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ロンドンの楽譜・楽器ショップ


クリスマスが終わると、26日からロンドンは一気にWinter Saleが始まります。
日本では歳末大売出しにあたるセール。日本と違うところといえば、値下がり率が半端じゃないこと(時には90%オフなども!)と、イギリス人誰もかれもが、取り憑かれたかのようにウィンターセールに走ること。

ついでにもう一つ違うことといえば、クリスマスを一日でも過ぎると凄まじい勢いでイルミネーションを一斉撤去する日本とは違って、ロンドンでは1月半ば位までそのままイルミネーションが付きっぱなしです。とはいっても今年は不景気のせいで、イルミネーションも冬のセールも、なんとなく活気がないのですが・・。

さてセールといっても、洋服や靴に関しては、引越し直後で頭が飽和状態なのか、今は特に買いたいものもないので、ロンドン最大の楽譜・楽器ショップのセールに行ってきました。

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チャペル・オブ・ボンドストリート (Chappell of Bond Street)
http://www.chappellofbondstreet.co.uk/

渡英以来、何度通ったか分からないという位、愛用させて頂いているショップです。

なんと創立1811年とのことで、200年の歴史を誇る楽譜&楽器店。
その名の通り、昔はBond Street駅近くにあったのですが、2年位前に移転して、今はトッテナムコートロード駅とオックスフォードサーカス駅の間にあります。トッテナムコートロード駅から行く場合、駅を出てオックスフォードストリートをオックスフォードサーカス方面に進み、途中のWardour Streetという道を左に曲がってしばらく進むと左手に入り口が見えてきます。

このお店はYAMAHAの代理店にもなっていて、楽譜の他にもピアノを含む様々な楽器やその関連用品など、YAMAHAの製品を中心に、とても充実したラインアップです。


さて、寒い中Chappellに到着し、夫はトランペット関連用品売場へ直行、私は地下の楽譜売場へ。

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物価の高いイギリスですが、楽譜、特にヨーロッパの出版社のものは日本で買うよりずっと安く、また日本では売っていない出版社の楽譜も手に入ります。

この日はセールだということもあって更に安く、ヘンレ版の各種楽譜なども半額になっていました。例えばラベルの「水の戯れ」の楽譜は、値引き後なんと3ポンド(今のレートだと500円以下!)。

ラフマニノフの楽譜も、日本では見たことのない版のものや、トランスクリプションの楽譜も沢山あります。二台ピアノの楽譜、連弾用の楽譜、チェロやバイオリン、フルートその他の楽器、ミュージカルやオペラの楽譜なども充実。

子供の導入用ピアノ楽譜に関しては、トンプソンやバスティン、バーナム、などは、イギリスでもやはり人気で簡単に手に入ります。一方、日本ではよく使われているバイエルやハノン、ツェルニーは、比較的少ない気がしました。 

あと、日本では見かけない光景といえば、英国王立音楽検定(Grade Exam)用のテキストや楽譜類が、かなりのエリアを独占していること。(参考:写真は自宅にある検定対策用テキストです)

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この試験は、 エリザベス女王を総裁に持つABRSM(Associated Board of the Royal Schools of Music)という、Royal Academy of Music、Royal College of Musicなど、イギリスの主な4つの音楽院が共同で運営している団体で、100年以上の歴史を持つ世界最大の音楽検定。UK全土はもちろん、世界90ヶ国以上で、毎年62万人以上が受験しているというマンモス検定です。

イギリスでは、公立や私立の小中学校からの団体申し込みもある程一般的で、私がロンドンでこれまでに教えてきた生徒さん方も、現地出身のお子さん・駐在員のお子さん関係なく、かなり多くの方が受験してきました。

実際に検定を受ける生徒さんの試験準備指導をしてきて思ったのは、この検定は、実技(時代・スタイルの違う3曲)の他に、スケール、アルペジョ、オーラル(ソルフェージュのようなもの)、初見など、演奏する上で必要なスキルや知識が満遍なく課題に含まれていて、検定の為に用意しているといつのまにかきちんと総合的な音楽能力がついていく、本当に良くできた検定だなぁ・・といつも思います。
特にオーラル試験は日本のソルフェージュ試験よりも、もっと感覚的なもの重視したユニークな問題があったり、初見に関してはかなり難しめの問題も出題されるので、対策本で準備をしているうちにいつの間にか、どの生徒さんも譜読みの力がかなりつきます。

ちなみに日本でも、Roland等を通して受験することができます。(通訳もちゃんと付くそうです)http://www.roland.or.jp/activity/sponsor/abrsm/



話は戻ってチャペルの店内。
地下は楽譜売り場、Ground Floorは電子ピアノ、トランペットやギターなどの楽器や楽器関連用品などの売り場、そして1st Floorはピアノのショールームになっています。ヤマハの代理店だけあってヤマハの各種ピアノがずらーーっと並んでいます。ショールームといっても、ヨーロッパ風の重厚な内装の中に、これだけのピアノが並んでいると、圧倒されてため息が出てしまいます。奥はランチタイムコンサートなどが行われているスペースも。



で、結局今回は、
自分用に探してた楽譜は見つからず、
生徒さん用の楽譜を数冊買ってお店を後にしたのですが、

楽譜売場って、何か買うか買わないかに関わらず、
私にとって電気屋さんや本屋さんと並ぶくらい、何時間でもいれる楽しい場所のひとつだなぁ・・と改めて思いました。

楽譜をぱらぱら眺めながら、どんな響きだろうとか、
どんなプログラムの中のコンサートで弾いたら合うかなとか、
色々イマジネーションしてる時間が楽しい。

ちなみにロンドンの主な楽譜ショップは、
今回行ったChappell of Bond Streetの他に、
ケンジントンピアノ(ケンジントンハイストリート)
 http://www.kensingtonpianos.com/
チャイムズ (ケンジントン・バービカン・ロイヤルアカデミー内)
http://www.chimesmusic.com/
などなど・・。売り場面積はまちまちですが、そのショップにしか置いてない商品など掘り出し物も多く、どのお店もそれぞれの味があって面白いです。

音楽好きな方はロンドンの観光スポットとしても、お土産探しのショップとしてもオススメです。


気づけば2009年まであと数時間。
日本ではちょうど今ごろ紅白歌合戦。
うーん、ジェロの歌、聴きたかった・・・。


みなさま、良いお年をお迎え下さい。
by sayaka-blmusic | 2008-12-31 21:57 | ロンドン音楽事情

砂肝発見!

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引っ越して来て以来お気に入りの、近所のアラブ系スーパー。
ニュースエージェントが少し大きくなったようなこのお店には、
イギリス系のスーパーではあまり見ない
大根やオクラ、さつまいも、白菜、日本サイズの小さいナス(イギリスのは滅茶大きいお化けナスです)などが、破格の値段で量り売りされているので、良く利用しています。

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ちなみに上の写真の手前にある「SATSUMA」は、日本のみかん。
ここイギリスではすっかり「SATSUMA」として定着していて、
どこのスーパーでも売っている程一般的です。

オクラは、イギリスでも「OKRA」として売っていて、
「おお!日本語が英語になっている!」と思ったのですが、
調べてみたら、もともと英語で「OKRA」と呼ばれているものが日本語になったようで、
日本語が先じゃないんだそうです。


前置きはこの位にして、本題のお肉の話。

このスーパーの奥の方で、お肉が売っているコーナーがあるのは知っていたのですが、
鶏がまるまる釣り下がっていたりして、なんとなーく怪しい雰囲気だと思い込んでいたので、
このコーナーに足を踏み入れたことはありませんでした。

この日はふと気が向いたので通りかかってみると、

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アラブ系(トルコ系?)なので、豚肉は置いていないのですが、
それ以外のお肉(牛、鶏、ラム)は大充実。しかもスーパーなどよりかなり安いです。

そして鶏肉の手羽先やモモ肉などに並んで置いてあったのが、


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「Chicken Gizzard」

Gizzardって、何だ・・・? でもこの形はもしや・・・







砂肝??!!!







電子辞書で調べてみると、やっぱり砂肝!!
きゃああああ。


何を隠そう、砂肝は私の大好物。

私が一瞬で天国に行ける、食べ物の組み合わせといったら、
白ワインと魚介類、または日本酒と餃子or砂肝。

居酒屋に行ったら、砂肝の串焼き一本あれば、
それだけで幸せになれるという位、砂肝大好き。

ロンドンではきっと絶対に出会えないだろうと諦めていたのに、
その砂肝が、ロンドンの片隅の肉屋にて、今私の目の前に・・・(ToT)



しかも値段は1キロ1.89ポンド(約250円)!
100グラムあたり25円位。嘘みたいに安い値段です。

嬉しくなって500グラム一気に買ってしまいました。
(それでも1ポンドしないのだから衝撃です・・・)


おまけに砂肝の横には、鳥ハツ(Chicken Heart)まで売っていました。
もちろんレバーも。わーいロンドンに居ながら焼き鳥ができる!!

肉を切り売りしている店員さんに、
砂肝って、一体どういう方が買っていくんですか?
と聞いたところ、

「イギリス人、アジア人、何人でもみーんな買って行くよ。
塩とかで炒めるだけでvery nice」だとのこと。

国は違えど、意外にも食べ方は似ているんだなぁと驚き。

ちなみにこの近くの日本食レストランは、このお店から大量に
砂肝を仕入れているんだとか。


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ちなみにここは、砂肝やハツなどの他にも
牛テールや、牛レバー、鳥レバー、羊レバー
牛タン、ラムの舌!!その他ここには名前をかけないような部位(?)まで、
牛や鶏、ラムのありとあらゆる部位の肉が、揃っています。
しかもどれもめちゃくちゃ安い。上の写真は「OX TAIL(牛テール)」

砂肝は、ネギ塩炒めや、ガーリック味噌焼きにしてみたのですが、
ちゃんとホントの砂肝で、コリコリしていて美味しかったし、
牛テールは、テールスープにしたらとってもおいしかったです。

ということで、
海外在住日本人の皆様、アラブ系やトルコ系のスーパーのお肉売り場、
新鮮な砂肝やお肉を発見できる確率大で、かなーりおすすめです!

ちなみに砂肝って、高タンパク低脂肪で、とっても美容と健康に良いのだそうです♪
by sayaka-blmusic | 2008-12-22 19:45 | ロンドンでの日常生活

かえるケーキ

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先日、カムデンタウン駅周辺の道を歩いてたら、
通り沿いのケーキ屋さんのショーウィンドウを見て、、
ぎょっとして立ち止まってしまいました。

このお店のメイン商品の一つらしく、
10体位ずらーーーっと並んでる「かえるケーキ!」

うーん、この可愛さと気持ち悪さの絶妙なバランス(??)は、
日本のお菓子には絶対に見られないセンスだわ・・・。

このアイシング(砂糖のコーティング)の分厚さといい、
この毒々しい色といい、
どっからどう見ても、カロリー高そうだし体に悪そう・・・・。


でも私、ロンドンで、このケーキの上を行くケーキを
以前イギリス人の友達の誕生日に食べたことがあります。

サッカープレミアリーグのアーセナルの選手達の写真が、
5ミリ位の分厚いコーティングされた砂糖の上にプリントされているケーキ。

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写真の部分も全部食べれるんだそうです。
プリンタブルCDならぬ、プリンタブルケーキ。
選手の顔をナイフで切って、更にフォークで切り崩しながら食べるのは、
相当違和感がありました・・。

かなり衝撃だったので、ネットで調べてみたら、なんと自分の好きな写真をケーキ本体にプリントしてくれるサービスをしている会社もあるみたいです。
http://www.icingimages.com/info.php?link=sc&menu=i

どうやら日本にもあるみたいでびっくり!
Googleで「写真ケーキ」で検索するといくつも出てきます。
記念にはなるのかもしれないけど、やっぱりどうしても体に悪そうな気が・・・。
by sayaka-blmusic | 2008-12-12 05:27 | ロンドンの不思議

海外在住の方にお勧めの携帯電話 NOKIA E61

先週末、やっと自宅にインターネットが繋がりました!
そもそも電話線も無かったので、電話線開通→ネット申し込み→ネット開通と辿るのに、
合計2週間かかってしまいました。ふー。

さて、家のネットが使えない間、代わりに大活躍だったのが、
このNOKIA日本語版 E61! さやか愛用の携帯電話です。

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この携帯、1年半ほど前に日本でを通して買ったのですが、
海外生活を送るにあたって滅茶苦茶便利で、もう絶対手放せません。


どんな風に便利なのかというと、

●日本語版の携帯電話だけれども、イギリスの携帯電話会社の回線が使用可。
●現地のレートで(海外ローミングではなく)安く通話ができ、
●携帯電話上で日本語でインターネットができて、
●普段使っているE-mailアドレスで日本語で送受信もできて、
●添付ファイルも開ける。
●しかもPCと接続してのインターネットもOK!

通常、イギリスで携帯電話契約をすると、
当然のことですが携帯電話上で日本語ではネットやメールはできません。
なので、日本の知り合いとのメールや、ネットの閲覧、ブログの更新などは不可能。
また、普通のPCブロードバンド回線状況も悪く、回線が切れがちなロンドン。
しかもネットカフェでは日本語が使えない状況も多いので、
このように携帯電話上で、いつでも手のひらで日本語メールやネットができ、
PCとも接続可能というのは、ロンドンでは本当に便利です。

今回も、家のネットが開通するまでの間、大活躍してくれました。

携帯電話本体は、日本のNOKIAのサイトで購入したのですが、
SIMフリーなので、世界中どの携帯電話会社のラインでも契約できます。
ドコモのFOMAのカードを入れ替えればドコモの番号で使えるし、
イギリスではT-MobileやOrangeなど、好きな携帯電話会社のラインを契約して使えます。

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上の写真がSIMカード。通常電池パックの裏に入っていて、
FOMAなどではFOMAカードにあたります。
通常、携帯電話のライン契約と共に購入する携帯電話は、
その会社のラインしか使えないようにSIMロックがかかってしまっているのですが、
(無理やりロックを外すことも業者に頼めば可能ですが、日本では現在違法です)
このNOKIAのE61は、最初からSIMフリーとして販売されているため、
合法的に堂々と、SIMカードを入れ替えながら使用することができます。


日本ではまだ、SIMカードだけの販売形態は一般的でないみたいだけど、
イギリスでは非常に一般的です。
電話機を既に持っていて、SIMだけの契約の場合、
1年契約とか18ヶ月契約でなく、30日単位で契約できるので、
短期の滞在の方や、急な帰国が決まる可能性のある方などにもぴったりです。
料金も、海外ケータイの国際ローミングよりはるかに安く、例えば私の使っているT-mobileは、SIMカードのみの契約で月20ポンド(現在のレートで3500円位)で、600分の無料通話が付いてきます。

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インターネットもメールも、日本語OKです。
上のスクリーンショットはGoogle検索の一例。

日本に在住していると、この有難さはなかなかピンとこないのですが、
日々ネットがないと生きていけない私のようなタイプの方で、
家のネットが切れて困ってしまったり、
海外の出先で日本語環境のネットカフェが見つからずに苦労した経験のある方にとっては、恐らく救世主のような存在だと思います。

ちなみに、ワードもエクセルも簡易版のソフトが入っているため、
添付で送られてきたワードやエクセルファイル、PDF、画像なども開けます。
下の写真はエクセルの画面。
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あと便利なのが、最近アップデートされたG-mailの専用ソフトウェア。
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もちろん日本語対応。オフラインでも読み書きできる機能がついて、
例えばロンドンの地下鉄内でも、G-mailの下書きができるようになりました。
http://mail.google.com/app からダウンロードできます。

Google Mapも、携帯上で見れます。
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ロンドン内の地図も、細かい道までかなりクリアに見れます。上の地図はパディントン駅周辺地図。


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更に便利なのが、この携帯電話をモデムとして、
上記の写真のようにPCと繋いでインターネットができる機能。
日本だと、うっかりドコモの携帯電話をPCと繋いでネットしてしまったら、
パケット代が物凄いことになるのは確実なのですが、
イギリスで、例えばT-mobileでの契約の場合、
携帯電話をモデムとして3ギガまで使いたい放題のプランが、なんと12.5ポンド。
これには、先述の、携帯電話上でのメールやウェブし放題の分も含まれて居ます。

日本でもし同じことをするには、まずドコモでフルブラウザのパケホーダイを契約して、
更にEモバイル等でノートパソコン用のモバイルネット契約をして・・となると
合計で毎月1万円近くなってしまうと思うのですが、
その両方を入れても月12.5ポンド(2000円位)というのは、これは格安!!
何でもかんでも日本より高いはずのロンドンで、何故か携帯ネット関係だけは安いのが不思議。

毎日のネット使用が、簡単なメールチェックとミクシィと、数十分程度のネットサーフィンの場合、数ヶ月位の滞在であれば、あえて家にブロードバンドのネットを引かなくても、
十分これで間に合うかもしれません。

ちなみに、イギリスでこのサービスを使う場合は
3GBまで利用できる、T-MobileのWeb'n Walkのプランが断然おすすめです。
Orangeも表面上似たプランがあるのですが、
上限250MBしかないのと、それを越すと高額なデータ通信料請求となるので危険です。


最近は、ブラックベリーやiPhoneなど、
同じように日本語でネットやメールができる携帯は色々出てきましたが、
日本で初めて、このような海外対応SIMフリーの携帯電話を発売した元祖NOKIAの機種は、やはりお勧めです。

ちなみに、このE61はオバマさんも愛用中だとか!

と思っていたら、NOKIAが日本市場から撤退のニュースが・・・。
後継機のE71が出る予定だったのに残念・・。
E61の販売がこれからどうなるのか分かりませんが、
これから海外生活をされる方や、出張が多い方は、かなーり重宝する携帯だと思うので、
販売が継続している間に、是非おすすめです!

NOKIA JAPAN E61の製品詳細ページ


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という訳でかなりマニアックな話題でスミマセン。
いつになく興奮して一気に書いてしまいました・・・。

実は私、昔からかなりのPDAマニア。
「手のひらサイズコンピュータ」に心惹かれる傾向にあるようです。


2000年頃に愛用していたのは、初代のPalm OSが出た頃のVisor。
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この頃は、ホントにハマっていて、VisorやPalmの裏技サイトまで作っていました。
→まだリンクの残骸が残っています。


イギリスに来てからしばらく使用していたのは、Sharp Zaurus SL-C860。
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これ結構好きでした。無線LANが使用できたので、
マックなどのHot Spotとかでネット使えたし。
ブログの下書きとかはバスの中でこれを使って書いていました。

その他、シグマリオンやモバイルギア、クリエなどもちょこちょこっとずつ使っていた時期も。


今考えてみると、
一番PDAにハマっていた大学生当時は、愛読雑誌が「日経モバイル(今は廃刊)」「PC Fan」「週間アスキー」と女の子としてはかなーり偏ってた気が。
趣味が高じすぎて、携帯・モバイルサービス関連の某会社に、募集もかかっていない中、
飛び込みで頼み込んで、アルバイトさせてもらっていたことも。
(その会社が、後々になって、私と妹で運営中の「ボーダレスミュージック」のサイト運営を提携させて頂くことになったFonfunなので、人生、何がきっかけになって何がご縁になるか分からないものです・・・^^;)


更にお台場国際展示場で開かれていた「Mobile Japan」 や「Wireless network Japan」「PC Expo」などなど、パソコンやPDAなどの最新機種展示会には、一人で足を運び、
秋葉系のおじさん達があふれる中、一人で会場をてくてく歩き回っていた筋金入りのマニアでした・・・。

ちなみにヨドバシなどの電気量販店は、
私にとってはテーマパーク同然なので、一度入ったら出てきません。
今欲しいのは、PDAではないけどEeePC S101!

うーーん、ロンドン大好きな街だけど、唯一(いや一個じゃないけど)納得いかないことの一つは、大型電気店がないこと。誰かヨドバシカメラかビッグカメラを、店ごとロンドンにお土産で持って来てください~~。
by sayaka-blmusic | 2008-12-09 08:54 | ロンドンでの日常生活

ファッションデザイナーMachiko Jintoさんとお会いして

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ロンドンを拠点に世界中で活躍されている服飾デザイナー、Machiko Jinto(神戸真知子)さんのお宅にお邪魔させて頂いてきました。アーティストコーチの青木理恵先生のご紹介です。

Machiko Jintoさんといえば、Takeo KikuchiやYoshie Inaba等で知られる「BIGI」の
ニットチーフデザイナーとしてご活躍された後、独自ブランドを立ち上げ、ロンドンに拠点を移し、現在は、独自ブランド「Machiko Jinto London」のデザインはじめ、きものデザイン等など、世界中でご活躍されているファッションデザイナー。

特注でブレンドをオーダーされているという、とっても美味しい紅茶を頂きながら、
ご本人と色々お話をさせて頂いて、本当に刺激を受けました。

見せていただいたポートフォリオの写真や、彼女デザインの洋服やドレスは、
クラシカルとモダン、西洋とオリエンタルが、彼女独自の目線を通して見事に融合されていて、思わず息を呑んでしまうようなハッとする素敵なデザイン。
この日着ていらっしゃった、真知子さんご自身デザインの服も本当に素敵でした。


最近、彼女デザインの服を購入されたという方から、
「Machiko Jintoの服を着ていると、地下鉄の中などでも、イギリス人から
"それどこのブランドの?とても素敵!”と声をかけられるんです」
という話を聞いたばかりだったのですが、その理由が本当に分かる気がしました。

Machikoさんは、ご夫妻揃ってロシアの文化やアートがお好きで、デザインの中にその影響も受けていらっしゃるとのこと。そのせいか、同じくロシアの作曲家であるラフマニノフマニアの私は、ポートフォリオや作品を見せて頂きながら、(僭越ですが)どこかすごく共感するものを一方的に感じさせて頂いてしまいました。



そしてMachikoさんご自身はというと・・、
静かであたたかで、芯の強いオーラをお持ちの方。
そして、普段のライフスタイルも、やはりとってもお洒落。

これだけ世界に認められている方なのに、
初めて会った私なんかの話にも、真剣に耳を傾けて下さって、
真っ直ぐな優しい瞳で答えて下さり、
そのお人柄にもすっかり魅了されてしまいました。

ああ、彼女のような方が、
本当の意味で、日本人として、世界に通用している方なんだな・・と思いました。

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Machikoさんデザインのブラックドレスを試着させて頂いて、記念撮影を一枚。
ハリのある素材で作られた大きなリボンが本当に素敵なドレスです。



私もいつの日か、彼女のように、
しなやかで、それでいてぶれない独自の芯を持ちながら
姿も、ライフスタイルも、仕事も、夢も、
トータルに素敵でカッコいい女性になりたいな・・と思いました。

Machiko Jintoさんの公式ホームページ。
Machiko Jinto London
Machiko Jintoブランドの洋服は青山の直営店を始め、
全国の百貨店など70店舗以上にて販売されています。
by sayaka-blmusic | 2008-12-08 01:08 | ロンドンでの日常生活

ピアノが到着しました!

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今日、ピアノが我が家に到着しました!!

実は私、自分の部屋にピアノを置けるというのは、
過去3年間のロンドン生活の中で、初めてのことです。

3年間で今までロンドン内合計5箇所に転々と移り住んでいたのですが、
どこも、音の問題やスペースの関係や、フラットメイトの関係などで、
とても生のピアノを置くことができるような環境ではありませんでした。

なので今までは、生徒さんのレッスンは基本的に出張レッスンのみ。
自分自身の練習は、ロイヤルアカデミーの練習室か、
自分の部屋に置いていた電子ピアノか、
ロンドン内の有料ピアノスタジオなどで行っていました。

ヘッドフォンを使用した上での電子ピアノの練習ですら、
やはり古いイギリスの家ではカタカタ音が隣の部屋に響くらしく、
隣の部屋のフラットメイトから
「It's like torture for me!!! (まるで拷問だーー勘弁してくれー!)」
と怒鳴られたことも・・。
しょうがなく有料ピアノスタジオを使用して練習していると、
コンサート前は連日数時間借り切って練習しなくてはいけない為、毎回破産寸前に・・・。

シュタンウェイがいい、YAMAHAがいい、ベーゼンがいい、だなんて、
そんな贅沢なことはもちろん言ってられず、
グランドピアノじゃなきゃ嫌とも言ってられず、
とにかく88個の鍵盤があって音が出せるピアノとその環境を求めて、
日々、練習場所確保のためにロンドン中を放浪していた3年間でした・・。

なので今日、念願の生ピアノ、しかもグランドピアノが自分の家に到着して設置された時は、
本当に嬉しくて、大袈裟でなくてホントに感動で涙が出てしまいました。


***************

今回ピアノが置けることになったいきさつですが、

今回私達が住むことになった家は、ちょっと変わった形のセミデタッチトハウスで、
一つの大きな建物に、3世帯が別れて住んでいます。
(バスルーム・玄関・キッチン・トイレなどは各世帯ごとに別れているので、プライベートスペースは全て別です)
2階部分に大家さんが住んでいるのですが、音出しはまったく構わないとのことで、
更に1階部分のもう一つの世帯もプロのピアニストが住んでいるらしく、
この部屋も最初から「グランドピアノOK物件」として広告に出ていて、
前回の帰国寸前に奇跡的に見つけることのできた物件でした。

さて、ピアノOKといっても、
ロンドンに戻ってきていきなりグランドピアノを購入するのは、
予算的にも厳しいし、短期間ですぐに決められるものでもないので、
まずはレンタルで探すことにしました。

馴染みのあるロンドン内のピアノショップ3社に聞いたところ、
現在レンタル可能なグランドピアノは無い・・・・とのこと。
10箇所位に電話をかけまくって、希望するサイズのピアノがあったのは2箇所。
Baby-sizeのグランドで音もタッチも良いものというと、なかなかないかな・・と思ったのですが、実際見に行って、いくつかのピアノを試弾した結果、
タッチも音色も気に入って、予算内に収まるものをやっと見つけました。

そして今日無事に到着して、リビングの窓際に無事設置されました!
これで自分自身の練習も、生徒さんのレッスンも本格的に開始できます^^

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ピアノの向かい側にあるのは、今まで活躍してくれたRolandの電子ピアノHP-3e。
電子ピアノを使用した練習ならではの利点も沢山あり、また二台ピアノの練習の時にも重宝するので、電子ピアノの方もそのまま置いてあります。(ちなみにRolandの電子ピアノはタッチが物凄く良いです)

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お昼過ぎにピアノが届いて、運送屋さん達が帰った後、
「書初め」ならぬ「弾き初め」で、
午後の間ずっとラフマニノフを弾いていました。
Boosey & Hawkes 社のラフマニノフの楽譜シリーズは
色違いになっていて、こうやって並べてみると可愛いです。

引越し以来、ずっとバタバタしていたので、
こうやって落ち着いてまとまった練習ができるのも久しぶり。


物心付いた時からピアノを始めて、
家に当たり前のようにピアノがあって、
いつでも練習することができる環境というものに、
一度も疑問に思ったことがなかったし、感謝することもなかったし、
むしろそれを疎ましく思うことすらあった気がする。


3年前にロンドンに来て、
弾きたくても弾きたくても、ピアノが無くて、
練習する場所もない環境に生まれて始めて置かれて、
「家にピアノがある」というというのが、
どんなに幸せなことだったか、有難くて恵まれていることだったか、
心の底から、思い知らされました。

もしかして神様は、私にその有難さを気づかせる為に、
あえて3年間、私から「自宅でピアノを弾ける環境」を一度取り去ったのかもな・・と思う。

今奏でている一音一音が、
決して自分自身の力だけで出しているのではなく、
今まで色々な人に支えてきてもらって、
弾く環境が与えられて、
初めて奏でられる音なのだということを、
どんな時も忘れずに、
これからも一ピアノ弾きとして演奏していくことができれば・・と思っています。


***************************************

<ご参考に>

以下、ロンドン内でアップライトやグランドピアノの長期レンタル(Long-term Hire)を行っている店の主なリストです。

怪しげなところは抜いてありますので、一応信頼のおける店のみリストアップしてあります。
アップライトは1ヶ月辺り40ポンド~90ポンド、グランドピアノは90ポンド~150ポンド位が相場のようです。
各店とも在庫の入れ替わりが激しいようなので、とにかく片っ端から問い合わせをして、実際に行って試弾してみるのがポイントだと思います。

ロンドン内でピアノをお探しの音楽留学生や、ピアノを習われているお子さんのお母様など
参考にされてみて下さい。


* Markson Pianos

Location: Regents Park - Warren Street
Telephone: 020 7935 8682
URL: http://www.pianosuk.co.uk
   (コンサートのピアノレンタルや生徒さんのピアノレンタルなど、何度もお世話になっています。)

* Piano Warehouse

Location: Kentish Town
Telephone: 020 7267 7671
URL: http://www.piano-warehouse.co.uk/
   (ピアノの卸売り倉庫。少し分かりにくい場所にありますが、物凄い量の新品ピアノがありレンタル用も充実しています。スタッフも皆親切でした)

* Kensington Pianos
Location: Kensington High Street
Telephone: 020 7602 7566
URL: http://www.kensingtonpianos.com
   (日系新聞にもよく広告が出ています。最近はレンタルの在庫が少なめのとのことです)

* Belsize Music Room(現在はperegrines pianoになっています)
Location:Finchley Road, Swiss Cottage周辺
→現在は137A Gray's Inn Rd, London, Greater London WC1X 8TU, United Kingdom
+44 20 7242 9865 に移転。
URL: http://www.peregrines-pianos.com/
   (私はこのお店から借りていました。練習スタジオも有り)


* A Hanna & Sons Limited
Location: Wimbledon
Telephone: 020 8540 5541
URL: http://www.hanna-pianos.co.uk/
   (色々なメーカーの在庫が常時あり。Monthly Paymentが可能なのはここだけ)

* Jaques Samuel Pianos
Location: Marble Arch
Telephone: 020 7723 8818
URL: http://www.jspianos.com/
   (グランドのレンタルの在庫は少ないです。練習スタジオはここが安くてお勧め。)

* Piano World London
Location: Camden
Telephone: 020 7485 1555
URL: http://www.pianoworldlondon.co.uk/
   (ケンジントンピアノの姉妹店??中古ピアノの在庫は多いです)
by sayaka-blmusic | 2008-12-04 05:36 | ロンドン音楽事情 | Comments(0)