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ロンドン音楽祭プロムス レポート

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先日行ってきたロンドンの音楽祭「PROMS(プロムス)」についてのレポートを、妹あすかと二人で企画運営しているクラシックポータルサイト「ボーダレスミュージック」内にアップしました。

大円形劇場にごろ寝状態でお菓子をつまみながら生オーケストラ鑑賞。800円で味わえる究極のリラクゼーション。
最終日はオーケストラと観客皆で大合唱。クラシックコンサートとは思えないほどのすごい盛り上がりで、口笛、クラッカー、仮装、なんでもありのお祭り状態。本当に最高でした!

詳しいレポートはこちらから
右側の「News!」のところから行けます。
by sayaka-blmusic | 2005-09-29 17:49 | ロンドン音楽事情

レッスン&コンサートトークの授業

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今日はエルトン先生の3回目の個人レッスン。1回目はドビュッシー3曲、2回目はラフマニノフの楽興の時をレッスンしてもらったのだけど、3回目の今日は、1回目と同じドビュッシー3曲(妖精パックの踊り、ヒースの茂る荒れ地、喜びの島)をもう一度レッスンしてもらうことにした。

やはりどうしても私は全ての音をはっきり「メロディ」として弾いてしまう傾向があるみたい。ドビュッシーの場合は特に、音の並びが、メロディではなく、ただのmotionを表していたり、風や色の変化を表していたりする。全てを「歌」のように弾いてしまうと、写実的なドビュッシーの世界は表しきれないのだなと改めて実感した。例えば思い切って腕の力も解放して、音を風に乗せて飛ばしてしまうような感じにすると、自分でも想像していなかったようなふわーっとした音色が出せたりする。あっという間の1時間半。すごく楽しかった。来週の火曜、このドビュッシー3曲でロイヤルアカデミー内のランチタイムコンサートに出ないかと先生が薦めて下さって、本当に小さな小さなコンサートだけど、こっちに来て記念すべき第1回目の本番なので、すごく嬉しい。初めて与えてもらった大切な機会として、精一杯頑張りたいなと思う。それとは別に新しい譜読みはベートーベンのエロイカバリエーション、久しぶりの古典だからこれも楽しみ。


午後のコンサートプレゼンテーションの授業は、「プログラムノート(曲目解説)の書き方と、コンサートでのトークについて」。
曲目解説の書き方もそうだが、特にコンサートでのトークについて教えてもらえるというのは、日本では滅多にないことなので、貴重な機会だ。今までもトーク入りのコンサートを何度かさせて頂いたことはあるけど、いつも自己流だったので、こうやってきちんと教えてもらえると、とても勉強になることが多かった。main point のまとめ方や、視線、スペースの使い方、スピード、口調、また、クラシック聴くのが初めての人が多く集まっているコンサートの場合、子供が多い場合、専門家が多い場合、など、シチュエーションによって変えなくてはいけないことや、逆にどんな場所でも最低限伝えた方が良いこと、などなど。

レクチャーの後半では、何人かの生徒が即興でその場でトークをさせられる。皆即興とは思えない位、堂々としててトークも上手い。授業での実際の発表の時には、全員、演奏前に英語でこんな風にトークをしなくてはいけない。うーーーん、すごい不安。

ところで、授業中に、先生が「今までトーク入りのコンサートをしたことがある人?」という質問に、殆どの人が手を挙げていた。先生自身そのあまりの多さに驚いて「こんなにいるのねー!時代が変わったのねーーー!」と言っていた。確かに少し前までは、トーク入りのコンサートなんて、観客に迎合するみたいでクラシックの厳格な雰囲気が崩れるとか、そういう保守的な考えがまだ根付いていたのかもしれない。

日本でもトーク入りのクラシックコンサートはどんどん増えてきているし、いまや「トーク能力」も世界中の演奏家にとって必須のスキルになってきているのは間違いないと思う。
by sayaka-blmusic | 2005-09-27 06:41 | ロイヤルアカデミー学校生活

チャーリーとチョコレート工場

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友達数人から面白いという噂を聞いていたので、フラットメイトと3人で見てみました。
私的にはかなりツボだった!!!

・異次元空間にいざなわれる話
・ちょっとおかしな人、がでてくる
・民族系のダンスがある
・話が単純明快でわかりやすい
・ほろっとくる場面がある
・子供が出てくる

という私の好きな映画の条件をしっかり満たしてくれてしまっていました(笑)


欲を言えば、
ちっちゃな小人集団ウンパルンパ族のダンスは、もっとぶっ飛んでても良かった気がする。
ああいうのって中途半端な感じだと「苦笑い」で終わっちゃうし・・。
ロッキーホラーショーとか踊るマハラジャとかみたいに
どうせだったら観てる方が唖然としてぽかんと開いた口が塞がらない位がいいな。

ちなみに、公式ページによると
CGだと思っていたあのチョコレートの滝は、
実際にチョコレートに似せた液体を20万ガロン(80万リットル)以上作って使用していたり、
リスの大群も、40匹のリスを19週間も調教して実際に演技させていたり、、などなど意外にも涙ぐましいアナログな努力がされている作品のようです。

公式ページも色々な工夫がされていてとっても楽しく可愛らしいページなので、
このページを見るだけでもかなり楽しめます。

チャーリーとチョコレート工場公式ページ
by sayaka-blmusic | 2005-09-26 06:28 | ロンドンでの日常生活

アロママッサージ

ロイヤルアカデミーでは、週に1回金曜日に、学校専属のマッサージ師の人が来ています。予約をすると、授業やレッスンの合間に、英国式アロママッサージが30分たったの5ポンドで受けられるとのこと。日本でもマッサージは大大好きでよく行っていたので、早速予約して行ってみました。

部屋(といってもレッスン室の一室)に入ると、マッサージ師は40代くらいの優しそうなイギリス人女性。体調やアレルギー、具合の悪いところなどを一通り聞かれ、専攻楽器を確認される。

上半身脱いでうつぶせになると、とってもいい香りのアロマクリームで、背中、腰、肩、腕、手、指、さらには何故か顔とか耳とかまで30分じっくりマッサージしてくれました。ピアノ専攻ということでなのか、負担がかかりやすい腰、手、指を重点的に揉んでくれる。
力加減は、強すぎも弱すぎくもなく、ちょうど良い感じ。たまに特に痛いところがあると、優しく少しずつもみほぐしてくれる。

アロマオイルの効能か、体がぼーっとあったかくなってくる。時々気功のような感じで、手のひらで「気」を送ってくれたりする。効いているのかはよくわからなかったけど・・;

終わると、「どう?特に手とか、軽くなった?」 「はい、随分」 
やっぱりピアノ専攻だからということで指や腕に重点をおいてやってくれていたみたいだ。
「あなた、頭痛もちでしょ。水たくさん飲んだ方がいいわよー」
なんで、わかったんだろう、言ってないのに・・・。ツボとかの押し加減でわかるのかしら。すごい・・。

バイオリンでもピアノでも、楽器を同じ姿勢で何時間も引き続けているのは、意外に体に負担がかかる。本番前に手の筋や方などを痛めてしまう人も多い。音楽家の体をよくわかっている学校専属のマッサージ師さんが来ていて、好きな時に受けられるというのは、音大生にとって強い味方だなー、と思います。
by sayaka-blmusic | 2005-09-24 07:22 | ロイヤルアカデミー学校生活

Deep Forest (ディ-プ・フォレスト)

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最近、Deep Fofestにはまっています。出張レッスンでは、毎日ロンドンの端から端まで移動する長い道中なので、いつもiPod miniに入れたDeep Forestのアルバムを3枚、エンドレスでかけてます。

ディープフォレストというのは、フランスの2人組のユニット。クラブミュージック、エスニック・テクノ、エスニック・フュージョン、ワールドミュージック、ヒーリング・・何にジャンル分けして良いのか分からない位、独特のサウンドです。

ダントツにオススメなのは、1stアルバムの「アフリカン・コーリング」。(Deep forestというアルバム名で出ていることもあります)。アフリカのピグミー族の歌や声がサンプリングされていて、それらが見事に現代風にアレンジされ、とびきりセンスの良いエスニックテクノ(?)に仕上がっている。

ピグミー族の歌も、一度聴いたら忘れられなくなる位、印象的な歌い方です。なんていうか、人の声というより、鳥のさえずる鳴き声に近い。人間の声で、こんな繊細で、こんなミステリアスで震えるような歌声が出せるなんて。自然と共に生活している彼らだから出せる声なのだろう。世界トップクラスのソプラノ歌手にも絶対まねできない歌い方だろうな、これは多分・・。

他にも「Boheme」というアルバムは、東欧少数民族の歌や楽器が題材になって、サンプリングされています。

世界の民族音楽をヨーロピアンのフュージョンやテクノと融合させて、最新のサウンドに変身させてしまう彼ら。日本の和太鼓や民謡のサンプリングをアレンジさせたら、とてつもなく面白いサウンドが出来上がる気がする。
by sayaka-blmusic | 2005-09-23 08:48 | ひとりごと

演奏プレゼンテーションの授業


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ロイヤルアカデミーでの今日のPresentation in Performanceの授業は、「Criticism in Performance (演奏の批評)」について、でした。
演奏家にとって、新聞や雑誌での批評って、一生ついてまわるものだけど、日本の音大では批評について授業で学んだことは一度もなかった気がする。

同じコンサートについての4枚の異なる批評が、セットになって生徒一人一人に配られる。題材になっているコンサートは、この間私も行った9月3日のロイヤルアルバートホールでのプロムスで、ロイヤルアカデミーとNYのジュリアード音楽院の混合オーケストラが共演したコンサート。ちょうど私も同じコンサートについてのレビューをサイトにのせる為に書こうと思っていたところだったから、とても興味深かった。

このコンサートについての、実際の批評を4つ見比べながら、皆でディスカッションをしていく。こうやって見比べてみると、確かに、批評家によって随分観点が違って面白い。後半は、3分ほどの様々なレコーディングを聴きながら、それぞれ短く批評をしていく練習。


この授業、「Presentation in Performance」は、演奏技術だけにとどまらない、演奏家としての総合能力を伸ばしていくというコンセプトの授業で、最終成績は

・クラス内での演奏(ソロorアンサンブル)
・演奏前のトーク
・プログラムノート(曲目解説)
・コンサートプロモーターへの売り込みの手紙
(自分のキャリアの説明や、幾つかのコンサートプログラムの曲目提案を含む)
・他の人の演奏についての批評レポート

などを、全て含んで評価されます。

「演奏家としてどう活動していくか」 という実際的な部分の教育って、
日本の音大では、まだあまり見られない例かもしれない。

是非是非、日本の音大でも取り入れてほしい授業だな、と思います。
by sayaka-blmusic | 2005-09-20 02:36 | ロイヤルアカデミー学校生活

教会地下のジャズバー

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近所にSt.Giles Churchという大きな教会があります。(写真は昼間とったもの)
ゴシック建築(?)の「いかにも歴史的建築物!」的なオーラを放っている建物で、いつも前を通るたびに気になっていたのだけど、そこの地下は毎週金曜日の夕方~夜中はジャズバーになっているという話を聞き、友達に誘われて初めて行って来ました。

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教会脇の地下入り口から階段を降りると、そこは満員の客で賑わうジャズバー。
入場料は学割で4ポンド、ビールは1本2ポンドくらいだから、ロンドンでは良心的な値段なんじゃないかな。

教会の地下だけあって、ひんやりとした石造りの中に薄暗く灯る明かりは、独特の雰囲気で、とても良い感じ。
トンネルみたいになっている場所や、柱の陰で小部屋の様にになっているスペースも多く、
生のジャズを聴きながら、ゆっくり話し込むのにも最適。
とても楽しい時間でした。

あとで調べてみたところ、この教会は17世紀に建てられてたものらしく、
なんと地下は棺の保管所として使われていて、何百体もの遺体が眠っていたとのこと。

もと遺体保管所が、ジャズバー。
どおりで空気が異様にひんやりしていたわけです・・・^^;
by sayaka-blmusic | 2005-09-17 20:33 | ロンドンの不思議

ロイヤルアカデミー授業開始

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ロイヤルアカデミーのレッスン&授業が今日から始まりました。
学校に来てまず驚いたのは、普通に欧米人が殆どを占めているということ。いや、よく考えれば当たり前の事なんだけど、前回来た時はアジア人向けのオリエンテーションだったので、「そっかロイヤルアカデミーってアジア人が多いんだー」という印象で帰ったのだけど、実際アジア人はあまり見ないし、やはりUKとEU圏からの留学生が多い。今年は新入生だけでも57カ国から留学生が来ているそうです。

記念すべき緊張すべき最初のピアノ個人レッスンは朝11:00~12:30。
日本だと音大のレッスンは一人1時間だったので、1時間半というのは、かなりたっぷりに感じるし、色々な曲をじっくり聴いてもらえるのでとても嬉しい。

こちらで師事させて頂くのは、ロイヤルアカデミーのピアノ科主任教授のエルトン氏。フランスものの曲のレッスンが特に素晴らしいよー、と友達から聞いていたので、初回のレッスンには、大好きな作曲家、ドビュッシーの曲を3曲ほど用意して持っていきました。

「喜びの島」
プレリュードから「ヒースの茂る荒れ地」「妖精パックの踊り」

どれも大好きな曲。特に「ヒースの茂る荒れ地」は、なぜかスターウォーズに似たメロディのあのテーマが、涙出るくらい好き。

全体的に、ロマンチックにじっくり歌いこみすぎず、淡々と情景描写のように淡く弾く部分を増やした方がいい、ということや、obviousでない、抽象的な表現をもっと探求する、というようなことをやったのだけど、どの曲も、イマジネーションがどんどん広がっていくような感じで、本当にワクワクするような1時間半でした。

来週はラフマニノフの楽興の時をレッスンに持っていく予定。今まで日本で勉強してきたレパートリーの一つ一つが、ロンドンにいる間に新たな刺激を受けてどう変わっていくことができるか、自分でもとても楽しみです。
by sayaka-blmusic | 2005-09-13 06:43 | ロイヤルアカデミー学校生活

PROMS


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ヨーロッパ最大の音楽祭の一つ、PROMS(プロムス)に、9月3日、4日と連続で、初めて行ってきました!

PROMSとは、毎年7月中旬から9月中旬までロンドンで開かれるBBC主催の超有名音楽
フェスティバル。期間中なんと74回ものコンサートが開かれます。
この期間ばかりは、普段クラシックに縁のない若者達まで、ついコンサートに通ってしまうのだとか。

なにせ立ち見当日券チケットはなんと800円!これが毎日1000枚分位、開場1時間前くらいから売り出されます。ホールの一階席であるアリーナ部分が、全て椅子が撤去され、立ち見席になっていて、一階部分は観客総立ち状態でクラシックを鑑賞、という、普通のクラシックコンサートだったらあり得ないすごい状況^^;

PROMSの特徴の一つであるこの「格安当日券」システムは、立ち見とはいえ、わずか4ポンド(約800円)で一流音楽が聴けるということで、会場2時間前くらいから、ホール前に長打の列。今週はいよいよ最終週なので、また1,2回行きたいと思っているのだけど、最終日は前日から寝袋持って並ぶ人もいるとかで、実際会場に入れるかどうか・・。頑張って並んでみます。最終日のPROMSは、子供の頃NHKのBSで中継を見て以来、憧れだったから、ホント行って見たい!

9月3日、4日に聴きに行った詳細は、近日中にこの日記でレポートをアップする予定です。

写真は、会場の「ロイヤルアルバートホール」です。
ちなみに、このブログで載せている写真は全て、日本で使っていたドコモの携帯電話で撮っているものなので(デジカメ持ってない・・・・・泣)、画像が荒くみにくくてスミマセン・・・。
by sayaka-blmusic | 2005-09-07 20:12 | ロンドンでの日常生活

ビルマ

フラットメイトの友達のビルマ人が遊びにきてた。
京都出身の友達の作った美味しい純日本食(野菜の煮物とひじき)を、不思議そうに食べていた。真っ黒なひじきも、サトイモも、こんにゃくも、全部はじめてだったみたい。普段意識せず何気なく食べていたものが「日本食」だったんだなーと改めて思う。
ビルマ語(Burmese)のあいうえおを紙に書きながら教えてもらったんだけど、象形文字のようなぐにょぐにょ文字で、なんだかさっぱりわけわからない。何度も説明してもらってるうちに、やっと、ローマ字のように母音と子音の組み合わせで成り立ってることが分かってきた。

それにしても、ビルマ人って、日本人にとても顔とか外見が似ていると思う。中国人や韓国人よりも近いんじゃないかな。自分達の国の言葉を「こんなのビルマでしか使えないrubbish(くず)だよ」って卑下(?)していたけど、そんな風に、自分の国や自分の国の言葉に自信や誇りを持てないところも、なんとなく日本と似ているかもしれない。まあ、性格的なこともあるんだろうけど。

私が大学の頃はまっていて、色々調べてレポート書いていたミャンマーのパダウン族(首長族)について聞けたのは面白かった!あとミャンマーのポップス聴かせてくれたり、ご飯のこと教えてくれたり。
近くて遠いアジアの国々がまだまだたくさんあるんだろうな。
さすが移民大国イギリス。色々な国の人に出会えるのはほんと面白いです。
by sayaka-blmusic | 2005-09-02 18:25 | ロンドンでの日常生活