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ウィンドサーフィン初体験!!

3年ぶりに日本でお盆を過ごしました。とにかくひたすら暑かった・・・。

お盆期間中は、秋のコンサートに向けてのリハーサルや練習の合間を縫って、
久しぶりに岩手の祖母のところを尋ねたり、お墓参りに行ったり、
信州の山中に行ったり・・と、ちょこちょこと色々なところに行っていたのですが、

その中でも強烈に印象に残ったのが、ウィンドサーフィンの初体験!!


そもそもウィンドってどういうのかピンとこないという方のために・・・

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↑こういうのです。もちろんこんな風には私は出来ませんが・・・。


6月に結婚した夫の趣味のひとつがウィンドサーフィンで、
ロンドンでは、彼についていって何度か見に行ったことはあるのですが、
自分自身がやってみたことは一度もありませんでした。

もともと泳ぐのは大好きで、小さい頃はずっとスイミングスクールに通っていたのですが、
それ以外のマリンスポーツは殆ど経験がなかった私。
ボディーボードは少しだけ試してみたことはあるのですが、
あの波から一気に滑り落ちていく感覚が怖すぎて
(そもそもフリーフォールやジェットコースターなどなど「落ちる系」が大の苦手)
それっきりこれっきりやっていませんでした。

でもウィンドサーフィンだったら、
波のない水面をスイーーーっと風に吹かれて進んでいくだけだし、
今回行った浜名湖は、ひざ上位の遠浅の水面が続いていて波もなく、比較的安全だとのこと。何しろこの猛暑の中、ただ見学しているよりも断然自分も水の中に入りたいという欲求に駆られて(笑)初心者用三角セイルとボードの半日レンタルを申し込んで、夫の指導の下、思い切って初チャレンジしてみました!

レンタルボードと記念撮影。


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まずビデオで簡単な講習を受けてから、実際すぐに湖に出て早速水上でチャレンジ。

しかし、当然のことながら、そう簡単には行きませんでした・・・。

最初にボードの上に乗って、セイル(帆)を手と体の重みを使って引き上げなくてはいけないのだけど、これが全く上がらない。

やっと上がりそう・・と思った瞬間にバランスを崩して後ろにどぼぉーーーーん。

またボードに乗ってセイルを上げようとして、後ろにどぼぉーーーん。
を延々と繰り返していました。

帆を上げる度に、風がどちらから吹いているかを体で感じて向きを変えなくてはいけないのだけど、体で風の方向を感じるということ自体、今まで意識したことがないので、ボードの上で、風の方向も進むべき方向も分からずオタオタと右往左往。

それでも、何度も繰り返しているうちに、なんとかボードの上でセイルを上げることができるようになり、体を思い切って帆から離して後ろに重心をかけると、風が入ってきて、ボードが水面をすーーーーーーっと前に!!!

進んだ!!!!

と思った瞬間、風の重さに体が耐えられず、今度は前にどぼーーーーーん。。。

でも感動でした!
エンジンも波もないのに、風の力だけで、こんな大きいものが自分を乗せて前に進むんだということが新鮮な感動。

何度も練習していたらなんとか直進は数10メートル進めるようになりました。翌週末も連れて行ってもらって、再度練習してみて、やっと水上でのバランスの取り方が掴めてきました。

そして下の写真が、2日間の特訓の成果・・(??)

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黄色い帆に張り付いているだけの図のような気もしないでもないけど・・(笑)

ちなみに方向転換(タックやジャイブ)はまだ出来ないので、
直線で進んで、一度海に落ちて、ボードの向きを反対にしてまた直線で進む・・という方法でしか戻ってこれません(笑)



今まで「自然の中で遊ぶ」ということはしてきたけど、
目に見えない大きな「風」と対峙しながら、
「自然を相手に遊ぶ」ということは初めて。
こんなに楽しいことだとは知りませんでした。

街を歩いていて、
今までどの方向からどんな強さで風が吹いているなんて、
殆ど意識したことがなかったけど、
ウィンドサーフィンを初体験して以来、街を歩いていても、ふと
「風」を体で感じる瞬間が増えてきた気がします。




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あと、東京に戻ってきてピアノの練習をしている時にハっと気づいたのが、
ウィンドサーフィンでうまく重心が取れた時の重心の感覚と、
ピアノを弾いていて一番調子が良い時の重心の感覚の共通点。
これがとても良く似ている感覚だということに気づきました。

もちろんウィンドの方は今回ほんの少し体験しただけだから偉そうなことは言えないけど、
でも初体験だったからこそ余計に強く感じた共通点だったのかもしれません。

まるで、ピアノが帆で、そこに音楽という風の流れを入れながら、
自分自身の体の重心を下に、後ろに保ちながら、吹き込んでくる音楽(風)とのバランスを取って推進力をコントロールしている感覚。体の重心が足りなくて、風(音楽の流れ)だけが強すぎると、テンポ感が前のめりになるし、その逆だと音楽が重たく前に進まなくなってくる。

そのコントロールががうまく行ったときの感覚は、
初めてウィンドサーフィンのボードの上でセイルが上げて上手く風を捕まえることが出来た時の「できた!進んだ!」という時の感覚と、驚くほど良く似ていた気がします。

「もっと波に乗って」とか 「風に吹かれるように」 とかって、音楽でも比喩で良く使われるけど、実際に水の上で風に吹かれてみて、初めて本当に体で理解できる感覚だったのかもな・・と思いました。

ウィンドサーフィン、今回はほんの導入部分だけのチャレンジだったけれども、
また機会があったらやってみたいです!
by sayaka-blmusic | 2008-08-21 14:12 | 日本一時帰国日記

松本あすかライブ「Piano Groovin' 2008」レポート

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一昨日、渋谷セルリアンタワーJZBratで行われた妹あすかのライブ
「Piano Groovin' 2008」に行ってきました。

この会場は、ちょうど前回の一時帰国の時に、あすかのライブ「Piano Groovin' 2007」にゲスト出演させてもらって、一緒にラ・ヴァルスの連弾などを演奏した思い出の会場。
今回は私は、出演者としてではなく、一聴衆として思う存分楽しんできました!


今回のゲストは、スティーブ・サックスさん(Flute, Sax, etc)と三沢またろうさん(Percussion)。

何曲かのあすかソロのあと、まずはお一人目のゲスト、三沢またろうさんが登場!
またろうさんといえば、日本のポップス界におけるパーカッションの第一人者。この日も、サザンの次回ライブのリハなどでお忙しいスケジュールの中、駆けつけて下さいました。

ピアノとパーカッションによる、「ベートーベン“エリーゼの為に”松本あすかバージョン」の後は、またろうさんによるあすかへのパーカッション講座。


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演奏だけでなく、トークも抜群に面白いまたろうさん、このパーカッション講座も最高に面白くて、会場は大盛り上がり! あすか、マラカスやトライアングルを挑戦するものの、なかなかまたろうさんと同じような音は出ず・・・。

ところで、今回パーカッションを叩いて下さった三沢またろうさん、私もあすかも、一方的に15年位前から大好きでした。というのも、小中学生の頃私たちが狂信的に好きだったバンド、米米クラブで長年パーカッションを叩いていらっしゃって、米米の出演するTV番組やライブビデオなどを見るたびに、「後ろでパーカッションをいつもニコニコ、ノリノリで叩いてるまたろうさん、最高!!」と思っていたので、今回あすかと共演して頂けることになり、あすかはもちろん、私までとっても楽しみにしていました。

またろうさんの演奏、生で聴かせて頂くのは初めてだったのですが、やっぱり抜群に素晴らしかった・・・。いや、プロだから上手なのは当たり前なのですが、リズムの切れやテンション、などなどパーカッションのソロパートは特に、ぐんぐん引き込まれて聴いてしまいました。


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そして二人目のゲストは、スティーブ・サックスさん。
サックスを吹くために生まれていらしたような名前ですが、サックスだけでなくフルートも演奏されます。珍しいバスフルートによる「トルコ行進曲バラードバージョン」は、本当に温かい響きがして、素敵でした。

ちなみにスティーブさんは日本に10年近く在住されていて、日本語ペラペラ。ペラペラを通り越して、日本の駄洒落も完璧にマスターされていて、この日も、「スティーブさんの日本語駄洒落講座」も即席で行われました(笑)

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第1ステージ目のアンコールでは、「ラフマニノフ交響曲第2番3楽章ピアノソロバージョン arranged by 松本さやか」をあすかが演奏してくれました。このブログでも前にご紹介したことのある、ロンドンで必死にアレンジ作業をしていた、あの曲です。

今まで、あすかがアレンジしたものを、私がコンサートで弾かせてもらう、ということは何回かあったものの、私のアレンジしたものを、あすかが弾いてくれたというパターンは初めてだったので、何だかすごく不思議な感覚がすると同時に、とても嬉しかったです。


そして、第2部の方のクライマックスは、今回初公開となる、ラヴェル作曲「ボレロ」の松本あすかバージョン!フルート、ピアノ、パーカッションで演奏されたこの曲は、徐々に徐々にクライマックスに向かって上り詰めていく、オリジナル版のあの緊張感は残しつつ、夏らしくラテンのリズムに生まれ変わっていて、今回のライブでは私的に一番のヒットでした。いやーーー、あすかのクラシック曲アレンジシリーズ、曲数を重ねるごとに確実にパワーアップしています!!

ちなみに今回のこの演奏曲にちなんで会場で特別に用意されたカクテル「惚れボレロ」は、
実はスティーブさんの命名です(笑)

第1ステージ、第2ステージ合わせて、合計3時間以上にもなった長大なステージだったのにも関わらず、あすかの、いつもながら何か憑いて(?)いるとしか思えないような神がかった演奏や、またろうさんやスティーブさんの素晴らしいパーカッション、フルート、トークなどで、
本当にあっっっという間に終わってしまいました。

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終演後、楽屋にて。
終わった直後で、すばらしくハイテンションの皆さん・・・・。


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私も仲間に入れて頂いて、一枚記念撮影させて頂きました。
左から、スティーブさん、あすか、私、またろうさん。



ジャンルの垣根を越えて、まさに「ボーダレスミュージック」の世界観を実現させているあすか。
姉妹ということも忘れて、同じ1アーティストとして、表現者として、やっぱり心から尊敬してしまいます。

私も、私なりの方法で、こんな風に人々の心を震わす音楽を追求できたら、と本当に励みになりました。


私自身は、ロンドンに戻るまでのあと3ヶ月の間に、大小合わせて7~8回のコンサートが待ち受けているのですが、今日もらったエネルギーや感動を励みに、自分なりに、一歩一歩、頑張っていこうと思っています!



<おまけ>
あすかのライブには必ず一緒にステージに上がる、あすかの飼いぐるみ「うどん」。
この日は夏バージョンということで、浴衣姿でした。
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ちなみに、この浴衣もあすか作成。(うどん自体もあすか作成)
ロンドンには、自作の「うどんの布団」や、「うどんのリュック」などなど、
うどんのお泊りセットまで持ってきていたあすかです・・・。
by sayaka-blmusic | 2008-08-01 11:31 | コンサート関連