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サボテンの携帯ストラップ

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写真は、Camden Townのマーケット(露店街)で発見したサボテンの携帯ストラップ。
一目ぼれして買っちゃいました。
これ、小指の爪の半分くらいの大きさの本物のサボテンが
本当に入ってるんです。生きてるんです。かわいいー。
一応ほんの少しだけど土も入ってて、呼吸する用に空気穴もついてる。


今住んでるところから、
バスで5分ほどのところにあるCamden Town(カムデンタウン)のマーケットは、
あらゆる文化がごちゃまぜに融合している何ともいえない魅惑地帯。

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これはタイ(?)の布や民族っぽい手作り小物専門店。


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各国料理の露店も軒をつらねてます。
Little JAPANという店を発見したのだけど、売ってる食べ物はどう見ても中華料理。そして店員さん達も中国人。

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アンティークの専門店も数え切れないほどあります。アンティークなのかただのボロボロ家具なのか危うい商品もたくさん。ソファなどの家具から鍋、スプーンまで「売れるもんなら何でも売っちゃえー」という勢い。ちなみに小学校の時に給食で出てきたあの「先割れスプーン」を発見して感動。

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アフリカの民族楽器専門店。中では「アフリカンドラム教室」も開催中でした。今度行ったら絶対受けてみたい!




こんな感じのあらゆる店が、ガード下と川沿いに、延々と続いてます。
ロンドンって移民の街なのだなぁと改めて実感してしまう場所。本当に面白いです。
by sayaka-blmusic | 2006-02-25 22:14 | ロンドンの不思議

イギリスの薬

地下鉄初乗り600円という金額が示す通り、物価が死ぬ程高いここロンドンで、
なぜか、信じられないくらい安いのが、

医薬品の値段。

下の写真は、日本の風邪薬などにもよく使われている成分パラセタモール(別名アセトアミノフェン)の錠剤。頭痛などの鎮痛剤として売っています。パブロンなども似た成分です。
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これが16錠入りで、なんと16ペンス。日本円にして約32円。
これ、箱代にすらなってないんじゃないかしら・・。

ちなみに特価とかではなく、普通のドラッグストア(Boots)で買った時の定価です。

あまりに安すぎて不安なので、もう少し高いのも一応買っておこうと思い、
イブなどの頭痛薬で使われているイブプロフェン100%の錠剤も合わせて購入。
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これですら、16錠で37ペンス(74円)

うーーーん、まったく意味がわからないです。
なんなんでしょう、この異様な安さは。

このメーカーだけが安いわけではなく、
多少の差はあれど、概して他のメーカーも日本とは比べ物にならないくらい安い。

これで本当に効くのかしらと半信半疑だったけど、
特に32円のパラセタモールの方は、結構ちゃんと効きます。



ところで、
熱で延期になってしまった演奏試験ですが、
結局3月半ばに受けられることに決まりました。
エルトン先生と話し合った結果、
せっかくなので、今回用意していたラフマニノフの「音の絵」3曲は、
6月のファイナル試験まであっためておいて、
6月のファイナルリサイタルでは、3曲といわず、どうせなら9曲全部通して
演奏してしまおう!!という
壮大(?)な計画を立ててしまいました。

うーん、ファイナルで「音の絵Op.39」の9曲全曲完奏。
ラフマニノフ中毒の私には、考えるだけでわくわくしてくるプログラムです。

3月の試験では、代わりにシューマンのファンタジーを弾く予定。
今回の試験で弾いた曲は、ファイナルではその曲は使うことはできないので、
そう考えると、今回ギリギリで熱出して試験が延期になったのは、
ファイナルでラフマニノフを全曲弾く為だったのかもしれない・・
うんうん、きっとそうに違いない。
by sayaka-blmusic | 2006-02-13 23:16 | ロンドンの不思議

試験キャンセル。がーーん。

ロンドンに来てから初めてまともに風邪をひいてしまいました。
しかもよりによって、なんと大切なソロ演奏試験前日の夜に(T_T)

日曜日の夜、翌日は演奏試験ということで張り切って夜10時頃までアカデミーで練習して、家に戻ってくると、なんとなくのどや関節が痛い。

あれれ・・・なんか体の感じがおかしい、と思ってる間に熱が一気にぽぽぽーっと上がっていき、あっという間に39度に。

寝ようにも体中の関節が痛いのと気持ち悪いのと寒気で眠れない。

殆ど寝れずにベッドで一晩中苦しさに呻いたまま朝の8時に。
私の試験での演奏は昼の12時15分からの予定。

熱は依然39度近くあるし、ふらふらして歩くことすらまともにできない。

これが依頼を受けた演奏会とかだったら、点滴を打って這ってでもいかなきゃいけないところだけど、学校の試験だったら何とか日程変更も利くのではと思い、とりあえず朦朧としたまま私の担当教授のエルトン先生に電話。

事情を話すと、エルトン先生
「かわいそうにかわいそうに。大丈夫、心配しなくていいよ、ピアノ科の事務局に電話すれば、なんとか日程変更してくれるはず。」
と超やさしく仰ってくれて一安心。

続いてロイヤルアカデミーピアノ科の事務局に電話すると、
「OK。なんとか調整みるけど、調整がつかなかった場合は、学期末(3月末)になっちゃうわ。。いずれにせよ連絡するわね。お大事に」
とのこと。

うっ。3月末。。。
今回のラフマニノフ練習曲「音の絵」No.6&8&9は、かなり試験に向けて必死に練習してきたので、3月末まで延期というのはかなりショック。

でも風邪ひいたのは自己責任だし、代わりに弾く機会を与えてもらえるだけでも感謝しなきゃ(T T)

ということで、月曜、火曜の予定を、出張レッスン含め全キャンセルして、薬飲んで家でひたすらじっとしていたら、やっと熱が無事下がりました。素晴らしき日本製パブロン!

しかしまだピアノ科事務局からは代わりの試験日程決定の連絡は来ない。電話してみたけど担当者不在。これでいきなり試験明日ですとか連絡きても、風邪ひいてる間一切ピアノ触ってないし、むしろ困っちゃうかも・・;;;


いずれにせよ、私の23年間のピアノ人生の中で、初めての本番キャンセル。
体調管理も実力のうち。超反省です。
声楽家とかはもっと大変なんだろうな。
ピアノの本番は、熱があっても意識さえちゃんとしてて起き上がれれば、なんとか弾くことができるけど、歌はほんの少しの風邪でも影響出ちゃうっていうものね。

ロンドンでも日本でも風邪が大流行中の模様。
皆さんも気をつけて下さい m(_ _)m
by sayaka-blmusic | 2006-02-09 00:22 | ロイヤルアカデミー学校生活

フィガロの結婚のストーリーって・・・

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知り合いの方にチケットを頂き、
ロンドンのロイヤルオペラハウスで、「フィガロの結婚」を見てきました。

実は「フィガロの結婚」を生で全編見るのはこれが初めて。

今までストーリーもあまり知らなかったのですが、
フィガロの結婚って、完全にコメディだったんですね!!
いやーオペラで観客から爆笑が起きるとは思っていませんでした。
(オペラ自体はイタリア語で行われますが、舞台の上部に英語で字幕が出ます)

モーツァルトの最大傑作オペラであるフィガロの結婚、
さぞかし高尚なストーリーかと思いきや、
実は、宮廷内で起こる恋愛騒動バタバタコメディ。

侍女(スザンナ)に手を出そうとする気の多い浮気伯爵を
伯爵夫人、侍女の婚約者(フィガロ)、侍女の3人で色々計画して
伯爵をとっちめて懲らしめてやろうという内容なんですが、
そこに複雑な人間関係が更に絡んできて大騒動に。

設定だけ東京の丸の内あたりのオフィスに変えれば
若い女性社員に手を出す社長を、
社長婦人と女性社員&婚約者で手を組み、
なんとか彼を陥れるイタズラ作戦を練る・・みたいな感じで
昼のメロドラマかなんかにもなっちゃう内容です。

フィガロの結婚って、小学校とか中学校の音楽の授業で必ず習う気がするけど、
オペラのストーリーまでは詳しく教わらなかった意味が分かりました。
これは確かに子供には刺激が強すぎるわ(笑)

でもこんな下世話なストーリーが、モーツァルトの手にかかると
一級の芸術作品になっちゃうんだから、すごいよなぁと思う。。

宮廷音楽家として遣えるモーツァルトが、
宮廷の堕落を暴くストーリーに最高の音楽をつける、
これって、モーツァルトなりの最大の皮肉であり、ユーモアだったんじゃないかな、と思います。


何はともあれ、David MacVigarによる新演出も、Tanya McCallinによる舞台装置や衣装も、
クラシカルな伝統は崩さずに、現代的でスタイリッシュな感じ。
現代の観客にも立派に通用するエンターテイメントに仕上がっていて、
本当に楽しませて頂きました!!

写真はロイヤルオペラハウスのメインエントランス。
by sayaka-blmusic | 2006-02-03 22:09 | ロンドン音楽事情

二人で奏でる音楽(その2)

チェロのミッシェルとの演奏プレゼンテーション試験が無事終わりました!
曲目は、私の大好きなラフマニノフのソナタ for cello and pianoから、2,3,4楽章。

前の日記にも書いた通り、
ミッシェルは、無茶苦茶に練習を頑張る子で、
12月から週に3回、一回2時間のリハーサルを一緒に繰り返し、
結局、通算20回を越すリハーサルを経て、ようやく今週月曜に本番を迎えました。

この授業「Presentation in Performance」は非常にユニークな授業で、
演奏そのものだけでなく、
コンサート出演・企画に関係する諸々のマナーやテクニックも勉強する授業だったので、
この今回のプレゼンテーションでも、
プログラムノート(曲目解説)の書き方や内容、演奏前のトークなども合わせて評価されます。

数日前から、ミッシェルと、ラフマニノフの曲について図書館で本を借りて調べたりして、
プログラムノートを少しずつ作成。

トークは前半ミッシェル、後半私、という風に半々で担当することになったので、
本番前日も夜中までメールでトーク内容の打ち合わせ。

ただでさえ緊張してるのに、演奏直前に英語で曲紹介をしなくてはいけないのは私にとっては拷問。
本番前ギリギリまでブツブツ舞台裏で練習。
英語が母国語のミッシェルに、発音やイントネーションなどの最終確認をしてもらう。



本番では、
どうにかこうにかトークも無事舌を噛まずに終わり、
肝心の演奏は、
2楽章はお互い緊張してやや堅くなっていたものの、
3楽章位から肩の力が抜けてきて、
それぞれの本番独特のニュアンスにもお互い反応できるようになり、
4楽章になる頃には、
今までの20回以上のリハーサルの中でも最高の気持ち良さで演奏することができました。

やっぱりこの曲最高!ラフマニノフ最高!!
と弾きながら何度思ったことかわかりません。

色々と細かい失敗はあったけれども、
大満足。

演奏が終わった後も、
帰りのバスの中でもずっと、
ソナタのメロディやハーモニーが、体の中で鳴り響き続けている感じ。


自分の大好きな作曲家の大好きな曲を、
大切な友達と一緒に時間をかけて練習をしながら本番に向けて用意をして、
観客の皆さんと、その曲の素晴らしさを一緒に共有できる、

こんな幸せなことってないなぁ、と心の底から実感した一日でした。
by sayaka-blmusic | 2006-02-01 00:55 | ロイヤルアカデミー学校生活