カテゴリ:ロンドンの不思議( 21 )

不思議な体験


日本領事館に手続きなどの用事があって、Green Parkへ。
用事が済んだ後、領事館の道沿いのバス停でバスを待っていました。

しかし、7〜8分待ってもなかなかバスが来ない。

バス停のベンチには、私が来る前からバス待ちをしていたらしき、アラブ系っぽいおじさん(というかおじいさん)が隣に座っていました。

おじさんの姿は全身黒。黒ターバンのような黒ハットのような不思議な帽子。毛むくじゃらの長い髭。

年齢不詳。国籍不詳。

うーーん、アラブ系なのかぁぁと思いながら、読んでいた手元の本を再び読み始めると、おじさん急に

「Where are you from?」

と声をかけてきました。最近日本語の本を読んでいると、よく日本語学習中の各国の人たちから声をかけられるので、このおじさんもそうなのかなと思い、
「日本ですよー」と答えると、

おじさん「君はラッキーフェイスをしているね」

私「はい????」

あまりの話の飛躍に頭がついていけず、口ぽかん。ラッキーナンバーとかラッキーカラーって聞いたことあるけど、ラッキーフェイスって何だ??

するとおじさん、もんのすごいアラブ訛り(人のこと言えないのですが・・)の早口で、何やら説明し始めた。

半分くらいしか聞き取れなかったのだけど、要は、君は運勢がなんたらかんたらで、家族も人生もきっとハッピーになるよ、と言ってくれていて、取りあえず何か悪いことを言われているのではないっぽい。

しかし、これは一体なんだ?? 新手の新興宗教勧誘か何かか???
まさか私、犯罪に巻き込まれようとしている?? 

とめちゃめちゃ警戒モードに。うーん、逃げたいけれど、バスがまだ来ない・・、と思っていると、

おじさん、何やら、手元の小さい紙に私に見えないように何か文字を書き出して、それをくちゃくちゃと小さく丸め、 その丸めた小さい紙くずを、私の手に握らせてきました。

????

わけが分からずきょとんとしていると、更にすっとんきょうな質問が。

おじさん「君の好きな色は何だい?」

私「???  えーーと、Blueです」

と答えたところで、ちょうどタイミング良くバスが!!!
よかった〜この意味不明の場から逃げられる!

私「スミマセン、もうバスが来ちゃったので」というと、

おじさん、特に引き止める様子もなく、バスに乗り込む私に向かって、意味ありげに笑いながら

おじさん「その紙を開けてごらん」

私が返事する間もなく、バスのドアが締まり発車。



ふーーーーー、なんだったんだ今のは・・と思いながら、
バスの座席に付き、一息ついて、

ああ、そういえばこのもらったくしゃくしゃの紙はなんだったんだろう、
と思いながら開けてみると、







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(実際にもらった紙です)



ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ。。。。
そこにはラッキーナンバー7の下に「Blue」と書かれた文字が・・。

この紙は、私が「好きな色は青です」と答える前にもらった紙。
おじさん、なんで私の好きな色がブルーって分かったんだ???!!

今日の私の洋服は黒いコートに、バッグもブラウンだったから、洋服から推測したわけでもないだろうし。



ロンドンにお住まいの皆さん、どなたか同じような経験された方いらっしゃいますか?

あの黒ずくめ毛むくじゃらアラブ系の彼は宗教勧誘員??詐欺師??占い師??手品師???それとも本当に予言者???

一体これはなんだったんでしょうか・・??? (ToT)
by sayaka-blmusic | 2010-08-13 21:06 | ロンドンの不思議 | Comments(14)

紅茶風呂用ティーバッグ?!


知り合いの方へのお礼カードに添える紅茶を探しに、英国老舗紅茶ショップのWhittardのショップ内を眺めていたら、こんなものを発見!

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BATHTUB TEABAGS! この名前からして、そしてこの絵からして、恐らくお風呂に入れるティーバッグ。つまり紅茶風呂の素??!日本でいう温泉入浴剤みたいな感じなのだと思います。しかしいくら紅茶文化とはいえ、お風呂にまで入れてしまうとは!!

面白そうなので、お知り合いの方のカードに添える紅茶もこちらにしてみることに。けれど、自分でも使ったことのない怪しげなものを他の方にプレゼントするのも気が引けるので、一応自分で試してみる分も買ってみました。紅茶風呂、どんな感じなのか一度入ってみたいし。


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そして家に帰ってさっそく取り出してみると、普通のティーバッグの4,5倍ほどの大きさの巨大なティーバッグが登場。これが1箱に4個入ってます。

箱の裏には、使い方?作り方?が書いてありました。

1. お好みの温度でお風呂にお湯を入れる
2. Bathtub teabagを一袋投入し、5分間抽出させる。
3. 人間を一人か二人投入する
4. ゆっくりくつろいでお楽しみ下さい。


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ふむふむ。
説明書きの通り、溜めたお湯に巨大ティーバッグを投入。しかしなかなか紅茶の成分らしきものは出てきません。

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しばらくすると、やっと色や香りが出てきて、お茶っぽくなってきました!


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ティーバッグを揉んだり振ったりしていたら、最終的にはこの位の濃さになりました。紅茶風呂というよりハーブティー風呂という感じかも。
これが大理石とか、猫足風呂とかだったら可愛いのですが、我が家のシンプルなバスタブでの画像なので、夢もロマンもない地味な写真でスミマセン・・。

お湯の温度がもう少し高ければ、もっと濃く抽出されるのかもしれないですが、でもこれでも十分良い香りが漂ってきます。ペパーミントティにレモンバームをミックスさせたハーブティーのようないい香り~。

さっそくお湯に、ちゃぽーーんと浸かると、我が家の小さなお風呂といえど

気分はまさに、


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こーーーんな感じ。パッケージの絵の通りで、まさにハーブティーのティーカップの中にいるみたい! んーー美味しそうな香り!しかしこの箱の説明書きによると、「決して飲まないこと!」とあるので、それは我慢。


ということで、「紅茶風呂用ティーバッグ」思った以上にヒットでした!
こちらでは日本の温泉入浴剤がなかなか手に入らないので、「現地版温泉入浴剤」としても、私たち日本人にはあり難いです。値段も手ごろだし軽いので、イギリスから日本のお土産としてもオススメです!


Whittardのオンラインショップでも買えるのを発見しました。店頭だと更に安く売ってます。
http://www.whittard.co.uk/store/catalogue/Gifts-P1000/Tea-Gifts-SC1006/Fleur-Bathtub-Tea-Bathtub-pamper-time-259168.raa
by sayaka-blmusic | 2010-03-27 02:23 | ロンドンの不思議 | Comments(4)

ロンドンのカレー街「Brick Lane」とバングラデシュの新年

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Baishaki Melaとはロンドンで行われているバングラデシュの新年のお祭り。

ベンガル暦での新年は本来4月14日なのですが、ここロンドンでは少し遅れて5月に、バングラデシュ人が多くすむ東ロンドンの街「Brick Lane」にて、毎年お祭りが開催されています。なんとヨーロッパで開催されるアジアのお祭りとしては最大規模とのことです。

この日記でも何回か登場した、バングラデシュ系イギリス人の友達Jebiに誘ってもらって、
先週末、一緒に行ってきました。

Brick Laneの通りの側にあるメイン会場の公園「Weavers Fields」に着いてみると、上の写真のように、色とりどりのバングラデシュの民族衣装を着た家族連れや若者達で、既に相当な賑わいになっていました。

公園には移動遊園地が来ていて、観覧車、各種絶叫マシーン、お化け屋敷、なぜかバンジージャンプまであり、奥の方にはバングラデシュ料理の屋台が並んでいました。

ステージではバングラデシュの伝統音楽や、
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ベンガル語によるラップミュージックなどなど、あちこちで色々なパフォーマンスが繰り広げられていました。

それにしても凄い人手。この狭い狭いエリアに、このお祭りの為になんと毎年8万人もの人々がイギリス・ヨーロッパ中から集まってくるんだそうです。

そもそもロンドンだけでバングラデシュ人の人口は17万人にも上るのだとか。
ジェビのように、両親の代で移住してきて本人はロンドン生まれでイギリス国籍を持っている、というようなパターンの二世や三世も入れると、きっとその数は更に多いはず。

旧イギリス植民地で、イギリス連邦に加盟しているというバックグラウンドがあるにしても、国土わずか日本の3分の1という小さな国から、これだけ多くの人々がロンドンに移住して生活しているというのは衝撃的な事実です。

今までに住んだことのあるWarren streetやActon townも、バングラデシュ人の多い地域でした。「ロンドンに来る前は日本で働いていた」という人も多く、近所のニュースエージェントのレジ打ちのバングラデシュ人が、かなり流暢な日本語を話すので驚いた経験が一度ならず何度もありました。


さて、もう少しメイン会場を堪能しても良かったのですが、あまりの人の多さに一瞬でめげてしまい、Jebiの弟さん&そのお友達と合流して、公園から離れたBrick Laneの通りへ。

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この通りは、お祭り期間中に限らず、ロンドン随一のカレー街として有名。
Old Streetに住んでいた頃は割と近くだったので、カレーを食べに何度行ったことがありました。私から見ると、どのお店がバングラデシュ料理でどのお店がインド系なのか分からないので、だいたい半々位ずつなのかと思っていたら、彼らによると9割近くはバングラデシュ系らしいです。

夕方18時でもまだランチをやっていたお店に入り、早速注文。

ちなみに、Brick Laneのカレーレストランに来る度に楽しみにしているのが、
バングラデシュ料理やインド料理の前菜としてポピュラーな、「Papadam (パパダム)」。

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Papadam はお通しのような感じで、無料で出てくる店もあるし、頼んだとしても1~2ポンド位しかしません。薄いおせんべいのようなパリパリした生地の上に、マンゴーチャツネや、チリペースト、ヨーグルト、たまねぎなど、自分の好きな具を好きなだけ乗せて食べるのですが、これがかなりハマってしまう味で止まらなくなってしまい、いつもメインのカレーにたどり着く前に相当おなか一杯になってしまいます。

写真には取りそびれましたが、この日はカレーの他にタンドーリチキンやビリヤニ(チャーハンみたいなもの)、レンズ豆のスープなどを注文して皆でシェアしました。

日本人である私には十分本場の味に思えるBrick Laneのカレーですが、バングラデシュ人からするとやはり「西洋化された味」で、「日本人にとってのWagamama(イギリス最大の日本食レストランチェーン)みたいな感じだと思う」とのことです。いやぁ・・Wagamamaよりはずっといい気がするけど・・。でも確かに、昨年Jebiの家でご馳走になった本物のバングラデシュ家庭料理は、辛いだけじゃなくて味が深くて、物凄く美味しかったです。(その時の日記はこちら

新年ということで、ブリックレーンの通り沿いには、バングラデシュの国旗も沢山掲げられていました。

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上の図はバングラデシュの国旗。
バックの緑色は「緑の大地」、赤は太陽を表すと同時に「独立戦争で死んだ人たちの血」を表すのだそうです。

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そしてこちらは日本の国旗。

国旗の形や色は一番似ている国同士かもしれません。
ジェビは「似ているけど、日本の国旗は「太陽が昇る」というポジティブな意味なのに対して、バングラデシュのは血・・、残念ながらネガティブな意味なのよね・・(^-^;)」と苦笑していました。

ちなみにバングラデシュの国旗の赤丸部分が、少しだけ左に寄っているのは、風になびいた時に、ちょうど真ん中に見えるようになる為だそうです。パラオの国旗も同じ理由で少し左寄りなのだとか。


ということで、改めてロンドンが多民族の町、人種の「るつぼ」であることを実感した一日でした。15世紀には既に、ロンドンの人口の5%~10%を少数民族が占めていたとのことなので、そのコスモポリタンとしての歴史も相当長いことになります。人種間婚姻率もアメリカよりずっと多く、また現在イギリスの大企業の半分は外国人によって経営されているのだそうです。二世や三世なども含めると、いまやロンドンの外国人人口は3割、4割、いや半数以上とも言われているのも分かる気がします。

ロンドンに移住して生活しているバングラデシュ人は、本国バングラデシュで暮らす人々に比べるとかなり裕福な部類に入るのだと思うし、このブリックレーンを見てバングラデシュの本当の面が見えたとは必ずしも言えないということは分かっているけれども、

バングラデシュやインドの食文化、ジャマイカ人の文化、ユダヤ人の習慣、韓国人の食事、などなど世界中の人々の生活や文化をこの街の中で垣間見ることができるロンドンは、まさに「小さな地球」だな・・・と改めて思います。

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最後に記念写真を一枚。

Brick Laneは、ロンドンに住んでいるカレー好きの方はもちろん、観光でロンドンにいらっしゃる方にも、少し変わったロンドンの一面を見れる穴場観光スポットしておススメ。ただ、かなり治安の悪い地域なので、女性同士で行くのであれば昼間の方が無難だし、昼間でも気をつけた方がいいと思います。

数えきれないほどカレー屋さんが並んでいますが、今まで行った中で一番美味しかったのはCity Spiceというお店。今は店名が変わってShampan IIというレストラン名になっているみたい。経営元やシェフが変わってなければ今でも美味しいはずです。


<追記>
私、国名は「バングラディッシュ」だと思ってたのですが「バングラディッシュ」は誤りで、日本語での正しい表記も「バングラデシュ」らしいです。
by sayaka-blmusic | 2009-05-13 03:50 | ロンドンの不思議

かえるケーキ

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先日、カムデンタウン駅周辺の道を歩いてたら、
通り沿いのケーキ屋さんのショーウィンドウを見て、、
ぎょっとして立ち止まってしまいました。

このお店のメイン商品の一つらしく、
10体位ずらーーーっと並んでる「かえるケーキ!」

うーん、この可愛さと気持ち悪さの絶妙なバランス(??)は、
日本のお菓子には絶対に見られないセンスだわ・・・。

このアイシング(砂糖のコーティング)の分厚さといい、
この毒々しい色といい、
どっからどう見ても、カロリー高そうだし体に悪そう・・・・。


でも私、ロンドンで、このケーキの上を行くケーキを
以前イギリス人の友達の誕生日に食べたことがあります。

サッカープレミアリーグのアーセナルの選手達の写真が、
5ミリ位の分厚いコーティングされた砂糖の上にプリントされているケーキ。

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写真の部分も全部食べれるんだそうです。
プリンタブルCDならぬ、プリンタブルケーキ。
選手の顔をナイフで切って、更にフォークで切り崩しながら食べるのは、
相当違和感がありました・・。

かなり衝撃だったので、ネットで調べてみたら、なんと自分の好きな写真をケーキ本体にプリントしてくれるサービスをしている会社もあるみたいです。
http://www.icingimages.com/info.php?link=sc&menu=i

どうやら日本にもあるみたいでびっくり!
Googleで「写真ケーキ」で検索するといくつも出てきます。
記念にはなるのかもしれないけど、やっぱりどうしても体に悪そうな気が・・・。
by sayaka-blmusic | 2008-12-12 05:27 | ロンドンの不思議

ロンドン、今頃になって雪です

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もう4月だというのに、昨日、一昨日と連続で雪でした。

上の写真は一昨日の朝。
視界を遮るかのごとく、大粒の雪がかなりの勢いで吹雪のごとく降り荒れていて、一面真っ白。

昨日も、一昨日ほどではないけれど、ひょうとあられが混ざったようなものが降っていて、
空気も芯から凍えるような底冷えの寒さ。

ロンドンは普段は決して雪が多い地域というわけではなく、私が渡英してからの2年半を考えても片手で数えるくらいしか降っていません。特に今年の冬は殆ど雪は降らなかったのに、3月末頃から急にまた寒くなり、イースターの週末(3月24日)、そして今回の週末と、雪やあられが続いています。

風が吹いたら遅刻して~雨が降ったらお休みで~のハメハメハ大王状態のロンドン地下鉄は
当然、少しの雪でも簡単に電車や地下鉄のダイヤも乱れまくります。
まあ、雪じゃなくても普段から
「濡れた葉っぱが線路にあるため、電車が止まっています」だの
「スタッフの数が足りないため電車が遅れています」だの
「電車が足りません」 (??!) だの
日本では有り得ない意味不明の遅延理由が堂々と駅構内のアナウンスで流れているのですが・・。

ところでロンドン育ちのイギリス人の友達の話によると、
ロンドンでは一年に数回パラパラと雪が舞うことはあるにせよ、日本のようにしっかり雪が積もることは滅多に無いため、ロンドンだけで育った子は、スキー場などにでも旅行に行かない限り、雪だるまやかまくらは作ったことのない子が殆どだそうです。

一昨日はロンドンにしては珍しく、かなりしっかり降ったので、その友達の4歳の息子は「クリスマスだーー!!!」と言ってはしゃぎまわっていたらしいけれど、多分ほとんど絵本やクリスマスのイラスト等だけでしか、ちゃんと積もった雪は見たことがないんだろうなぁと思う。


10日前からサマータイムに入り、あと2ヶ月ちょっとで夏至。
夜8時を過ぎても明るい位、日が長くなっているのに、一方でこの雪。
変な感じです・・・・。
by sayaka-blmusic | 2008-04-08 23:55 | ロンドンの不思議

「ロンドン発日本食」の怪しい魅力

ロンドンでは日本食が大ブーム中。
特にロンドン中心部の金融街シティ近辺では、200メートル歩けば一つはジャパニーズレストランを見かけるといっても過言ではない位、あちこちに乱立しています。

しかしこれらの殆どは、日本人経営による所謂「純日本食」ではなく、イギリス人か、イギリス在住の中国人・その他のアジア人などの経営よるもので、日本人の店員も殆ど見かけません。

もちろん、ロンドン内にも日本人の経営する本格的な和食料理店やお寿司屋さんも、あることはあるのですが、巨大チェーン化している店の殆どは、日本人以外の経営によるものです。

まあ、日本でも、バーミヤンが中国人経営か、カプリチョーザがイタリア人経営かどうかなんて、誰も気にしていないし、要はお店の雰囲気や料理の味が、自分のフィーリングや舌に合うかどうかの方が、お客さん側からとってみれば重要なのかなぁとも思う。

ところで、これらの「ロンドンバージョン」日本食チェーンの数々、
何が凄いって、まず名前からして凄い。

まず、ロンドン中でイギリス人に大人気のレストランといえばここ。

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「WAGAMAMA (ワガママ)」 

1992年に中国人経営者によってロンドンに第1号店が立ち上げられて以来、あっという間についにヨーロッパ・アメリカ・中東・アフリカにまで支店を持つ世界チェーンとなってしまったそうです。ロンドン中心部だけでなんと20店舗以上。

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店員さんのTシャツにはカタカナで「ワガママ」のロゴ入り。
これ普通に日本で着てたら結構可愛いかも・・。

メニューには、「ヤキトリ」「ラーメン」「ヤキソバ」など、いかにも日本食的なメニューが並んでいますが、そのレストラン名の通り、調理方法もかなーり「ワガママ」。

イギリス人の友達と、ここに初めて来た時、「Chicken Katsu Curry(チキンカツカレー)がすっごく美味しい!」と薦められたので、試しに頼んでみたところ、

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カツの

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上に!

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ごはんとカレーが乗っていました・・。
逆転の発想・・・??



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ちなみに付け合わせの福神漬けは、あらかじめサラダの中にミックスされていて、「福神漬けサラダ」と化しています。うーむこれも本国日本では見たことないぞ。

ちなみに味は食べ慣れた所謂「日本食」とは違う味ではあるけれど、独特のアジアンミックス風な味にアレンジされていて、これはこれでアリだな、と思う。特に福神漬けサラダの方は、ハーブと福神漬けとガーリックゴマドレッシングが妙にマッチしていて、意外においしかったです。

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店内を見渡すと、シティ近辺なこともあって、殆どがイギリス人のビジネスマンやOLさん。

5本指全部を駆使して箸を操る男性や
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「EDAMAME(えだまめ)」を、ぷちっと中身だけ出さずに丸ごと口に放り込んで皮だけ後から出しているダイナミックな女性、何故か餃子にライムをしぼってかけている女性など、色々面白い光景を見ることができます。

でも私だって、正しいインドカレーの食べ方や、中華料理の食べ方なんて知らないし、笑えないよなー、うん。



続いてこちらはお寿司&お弁当屋さん。やっぱり名前がすごいインパクト。

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「WASABI(ワサビ) Sushi & Bento」
ワサビ大嫌いな私にとっては、看板見るだけで震え上がる名前だけど、このチェーン店もロンドンで大人気。ロンドンの目抜き通りOxford Streetや、ロンドン交通の要所であるビクトリアステーション内などにも支店があります。

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1つずつビニールで包装された握り寿司を、自分だけ好きなだけパックに詰めて買えるようになっています。

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「Rice Ball (おにぎり)」も売っているのですが、「Sesami oil & Seaweed (ごま油と海草のおにぎり)」などの日本ではかなり珍しい具もあります。



続いてこちらもお弁当屋さん。

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「Yen (えん)」 ・・・・って「円」?? 金融街だからこそのネーミングなのかもしれないけど、これって、アメリカ料理「ドル」、イギリス料理「ポンド」みたいなネーミングだよなぁ・・。分かりやすいといえば分かりやすいけど・・。

ちなみにここで売っているお弁当の一つ。

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Rib eye beef & Grilled veg salad (リブアイビーフとグリル野菜のサラダ)。
日本食の名残を残しているのは、左隅に追いやられているマグロとサーモンの握り寿司2貫だけのような気もしないでもないけど、イギリス人たちは「今日のランチは日本食――♪」とこれらのお弁当を買っていきます。ちなみにここの「サーモンとアボガドとマヨネーズのおにぎり」はすっかり私のお気に入り。



そしてネーミングの極めつけといえば

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「Yo! Sushi (ヨゥ!スシ )」!!!

日本人としては100メートルくらい後ずさりをしてしまうような名前ですが、ここもロンドン中で大人気の回転寿司屋です。 経営者はイギリス人で、ロンドン内に30店舗以上展開している他、中東、マレーシアなどにも支店を持つ世界チェーン。回転寿司屋といっても、お寿司として回ってくるのは、マグロ、サーモン、えび、各種巻き物くらいで、あとは、アジアン風ヌードルや、中華風の小皿料理、何故かいちご大福、その他首をかしげたくなる正体不明のものまで、何でも回ってきます。

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システムは、日本の回転寿司屋とほぼ同じ。何色のお皿がいくら・・という風に決まっていて、お会計の時にお皿の色を見て計算してもらう方式です。一番安いお皿が1.7ポンドってことは日本円にして約400円。 日本だったら中トロが食べれる値段ですが、こちらではこの値段でかっぱ巻き・・。 


ちなみにロンドンのスーパーでは、かなりの確率でお寿司のパックが売られているのですが、これが見た目はともかく、実際に食べてみると、日本では決して体験できない不思議な触感と味です。

下の写真は、ロンドンの最大手スーパーTESCOで売っているお寿司パック。

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まずご飯が、ぱっきぱきに乾燥して硬くなっていて、箸で掴もうとすると、「ぱきっ」とキレイに半分に割れます。ぱっくりと箸で「割れる」ごはん、生まれて初めて食べました。 当然、舌触りもツブツブジャリジャリしていて独特・・・。 これは明らかに、お寿司の形をした何か別のものです。


しかし困ったことに、日本食=ヘルシー という揺るがないイメージがイギリス人の中ではあるらしく、ご飯がパキパキだろうと、まぐろがどす黒かろうと、スーパーのお寿司パックは夜までには大抵ちゃんと売り切れているし、上に挙げたレストランの数々も、イギリス人にとっては「ヘルシー志向でちょっとお洒落でお昼には最適!」と、ランチタイムには必ず行列ができているほどの人気。


ロンドン発の不思議な日本食たちが、これだけ現地のイギリス人たちの中で大ヒットしているのは、日本人の私達には分からない、もしくは分かっても認めたくない、なんらかの不思議な魅力があるのかもしれません。


考えてみたら、現代の日本文化や食事も、西洋の色々なものを取り入れて、日本風にアレンジしたものの融合だしなぁ・・。そもそもチキンカツカレーだって、インド料理+西洋料理を日本人が勝手にアレンジして現代日本食メニューになったものだろうし。 そう考えると、ここロンドンで、ごはんとチキンカツが反対に配置されていようと、全く不思議じゃないのかもしれない。

現在シェアをしているフラットのキッチンで、一人で和風パスタを作っている時に、鰹だしだの醤油だのを入れてたら、イタリア人のフラットメイトがすごく不思議そうな顔をして色々質問してきたけど、彼女にとったら、パスタに醤油の組み合わせっていうのは、やっぱりすごい衝撃だったんだと思う。


食べ物でも音楽でもそうだけど、
正統派として伝わっていくこと、伝えていくことの大切さと、
時代や場所に合わせてオリジナリティを満載に発展していくことの大切さ。
きっとどちらが良いとか悪いとか、正しいとか間違っているとかじゃないんだよな・・と思います。

そもそも今では「正統」だと思われているもの自体が、作られた当時は斬新で周りからは認められていなかったりすることもあるし。


あのパキパキお寿司に関してだけは、どうしても「あり」だとは思えないけど(笑)、
ロンドンの現地人経営による不思議な日本食の数々はある意味、日本人以外の発想だからこそ無限の可能性を秘めている「新しい」日本食の形かもしれません。
by sayaka-blmusic | 2008-02-02 06:05 | ロンドンの不思議

ロンドンの時刻表

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上の写真は何かというと、
ロンドンのバスの時刻表。

え、時刻「表」じゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これで立派な時刻表の役割を果たしてしまっているのです。

上の表の場合の意味は
「およそ6分から10分毎にバスがきます。以上。」

そして、下の写真は、ロンドンのセントラルラインのある駅の時刻表

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始発時刻、終電時刻、
そしてその間の時間は
「3分から10分に一度電車が来ます」
という記述のみ。

わずか3行で見事に簡潔してしまっている時刻表。
しかも3分から10分って、かなり時間の幅がある気が。。。

山の手線の時刻表のように、豆粒のような字で、2、3分刻みですばらしく細かくずらーーーーーっと並べて記載され、しかもその時間の通りに忠実に電車が到着する日本の交通網とはあまりにも対照的。



ロンドン内の地下鉄やバスは、一日の本数がよほど少ない便でない限り、このような時間表示になっています。(BRなどの鉄道は別。)

最初ロンドンに来たときは、このあまりのシンプルさというかアバウトさに、唖然としてしまったものですが、慣れてしまうと意外とこの方が分かりやすくて便利なのです。

ちなみに、これらの時刻表に対応して、駅構内やバス停の電光掲示板はどうなっているかというと、
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このように、どこどこ行きが、今から何分後に来るか、ということがリストアップされています。
これも便利、というかとっても楽。何せ時計を見なくても今から何分後に来るかがわかるので、時計を取り出す必要がないし、現在の時間から逆算して何分後に来るかを計算する必要もない。






ところで、この時刻表や電子掲示板を見ていると
知り合いのイギリス人の方が、ふとこぼしていたある言葉を思い出します。

「日本人の方と話していて、どうしても慣れないことが一つあるんです。待ち合わせなどで日時の約束をする時、私達イギリス人は通常、

『来週の水曜日』『2週間後の木曜日』

というように今から何週間後の何曜日かという形で言うことが多いんですが、日本人の方々って

『28日』『16日』

というように、日付で言うことが多いですよね。
日付で言われてしまうと私達イギリス人は、「えええとそれって何週間後の何曜日でしたっけ」、と混乱してしまうし、私が「来週の水曜日」というと、日本人の方は「ええとそれって何日でしょうか」となってしまうことが多いんです。」


うーーーん、確かにイギリス人の人達って数週間後の予定でも、日付で言わずに、何週間後の何曜日、というように表現することが多くて、特にロンドンに来た当初は私も混乱してしまうことがよくあった気がする・・・。



これって、最初に挙げた時刻表や電光掲示板の話と共通するところがあるような気がします。


365日、24時間という決まったスケールの中で、きっちりその時間や日にちを指し示そうと心掛ける日本人の感覚。

それに対して、自分が今いるこの地点から何分後、何週間後というように相対的に指し示すイギリス人の感覚。



もちろん人にもよると思うし、どちらが良いということではないと思うのだけれども、

イギリスの、この妙にいい加減な感覚というか、
カレンダーや時計を気にせずに、自分が今いるここの場所から「何分後」「何週間後」と手を伸ばせるようなこの感覚は、

案外ゆったりとしていて好きだったりするのです。
by sayaka-blmusic | 2007-03-23 16:54 | ロンドンの不思議

ロンドンのクリスマスイルミネーション&クリスマス切手

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ロンドンのクリスマスイルミネーションは、
日本よりだいぶ早く、11月半ばくらいから始まります。

ピカデリーサーカス駅とオックスフォードサーカス駅を結ぶこのリージェントストリートが、
その中でも最もイルミネーションが華やかな通り。


昨年は、ディズニー映画のアイスエイジのキャラクターがモチーフになっていたのですが、
今年のキャラクターは・・・




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ナメクジ??!!


なぜクリスマスにナメクジ???
私が知らないだけで、今年映画などで流行ったキャラクターなんでしょうか・・・謎。

と思って後から調べてみたら、
今年公開されたDreamWorks製作の映画「Flushed Away」のキャラクターだったようです。いやーでもこれ、何も知らずにいきなり街中でこのナメクジイルミネーションに遭遇すると、相当びっくりします。



そして、イギリスのクリスマスといえば、
日本の年賀状と同じような感じで、
代わりにクリスマスカードを送りあうのが習慣です。

カードに貼る切手は、毎年違った柄で郵便局から発行される、クリスマスオリジナル切手。

今年の切手(イギリス国内宛用)は、煙突に座ったサンタさん。
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しかしこのサンタさん、よーーーく近くから見てみると、


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なんてさびしそうにうつむいているサンタさん・・・。過労でしょうか。
この切手のバックグラウンドのストーリーが気になる・・・。
これはこれで味があって素敵かも。


ナメクジに、過労サンタ、
なかなかシュールなロンドンのクリスマスです。


※追記
上のサンタ切手の図案は、なんと日本人イラストレーター・木内達朗さんによるイラストが採用されたものだとのことです!


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<お知らせ>

日本で、本日12月20日に、BMGジャパンから発売される
洋楽コンピレーションアルバム「Heartful」(バックストリートボーイズ、イン・シンクなどの楽曲収録)のテレビCMに、私の妹、松本あすかが出演しています。

TVコマーシャルは、12月20日から、クリスマス12月25日までの期間限定で、
フジTVの、「めざましテレビ」「笑っていいとも」「明石家サンタ」などの番組の前後を中心に
放映される予定だそうです。

うーん、CM見たいけどロンドンからでは見れない・・。
もしこれを読んで下さっている日本在住の方で、
これらの番組を偶然見る機会があったら、
CMの方も是非見てみて下さい。
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http://www.bmgjapan.com/_artist/item.php?item=7692
CD自体のジャケット写真もあすかだそうです。
ただ、CD内に演奏で参加しているわけでは全くないそうです(笑)
by sayaka-blmusic | 2006-12-20 09:04 | ロンドンの不思議

Newspaper Wars ロンドン新聞戦争


日本で電車の座席を見渡した時、おそらく10人に7人が手にしているのは



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携帯電話。


メールを読み書きしたり、写真を整理したり、ネットしたりゲームしたり・・
今やパソコン並に機能が詰まっている日本の携帯は、
電車の中での時間つぶしにも最適。


それが、ここロンドンでは何かというと・・・。


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駅の前などで無料で配布されているフリーペーパーなんです。
主なものは上の写真の「The London Paper」と「Lite」の二紙。
ここ数ヶ月で急激に配布が増えてきて、
今や地下鉄に乗ると

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まさに半分以上の人がこのフリーペーパーを広げて読んでいます。


もともとMETROという地下鉄限定のフリー新聞はあったのですが、
METROはニュースや社説などに重点を置いていて、主に通勤客がターゲットであったのに対し、「The London Paper」「Lite」などのフリーペーパーはかなり軽めの内容。
写真も盛りだくさんで、オールカラー40ページほど。

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ニュース、芸能ニュース、スポーツニュース、おすすめスポット情報、劇場・ミュージカル情報、天気予報、地下鉄路線図、今日のレシピ、などなどお役立ち情報が盛り沢山。
これで完全無料なのだからスゴイです。しかも日刊。


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イギリスで大ヒットした日本由来のパズル「SUDOKU(数独)」のコーナーもちゃんとあります。

普通の新聞と、スポーツ新聞と東京ウォーカーなどの情報誌を足して3で割ったような雰囲気。

移民や留学生など英語を母国語にしない人達もかなり多いここロンドンで、写真メインで文字が少なく、難しいことを考えずに気軽に楽しめて毎日新しい情報も得られる、というのが、これらのフリーペーパーが大ヒットしている理由かもしれません。




ところでこのフリーペーパー、
駅の近くにいくと

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こんな風に毎日新しい号が山積みになっていて持ってけドロボー状態。

更に配布のアルバイトの方達が道行く人に次から次へと配っています。
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チラシの配布などとは違って、殆どの人がちゃんと手にとっていく。

この配布が、なんと、従来の新聞売り場である
Evening Standard紙の売り場などの、どまん前で堂々とされているのだから、
新聞売りの方達にとってはたまったもんじゃないと思う。
電車の中でも、従来の新聞を読んでいる人の割合は明らかに減った気がするし・・。

イギリスのあるラジオ番組では、この状況のことを
「Newspaper Wars(新聞戦争)」だと言っていたけど、まさにそんな感じです。

ここ最近のロンドンの人達の情報源は、
明らかにこのフリーペーパーの割合が大きな比率を占めていることは間違いないと思います。
Google社やSONYもこれらのフリーペーパーの第一面で広告を出したりしているし、
イギリスでの広告媒体事情も、すさまじい勢いで変化しているんじゃないかなと思う。

日本をはじめ多くの国が、ネットや携帯などのデジタル媒体を通した
情報のやりとりがどんどん主流になっていっている中、
「新聞」という、これ以上ないくらいアナログな紙媒体の情報源が、
いまさら凄いブームを巻き起こしているというのは、
なんていうか古いもの好きなイギリスらしい面白い現象だなーと思う。



ところで日本では
地下鉄の中で読み終わった後の新聞や雑誌は、
当然、駅のごみ箱に捨てるか家に持って帰るのがマナー、ですよね。

ところがここイギリスでは、

「読んだ後の新聞は座席、または座席の後ろに置きっぱなしにして、
次の人が読めるようにする」

という奇妙な習慣があります。

知らない隣の席の人から、「あ、それ読み終わったら次読ませてもらえる?」
なんて言われることもしばしば。

そして、一日が終わった後の夜の地下鉄はどういうことになるかというと・・・・。





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こういうことになるんです。


新聞散乱地獄・・・・・。


一体この大量の紙資源は、毎晩、地下鉄の職員によって回収されたあと、
果たしてどこにいくんだろうか・・・ちゃんとリサイクルされてるんだろうか・・・。

なんて、普段それほどリサイクルには気をつけていない私でさえ気になってしまう位の
膨大な量の、読み終わったフリーペーパーが
ロンドン中の地下鉄、バス、駅周辺の道路に散らばっています。


新聞売り場のおじさんたちにとっても、
ロンドン地下鉄やバスの職員の方々にとっても、

このロンドンでのNewspaper Warsはまだまだ続きそうです。
by sayaka-blmusic | 2006-12-10 23:42 | ロンドンの不思議

イギリスの返品交換

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上の写真は、イギリスの家庭の台所では必ずといっていいほどある「ケトル」。
なんてことはない電気湯沸しポットなんだけど、
日本と何が違うかって、沸騰のあまりの早さ!
さすが電圧240ボルトの国。すさまじい勢いで文字通り「あっ」という間にお湯が沸騰するんです。使いたい時に使いたい分だけすぐ沸かせるから、ちょっと一杯だけお茶が飲みたい、って時とかにすごく便利。


ところで我が家のこの電気ケトル、
私がこのフラット(※イギリスでアパートやマンションのこと。ロンドンの家賃はあまりに高いので、若い人は数人で2LDKや3LDKをシェアして共同生活するパターンが多い)に引っ越してきた今年1月から既にダイニングにあったのですが、
最近、お湯をわかすと何かが焦げるような異臭がするように。

フラットメイトの韓国人Kちゃんと、おかしいねー、
そろそろ替え時かねー・・と話していたのですが、

翌日私がレッスンの仕事から帰ってくると、
もう既に、新品のケトル(前のと同製品)が台所に置いてある!

Kちゃん 「サヤカー、ケトル新しいのに変えておいたよー」

ありがとう、わざわざ買って来てくれたんだねー、私にも払わせて。いくらだった?と聞くと


Kちゃん 「ううん、払わなくて大丈夫だよ。”交換”してきたから」


は? 
といいますと。


Kちゃん 「買った時のレシート持って行って、新しいのと交換してもらったの」


・・・・・・え? ( ̄  ̄;)


だって、このケトル買ったのって、少なくとも半年以上前だと思うんだけど・・・・・・。


嘘みたいなホントの話。
ここイギリスでは、
たとえ半年使用した製品でも、レシートを持っていけば普通に交換ができてしまうらしい。
知らなかった・・・。


ちなみに、
数日前には、共有バスルームの、古くなって壊れたシャワーのホース(決して不良品というわけでなく、どっからどう見ても単なる老朽化で裂けた状態だった・・)も、レシートを持っていって新品と「交換」してもらえたらしい。

なんと、この家のもう一人のフラットメイトのスイス人の子が、
この家の備品類で新しく購入したものについては、
万が一のために、片っ端からレシートを保管しておいてくれてるんだそうだ。すごい・・・・。


どうやら聞くところによると、
イギリスって、
電気製品に限らず、服とかでも、
返品交換が非常ーーーーに融通が利いてしまうらしい。
もちろん店にもよるのだろうけど。

でも、お店側としては本当にこれでいいんだろかと非常にギモン。

だって買って数日とかならともかく、半年以上使用してある製品。
そんなのまで気前よく交換しちゃっていいんでしょうか・・・??


店のサービスの一環なのか、
イギリスのおおらかさによるものなのか、
はたまたレシートの購入日をちゃんとチェックしてないだけなのか・・

また一つイギリスの謎が増えました。
by sayaka-blmusic | 2006-07-21 20:49 | ロンドンの不思議