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真夜中の警報

夜中12時、いつものように部屋でメールチェックをしていると、突然部屋の電気が消えて真っ暗に。あれっと思って廊下に出るとどうやら家中まっくら。
ブレーカーが落ちちゃったのかしら、うううガレージに行くの寒いしやだな、と思った瞬間、

ウィンウィンウィンウィンウィンウィン

すごい音でサイレンが家中に響き渡りはじめた。

ぎゃああ何これ何これと半分パニックになっていると
今度はジリりりりりりと家の外の警報(学校の非常ベルみたいな音です)が、これまた爆音でなりはじめた。

家の中ではサイレン、
家の外では、近所に異常を知らせる為の警報、
二種類の警報が同時に鳴り響いてる状態。

近所のおじさんが何事かと出て来たので、事情を話し
音の出所らしい倉庫内のセキュリティ装置を一緒に見てもらう。
しかしおじさんも止め方がわからない。


というかうちにセキュリティ装置がついていたこと自体初めて知ったし。
ガス漏れか、不法侵入か、原因が全くわからないまま、なり続ける警報。
しかも何で同時に電気まで落ちたんだろう。気味が悪い・・。

うちの隣の家が管理人ご夫婦の家。
夜中で悪いのだけど、状況が状況なのでとりあえずインターホンで呼んで事情を話す。
ジャマイカ系イギリス人のこの管理人ご夫婦、とても親切で、何かあるとすぐ飛んできてくれる優しい方達。

で管理人のデボンがすぐに来てくれて色々装置をいじってみてくれるが、彼もやはり止め方がわからず。
団地内は統一して同じ装置がついてるので彼の家にも同じのがあるが、長年使ったことがないので全く使い方がわからないとのこと。

無情にもなり続けるサイレンと非常ベル。
ただでさえ原因がわからず不安なのに
更に体中の神経を逆撫でするような音で、泣きそうになってくる。

よく見てみると装置の横にセキュリティサービス会社の電話番号が。
ここにかけてみればいいですかね、と提案すると、
そうだね、とデポンが私の携帯でかけてみる。
が、つながらない。

デボン「うーん、夜中だからね。」

日本のセコムは24時間対応です!(T T) 
と叫びたくなるがここはイギリス・・。

私 「明日の朝にはつながるでしょうかね・・」

デボン「うーん、この時期だから多分休暇中じゃないかね。」

日本のセコムは365日無休対応です!(T T)
と泣き叫びたくなるがここはイギリス・・・・。


デボン「ちょっと待ってて、すぐ戻る。」

うううありがとうデボン、
あなただけが頼りです。


数分たって戻って来てくれたデボン。
なんと持って現れたのは、
ニッパー!
は、破壊するんですか??!!
デポン、早くも最終手段に入ったらしい。

セキュリティ装置の蓋を外してぱかっと開け、
ありったけの配線をぶちぶちと切る。

すると、
なんとか家の中のサイレンは止まった。
しかし家の外の非常ベルは鳴り続けたまま。。

デボン「おかしいな、中のを切ったら外のベルも止まると思ったのに」

いえ、あの。。デボン、この中の装置って外のベルをスタートするシグナルと止めるシグナル両方を送ってたんだと思うんだけど。。
つまりこれ破壊しちゃったら、外の装置を止める方法がなくなって、そっちも破壊するしかないと思うのだけど。。

デポンもはっとそれに気づいたらしく、
ちょっと待ってね、とまた言い残すと、
今度ははしごを持って登場。
外のサイレンは一階と二階の間にあるので
はしごじゃないと届かないのです。

そしてデボン、はしごに登り、ダイナミックに非常ベルも破壊。


2時間にわたる格闘は終わりを告げ、
ようやくしずかなな夜が戻ってきました・・・。

デボンいわく、
「たぶんね、単に壊れてて誤作動したんだと思うよー。」

誤作動。。

考えて見たら、
外部に危険を知らせる為の警報なのにも関わらず
何事かと出て来たのは最初のおじさんたった1人。
そして団地内、きっと誰も使い方も止め方も意味も知らず。
セキュリティ会社は定時終了、休暇あり。
でもって、たまに誤作動で鳴り響く。
ニッパーにて破壊可能。


そんなセキュリティ装置。

って何か意味があるんでしょうか・・。


この国で生きてくのは自己責任なのねとつくづく感じた夜でした・・・。
by sayaka-blmusic | 2005-12-31 10:18 | 事件&ハプニング

イギリスのクリスマス&イギリス版クイズミリオネア

イギリスのクリスマスは、日本でいうとちょうどお正月みたいな感覚にあたるんじゃないかな、と思います。
イギリスでは、若い人も、クリスマス当日は家族と過ごすのが当たり前。数日前からクリスマス料理の買出しに出かけ、当日は親戚中集まってクリスマスのご馳走を食べたり団欒したりするようです。
仕事、学校、もちろん全部休み。
それどころか、12月25日は一日中、なんと電車、地下鉄、タクシー、バスなどの公共の交通機関や、お店などが全部クローズします!(キリスト教とは関係ない、インド人経営のスーパーなどはポツポツ開いていたりしますが・・)

ちなみにクリスマスと言えば、イギリス中の教会のクリスマス礼拝が行われる訳ですが、
25日は交通機関がストップしてしまう為、どこの教会も大抵24日にクリスマスイブ礼拝が開かれます。私はHillsong Churchというゴスペルチャーチのクリスマスイブ礼拝に行ってきたのですが、UKポップス風に超お洒落にアレンジされた「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」、その他のゴスペルソングなどを一流バンドの演奏と一緒に、何百人も集まった会場全員でノリノリで大合唱。とっても素敵な時間を過ごしてきました!

ところで、今日25日は夕方から、BBCで、毎年クリスマス恒例だというエリザベス女王のお言葉。今年一年の出来事を振り返り、主に7月に起きたテロ事件のこと等について話されていました。
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女王陛下のお言葉が終わり、TVチャンネルを色々回していると、

「ちゃらちゃらちゃらじゃーん」

ん?これどっかで聞いたことある音楽。。
あ、日本でやっている、あのみのもんた司会の「クイズミリオネア」で使われてる音楽!

しばらく見ていると、この番組も同じくクイズ番組で、
なんとクイズのルールも、番組の雰囲気も、あの「ミリオネア」と全く一緒。
ルールだけでなく、使っている音楽も、効果音も、そっくりそのまま。
4択式のクイズ形式も、ちゃらちゃらちゃらじゃーんの効果音も、「Final answer?」の決まり文句も、青っぽい照明も
ライフラインのfifty-fiftyやaudienceのルールも、全て一緒なんです!!
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イギリス版のこの番組の名前は
「Who Wants To Be A Millionaire?」
1998年からスタートした人気番組らしいです。

友達から聞いたところによると、
どうやらこれ、イギリスのITVからフジテレビがライセンスを買い取って、日本で放送しているらしいです。
つまり本家はイギリスのこの番組だったのですね。
それにしてもここまで番組構成や音楽・照明まで全く同じとは驚き。

しかし、日本版とイギリス版で決定的に違うことがあります。
日本版では、全問正解した場合の最高賞金は1000万円。
それが、本家イギリス版ミリオネアでは、全問正解すると

なんと、2億円!!!!!!!

番組名が「ミリオネア」なので、考えてみるともっともな事なのですが、
(1 million ポンドで日本円にして約2億円)それにしてもすごい・・。
だって日本の約20倍です。

でも日本版の方が勝っていることが一つ。
司会者みのもんたの「溜め」。あれだけは日本の圧倒的勝利です(笑)
by sayaka-blmusic | 2005-12-25 23:40 | ロンドンでの日常生活

生徒を泣かせちゃいました・・(T T)

私はロンドンで10人ほどの生徒さんを出張レッスンで教えさせて頂いてるのですが、何故かその半分ほどが4~6歳位の男の子です。
女の子はともかく、男の子はあたまごなしに「これがド、これがレ」とか教えても、殆ど興味を持ってくれないので、その子達用のドレミカードは、フラットメイト達を巻き込んで一緒に作らせてしまった「機関車トーマスドレミカード」や「マジレンジャードレミカード」などの手作りカードを、一人一人に合わせて使用中。
すると不思議なくらい、自然とドレミに興味持ってくれるんです。

ところで今日、5歳のMくんのレッスンをしていた時のこと。
Mくんは2カ月前からピアノを始めたばかり。今日は初めて「ロンドン橋おちた」の曲に挑戦。

Mくんにとっては今までで一番むずかしい曲だったのにも関わらず
なんとか最後の音までたどりつく。
多少のミスはあったけど、Mくんなりに大健闘!と思って

「すごーいっ!最後までできたね!よく頑張ったね!!」

と手放しでほめたんです。

するとMくん、なぜか急に下を向いて黙り込んでしまった。
いつもおどけたり冗談言ったりする子で、
レッスン中暗いモードになってしまうことは今まで一度もなかったのでびっくり。
そしてしばらく黙り込んだあと、Mくんの目から涙がぽろり。

な、泣いちゃった。。。
ロンドン来てから初めて生徒を泣かせてしまった!!
どうしてどうして??
しかも怒ったあとならともかく、一生懸命弾けたからほめてあげた後なのに。。??
全く理由がわからずとまどう。

ほめられてうれしくて泣いちゃったのかな、とも一瞬思ったけど、
それとは明らかに違うとわかる、とっても悲しそうな表情。
うーん、とりあえず励ましてあげよう!と思い

「大丈夫だよ。難しかったけどすごく良くひけたもん。
はじめて左のラの音も出て来たのに上手にひけたねー!」

と励ましてあげると、どういうわけか、ますます悲しそうな表情。

するとMくん、
お母さんの方にててててーと走りよって
泣きじゃくりながら、


「せんせいがね、ぼくできてないのに、できたって言った。。」


がーーーーん。。。。

自分ではできてないと思ったのに、ほめられたことで、
逆に傷ついてしまってたみたい。。

うーん。
でも、わかるな、その気持ち。
できてもできてなくても、全く同じように
「Good!」とか「Perfect!」とか「いいですねぇー」を連発されてしまうと
逆に何だかバカにされているような気がしてしまって悲しくなることって、
大人でもよくある事なような気がする。
真っすぐ向かい合ってもらってない悲しさというか。

子供の心はおとなの数倍繊細。
とっても傷つけてしまったのかもしれないと思うと、
すごくかわいそうなことをしてしまったな、と思う。

たぶん、子供は私達が思っている以上に敏感で、
私達が本気で向かい合って接してあげているかを
ちゃんと見抜いてる。

たくさんほめて上げるのはとっても大切なことだけど、
その子が自分自身でほんとにできた!って思った時に
思いっきりほめてあげてこそ、
意味があるのかもしれないな。



小さな子供たちと接していると、
毎日いろいろ子供たちの方から教わることがたくさんあります。

私は出張レッスンに必ず持参している、
子供たちに大人気のアライグマのぬいぐるみがあるのですが、
「ぼくのピアノ、きかせてあげるんだー」といいながら、
私のぬいぐるみをピアノの横のちょこんと座らせて
うれしそうにピアノを聴かせてあげてる姿を見ると、
ほんと可愛くて、抱きしめてあげたくなる。
あまりにも純粋に楽しそうに弾いてるもんだから、
なんだか羨ましくなって切なくなってしまう位。


ところで、結局Mくんはその後どうなったかというと、
気分転換に一緒に「あめふりクマの子」を歌ったら一気に元気になり、
「らいねんもまたきてね~」とにこにこバイバイしてくれました。よかった^^

楽しいことは楽しい、つまらないことはつまらない、
悲しいことは悲しい、わくわくすることはわくわく。
感じたことはそのままに表現する子供たち。

いつでも返ってくるのは純粋な生の反応。

あの子達の前では、まだ自分のピアノの演奏を聴いてもらう自信はないな(笑)
by sayaka-blmusic | 2005-12-17 10:43 | ひとりごと

アラビアの電子辞書

体験レッスンで1週間通ったスピーキング&発音矯正のスパルタ学校、カランスクール。(カランスクールのメソッドについてはこちら、授業の様子についてはこちらで書いてます。)
自分でも気づかないうちにその魔力に取り付かれてしまったらしく、間違えて(?)本申し込みしちゃいました。
ロイアルアカデミーが休みの期間中の約1ヶ月間のみだけど、やれるとこまで頑張ってみます。


12月も半ばに差し掛かると、留学生の多くは自国に一時帰国してしまうため、このような語学学校も一気に生徒の出席率が低くなる。
今日のカランの授業もたったの4人。
普通の語学学校だったら「ラッキー」となるところかもしれないけど、カランメソッドの場合、8人位いた時でさえあの質問乱射はきつかったのに、4人となると、銃撃浴びっぱなし状態。

授業が終わると4人ともぐったり。。

先週一週間ですっかり仲良くなったクラスメイトのみんな。
今日出席してたのは、イタリア人の男の子アレクサンドロとスペイン人女の子、それからバーレーン(現地ではバハリンと発音するらしく最初どこの国のこと言ってるんだかさっぱりわからなかった。)から来た男の子Ali。

語学学校といえば、留学生皆が大抵持っているのが、その国の電子辞書。
日本語-英語の電子辞書のように、スペイン語-英語、韓国語-英語の電子辞書など、
皆ほとんど自国語-英語の電子辞書を持ってきている。

休み時間中、バーレーンのAliの電子辞書を見せてもらう。
バーレーンはアラビア圏なので、彼の母国語はアラビア語。
文字部分は象形文字にしか見えないからさっぱりわからないのだけど、一つ面白い発見。

アラビア語-英語の検索結果画面、図に描くとこんな感じなんです。
(ブラウザによって微妙にずれるかも・・)

-------------検索結果画面---------------
                               
英語英語英語英語                 
英語英語
英語英語英語

           語アビラア語アビラア語アビラア
    語アビラア語アビラア語アビラア語アビラア
    語アビラア語アビラア語アビラア語アビラア
                 語アビラア語アビラア
----------------------------------------

英語の部分は左揃え改行なんだけど、アラビア語の説明部分は右揃え改行になってる!
これはアラビア語が英語と反対に、右から左に書く文字だから。


うーん、これ一つの画面の中で、左から読んだり右から読んだりするのは大変だろうなー。
三半規管おかしくなりそう。
   

他の皆も興味津々。イタリア人のアレクサンドロは
「俺は左利きだからアラビア語の方がかきやすいかも。。」
といいつつも、Aliから実際に書き方を教えてもらい始めると、
「やっぱり絵にしか見えん。。」
と一分で挫折 笑
確かに絵、というか線模様にしか見えない。
前にビルマ人の子に教えてもらったビルマ文字もかなり不可思議だったけど、アラビア語はぐにょぐにょしてるせいか更にミステリアスな感じがする。


ところで日本語はどっち向きに書くの?という話になり、基本的には英語と同じで左から右だけど、小説とか本は縦書きで上から下に書くことも多いよーって言ったら相当びっくりしてた。

どこの語学学校でもよくある風景だと思うけど、それぞれの名前をアラビア語や日本語で書いたりして盛り上がる。

皆が興味を持っていたのが、日本語はひらがな、カタカナ、漢字の3種類の文字を使い分けなきゃいけないという点。

Chinese Character(漢字)って100文字以上あるって聞いたんだけど、ほんと??
と聞かれ、100文字以上どころか1000文字、いや永久にあるよー、と言ったら
「それ全部覚えてなきゃいけないの?!」と仰天してた。

いや全部じゃないんだけどね^^;
でも小中学校で習う常用漢字だけで2000文字以上あるもんなぁ。。

考えてみたらアルファベットって26文字だけだもんね。
日本語は、ひらがな55音、カタカナ55音、プラス漢字2000文字以上、
これを全部覚えている私たち日本人って、相当偉い気がするぞ。うんうん。

しかーし! 調べてみたら中国は常用漢字だけで7000文字以上らしい( ̄□ ̄;)
なんと小学校2年生で「餓」とか「霞」とか「萄」とか教わるらしいです。
ひぇぇぇ。私未だに書けないかも;
しかも日本語は、漢字を忘れたらひらがなで書けばいいけど、
中国じゃ、漢字を忘れちゃったら文字すらかけない・・・。
大変だわ。。

ちょっと興味深いWEB記事があったので紹介。
日本人が中国の漢字ドリルに挑戦!
中国の漢字教育すごすぎます・・。

アラビアの電子辞書の話のはずが、全然関係ない話で終わってしまった・・;
by sayaka-blmusic | 2005-12-14 06:04 | ロンドンでの日常生活

Blue Man Group

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地下鉄などで広告を見てずっと気になってきた前衛ミュージカル「Blue Man Group」にとうとう行ってきました!(上はパンフレットに使用されている写真)。場所は、Covent Gardenの近くのNew London Theatre。

学生割引で半額チケットを買ったら、なんと最前列の真ん中!!
しかも前の3列は、何故かシートにレインコートが置いてあるんです、フード付の・・。
なにこれ舞台から水でも吹き出るのかしらと不安に思いながら、レインコートを着て開演を待つ。

しばらくすると、開演アナウンスの変わりに舞台横の電光掲示板のようなところにテロップが。
このテロップもくすっと笑える仕掛けが満載で、これだけでも一つのエンターテイメント。

テロップ 「上演中の写真撮影やビデオ撮影はおやめくださーい。はい、皆さんご一緒に」

観客   「上演中の写真撮影やビデオ撮影はしませーん。」

テロップ 「Sketch is OK (スケッチはOKです)」


とか(笑)。もう開演前からして掴みはOK。


肝心の舞台は、どうだったかというと、全身青塗りのブルーマン3人が、セリフなしの体の動きやダンス、打楽器演奏のみで繰り広げるコメディ。
色々な道具を打楽器にして、一風変わった音楽世界も見せてくれるのですが、この演奏がまたすごくカッコいいのです。

ネタばれになってしまうので多くは書きませんが、100分間の上演中、もうお腹がよじれて痛くなるくらい足ばたばたさせて笑った笑った!むっちゃくちゃ面白かったです。

観客を巻き込みすぎるくらい巻き込む舞台で、私も結局レインコートを着てたのにもかかわらず頭は正体不明の液体でベトベトになるし、変なものを食べさせられた観客、体中真っ青にさせられ逆さ吊りにされた挙句、ゼリーの中に埋め込まれた観客もいるし、最後は観客全員テッシュの海に沈められるし・・(これだけ書いてたら何がなんだかわからないよなぁ・・・;)

でもそういうのが全部許せちゃうくらい、面白かった!!!
激怒する人がいてもおかしくないくらいのスレスレユーモアなのだけど 笑

セリフ一切なしでこれだけ笑わせちゃうんだから、恐るべしBlue Man Group。

いやーでも、これ、日本でやったら上演許可降りるのかな、降りないだろうなー。
ちなみにオリジナルはニューヨークのオフオフブロードウェイで始まったらしいのだけど、大反響を呼び、いまや全米各地のみならず、ヨーロッパ各地でも公演されてるらしい。
日本でもインテルのCMに出てたことがあるようなので、見たことある方もいるかもしれません。

行く度に違う発見がありそうで、何回でも見に行きたい舞台でした。
by sayaka-blmusic | 2005-12-10 04:36 | ロンドンでの日常生活

英語スピーキングのスパルタ学校(2)

前回の続き。昨日のブログでお話したスピーキングスパルタ学校「カランスクール」の体験レッスン第一回目の報告レポートです。カランスクールの独自のスパルタメソッドはこちらで書いてます。

最初の1時間はレベルチェックテスト。同じくテストを受ける他3人と一緒にテストルームへ案内される。ちなみに他はポーランド人2人とクロアチア人1人。

レベルチェックテストルームもカランスクールの通常のクラスのように、超スピード質問攻め形式で行うらしく、先生の質問に否定形+肯定形のフルセンテンスでできるだけ瞬時に答えてくださいとのこと。

そして早速スタート。

は、はやい・・・。
BBCの2倍位はあるんじゃないかというスピード。テープの早回しみたいな感じ。

最初は
「Is this table white?」
「No, it isn’t white, but it’s red」
とかの簡単な文から始まるんだけど、それですら、物凄いスピードで言われて一瞬でフルセンテンスで正しく答えるというのは、かなり集中していないと難しい。
それが徐々に難しく長い文になってくる。
答えに詰まり始めたところで、各自レベルチェック終了・・。


お昼からはレベル毎に別れた教室で早速体験レッスン。8人くらい。パッと見たところほとんど全員スペイン人やイタリア人などのラテン系。私ともう一人イタリア人の女の子が今日から5日間体験レッスン、ということで皆に紹介される。

そして授業開始。前置きもほとんどなくいきなり例の質問攻め連射から始まる。しかも誰に当たるかわからない。生徒はテキスト類は一切見ずに、先生の口元にのみ集中。先生が質問を猛スピードで2回繰り返す。そして生徒の一人を目で指す。答えに一瞬でも詰まると先生から促されあとをついてリピートするだけ、という悲しいはめになる。

ちょうど仮定法過去のあたりだったらしく、

「If you had been born in England, what language would you have spoken as a child? If you had been born in England, what language would you have spoken as a child?(必ず超スピードで2回繰り返す。この2文で計5秒くらい;)」
「If I had been born in England, I would have spoken English as a child.」

というようなやり取りが、矢継ぎ早にどんどん繰り返される。この質問とかも、普段の会話だとしたら「English」と一言答えれば済む話なのだけど、あえてフルセンテンスで答えなきゃいけない、というのは、文法も発音も瞬発力もまるごと一気に頭に詰め込むには、確かに絶好の方法かも。

そうこうしてるうちに、とうとう先生が私の目をみながら

「If the last world war had been an atomic war, what do you think would have happened to the world? If the last world war had been a atomic war, what do you think would have happened to the world?」

ひいいぃぃぃっ

私「・・・・。」

し、質問が速すぎマス・・。しかももし前回の戦争が核戦争になってたら世界はどうなってたかだなんて瞬時じゃ考えられないよう・・。

先生「答えの内容はなんでもいいから、あたまで考えずとにかくなるべく早く口に出しなさい」

ひいいぃぃぃ。いいやもう世界はdestroyedしちゃってたことにでもしちゃえ。

私「If the last war had been・・・」

先生「もっと速く!速く!」

私「(私なりに精一杯の速さで)If the last war had been an atomic war, I thinkだどdscぴヴぉpj・・・・・・・」

爆死。私がdestroyedです。
きちんと言えなかった場合は、先生の後について正しい言い方をリピート(というかシャドウイング)。

前の質問への間違いにぐじぐじ落ちこんでたら次の質問についていけない。もう既に先生は2つ先位の質問を他の生徒とやりとりしてる。また次いつ当たるかわからないから、とにかく全身を耳にして集中。

あっ、というまの50分。どっ・・・と疲れた・・・。その後何回あたったか分からない。
否が応でも喋らされるという噂は本当だったわ・・・。
膨大な量の英語が頭と耳をかけぬけていった感じ。
なんだか本当にかけ「抜け」た感がしなくもないのでちょっと不安になるけど。

まさに機関銃の乱射を受けている状態。
いやーこれ、生徒も大変だろうけど先生も大変だろうな。教師が一分間あたり、普通の会話(150-180単語/1分)の倍の速さ(200-400単語/1分)で話すことを学校の宣伝文句の一つにしてるということは、先生は否が応でもその速さで授業の間中話し続けなきゃいけないわけだし。 現に先生、授業が終わった後ぜーぜーはーはー言いながら水飲んでいらっしゃった。いやー私、もし英語ネイティブに生まれてたとしても、カランの先生にだけはなりたくなかったぞ、と今日特訓した仮定法過去完了で言いたい気分。

ふと隣を見ると、同じく初めて授業を受けたイタリア人の女の子も半ば放心状態でぼーっとしてる。疲れたねー、とお互いねぎらいながら、それぞれの身の上話になる。
彼女は、とりあえず先週からロンドンに一人で引っ越してきてみたものの住むところも語学学校もバイト先も決まらず、色々大変なんだそうだ。ロンドン内のイタリアンレストランでのバイトをネットとかで探してるんだけどなかなか見つからないらしい。日本人にとっても留学生のアルバイトといえば日本食レストランのウェイトレスが主流だから、どこの国からの留学生でもその辺一緒なんだなーと思った。

10分休憩ののち、後半戦スタート。
今度は若い男の先生。これまた速い。というか早口ラップのごとく手でリズムをとりながら質問を浴びせてくる。

ぎょぎゃぎゃ。。。。

授業が終わって外に出ると、街行く人の英語やアナウンスの英語が心なしかゆっくり聞こえる気がする。かといって理解度は変わってないのだけど・・。

今後効果が出てくるんだか出てこないんだかさっぱりわかりませんが、とりあえず明日も頑張って行ってくることにします(T-T)







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by sayaka-blmusic | 2005-12-05 18:04

英語スピーキングのスパルタ学校(1)

早いものでロンドンにきてからそろそろ5ヶ月。
ロイヤルアカデミーの方も無事今学期のレッスン&授業が全て終わり、
クリスマス休暇期間に入りました。

この5ヶ月、レッスンや授業、友達との会話とかで
英語でコミュニケーションすること自体にはだいぶ慣れたものの、
ピアノの先生や友達に、その都度発音や文法間違い指摘してもらうわけにもいかないので、
普段の生活の中で英語に「慣れ」はしてもあまり「上達」はしていない気がする・・。

ちなみに私が卒業した、東京のICU大学(心理学を専攻してました)は、
全講義の3分の1位は英語ネイティブの教授によって行われ、
日本人教授の授業も、基本的には英語の論文やテキストを使用、という
非常にユニークな大学で、英語力アップの為には非常に恵まれた環境だった。

はずなのだけれども。。

4年間いた結果、
英語で論文を読み書きしたり、授業を受けたり、
プレゼンやディベートが英語でできるようにはなるものの、
日常英会話をする機会があまりないため、
普通の英会話力はほとんどつかなかった・・。
いや、ほんとに有り得ない位、喋れるようにならなかったのです私(泣)
(といっても同じ環境でペラペラになった友達もたくさんいるから
大学のせいじゃなくて本人次第だったのかもしれないけど・・・(T T)


なので、このロンドンでの初ホリデー期間中は、
思い切って英会話力アップの期間にしてみよう!と思い立った私。
せっかくイギリスにいるんだから、ブリティッシュイングリッシュの正しい発音も
ちょっとでも身に着けてみたいし。


ロンドン中心部のオックスフォードストリートのあたりに、
普通の語学学校とはちょっと違う、
スピーキングと発音矯正に特化したスパルタ学校があるとの情報を友達から入手。


短期でもOKとのことなのでホリデー期間中の1ヶ月だけ受けてみようかと思い、
早速学校見学に行ってきました。

学校の名前は「カランスクール(Callan School)」。
通常の4倍の速さでスピーキング力を習得させるという独自のスパルタ教授法「カランメソッド」を生み出した老舗校で、現在はヨーロッパはじめ世界中でそのメソッドが広まってるらしい。
殆ど外部に宣伝はされていないけれども、口コミですごい話題なんだそうな。

さてこのカランメソッドとは、先生の質問に生徒が瞬時に答える、というやりとりを、矢継ぎ早に絶え間無く繰り返していくという形式。
しかも両者、可能な限りの速さで喋らなければいけないという決まりつき。
普通のネイティブが話すスピードが一秒間に一分間に150~180単語であるのに対し、
カランの教師はあえて1分間に200~400単語のスピードで話すらしいです。
つまりほぼテープの早回しか早口言葉の練習のようなスピードで話し、何が何でも瞬時に答えさせることで、母国語に頭の中で翻訳させることを強制的にストップさせるらしい。
分かろうが分かるまいがとにかく質問を浴びさせて答えさせる。分からなければ真似させる。
ネイティブの子達が小さい頃から言語を学ぶ過程を、すごい速さ&密度で一気にやってしまおうというコンセプトのようです。

あまりに無理矢理なメソッドかと思いきや、これでケンブリッジ英語検定合格率も脅威の95%らしい。
しかも合格までの平均授業時間数は、通常の学校の約4分の1だというから驚き。
上の理論でいくと、カランでは1時間の授業で耳に入ってくる英単語数が12600単語以上となり、普通の語学学校の約4倍以上だということらしいので、結果的に習得も4分の1の時間でできるというのも、ある意味納得・・;

授業は少人数制で行われ、教師からのその絶え間無い質問はロシアンルーレット式に誰にあたるか分からないため、生徒は授業の間中、集中力を張り詰めた状態で参加せざるを得ないとのこと。

ちなみに教師の質問には、必ずフルセンテンスで答えなきゃいけなく、
簡単な例で言うと
Is this a pen? という質問に対しては、
No, it isn't a pen, but it's a pencil.
というように、基本的に「否定文+肯定文」を瞬時にくっつけて答える。
日常会話ではあまり有り得ないことだけど、
授業ではあえてこうすることで、文をなるべく長く構築して話す訓練&一瞬で質問形から否定も肯定も作る訓練になるらしい。生徒の答えに対し文法や発音が不自然なところがあればその場で直し、また0.5秒後には次の質問へ・・。という流れ。
レベルが上がってどんなに複雑な長い質問になろうと、この鉄則は変わらないらしい。


生徒同士の授業中のおしゃべりは一切禁止。
英語が下手な人同士でいくら喋っても上達にはならんし授業時間の無駄というのがカランの言い分;;
教師への質問も基本的に禁止で、質問は授業の後にしなさいとのこと。
授業中は何よりもスピードが命らしく、流れを一瞬でもストップさせる可能性があるため質問は禁止らしい。


うーーーん・・こわいけれども興味深々。

ICUでのあの英語漬け4年間をもってしても、殆ど変わらなかった私の英会話力が
万が一カランで1ヶ月で変わったら、これはもう革命です。

騙されたと思って一ヶ月挑戦してみようかな・・・。


レセプションで色々聞いたところ、
翌日早速、レベルチェックテスト&即日トライアルレッスンを受けることができるとのこと。



で、早速トライアルレッスンを受けてきました!! つ、つかれた・・・・^^;

感想も長くなりそうなので次のブログに分けて書きます。




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「太陽」をテーマにした8曲です。
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by sayaka-blmusic | 2005-12-03 22:24 | ロンドンでの日常生活