<   2010年 08月 ( 10 )   > この月の画像一覧

妊娠中は大長編の悪夢を見やすいって本当?

妊娠すると寝ている間に見る夢が変わるというのは、私は妊娠するまで知らなかったのですが、イギリスでは割と一般的に知られていることのようで、妊娠中に見る夢を特別に指す言葉として「Pregnancy Dream」という言葉があるくらいです。

イギリスの病院(NHS)からもらったパンフレットにもちゃんと書いてありました。

「妊娠中は、異様にVividだったりStrangeな夢をよくみることがありますが、ホルモンの関係によるものなので、心配しないで下さい」云々。

なんでも妊娠中は、お腹の赤ちゃんの代謝が24時間常に行われているために、それに合わせて母体も一晩中ほとんど、浅い眠りであるレム睡眠状態になるためなんだそうで、そのため夢を見やすいというのは、医学的にも根拠があることなのだそうです。



私の場合、妊娠初期は割と普通に眠れていたのですが、妊娠5ヶ月目の頃から連日すさまじい悪夢にうなされるようになってきました。

それが、毎晩のように、

1.超長編
2.超リアル
3.超悪夢

の三拍子そろった夢で、夜中に何度もうなされて目を覚ましてしまいます。

産まれた赤ちゃんが、悪魔の赤ちゃんとすり替えられて助けに行くのだけどなかなか見つからないというファンタジーだかホラーなんだか良く分からん夢だったり、何故か中東の戦争に巻き込まれていて戦場で銃撃戦から逃げ回っていたり・・などなど。

普通は夢って、起きてしばらくすると忘れてしまうものですが、あまりにもリアル過ぎて、昼になっても翌日になっても、脚本に起こせる位(?)はっきりと台詞や場面の一つ一つまで覚えている感じです。


いくらホルモンの影響とはいえ、あんまりにも連日の悪夢が続いて、気づくと全身に力を入れて硬直してうなされていることもあるため、これはさすがに赤ちゃんにも悪影響なんではなかろーか、と思い始めた私・・。うーん。

そこで、うちにいらして頂いているピアノの生徒さんSさん(中国医学の専門家の方)に、レッスンにいらした時に相談させてもらったところ、

「妊娠中はホルモンの関係で寝る時にも頭に熱が溜まってしまうため、余計悪夢を見やすいのではないか」

ということで、寝る前にタオルなどで頭を冷やすことを薦めて下さいました。


e0030586_242073.jpg

で、さっそく役立ったのは、我が家にあったけれどもなかなか出番の無かったアイピロー!

e0030586_242046.jpg

中の白い袋を、レンジで30秒チンすればホットアイピロー、30分位冷凍庫に入れておけばアイスピローとして使えるという優れもの。

これを寝る前までに冷やしておいて、ラベンダーの香り袋と一緒に布袋に入れ、目ではなく頭の上にのせて眠りにつくようにしてみました。

もちろん冷やした温度が朝まで続くわけではないし、そもそも寝返りをうった瞬間に頭から落っこちてしまうのであんまり効果が長続きする訳ではないと思うのですが、それでも幾分効果があり、これまでの「超長編、超リアル、超悪夢」の3拍子が、

1.超長編
2.超リアル
3.小悪夢

くらいになってきました!

相変わらず夜熟睡できないので昼間常に眠——いですが、夢の内容は少しましになってきて、いわゆる「超悪夢」は3日に1回くらいに減ってきました。


お腹の赤ちゃんは、そんな夢を知ってか知らずか、朝起きるといつものんきに、

ぽこ、ぽこぽこーーーっとお腹を内側から蹴っていて、

時々胎動で起こされて「よかった・・、夢だった・・・」と思うこともしばしば。

私があまりにもうなされている時に「ママ、正気に返って!!」とわざと起こしてくれているのかなぁと思ったりもします(^-^;)



このブログの著者朝岡さやか、オフィシャルHPはこちら↓

e0030586_1210834.jpg
ピアニスト朝岡さやかオフィシャルサイト
http://sayakaasaoka.com

by sayaka-blmusic | 2010-08-26 02:05 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(4)

猛烈におすすめのロシア人指揮者、ウラディミール・ユロフスキー

e0030586_3115662.jpg


もう1週間前のことになってしまいましたが、
今年二回目の PROMS(イギリスの夏の大音楽祭)に行ってきたレポートです。

前回行ったプロムスは、ゲルギエフ指揮World Peace Orchestraによるマーラーの交響曲4、5番(その時の日記はこちら)。

そして今回は、私と夫が二人とも大——好きなロシア人指揮者、Vladimir Jurowski (ウラディミール・ユロフスキー)指揮London Philharmonic Orchestra(LPO)による全曲ロシアンプログラム!

————————————

私たちがユロフスキーのの指揮を初めて見たのは3年前。彼が、ロンドンフィルの首席指揮者に、史上最年少(当時35歳位)で就任した、その就任記念お披露目コンサートでのこと。

そのコンサートでのプログラム前半は、あの有名な大ピアニストポリーニとのベートーベンのコンチェルトでした。この時は、指揮目当てで行った訳ではないので、ユロフスキーに関しては全くのノーチェックだった上に、コンチェルトでは普通指揮者の上手さが特別に分かることは少ないのですが、この時は明らかに、(むむむっ、この指揮者はすごいかも・・)と予感が。

そして後半は、いよいよ指揮者とオケが主役になる、ラフマニノフの交響的舞曲。

そこで、度肝を抜かれました!

一挙一動、一振りごとにで、強烈にイメージが伝わって来るその指揮に釘付けになり、何?何なのあの指揮者は??? と、楽章の合間で大興奮で夫と顔を見合わせ、終わった後も興奮が冷めやらず。

彼のセンセーショナルなロンドンデビューの現場に立ち会うことができたこと、本当に幸せに思います。

それ以来、ユロフスキーが指揮をするロンドンフィルの定期コンサートをチェックして、何度か足を運んでいました。

ーーーーーーーーーーーー

話は戻って、あれから3年たった今回のPROMS。

PROMSが行われるロイヤルアルバートホールは、巨大な円形劇場になっていて、座る場所によって、見え方も音響も全く違います。

今回は、兎にも角にも、指揮が良くみえるようにということで、オーケストラの真後ろの席となるコーラス席を予約。

e0030586_3115778.jpg


コーラス席から見た舞台(演奏前)。この席だと指揮者が真っ正面からしっかり見えます(@_@)

意外に音響も良いし、席の値段も安めのことが多いので、ロイヤルアルバートホールにコンサートに行かれる機会がある時は、コーラス席かなりおすすめです。

そして、この日のプログラムはこちら。

ムソルグスキー arr. Rimsky-Korsakov  A Night on the Bare Mountain(禿げ山の一夜)
ショスタコーヴィチ  Violin Concerto No. 1 in A minor
スクリャービン  Rêverie (夢)
プロコフィエフ 交響曲 No. 3 in C Minor

全てコテコテのロシアもので固めたプログラム! 
ラフマニノフが無いだけのが残念ですが、それでもロシア音楽大好きの私にとっては超楽しみなプログラムです。

前半のメインは、難曲として有名なショスタコーヴィチのバイオリンコンチェルト1番。この曲、ピアノ伴奏でオケパートを弾いたことがあるのですが、ソリストとオケパートを合わせるのが死ぬ程大変な曲です。この日の演奏は、指揮やオーケストラはもちろん、ソリストも素晴らしくて、手に汗握る良い緊張感に満ちた快演!

e0030586_3115738.jpg


そして、コンサートのクライマックスは後半のプロコフィエフの交響曲3番。

こういう、ロシアもののリズミックな曲を振らせたら、ユロフスキーの右に出る人はいないんじゃないかと思ってしまいます。

いわゆる巨匠と呼ばれる指揮者達によくある、指先だけちょちょちょっと振って最低限の動きだけでオケに音楽を伝える、というような振り方でなく、ユロフスキーの指揮は、全身を使って、まるでダンスや演技をしているかのような動き。なので、人によっては「やりすぎ」と思う人もいるかもしれないし、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、その動きが決して野暮ったくなく、あまりにもスタイリッシュなので、見ていて本当に快感なのです。そして、どんな小さな箇所でも、決していい加減にせず、全てはち切れんばかりのイメージに満ちている。

地の底から這い上がるようなおどろおどろしさや、透き通るような透明感や崇高さ、全てを破壊するかような爆発・・。様々なイメージが(もはや指揮者というよりActor?)と思ってしまう位Vividな彼の動きを通してオーケストラに伝わり、それが音楽となって観客である私達にも強烈に伝わってきます。

彼が振ると、音楽が隅から隅まで、まるで生き物のように、不思議なほど生命力に満ちて来るのです。

指揮者はオーケストラにテンポや拍、タイミングを伝える役目、と思いがちですが、それにも増して重要な役割は、音楽のそれぞれの箇所の「イメージ」を伝え、統合することなのだなぁと、彼の指揮を見ていると思わされます。

今回も、私も夫も大満足で帰ってきたPROMS。次の彼のコンサートは、9月下旬のロイヤルフェスティヴァルホールでのマーラー。とっても楽しみです!

批評もやはり賛否が分かれがちで、「いくらなんでも大袈裟に振りすぎ。解釈が極端。」と書かれていることもありますが(^ー^;) 若さの爆発の所以でしょう。 彼の指揮、私は大好きです。

それに彼はまだ30代と若いので可能性も無限。ゆくゆくは日本でもコンサートをしてくれるのではないかと思います。ロシア人指揮者ウラディミール・ユロフスキー、皆さん要チェックです!


ー Wikipedia   Vladimir Jurowski
ー ユロフスキーが常任指揮者をしているLPO (London Philharmonic Orchestra)の公式ウェブサイト
by sayaka-blmusic | 2010-08-25 03:20 | ロンドン音楽事情 | Comments(0)

NHS 妊娠20週検診


5日前の月曜日、NHSの20週検診に行ってきました。お腹の赤ちゃん、無事に元気にしていました(^o^)/


イギリスの医療システムは、日本とはだいぶ違っていて、大きくわけて次の2つの選択肢があります。


1. 国立病院(NHS)の医療サービスを受ける。

メリット:在英1年以上であれば、登録さえすれば全て無料。手術や入院、妊娠・出産に関する診療なども全て無料。

デメリット:どんな病状でも、まずは地元のGP(家庭医)で診察を受けなければいけない。風邪くらいなら問題ないが、専門医の診察を受けるには、まずGPの診察を受けた後に紹介状をもらい、その上で専門医の診察を受けるなど、かなり面倒な手順が必要。しかも予約が取れず何週間も待たされることも・・。設備やサービスの質は、病院によってかなり差があり、入院の病室や食事なども簡素。


2. 私立の病院(プライベートホスピタル)の医療サービスを受ける。

メリット:NHSほどサービスの質にばらつきが無いので、安定して上質のサービスを受けることができる。有料なだけあって、病院の設備もキレイ。入院個室はホテル並に豪華なことも。

デメリット:有料。しかも初診料だけでも数万円など、かなり高い。海外旅行保険に入っていれば適用され全額保険がおります。ただし、妊娠に関する医療には、全く保険が効かないので自費となる(大手企業の駐在の場合、出産に関しても会社が全額負担してくれる場合もあります)。出産費用を全額自費負担の場合、100万円〜300万円位!!


NHSもプライベート病院も、それぞれイギリス内各街、各地域ごとに沢山あり、自分の希望で選択することができます。

私の場合、日系の海外旅行保険に加入しているので、普通の病気や怪我の場合にはプライベートの病院に行っていたのですが、妊娠に関することは保険が効かないため国立病院(NHS)へ。 0円と300万円じゃ、当然0円を選びます(^-^;)

でも、プライベートの病院に比べて、NHSの医療のレベル自体が劣るということは全くなく、最新の医学研究は、むしろ国立病院(NHS)で行われていたりもするので、 私立病院で対応しきれなくなった難病患者さんを、NHSが引き継ぐというパターンもあるのだそうです。

NHSでの出産も悪くなかったという感想も聞くし、実際イギリス人の9割以上の女性が無事NHSで出産しているので、郷に入れば郷に従えで、私もNHSに身を任せてみることにしました。(といいつつ、それだけじゃやっぱり不安なので、検診だけは日系プライベート病院にも行っているのですが・・^^;)


さて、NHSでの妊娠エコー検診は、12週と20週の2回しかありません。その他に、Midwife(助産婦)との面接やチェックは何度もあるのですが、NHSでのエコーは基本的にこの2回のみ。今回はその20週検診でした。

NHSでの無料医療というと、ナイチンゲールが戦時中に従軍していた病院のように、広—い体育館のようなスペースに、ボロボロのベッドがところ狭しと並んでいるという極端なイメージが私の頭の中で勝手に作り上げられてしまっていたのですが、

実際の病院は全然そんなことはなく、(病院によっては、ナイチンゲール状態のところもあるようですが・・)


e0030586_504252.jpg

たとえば上の写真は病院の受付ですが、超キレイ!! 
受付システムも、液晶画面から診療科目を選択するタッチスクリーンで最新式です。

e0030586_504130.jpg

こちらは病院の全景。全科入っている総合病院です。

e0030586_504240.jpg

超音波(Ultrasound、ついウルトラサウンドと読みそうになりますが、実際はアルトラサウンドです)を専門に行うエコー室もとってもキレイ。エコーの機械も、よくわからないけど最新式ぽくて、ものすごく画質もいいし、今回対応してくれたイギリス人の若い女性技師さんも、本当に親切でした。妊娠期間中のエコーの回数が少ない分、一人30分位かけてじっくりと、赤ちゃんのサイズや様子を見て説明してくれます。

e0030586_504285.jpg

12週辺りでの、初めての助産婦との面接の際にもらえる、緑のブックレット。これが母子手帳の代わりのような感じで、私自身の身体に関する基本データや、妊娠中の検診結果などは、全てこのシートに記入されていきます。こちらでは「Pregnancy Notes」といいます。

NHSでの出産体験は、色々な酷い噂も聞くので、病院や担当ナースによって確かに当たり外れがあるのかもしれませんが、私自身は今のところNHSでの妊婦検診にはとっても満足しています。全くの無料で、しかも外国人である私がこれだけのサービスを受けられるというのは、本当に大感謝です。



さて、肝心の赤ちゃんの様子ですが、今回はお尻だけじゃなくて(笑)横顔をちゃんと見せてくれました。夫そっくりでびっくり! 指しゃぶりしている姿も見ることができ、エコーの間中、ぱたぱた元気に動き回っていて、検査技師さんがエコーで追いかけ回してました。現在身長は22センチ位。つい数ヶ月前まで携帯ストラップのキューピーさんサイズだったのに、胎児の成長の速さって、本当に凄いなぁと思います。


あと、昨日初めて、地下鉄で席を譲ってもらえて感動・・・。
イギリスでは、元々お腹のかなり巨大な女性が沢山いるので(笑)、なかなか妊婦を見分けるのは難しいのですが、そんな中でも、やっとはっきり妊婦と分かるくらいお腹がぽっこり膨らんできました。

でも、一番座りたいのって、安定期に入った今じゃなくて、むしろお腹が目立たないけど、つわりが辛かったり赤ちゃんの状態が不安定だったりする、初期の頃なんだけどな・・。

友達から聞いた話によると、イギリスでも、日本にある「妊娠してますバッジ」が配布されたことがあるらしいのですが、妊娠していなくても、席を譲ってもらいたいがためだけにバッジを受け取る人が続出し、結局廃止になったそうです・・(^-^;)


何にしても、こうやって無事に妊娠20週の折り返し地点まで来れたこと、本当に感謝です。残り半分の妊娠生活、大事に過ごしていきたいと思っています。
by sayaka-blmusic | 2010-08-22 05:09 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(4)

カンタベリーへ

高校時代のクラスメイト、エミが、ご主人の関係で1年間イギリス南東部のカンタベリーに住んでいたのですが、今年の夏で派遣期間が終わり、日本に帰ってしまうことに。

先週末、私たち夫婦と、友達のレイちゃん夫婦で、カンタベリーに行き、
エミ夫婦のお別れパーティも兼ねて、3夫婦合同バーベキューをしてきました。

e0030586_3511988.jpg

A地点がロンドン、B地点がカンタベリーです。車で約2時間弱。
カンタベリーは、7世紀頃から既にイングランドのキリスト教の中心地として栄え、以来巡礼地として数多くの巡礼者が訪れてきた歴史的な街。中心部にあるカンタベリー大聖堂はもちろん、周辺の景色もとっても美しい街です。

2日間のカンタベリー滞在中、レイちゃんが一眼レフで撮った写真を、とっても素敵に加工してまとめてくれたので、載せさせて頂きます♪

e0030586_3272138.jpg
Photos by Rei S.

<左上>カンタベリーのカナル(小運河)のボートツアーの説明のお兄さん。ディズニーランドのジャングルクルーズのプチバージョンみたいでお勧めです。

<左下>カナルの風景。ボートツアーでは1000年以上前まで遡る歴史的風景を回ることができます。

<中央上>カンタベリーの地元産フルーツジュースたち。カンタベリー西駅横にあるThe Goods Shedというファーマーズマーケットは最高におすすめ! 地元の新鮮な野菜や卵などを買うことができます。

<中央真中>高校時代からの友達、エミと一緒に記念写真。初めて会った高校時代から15年近くの時を経て、こうやってイギリスで再会できるのは不思議な感じです。また日本で会えるのを楽しみにしているよー!

<中央下>バーベキューで焼いたレイちゃん作プルコギ! 

<右上>カンタベリー街中のアンティークショップにあった、小さな瓶のコレクション。

<右真中>上記ファーマーズマーケットのブラックチェリー。なぜか色素が濃厚で食べた後口の中真っ黒になりますが、すっごく美味しい!

<右下>前の週にWeymouthで釣って冷凍しておいたサバ!  BBQで食べる丸焼きサバは格別でした。


そして、帰りがけにファーマーズマーケットで、野菜や果物などを沢山買って帰ったのですが、そのうちの一つがこちら。

e0030586_3512038.jpg

白なす。

まるで漂白したかのような驚きの白さ!
うーむ、ここまで見事に白いと、マジックで顔書きたい衝動に駆られる・・・・。

白なすって、どうやって食べるのでしょう???
普通のナスと同じでいいのかなぁ。。。
どなたか白なすのおすすめレシピ知っている方教えて下さい♪


えみ夫婦は、来月でいよいよ日本に帰国。
イギリスに5年間住んでいると、色々な出逢いや再会、そしてお別れがあるけれども、「母国が同じ」ってすごく素敵なことだなぁと思う。きっとまた日本で会える、次はまた日本で会おうね、そう思うだけで、寂しさが少しまぎれます(^-^)
by sayaka-blmusic | 2010-08-19 03:43 | イギリス国内旅行日記 | Comments(1)

不思議な体験


日本領事館に手続きなどの用事があって、Green Parkへ。
用事が済んだ後、領事館の道沿いのバス停でバスを待っていました。

しかし、7〜8分待ってもなかなかバスが来ない。

バス停のベンチには、私が来る前からバス待ちをしていたらしき、アラブ系っぽいおじさん(というかおじいさん)が隣に座っていました。

おじさんの姿は全身黒。黒ターバンのような黒ハットのような不思議な帽子。毛むくじゃらの長い髭。

年齢不詳。国籍不詳。

うーーん、アラブ系なのかぁぁと思いながら、読んでいた手元の本を再び読み始めると、おじさん急に

「Where are you from?」

と声をかけてきました。最近日本語の本を読んでいると、よく日本語学習中の各国の人たちから声をかけられるので、このおじさんもそうなのかなと思い、
「日本ですよー」と答えると、

おじさん「君はラッキーフェイスをしているね」

私「はい????」

あまりの話の飛躍に頭がついていけず、口ぽかん。ラッキーナンバーとかラッキーカラーって聞いたことあるけど、ラッキーフェイスって何だ??

するとおじさん、もんのすごいアラブ訛り(人のこと言えないのですが・・)の早口で、何やら説明し始めた。

半分くらいしか聞き取れなかったのだけど、要は、君は運勢がなんたらかんたらで、家族も人生もきっとハッピーになるよ、と言ってくれていて、取りあえず何か悪いことを言われているのではないっぽい。

しかし、これは一体なんだ?? 新手の新興宗教勧誘か何かか???
まさか私、犯罪に巻き込まれようとしている?? 

とめちゃめちゃ警戒モードに。うーん、逃げたいけれど、バスがまだ来ない・・、と思っていると、

おじさん、何やら、手元の小さい紙に私に見えないように何か文字を書き出して、それをくちゃくちゃと小さく丸め、 その丸めた小さい紙くずを、私の手に握らせてきました。

????

わけが分からずきょとんとしていると、更にすっとんきょうな質問が。

おじさん「君の好きな色は何だい?」

私「???  えーーと、Blueです」

と答えたところで、ちょうどタイミング良くバスが!!!
よかった〜この意味不明の場から逃げられる!

私「スミマセン、もうバスが来ちゃったので」というと、

おじさん、特に引き止める様子もなく、バスに乗り込む私に向かって、意味ありげに笑いながら

おじさん「その紙を開けてごらん」

私が返事する間もなく、バスのドアが締まり発車。



ふーーーーー、なんだったんだ今のは・・と思いながら、
バスの座席に付き、一息ついて、

ああ、そういえばこのもらったくしゃくしゃの紙はなんだったんだろう、
と思いながら開けてみると、







e0030586_2161524.jpg

(実際にもらった紙です)



ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ。。。。
そこにはラッキーナンバー7の下に「Blue」と書かれた文字が・・。

この紙は、私が「好きな色は青です」と答える前にもらった紙。
おじさん、なんで私の好きな色がブルーって分かったんだ???!!

今日の私の洋服は黒いコートに、バッグもブラウンだったから、洋服から推測したわけでもないだろうし。



ロンドンにお住まいの皆さん、どなたか同じような経験された方いらっしゃいますか?

あの黒ずくめ毛むくじゃらアラブ系の彼は宗教勧誘員??詐欺師??占い師??手品師???それとも本当に予言者???

一体これはなんだったんでしょうか・・??? (ToT)
by sayaka-blmusic | 2010-08-13 21:06 | ロンドンの不思議 | Comments(14)

驚愕の大漁サバ釣りツアー体験記

前回の日記の続きです。

周辺の海岸線が世界遺産として登録されているイギリス南西部の街、Weymouth。滞在二日目は、前日に看板を見かけて気になっていたMackerel Fishing(サバ釣り)ツアーへ。

イギリスの魚というとなかなかイメージが湧きませんが、イギリスのサバとサーモンだけは、何故か日本より美味しいんです。もし釣れたら持って帰れるのかなぁ、1匹でも釣れるといいなぁ・・とワクワクしながら乗船。

昨日通った運河沿いの道からの出発です。
e0030586_20253665.jpg

e0030586_20254680.jpg

一人7ポンドで、1時間半のツアー。良心的な値段です。


e0030586_20253822.jpg

運河から、海に向けて出発進行——!


e0030586_20253988.jpg

こんな感じの小さな船です。上の写真は二艘で出発したうちのもう一つの船。


e0030586_202543100.jpg

この日は、風がなく海もフラットだったので、殆ど揺れもなく、船に酔いやすい私でも全く大丈夫でした。

さて、一体どうやってサバ釣りをするんだろう、釣り竿が一人一本配られるんだろかと思っていたら、


e0030586_20254098.jpg

一人一人に割り当てられたのは、こんなに細いひも一本のみ! ひもの先に針と餌が付いています。

一体、こんなんでホントにサバが釣れるんだろうか・・(^-^;)

と正直かなり疑問に思っていたのですが、
沖に出てしばらくした頃に、早速手応えが!!

リールも無いので、ひもをひたすら手でたぐり寄せると、


e0030586_20254193.jpg

一匹目のサバが釣れましたーーー!!

e0030586_20254758.jpg

この位の大きさです。

それからはもう、面白いようにどんどん釣れて、一度釣ってもう一度針を降ろした瞬間にまたかかることも! 釣り堀以上のペースです!!!

途中からは釣り針の先に餌なんかとっくについていないのに、それでも不思議なことにどんどんかかる。

私は1時間半で、全部で19匹釣ったのですが、夫は多分25匹位、他の人たちも沢山釣っていたので、この船で釣っていたツアー客4人全部合わせて、軽く80匹〜90匹位は釣っていたのではないかと思います。

e0030586_20254325.jpg

釣ったサバはおじさんがどんどんバケツへ。ちなみに、どうして全部サバなんだろうと思ったら、この辺りではサバ「しか」とれないんだそうです(笑)

e0030586_20254614.jpg

大漁大漁!! ツアー主催のおじさんと岸に戻る途中で記念写真。


e0030586_20254259.jpg

何匹でも持って帰ってよいよ〜と言われたのですが、さすがに二人で釣った分全部(40匹以上)持って帰っても、冷凍庫に入りきらないし、さばくのも気が遠くなりそうなので、取りあえず20匹持って帰らせて頂くことに。といっても、小さなクーラーボックス3つ分もありました。ちなみにこのお持ち帰りは、何匹持ち帰っても特に追加料金も無し。ツアー料金一人たったの7ポンドで、これだけ楽しめて、しかもこんなに沢山持って帰れるだなんて、満足度150%です。


e0030586_20254618.jpg

ロンドンの自宅に戻って、早速20匹のサバをひたすら夫と二人でもくもくと3枚に捌く作業。その日の夜はサバの塩焼きと、サバの頭でダシを取ったお味噌汁。そして翌日用にしめ鯖を作って、次の日に直火であぶって、炙りしめ鯖の押し寿司! 思った以上に新鮮で、どれもとっても美味しかったです。これだけ食べても、更に知り合いにお裾分けしても、まだまだ大量に冷凍庫に余っているサバ。しばらくサバ三昧が続きそうです(^-^)

Weymouthに行かれたら、このサバ釣りツアーは是非是非おすすめです。出発地は、Weymouthの小運河沿いの道Trinity Road(Custom House Queyの反対側の道) の真ん中辺り。朝10時半から1時間半ごとに運行しています。予約無しで飛び込みでOK。「Mackerel Fishing」の看板が目印です。
by sayaka-blmusic | 2010-08-12 20:33 | イギリス国内旅行日記 | Comments(2)

世界遺産のイギリス南西部海岸「Weymouth」

e0030586_156762.jpg

先々週末のHastingsに続いて、先週末も、夫のウィンドサーフィンの付き添い(?)で、イギリスの海岸へ。ツワリで動けなかった分を取り返すかのように、一気にエネルギーが戻って来ています(^o^) 自由に動けるのもあとせいぜい2〜3ヶ月くらいだし、今のうちに、イギリスの色々なところに行っておきたいなぁと思っています。

今回の行き先は、イギリス南西部のWeymouth(ウェイマス)という海岸。周辺の景観は世界遺産にも登録されている美しい街です。

e0030586_156101.jpg

地図上のAがロンドン、BがWeymouthです。車で約3時間の距離。ロンドンWaterloo駅から直通で電車も出ているみたいです(電車だと2時間半〜3時間)。

e0030586_156953.jpg

海では、ウィンドサーファー、カイトサーファーなどが気持ちよさそうに波の上を滑走しています。実はこのWeymouth、2012年ロンドンオリンピック、セーリング競技の公式会場。既に各国のナショナルチームも練習に来ていました。

e0030586_156987.jpg

水も透き通っていてキレイ!!前週のHastingsより水の透明度は数倍上!

e0030586_156914.jpg

しかし、この日はしばらくすると風がなくなってきてしまい、ウィンドサーファーの皆さんは諦めて次々陸へ戻ってきました。うーん、天気はいいのに残念。

しばらく待っても風は弱まるばかりで、この後はウィンドができそうな気配もないので、夫もあきらめて、一緒に周辺観光に行くことに。

e0030586_1561966.jpg

このWeymouthでは、ビクトリア朝時代からのユニークな伝統として、砂彫刻(Sand Sculpture)があるそうです。Weymouthの砂はこの砂彫刻に非常に適している珍しい質の砂なのだとか。毎年決まったテーマに沿って、砂浜に彫刻が展示されているそうなのですが、今年の作品は・・

e0030586_156124.jpg

アリスのティーパーティー!!アリスの大きさは本物の人間の大きさ位もある、かなり巨大な作品です。最後の仕上げに型くずれ防止のスプレーをかける他は、基本的に砂と水だけで形を作るのだそうです。

Weymouthの街から西へ海岸沿いを走って行くと、Portlandという小さな半島に辿り着きます。この半島の丘の上の展望台からの眺めは絶景!

e0030586_1561024.jpg

この辺りDorsetからデボン州まで続く約150キロの海岸線は、通称ジュラシックコーストと呼ばれ、世界遺産に登録されているそうです。上の写真の左側は、その中でも特に美しい景観として有名なChesil Beach。右側は、先ほどのオリンピックセーリング会場のビーチ。

e0030586_1561233.jpg

ジュラシックコーストという通称の由来は、この一帯は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の地層が露出している地域で、数々の化石が発見されたりと、いわば化石の宝庫。考古学者達の間では、有名な発掘スポットなのだそうです。

e0030586_1561225.jpg

Chesil Beachの砂浜からの眺め。砂浜といっても、ここの浜は、砂でも岩でもなく、丸みを帯びた一定の小石が一面に広がる、独特の小石の浜。

e0030586_1561961.jpg

この小石の浜がどうしてできたのか、未だに専門家の間でも討論中なのだそうです。この浜でも、化石探しなどのイベントが定期的に行われているそうです。

e0030586_1561559.jpg

ビーチ沿い以外の景色も本当に美しいです。夕暮れ前の海をのんびりと眺めるどこかの知らないカップル。絵になるなぁーー。


e0030586_156146.jpg

Weymouthの街中心部にある、小運河沿いの道「Custom House Quey」。この通りの景色もいかにも典型的なイギリスの港町という感じで、最高にお洒落です。

e0030586_1561536.jpg

河に沢山浮かぶ船は、個人の娯楽用ボートだったり、漁船だったり、全て実際に運行している船です。こういう、あまりにできすぎた位の美しい景色に出会うと、ついまず「本物??」とか思ってしまう私は、現代人病かも・・(^-^;)


e0030586_1561486.jpg

イギリスの食事がまずいという定説は、港町にはあてはまりません!ここの運河沿いの道も数々のレストランがあるのですが、どこも地元産のホタテやカニ、ロブスターなどをふんだんに使った料理!私達は、B&Bの方のおすすめしてくれたVaughan’s Bistroというお店に行ったのですが、もーー最高にシーフードが美味しかったです。


e0030586_214234.jpg

イギリスの海岸の街に、なぜか必ずあるのが、さびれたゲームセンターと、小遊園地。遊園地といっても、通りがかりの人が、1ポンドとかで気軽に一つだけ乗り物に乗ったりできるような、簡単なものです。

e0030586_262961.jpg

メリーゴーランドを発見。夜のメリーゴーランドの姿って、どうしてこんなに哀愁があるんでしょうか・・。

e0030586_224129.jpg

ついつい惹かれてしまい、20年以上振りにメリーゴーランド乗ってみました。そしたら、日本のメリーゴーランドの倍以上の凄い速さでぐーーーるぐるぐーーるぐる!!!哀愁もへったくれもありませんでした・・。このスピード、何故なんだ??!!! イギリスは電圧が倍だから??


e0030586_23685.jpg

Weymouthの海の夜景。今回は海岸沿いのB&Bに一泊しました。
そして翌日、衝撃のサバ釣り(Mackerel Fishing)体験をすることになります。
サバ釣りについては次回の日記に続きます。
by sayaka-blmusic | 2010-08-12 02:03 | イギリス国内旅行日記 | Comments(0)

ゲルギエフ指揮 World Orchestra for Peace

イギリスの夏といえば、 大音楽フェスティバルの「PROMS(プロムス)」! イギリスのTV局BBCが主催する音楽祭で、約2ヶ月間毎日、ロンドンのロイヤルアルバートホールを主会場として、世界中から様々なトップアーティストやオーケストラが、日替わりで演奏するのです。しかもチケットは驚きの5ポンド(約800円)から。

e0030586_425561.jpg


上の写真が、プロムスの主会場となるRoyal Albert Hall。1871年に建てられた円形劇場です。イギリスに来て以来、毎夏最低10回はPROMSのコンサートに足を運んでいるのですが、去年は一時帰国していて一度も行けなかったのと、今年も7月中はバタバタしていて行けなかったので、昨日はとっても久しぶりのPROMSでした。

昨日8月5日の出演アーティストは、ゲルギエフ指揮World Orchestra for Peace。曲目はマーラーの交響曲4番(約55分)、そして後半が同じくマーラーの交響曲5番(約70分!)、というボリュームたっぷりのプログラム。

e0030586_425878.jpg


開演前の会場。

ちなみに、このPROMSは、一階のフロア部分と最上階の回廊部分は当日売りに出される立ち見席で、5ポンドで買うことができます。人気のある公演では、昼頃からこの立ち見席を求めて長蛇の列ができることも。

e0030586_425874.jpg


なので、上の写真の真ん中あたりにいらっしゃる数百人の皆さんは、2、3時間並んだ上に、コンサート中2時間以上、微動だにせずに立ったまま聴き続けるのです!!しかも若い人ならともかく、大部分は60過ぎた年配の方々・・。いやぁ、尊敬です。イギリス人は、銀行や郵便局の列といい、とにかく立ったまま並ぶのが大好きなのか慣れているのか、足腰が強いDNAでもあるとしか思えません。

ちなみに5年前のPROMSで、私も一度だけこのアリーナ立ち見席にトライしたことがあるのですが、前半の途中で既に足腰が痛くなり、後半のブラームスの交響曲1番最終楽章では、歓喜の歌のはずが足腰の痛みと戦うのに精一杯。

それ以来、同じ当日5ポンド席でも、一番上の回廊席専門に。ここだと、シートを持って行くと、なんとゴロ寝したりしながら、ピクニック状態で聴くことができるのです♪ ちなみに今回は、この回廊席から限りなく近い、最後列の普通席。ステージからはちょっと遠くて音響もあんまり良くないけれど、眺めだけは最高の席でした(笑)

さて、話は戻ってWorld Orchestra for Peace。

このWorld Orchestra for Peaceは、1985年に国連設立50周年を記念し、世界的指揮者のショルティを中心に、平和を願う活動に賛同した世界中のトップアーティスト達が集まって「平和の使節」として結成されたオーケストラ。

世界中のオーケストラからトップアーティスト達がスケジュールの合間を縫って、集まっているのですが、公式HPによると、このオケ内ではヒエラルキーは存在しなく、通常のオケでは実力順で決まる席順もここでは全てRotate制(毎回入れ替わりでぐるぐる席順が変わる)。またセクションリーダーも、コンサートごとに入れ替えるのだそうです。そして、チャリティ活動ということで、アーティスト達は基本的にノーギャラでのボランティア出演。

まさにマイケルジャクソンの「We are the world」のクラシックバージョンのような感じです。

1997年に亡くなったショルティに代わって、現在の音楽監督はロシア人指揮者のゲルギエフ。彼は自分の卒業した小学校がテロにあい、その小学校で追悼コンサートを行うほか、様々な戦争の犠牲者の追悼コンサートなども行っているようで、このオーケストラの他にも、平和のためのコンサートを色々行っているようです。

ピグミーの支援コンサートなどのこともあり、クラシック音楽が国際的な援助や活動のためにできることって何だろうと、ちょうど考えていたところだったので、このオーケストラやゲルギエフの活動は、本当に素晴らしいなぁと心から共感しました。

♪♪♪♪

前半のプログラム、マーラーの交響曲4番は、「天上の音楽」と言われているだけあって、マイナスイオンとアルファ波を身体中で浴び続けているかのような美しい曲。平和をテーマにしたこのオケにぴったりの曲でした。

そして後半の交響曲5番。映画「ベニスに死す」でも使われている、名曲中の名曲、第4楽章では、まるでオーケストラの祈りの歌のようなハープと弦楽器の静謐なアンサンブルに、思わず涙がこぼれてしまいました。

マーラーの音楽って、「メロディで聴かせる」というよりも、和音変化で聴かせる音楽だなぁと改めて感じました。思いもよらないテンションノートの使い方や、思いもよらない転調。でもそれらが、決して現代曲チックな訳分からない音楽の中ではなく、ウィーンの伝統に基づいた純クラシックの曲調の中であくまでも自然に起こるから、逆に引き立ってすごく新鮮に感じる。

ゲルギエフとWorld Orchestra for Peaceの演奏は、そんなマーラーの雄大な音楽を忠実に描き出そうとする、とても真摯な演奏だったと思います。


e0030586_425878.jpg


終わった後、大歓声の中でカーテンコールが続く舞台。

クラシックやっている身でいうのもなんですが、
やっぱりクラシックのコンサートもいいなぁ・・、
と、なんだか改めて心から思ってしまいました。

なんていうか、すごくあったかい空気に包まれたコンサートでした。
きっとそれは、何よりもゲルギエフやオケのメンバーなど出演者一人一人が、本当に心から平和を願うあったかい気持ちがあったからこそなのかもなと思います。

コンサートの中で、彼らの活動の説明とか平和活動へのチャリティの呼びかけとかあるのかなぁと楽しみにしていたものの、特にそういう場面は無かったのですが、

でも、まずは、聴きにきた私達が、彼らの音楽によって、こんなに平和な満たされた気持ちで帰路につけさせてもらってことが、何よりの平和への第一歩なのかもな、と思いました。
by sayaka-blmusic | 2010-08-07 04:03 | ロンドン音楽事情 | Comments(2)

18週検診と○○だけ星人

一昨日、18週目の検診に行ってきました。
イギリスの国立病院(NHS)では、12週と20週の2回しか基本的に検診が無く、それでは少し不安なので、間の週に日系クリニックの産婦人科で診てもらっています。

12週のエコーの時には、エコーをお腹にあてた瞬間に、なんと真っ正面のカメラ目線でニタ〜っと笑う、ドアップの赤ちゃんの顔が現れ、仰天した私。

18週の今回も、赤ちゃんの顔が見える横向きとか前向きのかわいいエコー写真がとれるかなぁと思ったら、お腹で赤ちゃんがじたばた動きすぎてなかなかいい写真が撮れず、

唯一きちんと撮れたのが、
なんとクレヨンしんちゃんの、

「ケツだけ星人ぶりぶり〜〜」のポーズでした。。。。。。。(^-^;)

(お下品でスミマセン・・。昔から実家の家族全員でクレヨンしんちゃん大ファンだったもんで・・。そして夫もクレヨンしんちゃん好き。これは遺伝・・??)

何週間も楽しみに待って、唯一見せてくれたまともなポーズがこれって、おーーい・・、と赤ちゃんに向かってツッコミを入れたくなりましたが、

でも、とりあえず元気に動き回る姿が見れて一安心。

身長は足まで入れて20センチ弱、推定体重は200グラム位だそうです。

ちなみに、お医者さん曰く、面白いことに欧米人と日本人の赤ちゃんのデータを比べると、この時点から既に上半身と下半身のバランスの比が平均値が違うそうです。

なので、在英日本人の赤ちゃんのデータは、たいてい、頭の大きさがイギリス内の平均より大きく出て、足の長さが平均より短めと出るそうです。私のお腹の赤ちゃんのデータも、まさにその通り。

欧米人の足がながーーいっていう体型は、幼児期どころか、もう既にお腹の時点で始まっているのですね〜、驚き。

まあ、でも実際細かいサイズなんかは、ホントどうでも良いので、とにかくまずは元気に無事に1月までお腹の中で育ってほしいなぁと思います。
by sayaka-blmusic | 2010-08-07 04:01 | イギリス妊娠出産育児 | Comments(4)

イギリスの田舎海岸Hastingsのんびり半日旅


久しぶりに、コンサートなどの本番の直前でも直後でもない、のんびりした週末!

無理のない程度に、どこか気分転換に遠出したいなぁと思っていたら、夫が現地イギリス人たちのウィンドサーファー仲間と、イギリス南東部の海岸Hastings(ヘイスティングス)にキャンプ旅行に行くことに。

私は、今の体調でテントや車で一晩寝るのは不安なので、夫や皆さんは1泊2日、もしくは2泊3日のところ、私だけ最終日から合流。

下の地図のAの地点がロンドン、Bの地点がHastingsです。

e0030586_1311358.jpg


ヘイスティングスまでは、ロンドン・ビクトリア駅から各駅停車で約2時間。通常片道25ポンド位なのですが、数日前に早割チケットを買うとなんと5ポンド! 地下鉄の初乗りは4ポンドなのに、5ポンドでロンドンから南の海岸まで行けてしまうなんて、交通費が高いんだか安いんだかよくわからん国です(笑)

ということでぶらり各駅停車一人旅2時間でたどりついた海辺の街、Hastings。

夫に車で駅まで迎えにきてもらって、ビーチ沿いで前日からキャンプをしていた皆さんと合流。

e0030586_131925.jpg


e0030586_1311428.jpg


イギリスの海、というとイメージがわかない方も多いかもしれませんが、ビーチリゾートは一応イギリス内至る所に点在しています。

特に、イングランドの南西の果てにあるCornwall(上の地図のCのエリア)はエメラルドグリーンの海で最高!そしてオイスターの街として有名なWhitstableも、ロンドンから気軽に行けるのでおすすめ。(その時の日記はこちら。その後、カキにあたった騒動もありましたが・・)

それに比べると、Hastingsは何にもない海ですが、近くには、英国で一番美しい村に選ばれたこともあるRyeの村(2009年4月9日の日記参照)もあって、ほのぼのとしたイギリスの田舎らしい海です。ちなみに水の色は茶色で、キレイでもなんでもありません(笑)

さてさて、今回の私の目的はとにかく海をみながらひたすらのーーんびりすること。

防波堤の上にたつと、

e0030586_1311340.jpg

左を見るとどこまでも続く海。

e0030586_1311137.jpg

そして右を見ると白く点々と続く羊の群れ。右向けば羊、左向けば海って、なんとも新鮮な光景です。

なんでもウィンドのメンバーの一人であるクライブ曰く、海の近くで育った羊は、塩分の多い土壌で育つ草を食べるため、塩味の強い羊肉になるのだとか・・。真偽のほどは不明。

ちなみに最近のイギリスは、8月にも関わらず全く気温が上がらずとても涼しくて、普通の服の上にジャケットを来て、更にウィンドブレーカーを来てちょうど位。

e0030586_1311251.jpg

ウィンドサーフィンの出廷の準備をする皆さん。今回の参加メンバーは4人。夫以外皆イギリス人なのですが、中にはなんと北イングランドのミドルズブラから毎週片道6時間ほどかけてこのイギリス南部の海に通っている人も!

e0030586_23261759.jpg


e0030586_2326164.jpg


どこまでも続く地平線に向かって、風の力だけでびゅーんと突進して行くウィンドサーフィン。眺めているだけでも気持ちいいので、きっと実際に乗っている側は、最高に気持ちいいだろうなぁと思います。

ウィンドサーフィンは以前2回だけトライしたことがあり(その時の初体験日記はこちら)、セールアップで指をいためそうになったのですぐに諦めてしまったのですが、あの時に少しだけ体験した、風の力で水面を走って行くあの感覚は、忘れられない快感でした。 私も指の心配さえなければ、もっとやりたかったなぁと思います。

今回来ていたイギリス人達も皆、口をそろえて、ウィンドサーフィンは本当に中毒になるよねぇ〜と言っていて、あぁ夫だけじゃないんだなぁと納得。ウィンドサーフィンの中毒性は、日英関係なくグローバルなもののようです。


さて、ウィンドの後は、お待ちかねのご飯タイム!

このウィンドサーフィングループのリーダー格であるクライブの彼女であり、毎回キャンプにも同行しているブラジル出身のアンディ(写真右)が、毎回のキャンプの度に、全員分の食事を朝昼晩と作ってくれてるとのこと。

e0030586_1311731.jpg


なーんと、このアンディ、ナイフ一本さえあればいつでもどこでも、
まな板無しで、手のひらの上で、
野菜のみじんぎりまであっという間に作ってしまう!

しかも料理用ナイフでなく、アウトドア用カーナイフで!!!! (O_O;)

下の写真のクスクスに入っている野菜も、全て手のひらの上でのみじんぎり。
神技です・・。

その技術と手順たるやあまりにプロフェッショナルで、私は手伝うスキすらありませんでした(^-^;)

e0030586_1311566.jpg


なんでも、アンディーは、ブラジルの熱帯雨林で生まれ、8歳まで靴というものを一切はかずに木登りをしながら育ち、12人の子供のいるおばあさんに育てられて、小さい頃から大人数のための料理を教わってきたそう。

そこでは、もちろん食べ物は自給自足。物心ついたときには、その辺の雑草をナイフと手のひらを使って刻んだりして遊んでいたんだそうです。

今でも、アウトドアで、限られた材料と道具を使って、こうやって大勢の人に料理を作って食べてもらうのが何よりの喜びだとのこと。

素晴らしすぎる・・(ToT)

先日のピグミーのイベントを思い出しました。森の中で自然と共生しながら、分かち合いの精神で、村人みなで分け与え合いながら暮らしているピグミーたち。

きっとアンディにも通じるところがあるんだろうなぁと思います。

e0030586_1311683.jpg


上の写真は、古くからブラジルの熱帯に住む人たちの主食の一つであったマンジョカ(キャッサバ芋)のフライ。外はパリパリ、中はホクホクですごく美味しかったです。アンディは、木の皮のように硬いキャッサバの皮をいとも簡単に剥きながら、ブラジルの熱帯雨林で育った頃の話を色々してくれました。

私が参加できなかった昨日の夜は、皆にフェイジャーダ(ブラジルの牛肉と豆の煮込み料理)を作ってくれたのだとか!

「高級レストランに出てくるようなお洒落な料理は作れないけど、これが私にとってのCookingなの」

と、笑顔でいいながら、みんなが喜ぶ料理を、魔法のようにあっという間に作ってしまうアンディ。

こんな女性になれたら素敵だなぁ・・と心から思ってしまいました。
手のひらでみじん切り・・は、私がやったら指ぜんぶ無くなっちゃいそうなのでやめておきますが(笑)


さて、話は戻ってHastings。

イギリスの田舎に行くもう一つのお楽しみは、地元の小さな食材店(ローカルショップ)巡り。近くの農場や海など、地元で取れた新鮮な野菜や卵、魚などを買うことができます。

e0030586_1311835.jpg


e0030586_1311689.jpg


ロンドンではなかなか新鮮なものが手に入らない海産物、いのししのソーセージ、トマト、タマネギなどの野菜を買い、帰りは車にてロンドンへの帰路につきました。

約2時間弱でロンドンの我が家に到着。私にとっては半日間のプチ海旅行でしたが、心からリフレッシュできた半日でした。

蒼い海と燦々と降り注ぐ太陽のビーチリゾートもいいけれども、涼しい風と羊に囲まれたイギリスの鄙びた海岸も、これはこれですごくいいなぁと思います。
by sayaka-blmusic | 2010-08-04 01:44 | イギリス国内旅行日記 | Comments(2)