朝岡さやかオフィシャルブログ Morning Star:イギリス国外旅行日記
2012-10-05T00:31:43+09:00
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ピアニスト&3児の母(長男♂&双子♀♀)朝岡さやかのブログ。2005-2011年ロンドン在住を経て、現在は日本にて子育てに奮闘しながら演奏・作曲活動中。
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ローマ日記「番外編・ローマで一番おいしいティラミス」
http://sayalondon.exblog.jp/12894961/
2010-07-03T09:00:00+09:00
2010-07-03T09:02:08+09:00
2010-07-03T09:00:56+09:00
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イギリス国外旅行日記
音楽用語を子供達に教える時、フォルテやピアノ、クレッシェンドなどの次に、一番に覚えてくれるのが「ドルチェ(dolce)」。子供用の曲にも頻繁に出てくる音楽用語なのですが、
「イタリア語では『お菓子』、という意味で、お菓子みたいに甘—く弾いてねっていう意味だよ〜」
というと、一回で覚えてくれます。
さて、イタリアのドルチェの代表的なものの一つといえば「ティラミス」。
イタリア語で、「私を元気づけて」という意味らしいです。知らなかったー!
ローマに行く前に、ネットで美味しいレストランやカフェなどについて色々検索していたら(食べ物だけは下勉強した私・・)、「ローマで極上のティラミスが食べれる有名カフェ」という記事を発見! なんでも「新鮮なマスカルポーネ・チーズを使ったティラミスは今まで味わったことのない極上の味で日本で食べるものとは全く異なる」んだとか。 しかも手頃な値段らしく、これは行くしかない!と思い、ホテルの地図より何より先に、このページをプリントアウトしてロンドンから気合いを入れて持参!
ローマに着いてから、直穂子さんに「このお店、おいしそうなんで行きたいなぁと思っているんです」と話をすると、なーんと直穂子さんが連れて行ってくれようと計画してくれていたお店と同じであることが判明!直穂子さんも何度も行っている行きつけのお店で、ティラミスが本当に絶品なんだそうです。
ということで、コンサートの翌日のローマ1日観光の日に、直穂子さんに連れて行って頂きました。
ティラミスで有名なカフェ「POMPI(ポンピ)」。私達は車で行ったのですが、地下鉄だと地下鉄A線Re di Roma駅から徒歩3分だとのことです。
ジェラートやケーキなど美味しそうなお菓子が沢山あって目移りしそうになるけど、今日の目的はやっぱりなんといってもティラミス!
皆で注文したのは、オーソドックスなチョコティラミスと、ここのお店ならではの珍しい白い苺ティラミス。
黒ティラミスと白ティラミス、どちらも最高においしかったです!
濃厚なのにさっぱりでしつこくない。白ティラミスも絶妙なバランスの味に生の苺の爽やかさが加わって最高。
うーーーん、危険だ、普段甘いものはそんなに大量に食べないのに、これはいくらでも食べれてしまう。
ローマにご旅行などで行かれる際には是非おすすめです。
お店の情報は、以下のウェブページが詳しいです。
http://www.amoitalia.com/roma/tiramisu_pompi.html
ということで、最後はお菓子でしめくくってしまいましたが、4日間のローマ旅行(本来の目的は確か演奏だったはず・・ )の日記でした。最後まで読んで下さって本当にありがとうございました!
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ローマ日記「バチカン市国編」
http://sayalondon.exblog.jp/12894828/
2010-07-03T08:07:00+09:00
2010-07-03T09:06:22+09:00
2010-07-03T08:07:27+09:00
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イギリス国外旅行日記
ローマ滞在最終日は、ローマの中に位置する世界最小の主権国家「バチカン市国」へ。
正直、バチカン市国については、「カトリックの総本山」ということと、「世界最小の国」という漠然とした知識しかなく、私の頭の中では、高ーーい壁に囲まれた小さな国に入るのに厳しいセキュリティチェックを受け、ものものしい警備の中、神聖な場所に入る・・というようなイメージがあったのですが、
実際はそんなことなく、空港にあるような簡単な荷物検査はあったものの、特に身分証明書を提示するようなこともなく、あっさりと入国。(というか正直、どの時点からバチカン市国なのか分からなかった・・。セキュリティゲートに入ったところかしら?)普通に博物館や美術館に入るのと似たような感じでした。ただし、短パンやノースリーブなど露出の高い服での入場は禁止されています。
とはいえ、バチカン内に入るまでにこの行列!全て観光客(&巡礼者?)です。30分位並んだのですが、この日はまだいい方で、土日などは混んでいると3時間位並ぶこともあるのだそうです!
そしてメインの大聖堂であるサンピエトロ寺院へ。
内部もものすごい人ごみの中、まず右手前にある一番有名な「ピエタ像」へ。
写真だとぶれてしまっていますが、これは本当に本当に素晴らしかったです。観光客に押しつぶされ、記者会見中の映画スター並にフラッシュを炊かれまくっているのに(写真は禁止されていません)、それでもそのオーラをびくとも崩さず、静かな輝きを放ち続けているピエタ像。ミケランジェロの最高傑作の一つと言われています。マリアの像が余りにも若く見えたので(10代位の少女に見える)、聖母マリアじゃなくて一瞬マグダラのマリア?と思い後で調べてみたところ、やはりこの議論は実際あるらしいですが、実のところはマグダラのマリアでなく聖母マリアだそうです。ミケランジェロはあえて若く神々しい聖母マリアの姿に仕上げたらしく、なぜミケランジェロがこのような若いマリアの姿を表したのかについては、今でも議論が続いており様々な解釈がなされているそうです。
ちなみにミケランジェロがこの作品を完成させたのは弱冠23歳!やはり天才です・・。
サンピエトロ寺院の内部。写真の下部のわずかにうつる人間の背の高さと比較して頂くと分かるかと思いますが、すさまじい天井の高さです。一番高いドームの部分(写真奥側)の高さは180メートルにもなるのだそうです。
更に奥に入るとペテロ像が。
そもそもこのバチカンの地は、使徒ペテロのお墓があった場所とのことで、最近の発掘調査では、実際に聖ペテロの墓と骨が発見されたそうです。このペテロ像、右足を触ると幸福が訪れるという伝説があるらしく、あまりにも観光客や巡礼者が右足ばかりを触ったせいで右足の先が摩擦で削れてしまっていて、今では触るのが禁止され、それを見張って注意する担当の警備員までいました。それでもそれを無視して右足を触ろうとする人多数・・。
この日、ちょうどここで結婚式も行われていました。ウェディングドレスでなく白いスーツ姿の花嫁と、花嫁の父、そしてブライズメイド。
バチカン市国のサンピエトロ寺院の中で結婚式だなんて、よっぽどカトリックの重要職の娘さんか何かなのでしょう。まるでモデルさんみたいでキレイでした〜!しかし残念ながら、あまりにも観光客が多すぎて&うるさすぎて、厳かとはほど遠い雰囲気。
そのまま人に押しつぶされそうになりつつふんらふんらになりながら、人ごみの波に押し出されて、いつのまにか外へ。
ふーーー、バチカンは世界最小の国であると同時に、昼間の瞬間人口密度がダントツ世界最高であることは間違いないでしょう。もうちょっとじっくり見たかったけど、何しろ人が多過ぎた・・。(私自身もその人ごみの原因の一人なわけですが・・)
そしてサンピエトロ大聖堂の外に出ると、バチカンを象徴する存在のひとつでもあるスイス衛兵が、子供達と写真を取っていました。
「わたしもわたしも〜♪」と思って、横に並んだら、
「Only Children!」と怒鳴られながら、スイス衛兵の一人に背中をどーーーーんっと突き飛ばされてしまいました。がーん、子供以外とは写真撮影禁止らしい。
後で直穂子さんから聞いたところによると、バチカン市国のスイス衛兵は、スイスから、見目麗しい美少年が選び抜かれて派遣されるらしく、本人たちもそのことを非常に誇りに思い、プライドが高いんだそうです。それにしても何もつきとばさなくても・・(泣)
ということで、感動も沢山あったものの妙—に体力を消耗してしまったバチカン観光でしたが、帰ってきてから色々調べていたら、興味深いことが沢山。
スイス衛兵については、その歴史は500年前までさかのぼり、16世紀頃からスイス衛兵がバチカン市国の警備にあたっているらしいです。スイスは農作物が取れない土地だったため、古くから衛兵の輸出(?!)が盛んで、その後スイスの憲法で衛兵の輸出は禁止されたものの、バチカンだけは例外として認められているのだそうです。
あと、バチカンの使用言語についても非常に興味深くて、公用語はラテン語で、通常の業務はイタリア語、外交用語としてはフランス語が用いられ、スイス人衛兵達の共通語はドイツ語、というなんとも複雑なことになっているらしいです。
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ところで、イタリアの中にある小国、といえば、イタリアの海岸沿いのリミニ近くの山のてっぺんにあるサンマリノ共和国に、サンマリノ国際ピアノコンクールに参加するために2週間ほど滞在していたことがあるのですが、この国も非常———に面白い国でした。(その時の日記はこちら)
「サンマリノ共和国」は、4世紀にローマ帝国がまだキリスト教を迫害していたころ、聖マリノさんが当時の皇帝ディオクレティアヌからの迫害から逃れるために、山にこもって出来上がった世界最古の共和国。
その後、迫害から一転してローマがキリスト教権力の中心地となり、教皇領の繁栄と衰退を経て、イタリア建国後、教皇領の問題で教皇とイタリア政府が対立し、教皇はバチカンの丘に立てこもり、その和解の結果独立国家として1926年に生まれたのが「バチカン市国」。
同じイタリア内の小国家でも、その設立の理由が、一見似ているようで実際の意味では全く違う(むしろ正反対??)ところにあるというのは、とても面白いなと思いました。
最後の日記は「番外編・ローマでいちばんおいしいティラミス」です♪
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ローマ日記「ローマ観光編」
http://sayalondon.exblog.jp/12889532/
2010-07-02T00:46:06+09:00
2010-07-02T00:46:06+09:00
2010-07-02T00:46:06+09:00
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イギリス国外旅行日記
コンサート本番翌日は、ローマ在住ベテランの直穂子さんが、
ローマ観光1日凝縮超ハイライトツアーに案内して下さいました。
まずはトレビの泉。いきなり一つ目からその荘厳なスケールにびっくり!!ちゃんと恒例の「後ろ向きコイン投げ入れ」もしました(笑)
ローマ最古のドーム、パンテオン。ラファエロのお墓もこの中にあります。改装中でした。
映画「ローマの休日」で一躍有名になったスペイン広場&スペイン階段。ちなみに数年前から条例で飲食一切禁止となってしまったそうです。ネットで理由を調べてみたら、ここでオードリーヘップバーンの真似をしてジェラートを食べて辺りを汚す人が増えてしまったためだとか??
シーサーが暗殺され「ブルータス、お前もか」の最後の言葉を残したとされる、アルジェンティーナ広場。今でも発掘の途中だそうです。
ナヴォーナ広場。素晴らしい噴水も沢山あり、とっても美しい広場でした。この広場は、不思議と創作意欲をかき立てられる場所ということで、晴れた日は数々のアーティストが画材を持って訪れるのだそうです。
アッピア旧街道の一部。一見なんてことのない道に見えますが、2000年以上前から存在し、数々の英雄や奴隷達がここを通り、ローマの歴史を築いて行った重要な道。横の壁はなんと当時のままだそうです。
コロッセウム。かつて多くの公開処刑が行われた場所でもあり、遠くから見てもどことなく不気味な雰囲気が漂っています。このような歴史も踏まえて、今では死刑廃止のイベントに使用されたりもするそうです。
ラテラフェ教会。ヴァチカンがカトリックの総本山になる前は、この教会が総本山だったそうです。
ローマ時代のの水道橋の遺跡。ローマ人は帝国内のどの場所にも水道を建設したそうで、しかも完全に重力に頼った構造で、 緻密な計算に基づき、効率よく水を運んでいたそうです。 同水準の水道が新たに建設されるのは19世紀後半になってからだとか。現代においても水道工事などで使われる「サイフォンの原理」なるものをローマ人たちは既に知っており応用していたのだそうです。やっぱりローマ人凄すぎる!
真実の口。完全に観光者専用スポットと化してしまっていて、行列に10分ほど並んだ後、係員がしきる中、「はい、お一組で写真一枚ねーーー!はい終わり!ハイ、次の人!!」みたいな感じだったので、手を口に入れると、偽りの心がある者はその手首を切り落とされる、あるいは手が抜けなくなるという伝説に思いをはせる・・という余裕もなく、写真だけパチリ。
カピトリーノの丘を上がり、市庁舎の裏にある、古代遺跡群フォロ・ロマーノへ向かいます。この階段は、馬も上がれるように、馬の歩幅に合わせて階段が設計されているのだそうです。
フォロ・ロマーノは東西約300m、南北約100mに渡って存在する古代ローマの中心部の遺跡群。あたり一面がローマ時代の遺跡!!この丘から見渡したフォロ・ロマーノの光景の衝撃は、とても写真ではお伝えしきれません!
上の写真の凱旋門も、中世には地下に埋もれていて、19世紀の発掘で掘り起こされたもの。長年土の中で眠っていたおかげで、むしろ保存状態が良いのだそうです。今でも発掘作業は続けられています。
向こうに見える柱は サトゥルヌスの神殿の跡。現在残っている柱は283年のものだそうです。右も左も遺跡に囲まれたこの場所に立っていると、タイムスリップをしてしまいそうな不思議な感覚になりました。
ということで、直穂子さんのお陰で、ローマ一日超凝縮ハイライトツアーを、大満喫してくることができました。
塩野七生先生の「ローマ人の物語」の大ファンの夫は、この日一日中、全てのスポットで、「うおおおおお」「おおおおお」と感動の雄叫びをあげておりました。
大長編歴史小説「ローマ人の物語」については、夫から「ローマに行く前に絶対読んでおいた方がいいよ」と言われていたのですが、文庫だと全巻合わせて40巻近くというボリュームにおじけづいて、全く手をつけていなかったことを、今更ながら大後悔・・。
その結果、全てのスポットで、直穂子さんと夫から解説をして頂くハメに。トホホ・・。
しかし、下勉強ゼロで行ってしまった私にとっても、ローマの光景は圧巻でした。
まさに「街中が遺跡」。すぐそこの道路脇に何気なくある壁が、2000年近く昔のものだったりする。
ふと、人類が今の時代に作っているもので、2000年後も残っているものって何かあるだろうか・・と考えてしまいました。日本は地震があるからまず無理かな・・とか、それ以前に私達人間がこの先2000年もこの地球を大切にし続けられるのかな・・とか。
普段自分の頭の中に現れる時間軸って、数十分とか、数時間とか、せいぜい2、3年後、どんなに長くても10年〜20年。
このローマの街に今でも残る、2000年という年月の軌跡や遺跡が、物語や想像の中だけではなく、目の前の現実ものものとして現れると、言葉に表せないような、ずーーんとした衝撃と感動を覚えました。
次回は、「バチカン市国観光編」です。
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ハンガリー・ブダペスト<観光・食べ物編>
http://sayalondon.exblog.jp/12333399/
2010-03-19T05:23:00+09:00
2012-10-05T00:31:43+09:00
2010-03-19T05:23:25+09:00
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イギリス国外旅行日記
ブダ王宮。13世紀以降、1912年までは歴代の王の居城として使われ、現在は美術館になっています。建築様式はゴシック様式とバロック様式が混在していて、ブダペストがかつて色々な国の支配下にあったということを象徴しています。この辺りは、地区ごと世界遺産になっているそうです。
王宮の丘から見下ろしたドナウ川とくさり橋。ドナウ川をはさんで手前側が「ブダ」、向こう側が「ペスト」、ふたつ合わせて「ブダペスト」です。銀行の合併みたいな名前の付け方ですが、実際もともと別の街だったのが、19世紀に合併して現在の街になったのだとか。
ペスト側から見る、王宮とくさり橋の夜景は絶景でした!写真がぶれてしまってここに載せられないのが残念・・。テムズ川の夜景と少し似ているけれども、ロンドンのタワーブリッジの辺りの夜景が「華やかで都会的」だとしたら、ブダペストのくさり橋の夜景は、「荘厳で神秘的」。
柱の向こうに見えるのは国会議事堂です。
ところで、王宮地区を歩いていると、お土産ものがいちいち可愛くて感動!
こういう素朴なポップさ(?)、ロンドンでは見かけないものなぁ。。。
ブダ王宮の反対側からは、ブダの住宅地が一望できました。
正直ある意味ショッキングな景色でした。カラフルなのだけどくすんでいるというか・・。建物も、ものすごくボロボロの建物と、新しい建物が混在していたりして、旧共産圏の独特の雰囲気なのか、とにかく西ヨーロッパでは決して見たことのない雰囲気でした。
ところで、ハンガリーは、第二次世界大戦で、ドイツとソ連の最大の直接対決の場所となってしまい、ブダペストは市街戦によって完全に一度廃墟となってしまったそうです。復興もまだ完全でなく、王宮の横にも、上の写真のようにまだむき出しになっている廃墟がそのままになっていました。
旅行の観光は楽しいけれども、今まで知らなかった歴史の光の部分だけでなく、私達人類が本来誰しも持つ闇の部分にもろに対面しなくてはいけないことも多いので、そういう意味でも体力というか気力を使うなぁと思います。最近ではスペインのアルハンブラ宮殿に行った時に特に痛感・・・。
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話が暗くなってしまいましたが、気を取り直して、続いて食べ物編です!
ピアノの生徒さんで、以前ブダペストに駐在していらっしゃったご家族から、色々とハンガリーの特別料理について前情報を頂いていたので、滞在中は、そのリストを参考にメニューを選んでいました。パプリカを多用したこってりした料理が多いのだけれども、割合日本人の口に合うとのこと。
一番有名な「グヤーシュ」やハンガリー版ロールキャベツ、パプリカチキンなども美味しかったのですが、私が一番感動したのはこちら、
なまずのスープ!! ハンガリー語では「ハラースレー」です。そもそもなまず自体を食べたことがなかった私には、ほんのりした甘さを持つ上品ななまずの味に感動、そして魚のダシとパプリカの香辛料が見事に調和して、感動の美味しさでした。2人分位たっぷり入っていてこれで約500円!でもハンガリー人からすると、なまずのスープはクリスマスの時位にしか食べられないご馳走なのだそうです。
もう一つ、ハンガリー名物は、なんといってもフォアグラ!
お皿の上に、巨大なフォアグラが6枚くらいどどどーんと乗っています。フォアグラって、こんなに大量に食べるものだっけ???衝撃のボリュームです。これでなんと1000円ちょっと位。
内装もハンガリーの田舎風でとっても可愛いです。ハンガリー人のタクシー運転手さんからお勧めしてもらったお店で、英雄広場の近くにある「Paprika」というハンガリー料理のカジュアルレストランでした。
あと、1日目と2日目の夕食は、コンサート主催者のイルディコさんのおすすめで、ハンガリー人の間でも大人気だという「Trofea Grill」というビュッフェスタイルのハンガリアンレストランへ。
色々な種類のハンガリー料理を色々少しずつ味見できて、味もとっても美味しかったです。こちらも、各種ハンガリー料理が食べ放題&シャンペンも飲み放題で約2500円とリーズナブル。
Paprika: http://www.paprikavendeglo.hu/
Trofea Grill: http://www.trofeagrill.hu/
ブダペスト旅行の際には、是非おすすめです。
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ハンガリーは、過去に蒙古の襲来を受けたことがある影響で、赤ちゃんのお尻には蒙古斑があったり、名字が名前の前にきたり、言語様式も似ていたりと日本人との共通点も多いのだそうです。
食べ物も日本人の口にぴったり合って最高だし、温泉もあるし・・、ということで、日本人にとっては、ついもう一度行きたくなってしまう不思議な魅力を持つ国だなぁと思いました。
ということで、肝心のコンサートレポートよりも、圧倒的に観光と温泉と食べ物のレポートの方が多くなってしまいましたが^^; これにてウィーン&ハンガリー旅行の日記、おしまいです(^-^) 長い日記でしたが読んで下さって本当に有難うございました!
<おまけ宣伝>
↓もし宜しければこちらも聴いてみて頂けたら嬉しいです(^ー^)
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このブログの筆者、ピアニスト朝岡さやか
2012年9月26日オリジナルピアノソロCD発売
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ハンガリー・ブダペスト <温泉編>
http://sayalondon.exblog.jp/12328217/
2010-03-18T08:42:00+09:00
2010-03-18T09:00:54+09:00
2010-03-18T08:42:10+09:00
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イギリス国外旅行日記
今回ブダペストに行くことになるまで全く知らなかったのですが、実はブダペストは温泉で有名! ハンガリーの人々も、昔から大の温泉好きなのだそうです。430年前にオスマントルコの皇帝が作らせた「キラーイ温泉(スゴイ名前・・)」をはじめ、現存している歴史ある温泉が沢山あるのだそうです。
ブダペスト中に数々の温泉が点在しているのですが、私が入ったのは、今回泊まったホテルに併設されていた温泉施設。
ドナウ川の中にあるマルギット島にある温泉療養ホテル、Danubius Health Spa Resort Margitsziget。キレイなホテルで、温泉もサウナも滞在中入りたい放題なのに、2人部屋が8000円前後(早割の場合)。一人当たり4000円程度です。ハンガリーの物価はやはり西ヨーロッパ諸国と比べると驚きの安さです。
さて、チェックイン後すぐに楽しみにしていた温泉へ。何しろ私、日本に一時帰国すると、ほぼ毎日スーパー銭湯に通い詰める位の温泉好き。日本一時帰国中は、コンサート本番前日に、体をほぐしてリラックスするためにスーパー銭湯に行くのも習慣でした。なので、今回、まさにコンサート前夜に温泉に入れるというのは、私にとって本当に嬉しいことです!
温泉エリアに行く途中の通路には温泉水が飲めるコーナーが。
蛇口をひねると懐かしの硫黄の香り。おおおお、本当に温泉だぁ!
こちらが温泉エリア。温泉というよりプールという雰囲気ですが、塩素の匂いじゃなくてちゃんと温泉特有の硫黄の匂いが立ち込めているし、皆ぼけーーーっくつろいで浸かっている様子はまさに温泉。
ちなみにここは水着着用の混浴でしたが、温泉によって違うらしく、ブダペスト内には、日本と同じく裸で入浴する施設、男女別、混浴などなど、色々な形態の温泉があるそうです。また、ここは近代的な内装ですが、温泉によっては洞窟風だったり、昔ながらの鄙びた雰囲気だったり、様々のようです。温泉によっては浴槽の中にチェス盤があり、そこでチェスを楽しみながらお風呂に浸かるのも、ハンガリーの伝統的な温泉の楽しみ方なのだとか。
打たせ湯はここでも人気のようです。
それにしても、温泉なのに、周りにビーチサンダルが並んでいたり
サンベッドや椰子の木が並んでいるのは日本人からすると不思議な光景でした。ところ変われば温泉変わる・・ですね。
日本で見ないものといえば、こちらの浴槽。なんでも、銀の棒の部分に首をひっかけて、身体を伸ばしながら入浴する器具なんだとか。ひいい恐ろしい。
あとこちらも新鮮でした。車椅子の人でも、スムーズに入浴できる器具。これって日本にもあるのかしら・・。なかったら是非取り入れて欲しいなぁと思います。大変だから、危ないから、ということで温泉に行くことを諦めているお年寄りやそのご家族の多くも、これがあればかなり助かるのではないかと思います。
ところで、この温泉の設定温度は37度~38度。日本人からすると、なんとも欲求不満になってしまいそうな中途半端な温度ですが、これはこれで、長湯するにはちょうど良かったです。
それより気になるのは、左側にある「MAX15分」という表示。そんなに混んでいないので、人数制限によるものではなさそう。どうやら健康的な理由によるもののようです。サウナはともかくとして、温泉に入るのに時間制限があるなんて、日本ではあまり聞かない気がします。
今回のコンサートの主催者であるハンガリー人のIldicoさんとコンサートの打ち上げで話していた時に、ハンガリーには温泉が沢山あるけれども、ハンガリー人は家でもお風呂に入るのですか?と聞いたところ、
「入るわよ~。一週間に1回位ね」
との答えが。後の日はシャワーなんだそうです。日本人は毎日お風呂に入りますよーと伝えると、
「えええええ! 毎日お風呂に入るだなんて、体に悪いわよ!!」
との答えが(笑)。どうやら、ハンガリーでは、お湯に長く浸かりすぎたり、毎日入ったりするのは体に悪いと教えられているようです。同じお風呂文化がある国でも、国によってここまで考え方が違うのだなぁと新鮮な発見でした。
さて、私はというと、MAX15分という表示は完全無視して、1時間位ゆーっくり長風呂。前回の一時帰国以来の約半年ぶりの温泉に、すっかり体も心もリフレッシュ(^-^) 翌日のコンサートに向けてしっかり充電完了です。
ちなみに友達から聞いたところによると、シューマンは、立て続けに作曲をしたのに疲れて、ボヘミアの温泉に保養に行ったら、また創作意欲が沸いて、五重奏を作曲したのだそうです。やっぱり芸術には温泉が必須!?
最後はハンガリー<観光・食べ物編>です。
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オーストリア・ウィーン<観光編>
http://sayalondon.exblog.jp/12322896/
2010-03-17T08:25:00+09:00
2010-03-17T09:26:40+09:00
2010-03-17T08:26:01+09:00
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イギリス国外旅行日記
ハンガリー・コンサート編に続いて、
少し時間を遡って、ハンガリーに行く前に2日間立ち寄ったウィーンでの日記です。
今回、ハンガリーに行く前にウィーンに数日滞在した主な目的は、直穂子さんとのリハーサルと、あと以前イギリスのWelwynのコンサートなどでもお世話になったManakoさんご夫妻に久しぶりにお会いすること。Manakoさんご夫婦にはこのウィーン滞在中にも本当にお世話になりました。本当に有難うございます!!
2日間とも、午後はリハーサル&練習だったのですが、それぞれの日の午前中に少しだけ観光もすることができ、生まれて初めて歩くウィーンの街をにドキドキしながら観光してきました。
しかし寒かった!!!ウィーンはロンドンより暖かいのかと勝手に勘違いしていたのですがトンでもなかった。特に2日目はかなりの雪で激寒!!
雪の中のシェーンブルン宮殿。傘を持っていなかったので雪にまみれながら辿りついたのですが、ロココ様式の内装も素晴らしくて、本当に行って良かったです!しかし、宮殿のお土産屋さんで色々本を読んでいたら、宮殿そのものよりも、伝説のオーストリア王妃エリザベート皇后の波乱万丈過ぎる生涯の方に興味を持ってしまって、そのまま立ち読み1時間。彼女を題材にしたお芝居や漫画、映画なども色々出ているみたいなので、落ち着いたら探してみたいなぁと思っています。
ところで、ウィーンの中心街を歩いていて驚きだったのは、
とにかく至るところにモーツァルトさんがいること! 右を向いても左を向いてもモーツァルト!!
おみやげ物屋さんの看板もモーツァルト。
お菓子屋さんもモーツァルト。
ブルク庭園のモーツァルト像。
モーツァルトのゆかりの場所も沢山。こちらは、モーツァルトが「フィガロの結婚」を書いた頃に住んでいたという家。今は「フィガロハウス」という名前で博物館になっています。
モーツァルトが結婚式を挙げたという聖シュテファン大聖堂。
極めつけはこちらのカフェ・フラウエンフーバー。なんと現存するウィーン最古のカフェで、モーツァルトの時代は「宮廷料理」のお店で、当時は音楽ホールも併設されており、モーツァルトやベートーベンが実際に来て新曲を披露したりしていたお店だそうです。しかもモーツァルトの生涯最後の人前での演奏はこの場所だったとか。
お店の外の石版にはこのお店についての歴史が刻まれていました。
もしかしてモーツァルト、この辺りに座りながら演奏していたのかも・・と思いながら記念撮影。
そして上の写真は、ウィーンフィルの本拠地である音楽ホール「楽友協会」。あの「のだめカンタービレ」の映画撮影が行われた場所でもあります。
他にも、ショパンが一時期住んでいた建物(上の写真)や、マーラーがオペラハウスまで通っていた通りなど大音楽家ゆかりの場所は他にも沢山あり、やはり音楽の都なのだなぁ・・、と実感しました。
ウィーンにおいて、2010年の現代でもモーツァルトは未だにまるで神様のように崇められていて(というか利用されてしまっている??)チョコレートやハンカチ、消しゴムなどのお土産グッズにまでなっている様子を見ていて、ふと、ラフマニノフはどこかでこんな風に大切に街の人たち皆に愛され続けているのかしら・・と切ない気持ちになってしまった私。
ラフマニノフ自身の母校である、モスクワ音楽院の大ホールにある「14人の偉大な作曲家」の肖像画にさえ、どういうわけかラフマニノフは含めてもらってないみたいだし(ToT)。
せめてラフマニノフ資料館のあるイワノフカ(ラフマニノフが生涯愛し続けた田舎の村)の駅周辺には、こんな風にラフマニノフ消しゴムとか売ってくれているんだろか・・うーーん、うーーん、と、シェーンブルン宮殿からの雪の帰り道にグルグル考えていた私でした。
次はハンガリー編に戻って「温泉編」です!
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↓ コメント欄を3年振りに再開致しました。ご感想・コメントなど頂けたら嬉しいです!
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シャモニ・スキー旅行 第4.5日目
http://sayalondon.exblog.jp/7038284/
2007-12-26T11:18:00+09:00
2008-01-03T11:45:55+09:00
2008-01-03T11:18:13+09:00
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イギリス国外旅行日記
シャモニ旅行第4日目。今日は朝から丸一日スキー!!ということで、3つのコースのうち、中級コースが一番充実しているというBALMEエリアに行ってみることに。
広い!!とにかく広い!!リフトに乗る前のスタート地点からして、目の前に広がる景色の広がりに圧倒される。 リフトに乗っていても独特の不思議な感覚。 何にもない白い雪原の中を、一直線に上っていく爽快感。
リフトで頂上に到着。遥か下の谷間にスタート地点の休憩所が見えます。
一昨日のBreventエリアの景色も感動したけど、このBALMEエリアは、真っ白な景色が見渡す限り続いていて、くらくらしてしまう程の広大さ。 360度どこを見渡しても、ひたすら真っ白です。
あまりに広すぎるので、クリスマスのハイシーズンだというのにこの空きよう。この状態ならどんな風に好き勝手に滑っても、人にぶつかりようがありません。
スノーボーダーも2~3割くらい居ました。
昼にスキー場内の休憩所で1時間ほど休憩。何気なく頼んだソーセージとほうれん草のいため物が、ロンドンで食べたどのソーセージよりも美味しい! こういうところでも、安くてちゃんと美味しい料理が出てくるところが、さすが食の国フランスだなぁと思う。
午後は、スイス側に向かって降りてみようということで、スタート地点から反対側の奥側のコースに行ってみることに。
ところがこれが大きな間違いでした・・・。
さっきまで滑っていたコースとレベル表示は同じはずなのに、すごいキツイ上に長い。 ぎゃああとかひいいいとか言いながらノロノロ滑ってる私は明らかに周りの迷惑。でも、転んで腕を折ったら冗談じゃすまないので、ゆっくりだろうが何だろうが、とにかく安全に少しずつ滑って行く。コースの中盤頃には既に、日ごろ運動不足の体は限界を迎え、膝も足首も、もうガクガク。
ちなみに上の写真は救助用のヘリコプター。
リフト券を買う時に、任意で保険に入る形になっていて、保険に入っていると万が一ヘリの救助にお世話になってもタダになる、というシステムのようです。
なんとか救助ヘリにお世話になることなくキツイコースを抜け、あとは簡単な林間コースを抜ければスイス側の村に辿りつくから、そこのレストランかカフェで一休みしてシャモニまでバスか何かで直接帰ろう・・ということに。
ところがこの林間コース、「Easy」となっているのに物凄く滑りにくい! 傾斜は急じゃないのだけど、いろは坂のように狭くて同じようなカーブが繰り返し続いていて、ちょっと気を抜いてカーブを間違えたら、断崖絶壁に落ちていってしまいそうなコース。そしてこれが延々と下界に向かって続いていて、滑っても滑ってもふもとに近づいている気がしない・・・・。
暗くなる前に下まで辿りつけるか不安になってきた頃、やっとふもとの村に到着。しかしこのフランス-スイス国境付近の村、期待とは裏腹にかなーりさびれた村で、営業中のレストランもカフェもなく、シャモニ行きのバスもない。
シャモニに戻るには、一度リフトに乗って上まで行き、違うコースを滑り降り、更にまたリフトを乗り継いで頂上まで一回戻った後に、下まで一気に滑っていく、という気の遠くなるような方法を取らないと、シャモニ行きのバス停がある元のスタート地点に戻れないということが判明。
ううう。 さっきの救助用のヘリにでもなんでも迎えにきてほしい気分。
でも、それ以外には帰る方法がないので、筋肉痛の体に鞭打って、もう一度リフトに乗りこむ。その後、一回別のコースを降り、また上がり・・とジグザグを繰り返して、ようやく元に居た頂上に到着。
この頂上に着いた瞬間、谷間と雪山を照らす美しくて雄大すぎる夕焼けが目の前に。
感動・・・・。 この夕焼け見れただけでも、もう一回頂上まで戻ってきた甲斐がありました・・・。
夕焼けの美しさにすっかり元気回復した私。ふもとまでなんとか無事に到着し、シャモニまでバスで無事戻ってきました。 一休みした後は、今回のシャモニ旅行のメインイベントの一つ、チーズフォンジュをいただくために再びサヴォワ伝統料理レストランのメゾン・カイエへ。
一昨日、高熱の友達のために特別にテイクアウトを手配してくれたお礼を伝えると、笑顔で応えてくれました。お店の雰囲気もサービスも最高。シャモニに旅行に行かれる際は是非おすすめのレストランです。
待ちに待ったチーズフォンジュ。 パンを長いフォークのようなもので刺して、ぐつぐつ煮えるチーズの中でくるくると回し、チーズを絡めていただく。 これが!もう!一口食べるごとに失神しそうになるくらい美味しかったです。 チーズというと赤ワインが合うのかと思ったのですが、店員さんチーズフォンジュには白を薦めてくれました。 実際、薦めてくれた白ワインは、最高にチーズフォンジュと相性が良くて、他の料理もどれも美味しかったのだけど、ワインとチーズフォンジュの感動があまりに大きすぎてよく覚えていません・・・。
これだけ満足感のあるお食事で、ロンドンでは有り得ない位のリーズナブルなお値段。やっぱり食の国フランス、最高です。
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シャモニ旅行 第5日目
12月26日、シャモニ旅行最終日。ジュネーブ行きのバスは昼14時に発車なので、午前中いっぱいギリギリまでまた滑りに行くことに。 シャモニでスキーが出来るなんて、もう人生で二度とないかもしれないし、せっかくだから全部のエリアにいっておこう、ということで三つあるスキーエリアのうち、まだ滑っていない残りの一つGrande Montetsエリアへ。
最終日はあいにくの曇。 ここのエリアは、私でも何とか滑れる簡単なコースもいくつかあることはあるのですが、基本的には上級者コースが多く、専用コースでモーグルのトレーニングをしている人も。 そしてこのエリアであっけにとられたのが子供達のスキーの上手さ。
このチビッ子スキーヤー達の中でも、パラレルどころかモーグル状態でひゅんひゅん滑ってる子までいます。 辺りを見渡すと4、5歳の子達のスキースクールも、大人と同じ普通のコースでガンガン行われていました。 本場ってやっぱりスゴイ・・・。
ジュネーブに向かうバスの中から見えた、モンブラン山の麓のボッソン氷河。
何万年もの時を経て作り上げられた氷河。今でも毎年数メートルずつ動いているそうです。写真では伝えきれないけど、ものすごい迫力。
スキーをしていても感じたけど、やっぱり大自然からもらえるエネルギーって凄いです。
ヨーロッパでスキー、というと今まで敷居の高いイメージがしていたけれど、実際EasyjetやLastminuteなどを通して予約すると、実際かなり手軽な値段で行くことができます。 スキー場も日本より空いていて安全で色々なコースも充実しているし、何しろ、こんな大自然に囲まれて真っ白な大地を滑ると、今までスキーに対して抱いていたイメージがガラリと変わりました。
一年間分のリフレッシュと来年に向けての充電完了!! 来年もまた頑張ります!
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シャモニ旅行へ行かれる方へ。 参考サイトなど。
シャモニ観光局 http://www.chamonix.com/
Easyjet (ヨーロッパ内の格安航空券) http://www.easyjet.com/
Lastminute.com (びっくりするような価格でホテルやツアーが見つかります。) http://www.lastminute.com
Alpy bus (GeneveからChamonixまでのシャトルバス会社。イギリス内に電話受付窓口があるのでロンドンからの予約の場合は何かと便利) http://www.alpybus.com/
メゾンカイエ La Maison Carrier (滞在中2回利用させてもらった本当にステキなサヴォワ伝統料理レストラン。チーズフォンジュ、最高です!) http://www.hameaualbert.fr/
Cham Sports (シャモニ内にあるスキーレンタルショップ。ここ以外にも色々あります。) http://www.chamsport.com/ski-rental/index.php
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シャモニ・スキー旅行 第3日目 ~展望台へ~
http://sayalondon.exblog.jp/7024360/
2007-12-24T12:09:00+09:00
2008-01-11T07:03:58+09:00
2007-12-31T12:04:26+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
上の写真はAiguille du Midiのふもと。
ロープウェイの中継地点。
この辺りから、下の景色ともスキー場とも全く違う別世界が広がってきます。
頂上付近。飛行機の上から見下ろす雲の絨毯の上にいるみたいです。一面真っ白。ふもとから見上げていた山々の頂上が、いつの間にか同じ目線上に。
遥か下に雲が見えます。
一段階下の展望台から見上げるAiguille du Midiの頂上。ここからはエレベーターで頂上に昇ります。地上から3800メートルのこんな地点に、エレベーター付きの展望台施設があるなんて、冷静に考えてみるとスゴイことだなと思う。施設内には、この展望台やロープウェイを建設した労働者達の写真やビデオなどが展示されています。
頂上に到着。
このエギーユ・デュ・ミディは、モンブランのすぐお隣の山。上の写真で私の後ろに見えている山、この写真では小学校の校庭の山くらいに見えますが、れっきとしたモンブランの頂上です。
ところで、この頂上付近、なにしろ空気が薄い!! 空気の薄さに少しずつ慣れる間もなく、一気にロープウェイで標高3800メートル付近まで引き上げられてしまったので、体が全く慣れていなくて、数歩歩いただけでぜーぜーはーはーと息が切れる。しかもむちゃくちゃ寒い!
この展望台の後ろからは氷河スキーのコースも延びていて、スキー板を担いでいる団体も見かける。この空気の薄さ&寒さの中、標高3800メートルの絶壁で氷河スキーだなんて、一体この人たちの体はどうなってるんだ・・・・。凄すぎる・・。
もう一度ロープウェイでふもとまで降りた後は、シャモニの街中を少してくてく歩き回ってみました。
シャモニの街中は、レストランの入り口のちょっとしたクリスマスデコレーションなんかも、とってもセンスがよくて、街全体がとにかくお洒落。
マクドナルドでさえ、景観に合うようにとの配慮からか、あの蛍光黄色のマークでなく、木彫りの「M」が吊り下げられています。
街中どこから周りを見渡しても、360度白い山々に囲まれています。
観光用の馬車。
スキーやスノーボードを抱えた観光客でにぎわっています。街中でも殆どの人がスキーウェア。
街の中心部にあるサン・ミッシェル教会。ここのステンドグラスはシャモニらしくなんと登山の絵。後ろに見える山は昨日滑ったBrevent-fregereの山です。
この教会、夜にも寄ってみたところ、内部は、クリスマスイブということで、誰でも自由に入ってお祈りができるようになっており、厳かな雰囲気だったのですが、外には何故か、内部の神聖さとは正反対の雰囲気をかもし出す巨大張りぼてサンタが。
そしてこのサンタ、よく見るとかなり怖い・・・。 魔女サンタ??
シャモニ旅行 第4・5日目(最終回)につづく。
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シャモニ・スキー旅行 第2日目
http://sayalondon.exblog.jp/7019072/
2007-12-24T10:35:00+09:00
2008-01-03T11:19:54+09:00
2007-12-30T10:35:31+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
シャモニの朝日。昨日は真っ暗な壁にしか見えなかった雪山が、まるで目の前に迫ってくるかのような迫力で目の前に聳え立っている。モンブランをはじめ、3000~4000m級の山々。正直、近すぎて現実味がないくらい。
スキーウェアはレンタルできるところが少ないという話を聞いていたので、ロンドン内の格安スポーツ用品店で一通り揃えて持っていきました。 なので、スキー板とブーツだけ現地でレンタル。半日で11ユーロ。 思ったより安い!
さて、シャモニには上の図のように、大きく分けて3つのスキーエリアがあり、それぞれのエリアでまた数十のリフト・コースが入り組んで巨大なスキーリゾートを形成しています。 シャモニのスキーエリアの外側にはモンブラン山を中心とするスキーエリアも更に広がっています。 シャモニでのスキー初日の今日は、シャモニのスキーエリアの中でも特に景色がいいという評判の、Brevent-fregereというエリアに行くことに。
上の写真は、スキー場まで向かうバスの中。シャモニには中心部と各スキーエリアを結ぶシティバスが走っていて、このシティバスで、どこのスキーエリアにも10分~15分くらいで着くことができます。 住民の足としても使われていると思うのですが、実際乗っている人は殆どスキーヤー。 バス停留所にも、スキー置き場があります。
Brevent-Flegereのスキーエリアに着き、ロープウェイで、一気に標高2000m以上の地点まで上る。
シャモニの街が一気に遥か目下に。 あまりの絶景に言葉を失う。
ロープウェイで登った先は、上の地図のように、更に無数にリフトが伸びていて、安全な順に、緑・青・赤・黒コースというように、自分に合ったレベルのコースを選んでリフトに乗れるようになっています。 10年振りだし、もともと全然上手いわけでもないので、取りあえずまず安全な青コースに行ってみることに。
Breventの頂上付近の風景。この絶景を見ながらのスキーなんて、ホント夢みたいです・・・。
昨年のアイスランドの時も思ったけれど、大自然を、写真でもテレビでもなく、自分自身の目や体で生で体験できるって、何よりの贅沢だなと心から思います。
ところで、シャモニで初めて見たものの一つが、この「しがみつき型リフト」。
その見た目の通り、通称「モンキー」と呼ばれているらしいです。足の間に小さな丸いゴムのような円形の台を挟み込み、あとはひたすらバーにしがみついて、上まで登っていきます。なだらかなコースだけでなく、割と傾斜のきついコースでも、何度かこの形のリフトに遭遇しました。普通のリフトのようにボーーっとして乗っていられないので、結構疲れます。
10年振りのスキーでびくびくしながら滑り始めたのですが、あまりの景色の綺麗さに、怖さより、爽快さの方が少しずつ勝ってくる。私、車でも何でもスピード恐怖症で、スキーも物凄いゆっくり滑るのですが、シャモニのスキー場は雪質が日本のスキー場より遥かに良くてアイスバーンもないので、平和にゆっくり滑ることができて安心。
数本滑ったところで、一緒に滑っていた友達に異変が。友達はもともと病み上がりのまま旅行に来たのですが、ここにきてまた熱が上がってきてしまった様子。 暗くなる前に引き上げて、ホテルへ戻る。なんと友達の熱は39度。 スーパーは閉まっているし、ルームサービスもないので、やむなく予約してあったレストラン、ラ・メゾン・カイエ(La Maison Carrie)に行って事情を話すと、なんと親切にもテイクアウェイ用に、いくつか風邪でも食べれそうなメニューを包んでくれました。 しかもこれがめちゃくちゃ美味しかった! メゾンカイエ、感謝です!
シャモニ旅行 第3日目につづく。
(まだまだこれ以上の絶景写真が続きます!)
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フランス・シャモニ・スキー旅行 第一日目
http://sayalondon.exblog.jp/7019051/
2007-12-22T10:24:00+09:00
2008-01-03T11:20:09+09:00
2007-12-30T10:24:33+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
交通機関もスーパーも街自体の機能が全ストップして身動きが取れなくなるロンドンのクリスマスを脱出するべく、昨年のクリスマスシーズンに向かった先はアイスランド。今年はどこか暖かいところに・・と思っていたのですが、やっぱり冬なら冬らしい景色を楽しみたい!ということで、今年は12月22日から26日まで、フランスのシャモニ(Chamonix)にスキーに行ってきました。
スキーは、小さい頃から家族と一緒に、信州のスキー場に毎年行っていたのですが(その割には全然うまくならなかった・・)、大学に入った頃からぴたっと一切行かなくなっていたので、私にとってはスキーを履くのは約10年ぶり。 そんな私でも滑れる安全なコースも存在するという噂と、白銀のアルプスの山々見たさ、そして本場の美味しいチーズフォンジュが食べてみたくて、行き先をシャモニに決定しました。
シャモニはイタリア、スイス、フランスの国境がちょうど交わる地点付近の渓谷の街で、ヨーロッパ大陸最高峰モンブラン山(4800m)のふもとです。 冬季オリンピックの記念すべき第一回大会(1924年)はここシャモニで行われ、それにより冬季五輪の発祥の地と言われているそうです。
ロンドンからシャモニまで直行で行けるルートはないので、まず飛行機でスイスのジュネーブまで行き、そこからシャトルバスでシャモニまで移動します。
さて、ヨーロッパ内の格安旅行をしたい留学生の強―い見方といえば、格安航空会社のEasyjetとRyanair。ヨーロッパ内各都市間の近距離フライトが、1ペンス(約2円)からという、意味不明な位安い値段でチケットが買えるこれらの航空会社は、学生のみならず旅行好きのヨーロッパ在住人皆にとって神様のような存在。私も、コンクールの時の移動の時などもいつも愛用しています。時期によって値段は変動するので、さすがにこのシーズンは1ペンスとはいきませんでしたが、それでもこの時期としてはかなりの格安価格で、ロンドンからジュネーブまで飛ぶことができます。
上の写真はEasyjetの機内の様子。
自由席だということと、機内エンターテイメントがないこと、機内食サービスがないこと(機内で自由に飲み物やサンドイッチは買えます)以外は、全く普通の飛行機と変わらないし、近距離フライトだったらこれで十分。写真はEasyjetの機内の様子。ロンドンのルートン空港からジュネーブまでは片道2時間弱。
スイスのジュネーブ空港からは、フランスのシャモニはじめ、周辺の各リゾートまで直接行けるシャトルバスが多数走っています。ネットで予約しておいたマイクロバスに乗り、国境を渡り、2時間弱でフランスのシャモニに到着。車に乗っている間に国境を越えてしまうというのは、島国日本で育っている私にとっては、すごく不思議な感覚です。
到着したのは既に夜21時を回っていたので辺りは真っ暗。
周囲に山らしきものは見えるのですが、真っ暗なので、ただの黒い壁に囲まれているようにしか見えません。 うーんこれは明日の朝の景色が楽しみ・・・・と思いながらホテルにチェックインし荷物を空けると・・・・・・。
がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
飛行機に乗る前のX線手荷物検査で、ノートパソコンをバッグから出して別に台に置かなくてはいけないのですが、検査後、そのままバッグだけ持って、パソコンを引き取り忘れてきたことに気づいた私。 (その後ロンドンのルートン空港に問い合わせても結局見つからず、そのまま行方不明になってしまいました・・・(T T) そもそもスキー旅行なのに何故ノートパソコンを持っていこうと思ったのか、今から思うと意味不明。 自業自得です。うー。)
幸先不安なまま明日のスキーに備えて取りあえずベッドへ。
シャモニ・スキー旅行第二日目につづく・・・。
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世界最大の露天風呂ブルーラグーン
http://sayalondon.exblog.jp/4883899/
2007-01-09T22:38:00+09:00
2007-01-09T22:51:21+09:00
2007-01-09T22:38:09+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
上の写真は、アイスランドのホテルの洗面所の蛇口。
一見なんてことのない蛇口ですが、
水側にひねると天然水が、
そしてお湯側にひねると天然の温泉水が出てくるのです。
なのでホテルの部屋でシャワーを浴びても、
温泉特有の硫黄のにおいのする「温泉シャワー」で、
洗ったあとの肌はつるつる!
これはホテルだけに限らず、
アイスランドの一般家庭にも温泉水が供給されていて、
家庭の通常の蛇口でも、お湯側をひねると温泉水が出てくるそうです。
なんて贅沢・・・。
ということで温泉大国アイスランド旅行の最終日はやっぱり温泉!
首都レイキャビク市とケフラヴィク空港の間にある、
世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」に行ってきました。
露天風呂というより、もはや温泉の湖!!
火山国アイスランドでは、地熱発電が盛んで、
その熱を再利用して作られた海水温泉だとのことです。
朝10時くらいに到着したので、ちょうど日の出の時間。
温泉の中から朝焼けを眺める。
どこまでも続いていく、温かな湖につかりながら、
ぼんやりと朝焼けや山々を眺めていると、
疲れも不安なことも、全部どこかに溶けていく感覚になる。
ブルーラグーンは男女混浴なのでもちろん水着着用。
水深は深いところだと私の顔下くらいまであるので、
子供用にちゃんと浮き具も用意されています。
広大な温泉一個分を一定の温度に保つのは大変な技術だと思うのだけど、
ところどころに設置されている温度調節器のようなもののおかげか、
お湯の温度は38度~41度くらいに保たれています。
ミネラル塩、シリカ(二酸化ケイ素)、藻エキストラクトなどが成分で、
美肌効果、皮膚病などに効果があり、ここで温泉治療を受けている方々もいるとのこと。
温泉の脇の木箱には、温泉成分をたっぷり含んだ白い泥が置いてあり、パックし放題。
皆、顔中に塗って、目だけが空いたマスク状態のまま、温泉につかっている。
10分くらいたって洗い流すと、たしかに顔がつるつるに。
ちなみにここのお湯、塩分が含まれているためか、とっても浮きやすい。
近くに人が近づいてきていることを気付かずに
浮かび続けるさやかの図。
巨大な露天風呂内を水中だけで移動するのは大変なので、
色々な場所に小さな橋も完備されています。
入浴可能なエリアの外側にも、まだまだ温泉が続いています。
後ろの煙は地熱発電所。
「ブルーラグーン」の名の通り、
乳青白色の美しい色の水面が広がります。
サンゴ礁の海ともまた違った、まろやかな美しさです。
お湯に含まれている豊富な二酸化ケイ素の働きによって、
このような色になっているのだそうです。
まさに自然の神秘・・。
3時間ほどゆっくりつかって、体も心もほかほかで疲れも全回復。
来年一年間へのエネルギーもたっぷりと充電して、
ロンドンに向かうケフラヴィク空港へと戻っていきました。
以上、2006年12月23日~26日までのアイスランド旅行レポートでした。
3泊4日と、決して長くはない旅行だったし、
不測の事態により食事的にはかなりわびしかったけれども(こちらとこちらの日記参照)
大自然で本当にお腹いっぱいになった旅行でした。
アイスランド、おすすめです!!
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以下、アイスランド旅行のご参考にどうぞ
☆おすすめ旅行予約サイト
ラストミニッツドットコム
http://www.lastminute.com/
言わずと知れた格安旅行サイト。有り得ないような値段でパッケージツアーが見つかります。
アイスランドへも、ロンドンからだと直行便があるため、時期によってはかなりの格安ツアーがあります。レイキャビク(reykjavik)で検索してみて下さい。
トーマスクック
http://www.thomascook.com/
こちらもラストミニッツに負けず劣らず魅力的な格安ツアー満載です。
☆アイスランド現地ツアー会社
(アイスランドでは市内を抜けたらひたすら何もない平原で、電車もないため、
レンタカーを借りる場合以外は、現地ツアーの申し込みは必須。)
レイキャビクエクスカーションズ
http://www.re.is/
最大手。空港から市内へ向かうFlybusの情報もここで手に入ります。
アイスランドエクスカーションズ
http://www.icelandexcursions.is/
アイスランド馬乗馬施設
http://www.ishestar.is/
上記3つの現地ツアー会社のサイトは、
アイスランド各地の写真も満載なので、サイトを見ているだけでもとっても楽しめます。]]>
幻のオーロラツアー
http://sayalondon.exblog.jp/4874849/
2007-01-08T21:10:00+09:00
2007-01-09T22:29:24+09:00
2007-01-08T21:02:26+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
ゴールデンサークルツアー(前回の日記参照)から戻ってきてホテルで小休憩。
クリスマスシーズンのため、レストランやスーパー、宅配ピザ屋に至るまで、
全休業していることを全く知らずにアイスランドに来てしまった私は、
二日連続でディナーはマルちゃんのお味噌汁パックとショートブレッドクッキー。
アイスランド観光の目玉の一つであるオーロラ鑑賞ツアーは、夜20:00からスタート。
英語では「オーロラ」ではなく「Northern Lights(ノーザンライツ)」と呼ばれることの方が多いらしいです。
なので、このツアーの名前も「Northern Lights Tour (ノーザンライツツアー)」
オーロラが見える為には、辺りに光がなく完全に真っ暗な状態と、雲のないすっきりとした夜空の二つの条件が必要とのこと。
これらの条件が揃った上で、冬は約2日に1回の確率で、見ることができるとのことです。
アイスランドでは、夏は白夜のため十分に空が暗くならないため、
オーロラツアーは9月から4月の間だけ決行され、
また天候が悪い日は、雲に隠れてオーロラが見える確率が下がるため、
ツアーは中止になります。
この日の昼間はかなり良い天気だったので、期待満点!
皆同じことを考えていて今日は特別参加者が多かったのか、
なんと大型バス3台でのツアー!
合計200人近くの大所帯でオーロラの鑑賞可能な郊外の荒野に向かいます。
首都であるレイキャビク市内では、街の明かりが空を明るくしてしまうため、
オーロラが見えにくいとのこと。
バスの中の明かりも完全に消灯され、真っ暗な大地をバスが進んでいく。
私の中では、オーロラはぼんやりとだんだん見えてきて、また少しずつ消えていくようなイメージがあったのですが、ガイドさんの話によると、かなり突然出現し、しばらく光った後また突然消滅してしまうらしいです。
いつどの方向にどんな瞬間に見えるか分からないため、
皆じーーっとバスの外を眺める。
ガイドさんからオーロラの仕組みの説明や、
アイスランドから見えるオーロラは特にスゴイなどの説明を聞くうちに、
更にどんどん期待が高まってくる。
レイキャビク市内から40分ほど離れた場所で、
一度バスが停車し、皆バスから降りるように指示される。
この辺りがオーロラの見えるポイントなのかしらと皆うきうきしながら降車。
真っ暗なアイスランドの大地に大型バス3台が停車し、200人近くが口をぽかんと開けながら空をじーーーっと見つめているというかなり異様な光景。そして私もその一人・・。
しかし、いくら空を見上げていても、オーロラはおろか、星すらも見えない。
20分ほどたったところで、ガイドさんから、もう一度バスに乗るよう指示が出る。
辺りからは、
「えーー。もう終わりなのかしら・・。オーロラ見えなかったー」とか
「いやいやこれからまた別のところに向かうんだよ」等など
色々な説が飛び交う中、とりあえずまた皆バスに乗り込む。
ガイドさんからは、
「この辺りは雲が多いようなので、現在雲が比較的少なめな南の方に移動してみます」
とのこと。
まだオーロラが見えるかもしれない望みが繋がって、皆ほっと胸をなでおろす。
更に真っ暗な大地を走ること30分。
しかしバスの中からも、星すらも見えず、雲に覆われた空が見えるだけで、
一向にオーロラの出る気配はない。
しばらく行ったところでガイドさんから
「やはりこの辺りも雲に覆われてしまっているようです・・。
でも、少なくともドーナツとホットチョコレートのために外に出てみましょう!どうですか?」
かなり望みが薄いというニュアンスが多大に含まれたガイドさんの説明で、
皆半分ショックを隠しきれないまま外に出る。
サービスで一人ひとりもらえるアイスランドドーナツとホットチョコレートを飲みながら
また空を見上げ始める。
すると、
「あ!」
やっと空に1つだけ星を発見!
この後その辺りを中心に星がいくつも見えるようになってきた。
どうやら雲の切れ目はこの辺りにあるらしい。
方々に散らばっていた他の人達も、この雲の切れ目のあたりに皆注目し始める。
じーーーーーーーーーーーーーーーーー。
しかしよく考えてみたら、
360度どこに現れるかわからないオーロラなのに、
その10000分の1くらいの僅かな雲の切れ目のスペースを凝視していたところで、
その場所にオーロラが見える確率は0に等しい。
それでも皆、少しでも確率があるならと、めげずに雲の切れ目を見つめ続ける。
しかしそんな私たちの期待もむなしく、
しばらく経つと、僅かに見えていた星すらも雲に覆われ、文字通り真っ暗な空に戻ってしまった。
30分くらいすると、寒さに耐え切れずにバスに乗り込む人達も続出。
ガイドさんも、今日はもう無理だと見切りをつけたのか、
とうとう全員に乗車の指示が。
がーーーーーーーーーーーーん。
バスが静かに発車し、
ガイドさんが
「I'm sorry.....」と静かにコメントを始める。
いやでも、ガイドさんが悪いわけでもツアー会社が悪いわけでもなく、相手は大自然なので、
そのリスクを分かった上で皆ツアーに参加しているのだけど、
それでも皆ショックは隠しきれず、
バスの中は恐ろしいほど静まり返って、まさにお通夜状態。
他のツアーをメインにしてた人達にはともかく、
オーロラの為にアイスランドに来た人達にとっては、本当にショックだと思う。
ガイドさんから、
「今日参加された方たちには、オーロラが見えなかったことのお詫びとして、
明日のオーロラツアーに申し込んでいただいた場合、半額とさせて頂きます」
との説明があるが、「おお!」「ラッキー!」などのリアクションは全くなく、
皆しーーーーーーんと静まり返ったまま。
私も含め、ちょうどクリスマス休暇を利用して来ている人が多く、
また昨日はオーロラツアーは行われていなかったので、
今日が唯一&最後のチャンスでオーロラツアーに参加していた人が多かったのだと思う。
うーん残念。
その代わりにいってはなんだけど、
帰りのケフラヴィク空港で「オーロラ映像のDVD」なるものを買って
ロンドンに帰ってから見てみたのだけど、
やっぱり映像だとどうしてもCGぽく見えてしまうというか臨場感が沸かない・・・。
わーーーーーん、やっぱり実物がみたい・・・。
アイスランドに今後行かれる方は、オーロラツアーを日程の最初の方に入れて、
駄目だった場合には翌日も、その翌日も行けるようにチャンスを残しておくことをお勧めします!
次回の日記は、世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」についてです。
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アイスランド・ゴールデンサークルツアーレポート
http://sayalondon.exblog.jp/4862901/
2007-01-07T05:26:00+09:00
2007-01-07T18:31:59+09:00
2007-01-07T05:26:50+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
このツアー、アイスランド旅行では定番中の定番で、
現地発着ツアーでは一番人気のツアーだそうです。
朝9時に現地ツアー会社レイキャビックエクスカーションズのバスがホテルの前までお迎え。
この後、付近の各ホテルでお客さんをピックアップして、ツアーに出発する形になります。
明け方に少し雪が降ったので、外は真っ白な雪景色。
朝9時といえど、まだ真っ暗です。
バスでレイキャビク市内を抜けると、
車道以外は左右何もない平原がどこまでも続いていく。
1時間ほどで、最初のスポット、火口湖「ケリズ」へ。
いきなり一つ目からスゴイ迫力で、尻込みしてしまう。
かなりびくびくしながら記念撮影を一枚。
防寒のため、フル装備でだるま状態・・・。
何せこの火口湖、柵など一切ない。
日本だったら「これ以上は近づいてはいけません」など柵なり標識なりありそうなものだけど、
そういったものは一切無し!
しかも雪で滑るのでとても危険。
アイスランド出身の歌手、ビョークが、
この火口湖でコンサートを行ったことがあり、
一躍有名になった場所なんだそうです。
10時を過ぎてもまだ薄暗い空。
辺りは「荒涼とした」という言葉がぴったりとした、溶岩でできた平原。
このようなアイスランドの荒涼とした大地は、
月面と最も近いということで、アポロ計画の訓練にも使われたとのことです。
実際、こんなに何もない大地の真ん中で、火口湖を見下ろしていると、
一体自分はどこにいるんだろうという不思議な感覚になります。
バスに再び乗り、二つ目のスポット、グトルフォスの滝(Gullfoss)へ。
バスを降りて、雪に覆われた歩道を歩いて滝へ向かう。
レイキャビク市内ではロンドンと同じ位に思えた気温も、
この辺りまで来ると、凍りつくような寒さに感じる。
コート+登山用の防寒コートに、
耳まで隠れる帽子+目の下までマフラーを巻いて完全防寒状態なのに、
隠れてない目の部分だけでも十分冷たさを感じる。
ようやく滝に到着。
辺りには滝の流れ落ちる轟音だけが響き渡っている。
日本にも迫力満点の滝は沢山あるけれども、
芸術的な美しさを持った日本の滝に比べて、
荒々しいエネルギーが爆発しているような「野生の滝」だなと思った。
グトルフォスの滝の次は、
一番楽しみにしていた「間欠泉ゲイシール」へ。
間欠泉とは、火山活動の地熱により沸騰した熱湯と蒸気の柱が、
一定時間ごとに噴出す天然の泉のこと。
ここアイスランドのゲイシールでは、約5分ごとに吹き出すとのことです。
一見普通の水溜り。中央部がブクブクと不思議な音を立てている。
しばらく眺めていると、中央部がボコボコと音を立てながら、少しずつ盛り上がってくる。
これはもしや噴出??!と思った瞬間、
ドバーーーーーッと勢いよく吹き上がる熱湯と蒸気!!
かたずを飲んで見つめていた観光客皆から、おおおおおおおーーと感嘆の声があがる。
見ている場所によっては思いっきり熱湯をかぶることになるので風の向きに注意!
遠くから噴出を写した光景。この噴出がおよそ5分に1回繰り返されます。
この間欠泉の周りにも、小さな温泉水の池はたくさんあり、それぞれから湯気が上がっていて
幻想的な光景。
お湯を手で触ってみると、かなり熱めだけど触れないことはない位の温度。
間欠泉を後にして、次は世界遺産シンクヴェットリル国立公園へ。
ここには「地球の割れ目」といわれる「ギャウ」があります。
地球はいくつかのプレートが合わさってできているということは
むかーし地理の時間に勉強した記憶が微かに残っていましたが、
そのプレートとプレートの裂け目が、地上の外に出てしまっているところが、
地球上で2箇所だけあるそうです。
一箇所はアフリカにあり、もう一箇所がここアイスランドのギャウ。
ここが地球の割れ目。ギャウ。
(片方がユーラシアプレート、片方が北米プレート)
今でも一年に3センチくらいずつ裂けていっているらしく、
アイスランドの国土も毎年3センチずつ大きくなっているらしいです!
地球のエネルギーってスゴイ・・・・。
ちなみにこの割れ目、落ちたらどこに行ってしまうの?!地球の内部??!と思いきや
普通に道になっていました。
普段、自分が何プレートの上に立ってるかなんて、意識したこと一度もないけど、
今自分がアメリカ大陸を支えるプレートとヨーロッパ大陸を支えるプレートの
ちょうどすき間に立っているんだと思うと、とても不思議な感覚。
このシンクヴェトリル国立公園からの風景は、水と平原と木々と山々の融合で、
どこを見渡しても素晴らしいの一言。
秋は一面の紅葉に包まれるらしいです。
生まれてから一日でこんなに沢山の大自然を体で感じたことはありませんでした。
一旦ホテルに戻り、夜のオーロラツアーに備えて一休み。
しかし・・・・・・。
「幻のオーロラツアー」編に続く・・・・・
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アイスランド馬体験レポート
http://sayalondon.exblog.jp/4837896/
2007-01-03T05:37:00+09:00
2007-01-03T06:26:34+09:00
2007-01-03T05:37:34+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
アイスランド一日目はアイスランド馬の乗馬体験。
アイスランド馬に乗りながら溶岩で覆われた大地を見学するという
「LAVA(溶岩)ツアー」に参加してきました。
この種の馬が9世紀頃にノルウェー人からアイスランドの大地に連れてこられて以来、アイスランドではこの馬を守るために外国馬の輸入を禁止していたため、
アイスランド馬は完全に純血の世界的に見ても独特の馬だそうです。
朝9時半頃に、アイスランド馬施設ISHESTARに到着。
10時過ぎに日が昇るので、それまで小屋で待機。
そう、北半球の中でもかなり高緯度にあるここアイスランドでは、
冬至に近いこの時期は朝9時半でもまだ外は真っ暗!!
10時を過ぎて、ようやくうっすらと明るくなってきます。
(ちなみに夏は逆に白夜となり、ほぼ一日中日が沈まないそうです)
まずは馬に乗るための準備として、
各自ヘルメットやブーツ、そして防寒防水の上着とズボンが手渡されます。
この上下セットがすごい。なんと上から下まで蛍光オレンジ!!
誰かが途中ではぐれても遠くから見つけることができるためでしょうか・・・。
私は、普通のコートの上に、登山用のジャケットを着て、
更にこの上下セットのスーツを着たのですが、
出来上がったのは、優雅な乗馬~~~のイメージとはかけ離れた、
「消防隊員になった着だるま」。
さて、全身用意ができたところでいよいよ馬と対面。
厩舎に向かいます。
感動!!生まれて初めて見るアイスランド馬!
サラブレッドよりやや小さめですが、足は太く、毛は長く
かなりがっしりとした体つき。
厩舎の中で一人ひとり、自分が乗る馬が割り当てられていきます。
私に割り当てられたのは「ルカちゃん」という女の子の馬。
昨夏、ロンドンでキングジョージのレースを見てから(日記はこちら)俄然馬に興味を持ち出した、にわか馬ファンの私。うーん、こんなに近くで馬が見れて、しかも乗ることができるなんて、夢みたいです。
ところで私、
これまでの人生で、乗馬体験は全く無し。
どうやったら歩くのか、走るのか、止まるのか、知識はほぼゼロです。
今回の乗馬コースは初心者でもOKとのことだったので、
てっきり乗り方などの簡単な説明はあるかなと思ったのですが、
なんと事前のインストラクションや説明は全く無し!!!
アイスランド人のスタッフの方々が一人ひとり馬の上に乗るところまでは手伝ってくれるのですが、その先は全く放置!
「はい、じゃーーここに足をかけて上に乗ってねーーー、
そうそう、じゃ、そのまま他の人が乗り終わるまで待っててねーー」
・・・・・・・・・・・・・・・。
待っててねーと言われても、
果たしてこの子はおとなしくこのまま待っててくれるのだろうか・・・、
もしもいきなり走り出したらどうすれば・・・
と思った矢先、
ルカちゃん、何を思ったか、
いきなり私を乗せたままぱっかぱっかと厩舎を抜け出して待合室の方へ!
ひいいいいいいぃぃぃっ!
どうやったら止まるのー???!!
と叫びかけたところ、
スタッフの一人が気付いてくれて馬を引き戻してくれました。
ぎゃああああ・・・心臓に悪い・・・・・・・・・。
いい子にしててねルカちゃん、お願いだから・・・・・。
全員(7人)が馬の上に無事乗り終わって、出発準備OKとなり、
先頭のスタッフさんの馬に続いて、皆厩舎を抜けて外に出始める。
反対側の端の場所にいたので必然的に最後尾となった私とルカちゃん。
他の馬たちは、きちんと言うことを聞いて先頭の馬にトコトコと付いていく。
さあ、ついていくよールカちゃん。
緊張しながら手綱を握り締める私。
しかしルカちゃん、なかなか動き出さない。
あれ・・・あれれ・・・と思っていると、
ルカちゃん、今度はいきなりすごい勢いで
馬房の檻の中へ飛び込んでいった!!!
檻の柵との間に私の右足がぐあーーーーんと挟まれ、
あやうく振り落とされそうに。
「い、イクスキューズミーーーーーっ!!!!!」と叫ぶと
先頭のスタッフさんが気付いて救出しに来てくれた。
ぜいぜい、はあはあ・・・・・・・・・・。
私、今からこの子と無事に1時間以上も一緒に走れるんだろうか・・・。
スタッフさんにたしなめられ
なんとかルカちゃん、
しぶしぶ厩舎を抜けて外へ。
厩舎から5分ほど行くと、
アイスランド独特の風景が広がる。
アイスランドの大地は火山の溶岩でできている土地が多く、
ここもその一つ。
上の写真のように苔で覆われた溶岩が、見渡す限りの大地に広がっている。
生まれてから一度も見たことのない独特の風景です。
まさに「LAVA(溶岩)ツアー」。
スタートから20分くらいたつと、やっと体が馬の動きに慣れてきた。
するとスタッフさん、
最後尾でノロノロ付いていっている私とルカちゃんのところにきて、
「Kick! Kick!!」
と指示。
お、蹴ればいいのね。
ルカちゃんのお腹の辺りを両足でぽんぽんと蹴る。
するとルカちゃん、突然意を決したように急発進!!
どっどこどっどこどっどこどっどこどどどどどどどど・・・・・・・
「ギャあああああああああああああああああぁぁぁああ!!!!!」
ぱっぱかぱっぱか。みたいな優雅な足音じゃないですアイスランド馬!
いや自分が上に乗ってたからそう感じただけなのかもしれないけど、
とにかく少し走っただけで振り落とされそうな振動。
とにかく必死に手綱にしがみつく。
うーーーー、その辺のジェットコースターや絶叫マシーンより遥かにスリルあります。
ちなみに私、絶叫マシンは大の苦手。というかびっくりしたりハラハラしたりすること自体が苦手。
恐ろしやアイスランド馬。
とはいっても、サラブレッド等に比べると乗るのは簡単らしいので、
単に私の運動神経の問題なのかもしれないけれど・・・。
ところで、一般的な馬が3種類の歩法しかできないのに対して、
アイスランド馬は5種類の歩法ができるらしいです。
アイスランド人たちの生活の足として、古くからアイスランド人達を支えてきたとのこと。
とはいえ私はそんな歩法がどうとかのレベルでは全くないので、
取り合えず歩くと走るだけを繰り返しながら、
アイスランドの荒涼とした溶岩の大地を駆け巡ること1時間半。
ちなみに私の場合、走り始めたら全く景色を見る余裕は無し・・・。
1時間半の乗馬も終わりに差し掛かり、
厩舎に戻る手前のところで、
(馬の)お水飲み休憩。
全員が馬から下りて、馬に水を飲ませたり草を食べさせたり。
ようやく写真を撮る余裕が出てきたので、お水を飲むルカちゃんのアップを一枚。
と私、この直後にルカちゃんの顔で殴られました。ばこーーーーんと。
ル、ルカちゃん、今日最初からうすうす思っていたのだけど、
もしかして私のことキライ・・・・・?????
動物には最初になめられたらいけないと良く言うけれども、
私は確実になめられるタイプらしい・・・・・。
東京の実家の犬(アリス)にも、私は家族で一番下の存在だと思われていたし。うーん何故だ。
水休憩が終わり、厩舎に向かってまた皆馬に乗り直して走り出す。
最後の頃になってやっと、
馬が走り始めた時のバランスの取り方のコツにも、少しだけ慣れてきた。
結局、最初から最後まで列の最後尾だった私とルカちゃん。
やっと厩舎に戻って来た時は、もうクタクタ。
でもなんだかんだいってとっても楽しかったです。
馬たちもやっと開放されて嬉しそう。
色々な馬に触って遊ぶ。
真っ白な馬もいてビックリ。
ガイドさんによると、アイスランド馬は、種としては純血らしいのですが、
あらゆる色の馬が存在するらしいです。
昼12時、やっと完全に空が明るくなり、
溶岩の大地を遠くまで見渡せるようになると、
ああ、アイスランドに来たんだな・・とやっと実感。
翌朝発症することになる両足全体の筋肉痛と、
ルカちゃんが馬房に無理矢理戻ろうとした際に挟まれてついた右ひざの大きなアザを
しっかりお土産にもらって乗馬ツアーから帰ってきました。
次回は、火口や滝、間欠泉などを廻る「ゴールデンサークルツアー」についてのレポートです。
今回参加したアイスランド馬体験ツアーを行っているISHESTARのホームページ
http://www.ishestar.is/]]>
氷と火山の国アイスランドへ
http://sayalondon.exblog.jp/4814690/
2006-12-29T21:24:00+09:00
2006-12-29T21:38:07+09:00
2006-12-29T21:24:10+09:00
sayaka-blmusic
イギリス国外旅行日記
クリスマスのロンドンは、なんと地下鉄・バスはじめ交通機関が全ストップするので、
車がない限り家から身動きが取れなくなります。
そんなロンドンを脱出すべく(?)
今年のクリスマスは、
氷と火山の国アイスランドへ行ってきました。
(アイルランドではなくてアイ「ス」ランドの方です)
アイスランドといっても、正直私自身、正確な場所も今まで知らず、
北極の近くというイメージが強くて、極寒の僻地だと思っていたのですが、
実際エスキモーの住むグリーンランドのお隣の国であるにも関わらず、
実は暖流の影響で、かなり穏やかな気候なのです。
島国、火山や温泉の国、独自の言語(アイスランド語)を持つ国、ということで、
日本ともかなり共通点のある国です。
ロンドンからは直行便の飛行機が出ていて約3時間ほどで行けるので、
国内旅行をするような感覚&値段で気軽に行くことができます。
ピアノと関連のない海外旅行は、イギリスに来てから初めてなので、
行く前からとっても楽しみにしていました。
しかし・・・・・・・・・・
楽しみにしていたメインイベントのオーロラは天候不順のため見ることができず
(冬は晴れていれば2分の1くらいの確率で見れるらしいです)
さらに
クリスマスのアイスランドは、レストラン、スーパーマーケット、
小さなローカルショップに至るまで全てかたっぱしからクローズ!!
がーーーーーーーーーーーーーん。
ということで24日、25日とも、
私のクリスマスディナーは、
ロンドンから非常食用に持っていったショートブレッド(イギリスのクッキー)と、
マルちゃんのお味噌汁のパック&ホテルのお湯・・・・・・・。
けれども、
火山の溶岩が一面に広がる大地でアイスランド馬に乗ったり、
世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」(お風呂というより湖!)にのんびり入ったり、
火山口や地球の割れ目「ギャウ」を見に行ったりと、
アイスランドの大自然は思う存分満喫してくることができました。
あと、アイスランドの首都レイキャビック最大の教会「Hallgrimskirkja Church」の
パイプオルガンとホーン、そして街中に鳴り響く鐘の音色に包まれたクリスマス礼拝を体験できたのも良かったです。
オーロラ見れなかったのは残念だし
かなりお腹のひもじい旅だったけど、
体中で大自然を感じることができ、またアイスランド独特のクリスマスも体験できて、
本当に想い出に残る旅でした。
今日から3回くらいに分けて、
アイスランド大自然レポートを書いていきたいと思います。
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