調で、赤ちゃんもまだそんなに下がってきていないので、演奏旅行に行っても大丈夫でしょう」とのお墨付きを頂き、無事行けることに。

会場は、ロンドンから北に22マイル離れたHertfordshire州にある「Brocket Hall」というマナーハウス(貴族の元館)。

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最初にこの地にBrocket Hallが建てられたのはなんと1239年に遡り、
その後、現在の建物は、イギリスの数々のお城やマナーハウスの建築を手がけたイギリス人建築家James Paine氏によって、1760年に再建築されたそうです。

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長い間、イギリス王室の狩猟のための別荘として、ビクトリア女王はじめ王室や皇族の人々に愛されてきたBrocket Hall、現在は会員制の最高級ゴルフクラブになっています。

このBrocket Hallに付随するAuberge du Lacというミシュランで星獲得もしているというフレンチレストランのオーナーシェフが、お得意様たちを集めて、Moet&Chandonとのコラボで晩餐会をすることになり、その晩餐会でのピアノ演奏を担当させて頂くことになりました。

私自身、以前このBrocket Hallにて、ここのレディースキャプテンのJanさんの企画でチャリティピアノリサイタルをさせて頂いたことがあるご縁で、今回の晩餐会のゲストアーティストとしてお声をかけて頂いたといういきさつです。

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中は、まさにお城というか宮殿というか、天井画も壁画も素晴らしい内装です。ここで演奏させて頂くのはちょうど3年振りですが、改めて美しさに息を飲んでしまいました。

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ピアノもアンティーク調のグランドピアノ。

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お揃いのドレス再び♪ 

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ところで、今回のドレスは12月3日に着たのと同じドレスなのですが、こうやって同じ服で比べてみると、わずか10日間で、ずいぶんお腹が更に急激に大きくなったなぁと思います。臨月に入ると急ピッチでお腹が巨大化するという噂は本当でした・・。あすか曰く「この柄だと、なんだか恐竜の卵が入っているみたいだね・・」。

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さて、ゲストアーティストといっても、今回は晩餐会は、何よりも「 Auberge du Lac 」のシェフによるお食事がメインなので、いわゆる「パフォーマンス」として演奏を聞いて頂くのは、メインコースが終わってデザートの前の5分間のみ。この5分は、あすかとの「威風堂々」の連弾をすることに。

大変なのはそれ以外の部分!!

なんと、

- ドリンクレセプション1時間(ジャズ曲)

- ディナータイム3時間半(静かめのクラシック曲)

の合計4時間半を、えんえんピアノを弾き続けてほしいというリクエスト!! これを、あすかと半分ずつで30分位で交代交代なのですが、それでも一人当たり2時間以上・・。

というか、主催者の方から頂いた当初の話では、レセプション1時間&ディナータイム2時間の合計3時間ということで、私もあすかもそれぞれジャズ&クラシック合わせて1時間半分位の曲を用意していったのですが、思いのほかディナータイムがどんどん長くなり、結果的に4時間半という長丁場に・・!!

しかも、通常のディナーパーティなどでのバックミュージック演奏は「皆さんお話に夢中で音楽は誰も聴いていない〜〜^-^;」という状況であることも多いのですが、今回の晩餐会では、お客様の層がさすがに上品なのか、クラシックを好きな方が多いのか、食事をされつつも静かで結構「聴いて頂いている」状態。なので、こちらとしても出来る限りの「良い演奏」をさせて頂きたいし、 あすかも私も、思いつく限りのレパートリー大放出。でも、普段のレパートリーで、ディナーのバックにも適している静かめのクラシック曲は意外に少なく(ラフマニノフは殆どの曲がど派手だし・・)だんだん案が尽きて行く・・。

ということで予定外の長時間マラソンとなり、交代のたびにあすかとお互い、

「まだ「静かなクラシック曲」の持ちネタある??」
「尽きそう 泣」
「私も (ToT) 」
「ひいいいまだ最後のメイン料理が終わるまで2料理分の時間が残ってるよ〜、持つかなぁ」

などと言いながら、ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパン、モーツァルトなどの静か目の曲でなんとか繋ぎ・・それでも持ちネタが足りなくなり、最終的には、妹も自身のクラシック曲のオリジナルアレンジバージョンや、私も自分のオリジナル曲シリーズも登場(笑)

やーーーっと、メイン料理が終わり、デザートの前に、今日のゲストアーティストの2人として紹介して頂き、デザートの前の催しとして、ラストパフォーマンス。

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そして12月3日にも演奏させて頂いた、おなじみ、エルガーの威風堂々の連弾バージョン!やっぱりこの曲はイギリス人の第2の国歌と言われているだけあって、大喜びして頂きました! 大きな拍手をして頂いて、ほっーーーーーっと一息。これにて、4時間半の演奏持久走、やーーーーーっと終了です!!

いつも夕方から夜にかけてお腹が張るのに、今日の演奏中は不思議と一度もお腹が張ることがありませんでした。6月のイタリアでのコンサートの時も、本番中はぴったりとツワリが止まって収まっていたし、私の勝手な都合にも関わらず、困らせないように演奏中良い子でいてくれたお腹の赤ちゃんに本当に「ありがとう」です。そして何かあった時のためにと、今回もずっと会場横の部屋で待機してサポートしてくれていた夫にも、本当に感謝です。


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着替えが終わり、入り口であすかと記念撮影。あすかと一緒じゃなかったら、とても無理でした!!本当に感謝・・。 終了したのは夜23時半。あまりにもクタクタで、ロッジに直行です。

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ホールのお隣にあるロッジに宿泊させて頂いたのですが、このロッジの部屋がまたすごく可愛くて、あすかも「お城だ〜!!お姫様ベッドだ〜!」と大はしゃぎ。

ゆーっくりお風呂に入って休んだ後、ぱったりとベッドへ。

あすか自身も疲れているだろうに、長時間の座りっぱなしの演奏で浮腫がひどくなってしまった私の手や足を、私が眠りにつくまでずーーっと、あすかがマッサージで揉みほぐしてくれていました。本当にありがとう・・ (T T)


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一夜明けて、12月13日。

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ロッジから朝もやの中見えるBrocket hall敷地内の湖。

Brocket Hallから直接ヒースローへ向かい、あすかはいよいよ日本帰国です。

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ヒースロー空港にてあすかと。12月3日と12日の二回の本番、一緒に演奏してもらえたことはもちろん、滞在中ずっと、思うように動けない私に代わってゴハンを作ってくれたり、あらゆる面でサポートしてくれました。感謝してもしきれないです。

そして、ちょうどこの日から、私は37週0日。
正期産の期間に入り、暦の上でも、いつ産まれてもおかしくない期間に突入しました。

出産前の演奏の本番は、これで無事全部終了。
生徒さんのレッスンもほぼ終わり、やっと「産休」です♪

もう赤ちゃんの体重的にも2500グラムを超えているので、いつ産まれても大丈夫なのですが、
「本番も終わったし、正期産に入ったし、いつ産まれて来てもいいよ〜」
と話しかけていると本当にすぐに出てきてしまいそうな気がするので(笑)
「あともう少し、ゆっくりお腹の中にいていいからねぇ〜」
と話しかけながら、ゆっくり待ちたいと思います (^-^)
by sayaka-blmusic | 2010-12-15 03:46 | コンサート関連 | Comments(4)

イギリスNHS母親学級(Antenatal Class)

先週金曜日のコンサートが無事終わり、次回の演奏本番は来週の日曜日(12日)。

その間、妹あすかは、バルセロナ在住のお友達(ピアニスト西本夏生さん)を訪ねにスペインへ♪

しかーし、出発予定の12月4日に、見事に航空管制官の一斉ストライキが重なり、スペインの空域閉鎖&フライトキャンセル! スペイン政府は35年振りの非常事態宣言!! 

このまま行けないかも・・と心配したのですが、翌日の5日無事封鎖解除され、バルセロナに旅立っていきました。今回あすかは、スペイン訪問もとっても楽しみにしていたので、一日遅れとはいえ、無事行けてヨカッタ〜。


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さて、私の方は、あすかがいない間に病院の検診などなど。
昨日は、NHSの母親学級の最終日でした。

イギリス国立病院(NHS)が無料で行っている母親学級は、地域ごとに担当のMidwife(助産婦)によって、地元の保健所のようなところで行われます。

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30週を過ぎた辺りから、毎週1回2時間、全部で4回のコースです。母親学級は、イギリスでは「Antenatal Class(直訳すると産前学級)」と呼ばれています。


これまでの内容は以下の通り。

第一回。出産全般についての説明、陣痛が始まってからの連絡方法や、病院への持ち物などの具体的説明

第二回。出産方法のオプション(自然分娩、無痛分娩、水中出産、帝王切開などなど)についての詳しい説明。イギリスでは無痛分娩が多数派なので、特に無痛分娩の説明に時間を割いていました。

第三回。母乳育児について。搾乳の仕方、乳腺炎などのトラブルの対応など。

第四回。赤ちゃんのお世話全般について。おむつの変え方やお風呂の入れ方、寝かせ方。新生児黄疸について。などなど


私の地域の母親学級は、以前の日記にも登場した、私の担当Midwife、Orliが講義も担当。彼女は、説明の仕方などがスーーパーーー上手で、2時間の講義もとっても充実していて毎回あっという間。

内容も、全体的なことと実践的な詳細を両方丁寧にカバーしていて、例えば、陣痛が何分間隔になったらこの電話番号に電話して、車で病院に着いた場合には、ここに駐車して、駐車券は取りあえずどのようにして・・などなど。お陰で細かい不安がだいぶ解消されました。もちろん、日本の母親学級は、こんなもんでなく、更にものすごーくきめ細やかなのかもしれないけれど、イギリスでこの丁寧さは私にとっては衝撃でした。

でも、同じNHSの母親学級でも、地域によっては、Midwifeを交えて皆でただの雑談をして2時間終わり・・というところもあるみたいなので(^-^;) 私はOrliの担当クラスにあたって本当にラッキーだったのかもしれません。NHSのサービスって、つくづく「当たり外れが大きい」の一言に付きます・・。


以下の写真は、第3回の時の「母乳育児」がテーマの回。

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イギリスでは、よほどの事情がない限りは、国をあげて完全母乳育児を推奨しているらしく、授乳指導のクラスはもちろん、母乳育児やトラブルをサポートする無料ボランティア団体なども沢山あるそうです。

出産前に一応万が一に備えて哺乳瓶や粉ミルクも買っておいた方が良いかと質問したところ、

「哺乳瓶が家にあるとつい頼りたくなっちゃう誘惑にかられるから、万が一のために買っておくのもダメよ。訪問助産婦からミルクを足す指示が出るまではボトルは買わずに、母乳のみでトライして!」とのこと・・。

そして、一人一人赤ちゃん人形が渡され、授乳の時の赤ちゃんの抱き方や姿勢などを助産婦さんの見本を見ながら練習。

で、私に渡された赤ちゃん人形はこちら。
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なんだかガン飛ばされているような気が・・。

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リアルといえば超リアルだけど、お人形だからといって美化されすぎていないところが、「これからヒトを世話するんだ!」と気をひきしめさせてくれます(笑)



母親学級の参加メンバーは 皆この近所に住んでいる32週〜37週位の妊婦という共通点はあるものの、年齢も国籍もバラバラ。なんと10人中私を含め8人が、ポーランド人、中国人、ハンガリー人などの、非イギリス人。さすがコスモポリタンの街、ロンドン。

妊娠出産に100〜300万円かかるプライベート(私立)病院だったら、富裕層のイギリス人など、ある程度層が決まってくるのかもしれませんが、無料の国立病院では、本当に国籍も層も色々です。

ということで、無事終わった4回のNHS母親学級。最終日には、10人中2人が既にもう産まれていて欠席となり、もうすぐ自分の番なんだなぁと実感してしまいました。


明日は、あすかがスペインからロンドンに戻ってくる予定です。今度は無事トラブルなく戻ってこれますように・・(^-^)
by sayaka-blmusic | 2010-12-08 03:14 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(5)

UKEGSでのあすかとのリサイタル、無事終了!

あすか滞在中の二人でのコンサート第一弾、無事終了しました!

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この日の本番は、UKEGS 2010 (UK and Eire Glaucoma Sciety)という、イギリス・アイルランド眼科緑内障学会のレセプションパーティ内でのリサイタル。UKとアイルランド全土から緑内障専門の眼科医が一同に集まる、年に一度の学会です。今年は、夫が勤務しているロンドンのMoorfield Eye Hospitalが学会を主催している繋がりで、今回のリサイタルのお話を頂きました。あすかとジョイントでの30分のミニリサイタルです。

ということで、リサイタルを聴いて下さっているお客様全員が一人残らず眼科医という、ある意味初めての新鮮な状況での本番です(^-^;)

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会場は、ビッグベンの横にあるウェストミンスター寺院に付属するChurch House Conference Centre内。

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リサイタルの行われたこの部屋は、なーーんと、第二次世界大戦後に、初めて国連の安全保障理事会の第一回会合が行われた部屋だそうです!


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リサイタル開始前に記念写真一枚。お揃いのドレスを着るのは、小学校以来20年振り位です。


この日のプログラムは以下の通り。

1.ラフマニノフ パガニーニラプソディ18変奏  by さやか
2.ラフマニノフ ピアノコンチェルト2番1楽章 ピアノソロバージョン 松本さやか編曲  by さやか

3.ビートルズ イエスタデー 松本あすか編曲 by あすか
4.エルガー 威風堂々 連弾編曲バージョン by あすか&さやか

5.松本さやか作曲「Open Eyes」(Special Composition for UKEGS2010)  by さやか
6.モンティ チャルダッシュ 鍵盤ハーモニカ&ピアノ  by あすか&さやか


最初のソロ2曲はラフマニノフ。出産予定日が1月3日なので、この日はちょうど予定日の一ヶ月前ということで、赤ちゃんと一緒の臨月ラフマニノフです(?!) 

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いつも、コンサートの一曲目というと、かなり緊張して硬い状態から始まってしまうのですが、この日はとってもとっても不思議なことに、なぜだか全く緊張の感覚が湧いてきませんでした。

人間って、自分より大切な存在ができると、不思議と「自分自身がどう思われるか」って今までより気にならなくなるのかもなぁと、ふと思いました。

ちなみに、巨大なお腹でラフマニノフを演奏したりするのって、手が交差するところとか、お腹が邪魔になって弾きにくいかも・・と以前は心配していたのですが、意外に全然大丈夫なものでした(笑) むしろ、下半身に重心が安定して、お腹が大きくなるにつれてかえっていい音が出るようになったかも・・(^^;)

ラフマニノフのこの2曲は、今まで何十回とコンサートで演奏してきたけれども、今回は今までに無いくらい、なんだかすごく温かい広々とした気持ちで演奏することができて、本当にお腹の赤ちゃんが助けてくれたからだなぁと思います。


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そしてその後、あすかのソロ、イギリスにちなんで、ビートルズの「イエスタデー」のあすか編曲バージョンです。こうやって同じドレスで写真並べてみると、私たちの弾き姿ってやっぱり似ているかも・・(笑)

そしてイギリスの作曲家エルガー「威風堂々」(Pomp and Circumstance No.1)の連弾! 

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イギリス人にとってはプロムス最終日などで毎年おなじみの曲で、「第二の国歌」とも言われている位愛されている曲です。案の定、お客様もとっても喜んで下さって大盛り上がり!

5曲目は、私のオリジナル曲「Open Eyes」。眼科学会なので、せっかくだから目にちなんだ曲ということで、「Open Eyes」というタイトル案を主催者の方から頂き、そのタイトルのイメージで作曲した曲です。この曲は、後日ブログ上にも音源公開させて頂こうと思っています。

最後は、おなじみMontiの「チャルダシュ」を、あすかの鍵盤ハーモニカと私のピアノで演奏。

そして30分間のミニリサイタル、無事終了。終わった瞬間、約100人のお客様が、総立ちで立上がって拍手して下さり、本当に本当に嬉しかったです。


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リサイタル終了後、ほっとしたところ。夫も交えて3人で。



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今回の学会主催者のGarway-Heath博士達と一緒に。

今回、こんなにも素敵な歴史的な会場で、
温かいお客様達の前で貴重な演奏の機会を頂けたことに本当に感謝です。

そしてお腹の中でいい子にしてくれていたどころか、
演奏中もずっと私のことを助けてくれた赤ちゃんに、何より感謝。


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帰り道、会場のすぐそばのビッグベンの前には、クリスマスツリーが飾られていました。もうあと3週間でクリスマス、そしてお正月、そしてその頃にはもうこのお腹の子が産まれているかもと思うと、本当にあっという間だなぁと思います・・。

あと一週間後の12日に、もう一度あすかと一緒に最後の本番があります。それまで無理せず体調を整えて、頑張って臨みたいと思います。


→ この日のあすかの日記はこちら
by sayaka-blmusic | 2010-12-05 00:06 | コンサート関連 | Comments(4)

妹あすかロンドン到着! そして初雪・・

一昨日の11月29日、妹あすかがロンドンに到着しました!!
あすかがロンドンに来るのは昨年6月のブリストル大聖堂でコンサートをした時以来。今回は、12月3日と、12月12日の二回、ロンドンで一緒に演奏する予定です。


そして到着記念に夕飯前に記念写真!

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私、既にひょうたんみたいな体型ですが・・(^-^;)

あすか、さっそく初対面(?)の甥っ子と、
「おおーーい、おばちゃんだよぉ〜」と、お腹越しに沢山交信してくれてました。


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ちなみに、この日の夕飯は、前日から半日煮込んで、その後1日寝かせた牛テールカレー! 家のすぐ近くのイスラム系食材屋さんで、牛テールがやたら安く手に入るので、我が家のカレーは基本的に牛テールカレーです。味の決め手はやっぱりソフリット♪ 


夜20時頃から時差ボケで死にそうなあすかを、
「今寝ちゃうと明日から辛くなっちゃうよ〜」と必死にゆすり起こしながら、
なんとか夜24時近くまで持たせて就寝。

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翌日目覚めてみたら・・。

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なんと雪!! この日はまだ11月30日だったのですが、11月なのに氷点下4度の寒さ・・。


そして二日目の夜は、私が生徒さんをレッスンしている間に、
今度はあすかが私の大大好物の餃子を大量に作ってくれました。
あと中華スープや、かぼちゃの煮物やサラダも!! 

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こんなに大量の餃子・・。幸せすぎです。
ありがとうーーーー!!! 大感謝・・(ToT)


今回予定している2回の本番は、
あまりにも出産予定日に近いために、お引き受けするかどうかとても悩んだのですが、私が臨月であることや、あすかと二人のジョイントで行うこと、
そして何か私にあった時には、妹に全てのプログラムを弾いてもらうということなどを、主催者の方々にお話して了承して頂き、出演させて頂くことになりました。

こんな状況の中、日本から手伝いに来てくれたあすかに、本当に本当に感謝です。12月3日と12日、あすかと一緒に、そしてお腹の子と一緒に、頑張ります♪
by sayaka-blmusic | 2010-12-01 23:59 | ロンドンでの日常生活 | Comments(6)