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アイスランドの火山噴火に思うこと

アイスランドの火山噴火により、火山灰によるエンジン故障の危険があるため、
ヨーロッパ各地では昨日から飛行機の全面運行休止。
今日になり、スコットランドなど一部では運転を再開したものの、イギリスでは今の時点でまだ復帰のめどはたっていないようです。しかも、噴火活動はまだ収まっていないので、たとえ一度再開してもまた同じように空港閉鎖になる可能性も残っています。

ロンドンでは、灰が降ってきているとかは今のところ全くないのですが、それより影響が大きいのはなんと行っても飛行機関連。我が家でも、夫が昨日から飛行機でオランダに出張予定だったのが、飛行機の便キャンセルにより断念。更に、半日先に現地入りしていた夫の同僚のかたは、逆にロンドンに帰ってこれなくなるという事態に。

それなら陸路でユーロスターだ!という案は、UK中の人たちが同じことを考えているので、案の定ユーロスターは数日先まで即完売。予約サイトはパンク、問い合わせ電話窓口もパンク、発着駅のSt.Pancrasも「とりあえず駅に行けばなんとかなるかも!」と思った人たちで溢れ返り、ウェブサイトでは「チケットを確実に持っている人以外は駅に来ないで下さい!!」と警告が出るほど。 もーーしっちゃかめっちゃかです。

その他、日本から遊びに来ていたご両親が帰れなくなった方、お友達が遊びにくるはずが来れなくなった方などなど、身近な範囲だけでもかなりの数の方が影響を受けていて、いかに私たちにとって飛行機が身近になりそれに頼っていたかを改めて実感させられました。

我が家のイギリス人大家さん(70代)も、明日から旅行していたコスタリカ旅行も危うくなってきてしまい、「私の知っている限り、飛行機の歴史始まって以来の事態だわ・・。」と肩を落としていました。

あまりにも飛行機が便利で安く(電車より安いです)、ヨーロッパ各国までの移動が簡単なので、イギリスが島国だということをすっかり忘れそうになっていましたが、こういうことがあると、やっぱり島国ってメリットだけでなくかなりのリスクもあるなと思います。

イギリスは大陸間との移動にユーロスターがあるからまだ良いけれども、
もしこれが日本だったら、空の便を閉鎖されたら、とりあえず皆船で大陸まで移動・・??!!! 
どう考えてもイギリス以上に大混乱になる気が・・。


飛行機という移動手段を手に入れ、
世界が狭くなった! 飛行機さえあればいつでもどこにでも世界中行ける!!
という錯覚に陥ってしまっていた私たちだけど、

どんなに科学技術が発展しても、
大自然の力を前には、こんなにもどうすることもできないのだな・・と、改めて思わされています。

しかもこんな時にタイムリーにも、本日東京では4月中旬なのに雪という異常気象とのこと。
人間は決して自然より偉い存在ではないということを忘れないようにと、地球があちこちからメッセージを送っているような気がしてなりません。
by sayaka-blmusic | 2010-04-17 06:51 | 事件&ハプニング | Comments(2)

イギリス版オレオレ詐欺

先ほど、ピアノのレッスンの合間に、自宅の電話が鳴りました。
ディスプレイを見てみると 「INTERNATIONAL」。国際電話の着信です。

東京の実家からの電話かなぁと思って出てみると、低い男の人の声で、かなりインド訛りの強い英語。

相手「Mrs ○○さん(私の結婚後の本名)と話したいのですが」

私「はぁ・・、私ですが」

相手「あなたが3年前に起こした車の事故のことについて、代理で電話をしているものです」

私「はいっ???? 私、3年前にロンドンで車なんて持っていませんけど」

と言うと、相手は少し言葉に詰まった後、

相手「あっ違いました。今年でした、今年今年。」

私「(??!!! 何故3年前からいきなり今年に変わる??!) ・・今年の何月何日の何時でしょう??」 

相手「Specific date(具体的な日にち)は分からないのですが・・」 と歯切れの悪い答え。

事故のことで連絡してきているのに、肝心の事故の日にちが分からないなんて、
んな馬鹿な、と思い、この時点でほぼ詐欺と確信。

「ところで、あなたどこからかけているんですか? 電話にはしっかり国外って表示されていますけど。」

と尋ねると、おじさん、南西ロンドンのなんたらかんたらオフィスからかけていると言い張る。さらに、あなたの住所は○○○○ですよね? と、私の家の正確な住所まで言ってきた!!

ぞぞぞぞ。なんで、私の住所まで知っているんだこの人??

私「あのーーーー、そもそも私、免許は持っていますがほとんどロンドンでは運転しないのですが」 というと、

相手「それでは、あなたのご主人や家族があなたの車を運転していた時ですね」 と向こうも引き下がらない。

私「私も夫も、今年に入ってからは殆ど車使っていないし、あり得ません」 と言うと、

相手「しらばっくれていると、裁判所ざたになりますよ」 と脅してきました。

脅されようと何だろうと、事故を起こしていないのは確かだし、
向こうの話もコロコロ変わって整合性ゼロなので、

私「とにかく、車の事故起こした覚えはありませんし、そんなに大事なことなら、
電話じゃなくて文書で郵送で送って下さい。」

というと、向こうも 「う・・・」 と言葉に詰まり、
「えええと、こちらの記録をまた見返してみます」 とモゴモゴ言いながら相手は電話を切りました。


うーーん、なんて突っ込みどころ満載の詐欺なんだ。
日本の手の込んだ振り込め詐欺に比べると、あまりに詰めが甘すぎ。

結局、お金がどうこうとかいう話に行く前に、電話を切ったので、果たして相手が何を要求しようとしていたのか分かりませんが、後でネットで調べてみたら、同じくイギリスで2ヶ月ほど前に、全く同じ手口の内容の電話を受け取った人の投稿記事を見つけました。やはりインド訛りの英語で、「あなた3年前に事故起こしましたね?」という話から始まったそうです。

ほかにも、懸賞に当たったとか、保険金がどうとか、いろいろな手口の電話詐欺があるようで、英語では「Telephone Scam」というのだそうです。

それにしても、詐欺とは分かっていても、
電話番号や住所、本名まで知られていて、
しかも勝手に交通事故を起こしたことにされているのは、
気分も悪いし、かなーーり気味が悪いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちなみに私、6年位前、日本でかなり悪質で手の込んだ振り込め詐欺に家族で引っかかりそうになった苦い経験があります。

その時は、弁護士役やら警察官役、私にそっくりの声の泣きじゃくる女の子の役、被害者役など、ぞろぞろ色々な人が電話口に次々登場し、電話の奥ではパトカーの音なども聞こえているという、それはそれは手の込んだものでした。

実際に振り込む寸前で、親が私本人と連絡が取れ詐欺だと判明したから良かったのですが、それも詐欺一味が私の家族と連絡を取っている間、親が私本人と連絡が取れないように、私の携帯電話には2時間位連続で無言電話をかけ続けて回線を塞ぐという徹底ぶりでした。この時はたまたま私が仕事用の携帯も持っていて親がその電話にかけてきてくれたので連絡が取れました。恐らく10人以上位で手を組み詐欺を行う、いわゆる「劇団型振り込め詐欺」だったのだと思います。


程度は違えど、世界中で同じような手口で同じような詐欺が横行しているのは、本当に悲しいとしかいいようがありません。 詐欺を行っている人たち自身も、家族を養う為にとか生きていく為にとか、色々事情があるのかもしれないけど、他の人をおとしめたり騙したりすることで得たお金では、きっと結果的に誰も幸せになれないと思う。 誰かがこんなことをしなくても皆が幸せに暮らせるような世の中に少しでも近づいたらいいなぁと願うばかりです。
by sayaka-blmusic | 2010-04-08 06:54 | 事件&ハプニング | Comments(6)

インターネット騒動顛末記

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家のインターネット回線がやっと復帰しました!!
ばんざーーーーーーい!

いつでもすぐそばに当たり前のように毎日いてくれると、この10年間思い続けていたインターネットが、ある日突然つながらなくなったのは約一ヶ月前。ここロンドン西部のフラットに引っ越してきてからすぐのこと。

最初は、ちょっとプロバイダか無線ルーターの調子がおかしいのかな、くらいの軽い気持ちで考えていて、新しいフラットメイトの2人(ハンガリー人&イギリス人)と、色々ルーターの設定を変えたりプロバイダに問い合わせたりしてたのですが、一向に直らない。

もしやと思って電話の受話器を挙げてみると、どの番号にかけてもエラーメッセージが流れる。

どうやら原因は電話線らしい。

BTに連絡をし、電話線が回復するまでに約2週間。

ああああ、ブログでラフマニノフコンサートの曲目紹介もコンサート前にできないし、報告も書けない。ボーダレスミュージックの更新もできない。(T T)

近所のネットカフェを何件も回って、ようやく日本語表示が可能なネットカフェを見つけたけど、日本語入力は基本的にできないので、ブログも書けないし日本語のメールも書けない。しかもお店のPCのネット速度がとんでもないほど遅く、1ページ表示するのにかなりの時間がかかる。

インターネットを自宅で使える、しかも速い速度でさくさく使えるって、なんて幸せなことだったんだろうと実感。

二週間経って、なんとかかんとか電話線が回復し、さあこれでネットがつながる!ネットカフェ生活ともおさらばだわーと思ったら、と思ったら、電話線は復帰しているのにもかかわらず何故かインターネットはまだエラーになってしまう。

インターネットのプロバイダに再度問い合わせてみたところ、今回、電話線回復にあたって電話の名義変更をしたため、プロバイダの情報と矛盾が起きてるので、プロバイダも再契約が必要とのこと。手続き後、開通までにはさらに7日~10日営業日かかりますとのこと。

がーーーーーーーん。
さらに7~10日営業日、ということは実質2週間近く!

2週間近く待ったのに、また更に2週間・・・。

脱力・・・。日本だったらありえない手続きの遅さ・・・。

でもここはイギリス、仕方がない。

毎日帰り道に、とぼとぼとメールチェックのためにネットカフェに寄る日々の再開。何もかも物価が高い国でネットカフェの値段だけは安かったのが救いでした。(30分50ペンス)

でも、ネットを初めて使い始めてから約10年、このブログの他に、3つのウェブサイト運営、友達や家族との連絡はミクシィやスカイプ、とすっかり典型的なネット中毒者になっていた私にとって、こんなに長い期間自宅でネットが使えなかったのは初めて。

自分とネットとの関係を見直すいいきっかけになりました。情報は、新聞、テレビ、本などなど、いろんなところに溢れているのに、最近あまりにも「インターネット」という情報源にばかり頼っていたなあと気づいたり。

でもそれと同時に、どんなに家でネットが使えることが便利で有難いことかという事も強ーーーく実感しました。

めでたく再度つながった時はフラットメイトみんなで飛び上がって喜んでしまいました。ホント、直って良かったです。



ところで、
ネットがつながらなくなってから2週間目位に、日本の母からのメールが。


「家でネットが使えなくて、病気になってませんか?」

(注: 冗談でなく素で心配してくれている模様)


(・ ・;)?

私はネットができないと病気になるんかい?!(笑)
とその瞬間は思ったものの、今になって考えてみると、確かに、この2、3週間ひきつづけていたしつこい風邪が、ネットが直った途端コロっと治ってしまった気が。私の体調、やはりネットに連動してるらしいです。

さすが産みの母親、よく分かってるわ・・・・。


P、S
上の写真は、ネットが家で使えなかったこの一ヵ月間お世話になった(かなり怪しげな雰囲気満載の)ネットカフェ。最初は、店に一台しか日本語可能な端末はなかったのですが、行く度に自分が座る席のPCに日本語フォントをインストールしてもらったので、最後の方は店のPC殆どで日本語表示可能になりました(笑)
by sayaka-blmusic | 2007-02-24 00:18 | 事件&ハプニング

uuu

ie no denwa-sen ga kowarete
senshu kara net ga dekimasen...

net chuudoku no watashi ni totteha
shinisou na joukyou desu. gya--...

naori shidai
senshu no Rachmaninov concert no yousu wo
koushin shitai to omoimasu!

Sayaka @ net cafe
by sayaka-blmusic | 2007-02-04 02:00 | 事件&ハプニング

またもや携帯電話盗難(を目撃)

今日の夜9時頃、Camden townから我が家の方向へバスに乗っていたら、
私の降りるひとつ前のバス停で、15,6才くらいの不良っぽい男の子たち4人が
バスに乗ってきた。
そのうちの1人がオイスターカード(定期券のようなもの)を持ってなかったらしく、
運転手から乗車を止められ、ちょっとした言い合いになっていた。

埒が明かず、結局、運転手は、後ろの降車口を開けて「降りなさい」と強制命令。

男の子たちは運転手に暴言を吐きながらしぶしぶバスを降りてった。
すると、最後に降りようとした男の子が、
なんと運転手への腹いせ(?)に、
バスの降り際、
私のすぐ前に座っていた中年女性乗客の携帯電話を
すごい勢いでひったくって、逃げ去ってった!!!!!

乗客一同、一瞬何が起きたかわからず、唖然。
盗られた女性は、すぐさま運転手に
「携帯電話を盗まれたの!すぐ警察に電話して!」と叫び
バスは緊急停車。運転手が無線で警察と連絡を取り始めたため、
バス二階の乗客もナンダナンダと下にぞろぞろ降りて来た。

私自身、ついこの間、家の前で携帯電話をひったくられたばかりだから
(→3月26日の日記)
こうやって目の前で、客観的に一部始終を改めて見て、
違った意味ですごい衝撃を受けた。
っていうか、公衆の面前で、バス乗客が全員注目してる中で、
堂々とひったくりをするって、一体・・・・・・・・。


ちなみに私自身の携帯電話ひったくり事件のその後ですが、
携帯電話保険適用申請をしたところ、
警察に報告したのが事件発生から24時間を過ぎていたとかいう理由で承認されず
(週末だったから月曜朝一番に警察署に行ったのに・・・(T T) )
現在まだ交渉中です。
だって、新しいのを買うと一番安いのでも4万円近くするし、
回線はラインレンタルなので契約を切るにも切れない・・・・・。

うーーー。

ちなみに携帯電話ショップに相談に行ったところ、
近くのwarehouseとかだったら中古のが30ポンドくらいから買えるよと
アドバイスを受け、実際行ってみたら
どうみても「盗難品」の携帯電話の数々がぞろぞろ売ってました。。。。

もーーいやこの携帯電話盗難社会。。。
by sayaka-blmusic | 2006-04-28 09:37 | 事件&ハプニング

携帯ひったくり事件その後

そういえば私、昨年秋にロンドンで銀行口座を開いた時に、オプションの携帯電話保険を強く勧められ、イギリスには「携帯電話保険」なんてあるんだ・・・??と物珍しさに釣られて申し込んでいたのでした。

保険ってホントに役立つ時もあるんだなーと思いながら、銀行付属の保険会社に申請の申し込みの電話をかけると、まずポリスステーションに行って被害届の報告をして、crime reference numberというのをもらってきて下さいとのこと。

携帯電話盗まれた位じゃ、まともに警察で取り合ってもらえないんじゃないかと思いつつ、レファレンスナンバーをもらうために、仕方なく最寄のポリスステーションへ。
ロンドンで警察署に行くのはこれが初めて。
入り口から入ると、窓口の手前に、どどーんと大きな張り紙が!

「携帯電話盗難の被害届をしにきた皆様へ」

( ̄口 ̄;)

こんな張り紙が入り口の一番目立つところに貼られてる位、携帯電話盗難が頻繁に起きてるということらしい。全盗難の中でトップの割合を占めるという噂は本当だったようです。
張り紙には携帯電話盗難の被害届をする際に必要な書類や確認事項などが、箇条書きで書かれている。

窓口で、携帯ひったくりの被害届をしにきた旨を伝えると、
警察署員は「ああハイハイハイ携帯電話盗難ねー」と慣れた口調で、事情聴取のためのPC画面を用意し始めた。

事情聴取では、犯行現場、時刻、犯人の服装や人種、推定年齢はもちろん、何をしている時にどんな手口で、どんな姿勢で盗られたのか、どのくらい抵抗してどうやって振り切られたのか、挙句の果てに、犯人の目の色、髪のカール具合、まゆげの形、歯並び(!)まで、こと細やかに質問される。そんなに全部ちゃんと覚えてる位なら、冷静に取り返してるってばさ。。。

あとは、周囲にCCTVは(ロンドン中にある監視カメラ)はあったかとか、携帯電話自体の個別番号やネットワークについて答えたあと、ようやくレファレンスナンバーを発行してくれた。

家にかえって、早速保険会社に再び電話し、レファレンスナンバーを伝える。
この保険システム、携帯電話分の金額を振り込んでもらえるという保証ではなく、前の機種と同じ新しい携帯電話を保険会社が送ってくれるというシステムらしい。
でもタダではなく余分に30ポンドかかる。うーーん。でも新しく買ったらもっと高いから保険つかっちゃった方がよさそう。

で、翌日、
保険会社から申請書類が届いた。携帯電話盗難「専用」の申請書類。
ちなみに昨日中にネットワーク会社と警察が連絡を取り合ったらしく、ネットワーク会社から新しいSIMカード(新しい携帯で前の番号を使う為のカード)も同時に届いた。

なんていうかシステムがしっかり出来上がっちゃってるんですね。携帯電話盗難にまつわる一連のシステムが。

そのシステムのお世話になっておいて、こんなこと言える立場じゃないのですが、
よくよく考えてみると、これってすっごい奇妙な現象なような気が・・・・・。

街をうろつくひったくり不良達、
ボーっとしてて携帯電話をひったくられる、私のようなうっかり者の被害者達、
ひったくり少年達から盗難携帯電話を買い取り白ロムとして販売する違法商店の数々、
携帯電話保険を主力事業の一つとする保険会社の数々、
それを食い止めているのかサポートしているのか分からないネットワーク会社&警察、

そこには、「携帯電話盗難市場」という表には見えない巨大市場が、ロンドンには確かに存在していることを感じて
なんだか不気味にぞぞーーっとした気持ちになりました。
by sayaka-blmusic | 2006-03-29 17:57 | 事件&ハプニング

ひったくられました・・・

携帯電話。

ついさっき。
しかもうちのマンションの入り口ゲートのすぐ目の前で。

友達にテキスト(携帯メール)を送ろうと、
ドアの前で立ち止まって携帯をいじってたら、
20代前後の黒人男性が、すごい勢いで突然近づいてきて
ぐわしっと私の手を掴み、携帯電話をひったくろうとしてきた。
2,3秒叫びながら必死に取り返そうともがいたんだけど、
かなうはずもなくあっけなく振り切られ、

私の手に残ったのは、前の日記(2月25日)でご紹介したあのサボテンストラップだけ。

私の叫び声を聞いて、
近くにいた通行人の何人かも犯人を呼び止めようと叫んでくれたのですが、
犯人は私の携帯電話を手にするや否や、すごい勢いで爆走して逃げ去ってった・・・・。


あああああああ。。。
ショックと悔しさでまだ力が入らない。


家に帰って即効でカスタマーセンターに電話して
番号はストップしてもらったからいいものの、
最近新しく変えたばかりの携帯だったから
すんごい悔しい・・・。

ちなみにロンドンは携帯電話盗難発生件数が非常に多く、全盗難の中でトップの割合を占めているそうです。


でも、これがお財布とかバッグじゃなくて、携帯電話だけで良かったのかもしれない。
殴られたりしたわけでもないし。

それにしても怖かった・・。
未だ、突然手ごと鷲掴みにされた感触が右手に残ってる。
メールをしながら夜立ち止まったりするのはホント厳禁だな。
この国で生きていくのは全てが自己責任だということを改めて思い知りました。気をつけるようにします。うー。



ちなみにこのサボテンストラップ、
ロンドンの乾燥に耐え切れなかったのか、
2週間ほど前から突如どんどん縮み始め、最近ではとうとう全長5ミリくらいになってしまいました。
やっぱりちゃんと水あげなきゃだめだったのかも・・・。
by sayaka-blmusic | 2006-03-26 08:36 | 事件&ハプニング

真夜中の警報

夜中12時、いつものように部屋でメールチェックをしていると、突然部屋の電気が消えて真っ暗に。あれっと思って廊下に出るとどうやら家中まっくら。
ブレーカーが落ちちゃったのかしら、うううガレージに行くの寒いしやだな、と思った瞬間、

ウィンウィンウィンウィンウィンウィン

すごい音でサイレンが家中に響き渡りはじめた。

ぎゃああ何これ何これと半分パニックになっていると
今度はジリりりりりりと家の外の警報(学校の非常ベルみたいな音です)が、これまた爆音でなりはじめた。

家の中ではサイレン、
家の外では、近所に異常を知らせる為の警報、
二種類の警報が同時に鳴り響いてる状態。

近所のおじさんが何事かと出て来たので、事情を話し
音の出所らしい倉庫内のセキュリティ装置を一緒に見てもらう。
しかしおじさんも止め方がわからない。


というかうちにセキュリティ装置がついていたこと自体初めて知ったし。
ガス漏れか、不法侵入か、原因が全くわからないまま、なり続ける警報。
しかも何で同時に電気まで落ちたんだろう。気味が悪い・・。

うちの隣の家が管理人ご夫婦の家。
夜中で悪いのだけど、状況が状況なのでとりあえずインターホンで呼んで事情を話す。
ジャマイカ系イギリス人のこの管理人ご夫婦、とても親切で、何かあるとすぐ飛んできてくれる優しい方達。

で管理人のデボンがすぐに来てくれて色々装置をいじってみてくれるが、彼もやはり止め方がわからず。
団地内は統一して同じ装置がついてるので彼の家にも同じのがあるが、長年使ったことがないので全く使い方がわからないとのこと。

無情にもなり続けるサイレンと非常ベル。
ただでさえ原因がわからず不安なのに
更に体中の神経を逆撫でするような音で、泣きそうになってくる。

よく見てみると装置の横にセキュリティサービス会社の電話番号が。
ここにかけてみればいいですかね、と提案すると、
そうだね、とデポンが私の携帯でかけてみる。
が、つながらない。

デボン「うーん、夜中だからね。」

日本のセコムは24時間対応です!(T T) 
と叫びたくなるがここはイギリス・・。

私 「明日の朝にはつながるでしょうかね・・」

デボン「うーん、この時期だから多分休暇中じゃないかね。」

日本のセコムは365日無休対応です!(T T)
と泣き叫びたくなるがここはイギリス・・・・。


デボン「ちょっと待ってて、すぐ戻る。」

うううありがとうデボン、
あなただけが頼りです。


数分たって戻って来てくれたデボン。
なんと持って現れたのは、
ニッパー!
は、破壊するんですか??!!
デポン、早くも最終手段に入ったらしい。

セキュリティ装置の蓋を外してぱかっと開け、
ありったけの配線をぶちぶちと切る。

すると、
なんとか家の中のサイレンは止まった。
しかし家の外の非常ベルは鳴り続けたまま。。

デボン「おかしいな、中のを切ったら外のベルも止まると思ったのに」

いえ、あの。。デボン、この中の装置って外のベルをスタートするシグナルと止めるシグナル両方を送ってたんだと思うんだけど。。
つまりこれ破壊しちゃったら、外の装置を止める方法がなくなって、そっちも破壊するしかないと思うのだけど。。

デポンもはっとそれに気づいたらしく、
ちょっと待ってね、とまた言い残すと、
今度ははしごを持って登場。
外のサイレンは一階と二階の間にあるので
はしごじゃないと届かないのです。

そしてデボン、はしごに登り、ダイナミックに非常ベルも破壊。


2時間にわたる格闘は終わりを告げ、
ようやくしずかなな夜が戻ってきました・・・。

デボンいわく、
「たぶんね、単に壊れてて誤作動したんだと思うよー。」

誤作動。。

考えて見たら、
外部に危険を知らせる為の警報なのにも関わらず
何事かと出て来たのは最初のおじさんたった1人。
そして団地内、きっと誰も使い方も止め方も意味も知らず。
セキュリティ会社は定時終了、休暇あり。
でもって、たまに誤作動で鳴り響く。
ニッパーにて破壊可能。


そんなセキュリティ装置。

って何か意味があるんでしょうか・・。


この国で生きてくのは自己責任なのねとつくづく感じた夜でした・・・。
by sayaka-blmusic | 2005-12-31 10:18 | 事件&ハプニング

自動改札スリ!

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ロンドンの地下鉄の自動改札で、初めて「定期券スリ」に合いそうになった。

出張レッスン先のWembleyの駅で、
改札から出ようとすると、
なぜか自動改札のすぐ横(外側)に
不自然にぴったりくっついて立っているいるインド人(多分)が。

変なの、と思いつつも、
いつも通り、自動改札にトラベルカード(一週間、一ヶ月単位などの定期券)を入れて、
出てきたカードを引き抜こうとすると、

横から急に
「ぬーーーっ」
と手が!!!!

昨日、ちょうど、本で、
ロンドンの地下鉄ではトラベルカードを
自動改札で出てきた瞬間にかすめ取るスリがいる!という情報を、
本当にたまたま、見たところだったので、

とっさに
「これはもしや!!」と思って、
スリの手が私の定期券に届く0.5秒前位に、
がしっっと、しっかり定期券を握り締めた。

「・・・・・。」

行くところがなくなったスリの手、
そしてそのスリと目の前でご対面。
彼は超きまずそうに、

「・・・・・・・・・Hello・・・^^;」


なにがHelloじゃぁーーーーーーっ。


その一瞬後、彼はぴゅーっと逃げて行った。

ロンドンに来てちょうど一ヶ月になるけど、
スリに合いそうになったのは、
これが二回目。
一回目はボンドストリートでバスの地図を見ていたら、
知らない間に後ろからバックに手が伸びてきた(セーフだったけど・・・)

いやーーー油断できないわー。

ただでさえ、ぽーっとして隙ありまくりな私なのに。


ところで、このロンドンの自動改札、
このストッパー、いくらなんでもデカすぎると思いませんか??
こんなに大きくして完全シャットアウトしなくてもいいのに(笑)
それだけ強行突破しようとする人が多いってことのなのかしら。
by sayaka-blmusic | 2005-08-16 09:35 | 事件&ハプニング

テロ後の週末ロンドン

日本に帰国するフラットメイトとそのお友達と一緒にチャイナタウンヘ。
私は来たばっかりだから良く分からないけど、
その友達曰く、
土曜にしてはやっぱり異様に人が少ないって言ってた。

ロンドン東部に住んでるその子の家の周りは、
イスラム圏の人が多い地域で、
たくさんのモスクがあり、
テロ以降、モスクへの爆破予告の嫌がらせ電話の連続で、
始終警察のサイレンの音が鳴り響き、
大変なことになってるらしい。

事件とは関係ないイスラム圏の人にまで、
平気で嫌がらせをする人達が、
結果的に更なるテロを引き起こしているのかもしれないと思うと、
本当に悲しいし、腹立たしい。


そういえば、
昨日警官にStockwell(これまたうちの近所・・)で射殺された
テロの容疑者とされていた人は、
結局、事件とは関係ない人だったんだってね。
悲しすぎるよね・・・・・。


チャイナタウンを後にして、
ピアノの訪問レッスンの為に
Notting Hill方面にバスで向かったんだけど、
Regent St.沿いの店を、
バスの中からずーーっと眺めていたら、
ストリート沿いにある
アラブ系の香水ショップにふと目が留まった。
結構大きな店なのに、誰一人お客さんが入ってなくて、
必死にアラブ人の店員さんが、
外でサンプルを配ろうとしていて、
それでも誰も受け取ろうとしていなくて、

何だか切なくなった。

でもきっと私も、あそこを歩いていたら、
無意識に避けてしまうのかな、とも思う。
悲しいけれど、きっとそう。

バスや電車に乗っていても、
イスラム系の人が乗ってくると、
ふっと皆緊張感が走るのが分かるし。


人種。
宗教対立。
テロ。
民族意識。

etc..

日本にいる時には決して身をもって感じたことのなかったこと。

テロ直後のこの時期にロンドンに来たせいか、
いきなり痛いほど感じています。


自分にはどうにもできなくて、
でもすごく悲しい問題。

無関心でいない、ということだけが、
今の私にできる精一杯のことなのかもしれない。
by sayaka-blmusic | 2005-07-24 07:24 | 事件&ハプニング