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音叉(おんさ)セラピー体験 (Tuning Forks Therapy)

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音叉(おんさ)とは、ピアノの調律などチーンと鳴らす、まさにあの音叉です。
形など思い出せない方の為に、ピアノの調律などで使ういわゆる一般的な音叉は
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こういうのです。(下手な絵でゴメンナサイ・・・無い方がマシだったかも・・)
英語ではTuning Fork(チューニングフォーク)というのだそうです。確かにフォーク型といえばフォーク型。ちなみにエヴァファンの妹あすかに言わせるとロンギヌスの槍(?)型らしいです。

この音叉を使用したセラピーがあるということは、私も今まで知らなかったのですが、知り合いの方が、ロンドンでこの音叉セラピーを勉強されていて、その方が資格を取るためのケーススタディーの被験者の一人として、音叉セラピーを初体験させて頂きました。

音叉セラピー(Tuning Forks Therapy)とは、セラピー専用に開発された7~8種類の違う音程の音叉を二本ずつ組で使い経絡やチャクラを調整する、キネシオロジー(筋機能調整医学)の流れを汲む治療法だそうです。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどでの普及はめざましく、医療の現場を含め様々な目的で使用されているのだとか。頭痛、腰痛、胃腸などの不調の他、ストレス軽減や、恐怖症・うつなどの精神的な不調や病気にも効果があると言われているそうです。
一番上の写真は、今回実際にセラピーで使用していただいたTuning Forksで、一本一本が身体のチャクラに対応しているのだそうです。

セラピストが、筋反射テストでクライアントの身体が現在どの音叉を必要としているかを見極め、それに対応した2本の音叉で、様々な動きをしながら、身体に当てていきます。

緊張しながら臨んだ第一回目。
感想は・・というと、
想像してたよりずーーーーっと凄かったです!
独特の感覚なので、人によって合う合わないはあるかもしれないけど、私はこれ、好きです。

音によるセラピーは、身体に直接触れるわけじゃないし、きっと(何となく効くような気がする・・・)位の感じだろうと思っていたのですが、何となくどころか、はっきり分かりすぎるほど、身体にビリビリきまくりました。

ベッドに横になり、静かに眼をつぶり、セラピストが横で音叉を鳴らしたあとに、耳や身体に近づけていきます。このチーンという音自体も、なんともいえず美しい音色。

音が鳴った後に音叉が身体に近づくと、その箇所が不思議な感覚でじーーーんとしてきます。例えば、音を鳴らしているだけなのに何故か背骨の辺りがじんじんしたりとか。
特に独特の感覚になったのは、音叉が頭近辺に近づいた時。
頭に鳥肌が立つ、という体験を生まれて初めてしました。これが、頭だけがふわーっと浮遊していくかのような感覚で、最高に気持ちいいです。

音の波動によるマッサージ効果って、本当にあるんだ・・・と実感。

ちなみに、2本の音叉をチーンと鳴らした後の動かし方は様々で、八の字型、グルグル回すような動かし方、ビームのように一箇所に当てる方法、などなど色々あり、それによって音の聞こえ方も変わってきます。

私の場合、職業柄すべての音が、音とというより「ドレミ」を伴う音程で聞こえてしまうので、特に音叉など、音程のはっきりしたものは、
(頭の上でレとラの完全5度が鳴り響いている・・)とか
(増4度が腰のあたりで渦巻いてる・・・)とか、
妙に具体的な感じで聞こえてしまうのですが、その聞こえ方が、まるで無重力空間で様々な音が円形や螺旋や四角形などの形を伴って迫ってくるかのような不思議な感覚。

今まで、日常生活で聞こえてくる音、ピアノの音やコンサート等で聴く音含めて、様々な「音」を聞いてきたけれども、あんな風な「音の聞こえ方」は生まれて初めての体験で衝撃でした。
「音を聴く」でも「音を聞く」でもなく、まさに「音が効く」という感じです。

一組の音叉が終わると、その都度筋反射テストによって、次に自分の身体が必要としている音叉をセラピスト選定していきます。一体、筋反射によって何のチャクラに対応した音叉が選ばれているのか、セラピーの最中は分からなかったのですが、一通りセラピーが終わった後に彼女に聞いてみると、私の身体が最後まで必要としていた音叉の種類は、私自身、最近調子が悪くて病院に通っていた箇所と、全く同じでした。びっくり・・。

単なる軽いヒーリングとか、そういうんじゃなくて、
本当に身体の深ーいところに、直接働きかけてくるセラピーなのだなぁ・・と感じました。


終わってみると、身体だけでなく何だか頭まですっきりした気分。あの独特の音の響きを聞いていると、普段使っていない脳みその部分もゆっくりかき混ぜられるような感覚がするので、もしかしたら身体の調整や治療のみならず、潜在能力を引き出す効果みたいなのもありそうな気がします。

うーんホントに不思議な感覚でした。
ケーススタディでのセラピーは、あと2回続くので
残り2回も本当に楽しみです!
by sayaka-blmusic | 2009-01-25 22:23 | ロンドンでの日常生活

今年初本番 ギルドの館Drapers' Hallにて

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2009年、書初めならぬ弾き初め。
ロンドンのシティにあるDrapers' Hallにて、在英日系企業の多くが所属する在英日本商工会議所(Japanese Chamber of Commerce and Industry in the United Kingdom -JCCI UK-)の新年賀詞パーティにて、バイオリンの宮川朋与さんと一緒にデュオお演奏させて頂きました。会には、新・在英日本大使の海老原大使はじめ、主な日系企業から200人以上のビジネスマンの方々がいらしていて、新年の挨拶などを交わされていました。私も色々な方とお話させて頂いたのですが、思いもかけず偶然このブログを前々から読んで下さっていた方などにもお会いできて、本当に嬉しかったです。

実は昨年も、この会でゲストアーティストとして呼んで頂いて演奏させて頂いたのですが(その時の日記はこちら)、今回も改めて目を見張ったのは、この会場の美しさと歴史の長さがかもし出すの重厚さ。壁から天井まで、一面美しい絵画と装飾で埋め尽くされています。1200年代から存在するDrapers' Companyが、16世紀にヘンリー八世から購入したというこの建物。500年近くもの長い歴史がDrapers's Companyと共に刻まれているということになります。

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中世ヨーロッパの同業組合「ギルド」が同業者のミーティングの場を作ったのが、このDrapers' Hallはじめ、ロンドンの各所に点在する「ギルドホール」の始まりだそうです。
中世の商工同業者組合のミーティングの場であったギルドの館で、現代の商工会議所のミーティングというか新年会が開かれるというのは、なんだか歴史を超えた繋がりを感じて素敵だなぁ・・と思います。


さて、会のオープニングに宮川さんと一緒に演奏させて頂いたのは、
新年にちなんで明るい曲を、ということで、

ビバルディ:「四季」より「春」
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:美しきロスマリン
クライスラー:テンポ・ディ・メヌエット (この曲、あまり知られていないですが超良い曲です)
クライスラー:メヌエット
ベートーベン・バイオリンソナタ Op.24「春」 一楽章

ベートーベンの「春」に関しては、のだめカンタービレで、のだめと峰くんがこの曲を演奏した時に、千秋がのだめ達の演奏に対して、「お前達のは春じゃなくて正月だ!」と言っていましたが、私達、正真正銘お正月の曲としてめでたく弾いてしまいました。まあ、日本では「新春」っていうことだし、いいのかな・・。

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朋与ちゃんと一緒に会場で記念写真。
普段はLSO(ロンドンシンフォニーオーケストラ)の事務局で、イギリス人に混じってバリバリ働いていらっしゃる彼女。演奏だけでなく、音楽マネジメントの分野でも、日本人として世界の第一線で働いている姿は本当に尊敬です。同い年ということもあってとても話が合い、リハーサルなども盛り上がって楽しかったです。

ちなみにこの日私が着ているグリーンのドレスは、妹あすかが結婚祝いにプレゼントしてくれたドレスです。ありがとうあっちゃん!さっそくロンドンでも着させてもらいました!


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ところで今回沢山弾かせて頂いたクライスラー、
実は私の敬愛するラフマニノフと深ーい関係にあります。

クライスラーが初めてラフマニノフに会ったのは1903年。ウィーンで行われたラフマニノフのコンサートで、彼のピアノコンチェルト2番の自演を聴いて感動し、その後時々会う仲になったとのことです。その後、ラフマニノフがアメリカに亡命後は更に定期的に会うようになり、マネージャーがお互い同じ(Charles Foley)だったこともあり、仲は急接近。お互いの曲を編曲しあう位、お互いの音楽をリスペクトしていたそうです。

クライスラーによるラフマニノフの曲の編曲には、

- Daisies(「ひなぎく」私も良くコンサートで演奏している大好きな曲です)などの歌曲作品
- パガニーニの主題による変奏曲18変奏     などなど


逆にラフマニノフによるクライスラーの編曲は

- 愛の悲しみ
- 愛の喜び

ちなみに、クライスラーによるラフマニノフ編曲は、割と原曲を忠実にバイオリンバージョンに編曲、という感じなのですが、逆のラフマニノフによるクライスラー編曲は、ラフマニノフらしく、和声からメロディから凝りに凝っていじりまくって超難曲に仕上がっています・・・。

この他にも、ラフマニノフは 晩年の名作「コレルリの主題による変奏曲」を、クライスラーに捧げている他、「交響的舞曲(シンフォニックダンス)」のバイオリンパートのボーイング指定のアドバイスをクライスラーに仰いだりもしていたのだとか。(「クライスラーからボーイング指定をしてもらった!」とラフマニノフが自慢してたと、大指揮者オーマンディの証言が残っているそうです 笑)  ラフマニノフとクライスラーは二人一緒に録音も残しています。

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ということで、すっかり話が脱線してしまいましたが、
今年も、演奏活動も、ロンドン生活も精一杯頑張っていくことができればと思っています。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
by sayaka-blmusic | 2009-01-15 21:54 | コンサート関連

激寒!女子サッカー新年初練習@リージェンツパーク

一年前から参加させて頂いている女子サッカーチームの新年初練習に行ってきました。
前にも一度日記に書いたことがあるのですが、ロンドンで最も古い日本人サッカーチーム「ロンジャパ(London Japanese Football Club)」の女子部として、2007年に創設された新しいチームで、毎週土曜日にリージェンツパークで練習を行っています。(過去にブリティッシュエアウェイズの女子チームと11人制の試合をしてボロ負けした時の日記はこちら) 在英日本人チームということで、留学生、イギリスの現地企業で働いている日本人、在英駐在員の奥様、日本人学校の先生、その他専門職としてロンドンに在住する日本人(カメラマン、音楽家、ダンサー)など、様々な職業、バックグラウンドを持つメンバーが、週に一度の練習に集まります。最近は日本人以外のメンバーもちらほら来るようになってきたので(年末はクウェート出身の子達が2人加わりました)、日本人チームではなくインターナショナルな混合チームにもなりかけています。

一時帰国中はお休みしていたのですが、12月の練習から復帰ししています。

家を出ると、雪がちらほら・・・。めちゃくちゃ寒い!
リージェンツパークに着くと、この公園の名物の一つである池が、

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一面凍ってました・・・!
写真のように、氷を触ったり乗ったりして、どの位の氷の厚さか確かめている人たち続出。

そして、いつもリージェンツパークの池を優雅にスイスイ泳いでいるカモや水鳥さんたちは、
水が凍っていて泳げないので、氷の上をつるつる滑りながら歩いているというかわいそうな状況。

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練習場所に着くと、いつもは地元のサッカーチームやラグビーチームなどで溢れ返っているフィールドが、さすがにこの寒さではガラガラでした。

芝生も、霜と、朝からぱらぱら降っていた雪の残りが葉っぱの周りに固まって、
一見すると塩ふき昆布。 地面もガチガチに硬くなっています。

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寒い中、皆コートやダウンジャケットを着たままアップをしながら練習開始。
前の日記にも書いたのですが、このチームはコーチの教え方が本当に素晴らしくて、毎回テーマが決まっていて、コーナーキックの集中練習、マークの位置の取り方の練習など、きちんと段階だてて教えてくれるので、私のような初心者でも、毎回確実に成長できている感覚になれます。例えば前回は、高い位置から来るボールのトラップが苦手という相談をしたら、トラップだけの練習など集中的に教えてくれたりもしました。

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この日は、夫をはじめ男子部からも数人応援に来てくれて(夫は同じサッカーチーム(ロンジャパ)の男子部所属です)、11~12人位が集まり、ミニゲームをしました。
こんなに寒い中でも、2時間も動いていると、最後は汗が出る位ぽかぽか体があたたかくなってくるので、人間の身体って不思議だなぁ・・と思います。


普段ピアノの練習は個人競技というか基本的に一人で練習することが多いので、週に一度こうやってチームスポーツで体を動かすというのは、私にとって本当に楽しみな時間となっています。それにサッカーだったら基本的に手には支障ないし。

ちなみに、ガチガチに凍った土の上でサッカーしたせいか、スパイクも硬くなってたのか、家に帰ったら右足の親指の爪が死んじゃってました・・。イタタタタ。
by sayaka-blmusic | 2009-01-12 22:54 | ロンドンでの日常生活

牧場B&B ファームステイ (イギリス北部旅行3日目)

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冬のヨークシャーの夜明けは遅いです。8時頃からようやく明るくなってきます。
上の写真は、Harrogateの宿泊先から見える風力発電の風車。この辺りは牧場と発電所が多く、どこまでも続く平原に聳え立つ風車は、なんだか宮崎駿の映画に出てきそうな不思議な雰囲気です。

ところで、前日の宿到着時には暗くてよく見えなかったので改めて宿泊先の写真。


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広い牧場の真ん中にぽつんとある茶色い建物です。
今回泊まったのは、KNABBS ASHというB&Bで、KNABBS FARMという牧場に併設している宿です。イギリスの田舎ではこんな風に、農場や牧場がB&Bを同時経営する「FARM STAY」という宿泊形態があり、大自然の中、羊や馬とたわむれたり牧場でとれたての卵やミルクを頂けたりできます。

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牧場に泊まるといっても、羊小屋や馬小屋の中に泊まるわけでなく、牧場主のご自宅の建物の中の3部屋がゲストの宿泊用になっています。ここの宿は、一泊朝食付きで35ポンド(現在のレートで4900円位)という良心的な値段にも関わらず、部屋は高級ホテルなみの行き届いた設備とお洒落なインテリア、朝食も素敵な食器でフルイングリッシュブレックファースト。

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卵は、ここの牧場の鶏から生まれた取れたての卵だそうです。
今日の朝食の卵を産んでくれたニワトリさん達。

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帰りがけに、羊小屋の中も見せていただきました。

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背中の青い印は、生後何週間経っているかや繁殖の状態によって色が塗り分けられるそうです。そういえば、ヨークシャーを車で走っている間、赤いマークの羊、緑のマークのついた羊、などなど色々な色に塗り分けられた羊の群れを見かけました。

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今回の旅のメンバー四人で最後に記念撮影。左からRちゃんのご主人、私、夫、Rちゃん。羊さん達は怖がって向こうの壁際ぎりぎりまで後ずさりしていってしまいました・・。羊は極端に怖がりっていうけど、本当なんだなぁ・・・と実感。ちなみに私はひつじ年。

帰りはヨーク駅まで車で行き、ヨーク駅~ロンドン・キングスクロス駅までは電車で2時間ほどで戻ってきました。

ということで、あっという間に過ぎた新年イギリス北部旅行の三日間。
ロンドンからの旅行というと、どうしてもヨーロッパ諸国などの国外に目が向いてしまいがちだけど、イギリス国内にも本当に沢山の美しい景色や村ががあるんだなぁ・・と改めて思わされた三日間でした。

ところで、今回の旅行で超重宝したのが、このDKのガイドブック。(DK Great Britain EYEWITNESS TRAVEL GUIDE)

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イギリスの田舎のかなり小さなスポットまで詳細な説明がついているだけでなく、地図、写真やイラスト、歴史的な背景の説明など大充実のガイドブック。「地球の歩き方」には載っていない隠れたイギリスのスポットが満載でオススメです。イギリスの主な書店やamazon.co.ukはもちろん、日本のアマゾンでも買えるみたいです。同じシリーズで、イタリア、フランス、クロアチアなどなど全世界の旅行ガイドブックも出ています。

UKのファームステイ検索サイトはこちら。
http://www.farmstayuk.co.uk/
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 10:28 | イギリス国内旅行日記

羊と犬と大自然の地、ヨークシャーデールへ (イギリス北部旅行第二日目) 

イギリス北部旅行第二日目。まだ薄暗い中、Mansfieldを朝7時半頃に出発し、車で北上しヨークシャーデール国立公園のエリアを目指します。

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9時頃、Hebden Bridge(ヘブデンブリッジ)という谷間の村に到着。産業革命時に紡績業で栄えた街で、独特のグレーの色合いのレンガ造りの町並み、そしてその間をカナルが流れ、とても美しい町並みです。

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イギリス郊外で街並みの綺麗な村というと、コッツウォルズばかりが有名だけど、イギリスの田舎には、このヘブデンブリッジのようにあまり知られていない隠れた宝石のような村が、きっと沢山あるんだろうなぁ・・と思います。

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ところで、ヨークシャーの街を歩いていると、とにかくやたらめったら犬に遭遇します!
しかもさすがヨークシャーテリアの故郷だけあって、テリア(に似た犬)が多い!
このワンちゃんも、(めっちゃ大きなテリアがいる!かわいい!)と思ってまじまじと見つめていたら、飼い主のお姉さんが、「Airedale Terrierというこの地方のテリアの一種で、とても珍しい種なのよー」と教えてくれました。
ところで、ヨークシャー・テリアは、もともと、ヨークシャー地方の炭坑や織物工場でネズミを駆除するために飼育されていた犬だとか・・・。なるほど、ヨークシャー地方の中でも織物工場が特に多かったというHebden Bridgeでは、今でもこんなにテリアが沢山いるというのは納得。

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Hebden Bridgeから更に北上。のどかな牧場の景色が広がります。

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一面の野原を見渡す丘の上に、ベンチが二つ、ぽつんとあるのを発見。

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良く見ると、かなり昔にどなたかからの寄付されたもののようです。
きっと生前、ここからの景色がすごく好きだったんだろうなぁ・・と思う。

イギリスには、リージェンツパークなどの公園のベンチや、コンサートホールなどの座席などにも、寄付をして、名前が刻めるようになっています。生前の思い出の場所に名前が刻まれることで、ずーーっとその場所に生きてい続けることができるし、周りの人たちも、その場所を訪れることで、故人に会いに行けるような気持ちになれる。 とても素敵な習慣だなぁ・・と思います。

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更に北上すると、羊、馬、牛ほか、見たことない茶色の巨大な牛もどき(なんだったんだろう・・・)などが、のんびりと草を食べていて、どこまでものどかな風景。

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次にマラム(Malham)というウォーキングの名所へ。
上の写真はMalham Coveという楕円形の窪み状の石灰岩の崖。
80メートルの高さ、300メートルの幅があり、氷河期真っ最中の50000年前に、氷河などにより作られた地形だとのこと。写真ではなかなか伝わりにくいですが、生で見るとすごい迫力。映画「嵐が丘」の撮影にも使われた場所だとのことです。

ここの見所は、この崖の上側部分。
400段の階段を上がると、この崖の上の部分に上がることができるのですが、

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見たことのないような石灰群が一面に広がっています。歩いていると隙間に落ちそうになります。まるで見渡す限り化石が埋まっているかのような感じ。いや、まさに地形の化石、大自然の驚異です。

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向こう側に見えるのは崖の下側。80メートルの高さがある上に足元が不安定なので、淵はかなり怖いです。


ヨークシャーはロンドンよりかなり北部にあるので、日没もロンドンより早く、4時過ぎにはかなり暗くなります。この辺りは街灯もなく、真っ暗になると危ないので、早めにこの日の宿泊先のHarrogate(ミネラルウォーターで有名な街です)のFarmに向かいました。

夜になって空を見上げると、ロンドンや東京では絶対に見られない満天の星空。流れ星も3つ見つけました!

次の日記は、初めてのFarm Stay(牧場付属のB&B)体験記。
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 08:31 | イギリス国内旅行日記

ロビンフッドの里ノッティンガムへ (イギリス北部旅行第一日目)

あけましておめでとうございます!
1月1日の元旦から3日間、イギリス北部のノッティンガムと、その更に北のヨークシャー地方というところへ、小旅行をしてきました。

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クリスマス(12月25日)は、地下鉄も電車も全ストップしてしまうロンドンですが、元旦に関しては、本数は少ないながらも一応交通機関は動いています。さすがに元旦の朝早くから北部に旅行に行く人は少ないのか、電車はかなりガラガラ。

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電車で2時間ほどでノッティンガムへ。イギリスを電車で北上するのは、3年半前にエジンバラに旅行した時以来です。

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ノッティンガム駅前のタクシー。ロンドンのタクシーは黒塗りですが、ノッティンガムのタクシーは全て濃い緑色で統一されていました。

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元旦なので、さすがに街中のお店が閉まっていました・・・。
空いていたのはマクドナルドと中華バイキングの店位。

駅に着いて真っ先に思ったのは、とにかく寒い!!! ロンドンより緯度が高いせいか、むちゃくちゃ寒い!夫は耐え切れなくてジーンズの上にジャージを履いて観光していました(笑)

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ノッティンガム城。ここは、地下に張り巡らされた地下道と洞窟が見所らしいのですが、残念ながら元旦でお休み・・。

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ノッティンガム城のふもとに建つ、ロビンフッドの像。
ここノッティンガムはロビンフッドの故郷としても知られています。

ところで、このロビンフッド、よーくアップで見ると、

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弓が故障しています。下半分が無い!
どうしちゃったんだろう・・・。謎。

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お城の近くに、イングランド最古の 「Ye Olde なんとか」 というパブがあるという情報をネットで見たのを覚えていたので、お城のふもとにある1240年創業と書いてある「Ye Olde Saltation Inn」というパブを見て、「きっとこれだ!」と確信して写真を撮ってきたのですが、後で家に帰って調べてみたら、イングランド最古なのはこのパブではなく、このすぐ近くにある1189年創業のYe Olde trip to Jerusalemというパブだったみたいです・・・。
がーん・・・・・・51年違う。名前も似てるけど違ったし。
せっかくすぐ近くまで行ったのに、あと一歩のところでイングランド最古のパブを見そびれて帰ってきてしまった私達・・・。



ということで、激寒の元旦の真昼間、誰もいないノッティンガムの街を観光してきました。
でも、今回の旅行では、実はこれはほんのおまけの部分!
そもそも、今回の旅行の目的は、今回イギリス再渡英の際に、飛行機で偶然隣り合わせになったRちゃん夫婦を訪ねること。Rちゃん夫婦は、このノッティンガムから車で30分ほど離れた街に住んでいるため、待ち合わせ場所がノッティンガム駅だったのです。

飛行機の中で運命の恋人や、運命の友達を見つけるなんて、
ドラマや映画だけの話と思っていたのですが、
神様はホントに思いもかけないタイミングで素敵な出会いを用意してくれているものだなぁ・・と今回心から思いました。

1ヵ月半前(2008年11月)の再渡英の時に、Virgin Atlanticのフライトで偶然お隣になったRちゃん。同い年位の日本人の女の子がいるなぁ・・と思っていると、機内食で、私も彼女も同じ「松花堂弁当」を頼んだのをきっかけに(Virginの機内食では松花堂弁当がチョイスできるのです!)お互い話がはずみ、なんと彼女も、旦那さんのTier 1 Generalビザの配偶者ビザ、しかもRちゃんご夫婦も、私達と全く同じように、もともと二人とも留学していたのだけど、旦那さんがイギリスで正式に働くことになった為に今回ビザのために一時帰国。旦那さんは今回先に渡英していてRちゃんは少し遅れてこの日渡英するところ・・と、私と怖いくらいに境遇が一緒ということが発覚。更に色々話していたら、気も合ってすっかり意気投合し、飛行機を降りる頃には「きっと必ずMansfieldに遊びに行くねー!」と約束して別れました。
それから約一ヶ月半。意外にも早くその旅行が実現することになり、私達夫婦とRちゃん達夫婦の四人(Rちゃんと私以外ほぼ初対面同士^^;)で、ヨークシャーまでドライブ旅行をしようということになったのでした。

ノッティンガム駅でRちゃんご夫婦と対面し、車で30分ほどのMansfieldという静かな郊外の街にある彼らのご自宅に、この日は泊めて頂きました。彼らのお友達のイタリア人(ワイナリーを経営)が造っているという滅茶苦茶美味しいBaroloの赤ワインもご馳走になり、初めて同士のメンバーとは思えないほどの盛り上がりで、あの11時間の短いフライトで感じた「絶対Rちゃんとは気が合いそう!夫婦同士でもきっと楽しいはず!」という直感は、ホント当たってたんだなぁ・・・と嬉しく思いながら、あっという間に夜は更けていきました。

翌日はいよいよ、4人でヨークシャーデール地方へ。 (次回の日記に続きます)
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 07:22 | イギリス国内旅行日記