カテゴリ:イギリス国内旅行日記( 21 )

野菜狩り(Pick your own農場)


2年前にも一度日記に書いたことがありますが、イギリスにはPick your own農場という、野菜や果物を好きなだけ畑から直接穫って、その場で買うことができる農場があります。

3週間前の週末、 ちょうど暴動騒ぎのロンドンを脱出して郊外にでかけるべく(笑)友達のレイちゃん&カズキさん夫婦と2家族合同で久しぶりに行ってきました。そのまま日記を書きそびれていたのでアップします。ちなみに、今回の写真がいつになく上手なのは、私でなく全てレイちゃんが撮影した写真を拝借させて頂いた為です。ありがとうレイちゃん!

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ロンドン南西のSurrey州にあるGarsons。ロンドン近郊で最も大規模なPick your own(PYO)農場のひとつです。サファリパークのように、農場内も車で廻って、それぞれの畑の横に駐車して収穫して廻る形なので、赤ちゃん連れでも楽々です。

この日(8月初旬)の時点で収穫可能だったのは、りんご、ビートルート、ブラックベリー、ブロッコリー、キャベツ、きゅうり、じゃがいも、苺、たまねぎなどなど・・。


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こちらはキャベツ畑。


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たまねぎ畑。巨大たまねぎがごーろごろ転がっている光景にさやか興奮!


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颯太は畑の横でベビーカーから見学・・??なんだかちょっとご不満そう・・? ということでこの後は抱っこ紐に入って颯太も一緒に収穫体験^^


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穫った野菜は、穫っただけ量り売りでその場で買えます。


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離乳食用にりんごも大量に穫ってきました^^
ここの農園は全ての野菜が低農薬で作られているとのことです。


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いちご畑は完熟のいちごが沢山!


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ぼくもいちごたべる〜〜!
だめ〜洗ってからね〜(^^)


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とうもろこし畑へ。ここのとうもろこしは、穫ったその場で生で食べても甘くておいしいです。


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とうもろこし畑で家族で記念撮影!

ちなみに2年前に続き今回もついうっかりとうもろこしばかり穫りすぎて、その後しばらく毎晩とうもろこしが続きました・・・(笑)

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ロンドンからの家族連れ日帰りドライブに最適!大人も子供も楽しめます。
ロンドン近郊のPick Your Own農場(Pick Your Own Farm)一覧はこちら
http://www.pickyourownfarms.org.uk/London_area_pyo.php

今回行った農場 「Garsons」はウェブサイトこちら
http://www.garsons.co.uk/

前回Pick your ownに行った際の日記はこちら
http://sayalondon.exblog.jp/11023386/
by sayaka-blmusic | 2011-09-02 05:26 | イギリス国内旅行日記 | Comments(3)

カンタベリーへ

高校時代のクラスメイト、エミが、ご主人の関係で1年間イギリス南東部のカンタベリーに住んでいたのですが、今年の夏で派遣期間が終わり、日本に帰ってしまうことに。

先週末、私たち夫婦と、友達のレイちゃん夫婦で、カンタベリーに行き、
エミ夫婦のお別れパーティも兼ねて、3夫婦合同バーベキューをしてきました。

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A地点がロンドン、B地点がカンタベリーです。車で約2時間弱。
カンタベリーは、7世紀頃から既にイングランドのキリスト教の中心地として栄え、以来巡礼地として数多くの巡礼者が訪れてきた歴史的な街。中心部にあるカンタベリー大聖堂はもちろん、周辺の景色もとっても美しい街です。

2日間のカンタベリー滞在中、レイちゃんが一眼レフで撮った写真を、とっても素敵に加工してまとめてくれたので、載せさせて頂きます♪

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Photos by Rei S.

<左上>カンタベリーのカナル(小運河)のボートツアーの説明のお兄さん。ディズニーランドのジャングルクルーズのプチバージョンみたいでお勧めです。

<左下>カナルの風景。ボートツアーでは1000年以上前まで遡る歴史的風景を回ることができます。

<中央上>カンタベリーの地元産フルーツジュースたち。カンタベリー西駅横にあるThe Goods Shedというファーマーズマーケットは最高におすすめ! 地元の新鮮な野菜や卵などを買うことができます。

<中央真中>高校時代からの友達、エミと一緒に記念写真。初めて会った高校時代から15年近くの時を経て、こうやってイギリスで再会できるのは不思議な感じです。また日本で会えるのを楽しみにしているよー!

<中央下>バーベキューで焼いたレイちゃん作プルコギ! 

<右上>カンタベリー街中のアンティークショップにあった、小さな瓶のコレクション。

<右真中>上記ファーマーズマーケットのブラックチェリー。なぜか色素が濃厚で食べた後口の中真っ黒になりますが、すっごく美味しい!

<右下>前の週にWeymouthで釣って冷凍しておいたサバ!  BBQで食べる丸焼きサバは格別でした。


そして、帰りがけにファーマーズマーケットで、野菜や果物などを沢山買って帰ったのですが、そのうちの一つがこちら。

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白なす。

まるで漂白したかのような驚きの白さ!
うーむ、ここまで見事に白いと、マジックで顔書きたい衝動に駆られる・・・・。

白なすって、どうやって食べるのでしょう???
普通のナスと同じでいいのかなぁ。。。
どなたか白なすのおすすめレシピ知っている方教えて下さい♪


えみ夫婦は、来月でいよいよ日本に帰国。
イギリスに5年間住んでいると、色々な出逢いや再会、そしてお別れがあるけれども、「母国が同じ」ってすごく素敵なことだなぁと思う。きっとまた日本で会える、次はまた日本で会おうね、そう思うだけで、寂しさが少しまぎれます(^-^)
by sayaka-blmusic | 2010-08-19 03:43 | イギリス国内旅行日記 | Comments(1)

驚愕の大漁サバ釣りツアー体験記

前回の日記の続きです。

周辺の海岸線が世界遺産として登録されているイギリス南西部の街、Weymouth。滞在二日目は、前日に看板を見かけて気になっていたMackerel Fishing(サバ釣り)ツアーへ。

イギリスの魚というとなかなかイメージが湧きませんが、イギリスのサバとサーモンだけは、何故か日本より美味しいんです。もし釣れたら持って帰れるのかなぁ、1匹でも釣れるといいなぁ・・とワクワクしながら乗船。

昨日通った運河沿いの道からの出発です。
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一人7ポンドで、1時間半のツアー。良心的な値段です。


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運河から、海に向けて出発進行——!


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こんな感じの小さな船です。上の写真は二艘で出発したうちのもう一つの船。


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この日は、風がなく海もフラットだったので、殆ど揺れもなく、船に酔いやすい私でも全く大丈夫でした。

さて、一体どうやってサバ釣りをするんだろう、釣り竿が一人一本配られるんだろかと思っていたら、


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一人一人に割り当てられたのは、こんなに細いひも一本のみ! ひもの先に針と餌が付いています。

一体、こんなんでホントにサバが釣れるんだろうか・・(^-^;)

と正直かなり疑問に思っていたのですが、
沖に出てしばらくした頃に、早速手応えが!!

リールも無いので、ひもをひたすら手でたぐり寄せると、


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一匹目のサバが釣れましたーーー!!

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この位の大きさです。

それからはもう、面白いようにどんどん釣れて、一度釣ってもう一度針を降ろした瞬間にまたかかることも! 釣り堀以上のペースです!!!

途中からは釣り針の先に餌なんかとっくについていないのに、それでも不思議なことにどんどんかかる。

私は1時間半で、全部で19匹釣ったのですが、夫は多分25匹位、他の人たちも沢山釣っていたので、この船で釣っていたツアー客4人全部合わせて、軽く80匹〜90匹位は釣っていたのではないかと思います。

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釣ったサバはおじさんがどんどんバケツへ。ちなみに、どうして全部サバなんだろうと思ったら、この辺りではサバ「しか」とれないんだそうです(笑)

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大漁大漁!! ツアー主催のおじさんと岸に戻る途中で記念写真。


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何匹でも持って帰ってよいよ〜と言われたのですが、さすがに二人で釣った分全部(40匹以上)持って帰っても、冷凍庫に入りきらないし、さばくのも気が遠くなりそうなので、取りあえず20匹持って帰らせて頂くことに。といっても、小さなクーラーボックス3つ分もありました。ちなみにこのお持ち帰りは、何匹持ち帰っても特に追加料金も無し。ツアー料金一人たったの7ポンドで、これだけ楽しめて、しかもこんなに沢山持って帰れるだなんて、満足度150%です。


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ロンドンの自宅に戻って、早速20匹のサバをひたすら夫と二人でもくもくと3枚に捌く作業。その日の夜はサバの塩焼きと、サバの頭でダシを取ったお味噌汁。そして翌日用にしめ鯖を作って、次の日に直火であぶって、炙りしめ鯖の押し寿司! 思った以上に新鮮で、どれもとっても美味しかったです。これだけ食べても、更に知り合いにお裾分けしても、まだまだ大量に冷凍庫に余っているサバ。しばらくサバ三昧が続きそうです(^-^)

Weymouthに行かれたら、このサバ釣りツアーは是非是非おすすめです。出発地は、Weymouthの小運河沿いの道Trinity Road(Custom House Queyの反対側の道) の真ん中辺り。朝10時半から1時間半ごとに運行しています。予約無しで飛び込みでOK。「Mackerel Fishing」の看板が目印です。
by sayaka-blmusic | 2010-08-12 20:33 | イギリス国内旅行日記 | Comments(2)

世界遺産のイギリス南西部海岸「Weymouth」

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先々週末のHastingsに続いて、先週末も、夫のウィンドサーフィンの付き添い(?)で、イギリスの海岸へ。ツワリで動けなかった分を取り返すかのように、一気にエネルギーが戻って来ています(^o^) 自由に動けるのもあとせいぜい2〜3ヶ月くらいだし、今のうちに、イギリスの色々なところに行っておきたいなぁと思っています。

今回の行き先は、イギリス南西部のWeymouth(ウェイマス)という海岸。周辺の景観は世界遺産にも登録されている美しい街です。

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地図上のAがロンドン、BがWeymouthです。車で約3時間の距離。ロンドンWaterloo駅から直通で電車も出ているみたいです(電車だと2時間半〜3時間)。

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海では、ウィンドサーファー、カイトサーファーなどが気持ちよさそうに波の上を滑走しています。実はこのWeymouth、2012年ロンドンオリンピック、セーリング競技の公式会場。既に各国のナショナルチームも練習に来ていました。

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水も透き通っていてキレイ!!前週のHastingsより水の透明度は数倍上!

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しかし、この日はしばらくすると風がなくなってきてしまい、ウィンドサーファーの皆さんは諦めて次々陸へ戻ってきました。うーん、天気はいいのに残念。

しばらく待っても風は弱まるばかりで、この後はウィンドができそうな気配もないので、夫もあきらめて、一緒に周辺観光に行くことに。

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このWeymouthでは、ビクトリア朝時代からのユニークな伝統として、砂彫刻(Sand Sculpture)があるそうです。Weymouthの砂はこの砂彫刻に非常に適している珍しい質の砂なのだとか。毎年決まったテーマに沿って、砂浜に彫刻が展示されているそうなのですが、今年の作品は・・

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アリスのティーパーティー!!アリスの大きさは本物の人間の大きさ位もある、かなり巨大な作品です。最後の仕上げに型くずれ防止のスプレーをかける他は、基本的に砂と水だけで形を作るのだそうです。

Weymouthの街から西へ海岸沿いを走って行くと、Portlandという小さな半島に辿り着きます。この半島の丘の上の展望台からの眺めは絶景!

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この辺りDorsetからデボン州まで続く約150キロの海岸線は、通称ジュラシックコーストと呼ばれ、世界遺産に登録されているそうです。上の写真の左側は、その中でも特に美しい景観として有名なChesil Beach。右側は、先ほどのオリンピックセーリング会場のビーチ。

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ジュラシックコーストという通称の由来は、この一帯は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の地層が露出している地域で、数々の化石が発見されたりと、いわば化石の宝庫。考古学者達の間では、有名な発掘スポットなのだそうです。

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Chesil Beachの砂浜からの眺め。砂浜といっても、ここの浜は、砂でも岩でもなく、丸みを帯びた一定の小石が一面に広がる、独特の小石の浜。

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この小石の浜がどうしてできたのか、未だに専門家の間でも討論中なのだそうです。この浜でも、化石探しなどのイベントが定期的に行われているそうです。

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ビーチ沿い以外の景色も本当に美しいです。夕暮れ前の海をのんびりと眺めるどこかの知らないカップル。絵になるなぁーー。


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Weymouthの街中心部にある、小運河沿いの道「Custom House Quey」。この通りの景色もいかにも典型的なイギリスの港町という感じで、最高にお洒落です。

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河に沢山浮かぶ船は、個人の娯楽用ボートだったり、漁船だったり、全て実際に運行している船です。こういう、あまりにできすぎた位の美しい景色に出会うと、ついまず「本物??」とか思ってしまう私は、現代人病かも・・(^-^;)


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イギリスの食事がまずいという定説は、港町にはあてはまりません!ここの運河沿いの道も数々のレストランがあるのですが、どこも地元産のホタテやカニ、ロブスターなどをふんだんに使った料理!私達は、B&Bの方のおすすめしてくれたVaughan’s Bistroというお店に行ったのですが、もーー最高にシーフードが美味しかったです。


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イギリスの海岸の街に、なぜか必ずあるのが、さびれたゲームセンターと、小遊園地。遊園地といっても、通りがかりの人が、1ポンドとかで気軽に一つだけ乗り物に乗ったりできるような、簡単なものです。

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メリーゴーランドを発見。夜のメリーゴーランドの姿って、どうしてこんなに哀愁があるんでしょうか・・。

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ついつい惹かれてしまい、20年以上振りにメリーゴーランド乗ってみました。そしたら、日本のメリーゴーランドの倍以上の凄い速さでぐーーーるぐるぐーーるぐる!!!哀愁もへったくれもありませんでした・・。このスピード、何故なんだ??!!! イギリスは電圧が倍だから??


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Weymouthの海の夜景。今回は海岸沿いのB&Bに一泊しました。
そして翌日、衝撃のサバ釣り(Mackerel Fishing)体験をすることになります。
サバ釣りについては次回の日記に続きます。
by sayaka-blmusic | 2010-08-12 02:03 | イギリス国内旅行日記 | Comments(0)

イギリスの田舎海岸Hastingsのんびり半日旅


久しぶりに、コンサートなどの本番の直前でも直後でもない、のんびりした週末!

無理のない程度に、どこか気分転換に遠出したいなぁと思っていたら、夫が現地イギリス人たちのウィンドサーファー仲間と、イギリス南東部の海岸Hastings(ヘイスティングス)にキャンプ旅行に行くことに。

私は、今の体調でテントや車で一晩寝るのは不安なので、夫や皆さんは1泊2日、もしくは2泊3日のところ、私だけ最終日から合流。

下の地図のAの地点がロンドン、Bの地点がHastingsです。

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ヘイスティングスまでは、ロンドン・ビクトリア駅から各駅停車で約2時間。通常片道25ポンド位なのですが、数日前に早割チケットを買うとなんと5ポンド! 地下鉄の初乗りは4ポンドなのに、5ポンドでロンドンから南の海岸まで行けてしまうなんて、交通費が高いんだか安いんだかよくわからん国です(笑)

ということでぶらり各駅停車一人旅2時間でたどりついた海辺の街、Hastings。

夫に車で駅まで迎えにきてもらって、ビーチ沿いで前日からキャンプをしていた皆さんと合流。

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イギリスの海、というとイメージがわかない方も多いかもしれませんが、ビーチリゾートは一応イギリス内至る所に点在しています。

特に、イングランドの南西の果てにあるCornwall(上の地図のCのエリア)はエメラルドグリーンの海で最高!そしてオイスターの街として有名なWhitstableも、ロンドンから気軽に行けるのでおすすめ。(その時の日記はこちら。その後、カキにあたった騒動もありましたが・・)

それに比べると、Hastingsは何にもない海ですが、近くには、英国で一番美しい村に選ばれたこともあるRyeの村(2009年4月9日の日記参照)もあって、ほのぼのとしたイギリスの田舎らしい海です。ちなみに水の色は茶色で、キレイでもなんでもありません(笑)

さてさて、今回の私の目的はとにかく海をみながらひたすらのーーんびりすること。

防波堤の上にたつと、

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左を見るとどこまでも続く海。

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そして右を見ると白く点々と続く羊の群れ。右向けば羊、左向けば海って、なんとも新鮮な光景です。

なんでもウィンドのメンバーの一人であるクライブ曰く、海の近くで育った羊は、塩分の多い土壌で育つ草を食べるため、塩味の強い羊肉になるのだとか・・。真偽のほどは不明。

ちなみに最近のイギリスは、8月にも関わらず全く気温が上がらずとても涼しくて、普通の服の上にジャケットを来て、更にウィンドブレーカーを来てちょうど位。

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ウィンドサーフィンの出廷の準備をする皆さん。今回の参加メンバーは4人。夫以外皆イギリス人なのですが、中にはなんと北イングランドのミドルズブラから毎週片道6時間ほどかけてこのイギリス南部の海に通っている人も!

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どこまでも続く地平線に向かって、風の力だけでびゅーんと突進して行くウィンドサーフィン。眺めているだけでも気持ちいいので、きっと実際に乗っている側は、最高に気持ちいいだろうなぁと思います。

ウィンドサーフィンは以前2回だけトライしたことがあり(その時の初体験日記はこちら)、セールアップで指をいためそうになったのですぐに諦めてしまったのですが、あの時に少しだけ体験した、風の力で水面を走って行くあの感覚は、忘れられない快感でした。 私も指の心配さえなければ、もっとやりたかったなぁと思います。

今回来ていたイギリス人達も皆、口をそろえて、ウィンドサーフィンは本当に中毒になるよねぇ〜と言っていて、あぁ夫だけじゃないんだなぁと納得。ウィンドサーフィンの中毒性は、日英関係なくグローバルなもののようです。


さて、ウィンドの後は、お待ちかねのご飯タイム!

このウィンドサーフィングループのリーダー格であるクライブの彼女であり、毎回キャンプにも同行しているブラジル出身のアンディ(写真右)が、毎回のキャンプの度に、全員分の食事を朝昼晩と作ってくれてるとのこと。

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なーんと、このアンディ、ナイフ一本さえあればいつでもどこでも、
まな板無しで、手のひらの上で、
野菜のみじんぎりまであっという間に作ってしまう!

しかも料理用ナイフでなく、アウトドア用カーナイフで!!!! (O_O;)

下の写真のクスクスに入っている野菜も、全て手のひらの上でのみじんぎり。
神技です・・。

その技術と手順たるやあまりにプロフェッショナルで、私は手伝うスキすらありませんでした(^-^;)

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なんでも、アンディーは、ブラジルの熱帯雨林で生まれ、8歳まで靴というものを一切はかずに木登りをしながら育ち、12人の子供のいるおばあさんに育てられて、小さい頃から大人数のための料理を教わってきたそう。

そこでは、もちろん食べ物は自給自足。物心ついたときには、その辺の雑草をナイフと手のひらを使って刻んだりして遊んでいたんだそうです。

今でも、アウトドアで、限られた材料と道具を使って、こうやって大勢の人に料理を作って食べてもらうのが何よりの喜びだとのこと。

素晴らしすぎる・・(ToT)

先日のピグミーのイベントを思い出しました。森の中で自然と共生しながら、分かち合いの精神で、村人みなで分け与え合いながら暮らしているピグミーたち。

きっとアンディにも通じるところがあるんだろうなぁと思います。

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上の写真は、古くからブラジルの熱帯に住む人たちの主食の一つであったマンジョカ(キャッサバ芋)のフライ。外はパリパリ、中はホクホクですごく美味しかったです。アンディは、木の皮のように硬いキャッサバの皮をいとも簡単に剥きながら、ブラジルの熱帯雨林で育った頃の話を色々してくれました。

私が参加できなかった昨日の夜は、皆にフェイジャーダ(ブラジルの牛肉と豆の煮込み料理)を作ってくれたのだとか!

「高級レストランに出てくるようなお洒落な料理は作れないけど、これが私にとってのCookingなの」

と、笑顔でいいながら、みんなが喜ぶ料理を、魔法のようにあっという間に作ってしまうアンディ。

こんな女性になれたら素敵だなぁ・・と心から思ってしまいました。
手のひらでみじん切り・・は、私がやったら指ぜんぶ無くなっちゃいそうなのでやめておきますが(笑)


さて、話は戻ってHastings。

イギリスの田舎に行くもう一つのお楽しみは、地元の小さな食材店(ローカルショップ)巡り。近くの農場や海など、地元で取れた新鮮な野菜や卵、魚などを買うことができます。

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ロンドンではなかなか新鮮なものが手に入らない海産物、いのししのソーセージ、トマト、タマネギなどの野菜を買い、帰りは車にてロンドンへの帰路につきました。

約2時間弱でロンドンの我が家に到着。私にとっては半日間のプチ海旅行でしたが、心からリフレッシュできた半日でした。

蒼い海と燦々と降り注ぐ太陽のビーチリゾートもいいけれども、涼しい風と羊に囲まれたイギリスの鄙びた海岸も、これはこれですごくいいなぁと思います。
by sayaka-blmusic | 2010-08-04 01:44 | イギリス国内旅行日記 | Comments(2)

日帰りカーディフ

とある伴奏レコーディングのお仕事でカーディフに日帰りでいってきました!

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甘いのは分かってるのについ惹かれていつも買ってしまうKrispy Kremeのドーナツ一個とコーヒーをパディントン駅で買って電車へ。ロンドン・パディントン駅から、ウェールズの首都カーディフ駅までは、電車でちょうど2時間位です。

以下、自分自身のおさらいも兼ねて・・、
The UK(グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国) は四つの非独立国イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから成りたっています。

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(地図引用はこちらより)

上から青色のScotland、黄緑のNorthern Ireland、ピンクのEngland、薄オレンジ色のWales。(濃い緑色のIRELANDの部分はU.Kに含まれず、アイルランドとして独立国。)

これらの4つの地域は、歴史や民族のルーツは異なり、それぞれの地域が首都を持ち、地方行政はそれぞれ異なるそうですが、国際上では独立国ではなく、「The United Kingdom(The U.K)」として一つの国と見なされます。ただし、サッカーとラグビーにおいてはそれぞれのナショナルチームを持つことが認められているために、「イングランド代表」「ウェールズ代表」などが別々に存在するとのことです。

日本語で「英国」とか「イギリス」という時は、これらの四つの国を総称した「The U.K」を指します。中学の英語の時間に「イギリス=England」と習った気もしますがこれは厳密に言うと間違い・・ということになりますよね ^^;

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話は戻って、今回私が行ったのは、この4つの国のうち、薄オレンジ色のウェールズの首都カーディフ。ウェールズに足を踏み入れるのは渡英以来初めてだったのでわくわくして向かいました。

ロンドンからカーディフまで向かう場合、上の図を見ても分かるとおり、陸路をずっとたどると、遠回りになってしまうため、Walesの真南にあたる対岸部分のブリストルの辺りから、北のカーディフに向かって海を渡るルートです。ブリストル駅を過ぎてしばらくたって、そろそろ橋を渡るころかなぁ・・と、カメラを持って待ち構えていたら・・・。


(●o●;)

突然真っ暗。


どうやら海底トンネルだったようです。
後から調べてみたところ、Severn Tunnelという海底トンネル(正確に言えば河底トンネル)で、このトンネルが、ウェールズとイングランド間の電車交通の便を支えていて、UKの電車のトンネルとしては最長のものだそうです。とはいっても、長さにすると7000メートル位とのことで、電車に乗っているとあっという間。ちなみに車の場合はトンネルでなくM4という道路で、Severn Bridgeという長い橋を渡ることになるそうです。

Wales側に出てからNewport駅などを過ぎて、ようやくカーディフ駅到着!

駅に着くとまず驚いたのは、何もかもが2ヶ国語表示だということ!
駅の表示を初め公共の表示は全て、英語とウェールズ語の2ヶ国語で書いてあるのです!

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下が英語、そして上がウェールズ語(Welsh)です。

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駅構内の表示も全て英語とウェールズ語の並列表記。

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街中の案内表記や、

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スタバの店内案内表記まで!

もともとウェールズはゲルマン系のアングロサクソン人によるイングランドとは異なる独自の文化を持ったケルト人の国だったのですがイングランドの統治下になってしまったのが13世紀。その後地方分権をかかげるブレア政権のもと、1999年にようやくウェールズ議会が成立、同時に一定の自治権が認められ、その際に二か国語の表示および小学校での英語ウェールズ語両方の授業が義務づけられたそうです。

今でも日常的にウェールズ語が使われている地域も一部あるそうですが、それ以外の多くの住民はもちろん英語が第一言語なので、特に都心部では英語だけで事足りるといえば足りるのに、ここまで二か国語の表示を街中くまなく徹底させて、自国の文化を歴史の中に埋もれさせずに守り抜こうという姿勢には圧倒されました。ウェールズ人の母国への誇りたるやすごいものがあるのだなぁ・・と感動。必要以上に何でもかんでも街中英語表記にしちゃう日本と真逆の方向を行っているかも。

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さて到着後、待ち合わせまで1時間ほど時間があったので、ウェールズに来たら絶対に買いたいと思っていた二つのものを探しにハイストリートへ。

探そうと思っていたものの一つ目は海苔!なんとウェールズでは昔からの伝統珍味の一つに「海苔」があるらしいのです。

これは日本人としてはウェールズの海苔を食べずして帰るわけにはいかない!と思い、早速カーディフ駅近くの中央市場へ。色々尋ねた挙げ句、やっと探し当てたのはなんと魚屋!

海草の一種なので魚屋にあってもおかしくないといわれればそれまでなのですが、海苔というと乾物コーナーにあるイメージなので、魚屋にあるというのは何とも新鮮。

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ロブスターの左側にある、この黒いドロドロした物体が、ウェールズ版海苔の佃煮「LAVERBREAD」。

瓶詰めで売っていないのでロンドンまで持って帰れそうになく、ちょっとだけ味見させてもらってもいいかと尋ねると、店のおじさんが気前良くどかぁっとお皿に乗せてくれたはいいのですが・・・

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確かに海苔の味はするのですが、海苔を、想像しうる限り限界までこーーーーーってりクリーミーな味にしてある感じで、日本人の味覚からすると、一口でギブアップしてしまいました。せっかく大盛りにして頂いたのに申し訳ないデス。 うーーん見た目は「ごはんですよ!」そのままなのに・・・。


そしてもう一つ試したかったのはウェールズ産のワイン。ウェールズは水に恵まれているために、イギリスでは珍しく昔からワインの生産が行われているらしい、とガイドブックで予習してきたので、ハイストリートにある一番大きなワイン屋さんへ。お店のご主人に聞いてみると、

「ウェールズ産ワインはうちには置いていないんだよね・・・っていうか正直あんまり美味しくないから勧められないなぁ」と苦笑い。

首都の駅前の目抜き通りのワイン屋にさえ置いてもらえないウェールズワインって、そこまでマズいのだろうか、と逆に気になってしまって、隣のデパートのFOOD COURTに行ってみたところ、

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ありました!取りあえず自宅用に一本購入。上の写真はフルーツワインですが、買ったのはオーソドックスな白ワイン。イギリス産ワインを買うのは初めてです。


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すっかり前置きが長くなってしまいましたが、ここまでがカーディフ到着後30分での出来事で、その後スタバで軽くお昼を一人で食べた後に、フルート/ピッコロ奏者の山村有佳里さんと待ち合わせて、録音場所の音楽院へ。

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ハイストリートはお花に溢れていて明るい雰囲気。 盆地のせいか、ロンドンよりかなり温かい気がしました。

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カーディフ城。中には入りませんでしたが、外から見ただけでも荘厳な眺め。

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録音を行った英国ウェールズ王立音楽大学。珍しくピッコロ科のある大学で、山村さんは日本人では初のピッコロ科在籍なのだそうです。

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レコーディングを行った学内スタジオ。学内スタジオというと残響が殆どなくてモコモコした音の部屋が多いのですが(アカデミーのスタジオがまさにそう!)、ここの学内スタジオは程よく響きがあって、弾いていて気持ちよかったです。

イギリス人現代作曲家のフルートとピアノのための作品の委託録音でした。今回の録音はドイツのラジオで放映する用だそうです。つい最近自分自身の曲のレコーディングをしてきたこともあって、「作曲家本人はどういう風にここを弾いて欲しいのだろう」とかなり気になってしまうのですが、この日作曲家本人は都合で来られず、フルートの山村さんと二人で、手探りでの音楽作り。

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終了後、山村さん、レコーディングエンジニアのEdとControl Roomにて。山村さんは、この翌日に12年間のヨーロッパ生活を終えて日本へ本帰国!今後は日本を拠点としてフルート&ピッコロの演奏活動をされるそうです。イギリス生活最終日にこうやって初めてお会いできて、色々とお話させて頂いたり、一緒に演奏させて頂けて本当に嬉しかったです。


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ということで、ドタバタと日帰りでその日のうちにまたロンドンに戻ってきました。

買ってきたウェールズ産ワインの味はどうだったかというと、

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ワイン屋のおじさんが言うほどマズくもなかったけど、めちゃくちゃ美味しいわけでもなかった・・、という感じでした(^-^;) そもそもイギリス産ワインって、何の料理に合わせるのが前提なのかしら・・・フィッシュアンドチップス・・? やっぱりイギリスはどちらかというとビールやエールが合う国なのかも。
by sayaka-blmusic | 2009-10-01 19:49 | イギリス国内旅行日記

「菜の花畑とRyeの村」 イギリス・ケント州1泊旅行 2日目

Sandwich村近くのB&Bに泊まった翌朝、ケント州を南下し、田畑の間を流れる水路がどこか日本の田園地帯を思わせる、Romney Marsh(ロムニーマーシュ)へ。

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のどかな風景をしばらく走ると、気づいたら右も左も一面の菜の花畑に。
ちょうど満開のタイミングだったみたいです。

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菜の花の中で記念撮影。
気候も穏やかで、ロンドンより少しだけ暖かい気がしました。

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更にしばらく走ると、ファーム沿いの道路脇で卵を販売していました。販売といっても、「勝手にお金を置いて卵を持って行って下さい~」という日本の農家にも時々ある無人販売形式。ちなみに1ダース(12個)で1.60ポンドというのは、ロンドンのスーパーの約半額位。早速2ダース分買ってみました。ちなみにロンドンに帰って早速食べてみたのですが、生でも調理しても本当に美味しかったです。半分の値段で二倍の美味しさって、やっぱり田舎は凄い!

その後、ケント州東南の海沿いにある、Ryeという小さな村へ。ここは何年か前に「Best Beautiful British Village」に選ばれたこともある村だそうです。

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ちなみに上の写真の建物「Mermaid Inn」は1156年創業の宿なんだそうです。言われてみると確かに、前日の日記に登場した12世紀の建物「Pilgrims」と造りが似ている気がします。

歩いてすぐに一周できてしまうくらいこじんまりとした村でしたが、丘の上の塔に向かって続く石畳の道はとってもお洒落で可愛いらしい景色でした。今ではすっかりのどかな村ですが、昔はヨーロッパ大陸からやって来る脅威に対抗するために築かれたイギリス南東の防衛の港の一つとして栄え、 15世紀にはイギリス南東部で最も重要な港だったそうです。

Ryeやその隣村のCamber近辺の海沿いにはRye Bayと呼ばれる海岸線が続きます。

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まるで海の上を歩いているような不思議な感覚。海面(地面)に鏡のように影が映って幻想的な光景です。
ここはローマ時代からの干拓の名残で湿地帯のようになっていて、完全に陸地でも完全に海でもない不思議な陸地がずーーっと続いています。

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海の上を歩く犬、の図。

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海岸の手前にはCamber Sandsという砂丘があり、辺りには見たことのない植物も沢山。Wild Lifeの宝庫だそうです。

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Ryeの村の玄関口には、その日の早朝に取れたばかりの地元の魚を売る魚屋さんがありました。もちろん値段はロンドンと比べると破格!ここでSea Bass(スズキ)やニシンなどを買って帰ったのですが、どれも唸る程美味しかったです。イギリスのシーフードも捨てたもんじゃありません。

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というわけで、あっという間に過ぎた2日間のケント州旅行。

ロンドンから少し足を伸ばすだけで、ロンドンでは滅多に食べれない新鮮な魚介類や、宝石のような景色に出会えるケント州。また時間ができたらゆっくりと行って、今回立ち寄らなかった村にも行ってみたいな・・と思います。
by sayaka-blmusic | 2009-04-16 01:38 | イギリス国内旅行日記

「サンドウィッチ村」 イギリス・ケント州1泊旅行 1日目後半

一日目前半「牡蠣の町ウィスタブル」 はこちら

牡蠣の町ウィスタブルを名残惜しく後にし、午後はウィスタブルから南東に少し行ったところにあるSandwichという小さな村へ。

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この村はSandwichの語源にもなったとも言われている中世の小さな村(Sandwichの由来となったSandwich伯爵の領地だった村)です。

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中世から続くという、町を取り囲む壁やチャーチなどが印象的でしたが、インフォメーションセンターが閉まっていたこともあり、ガイドブックも持っていなかった私たちはどこが見所か分からず半迷子状態でぐるぐる街を回って出てきてしまいました。


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「Pilgrims(巡礼者達)」と呼ばれる建物。迷子状態になっている最中に何気なくとった写真でしたが、帰ってきてから調べたところ、この建物はノルマン時代(1100年前後)に造幣局だったと考えられている場所で、ここで作られた当時のコインは大英博物館に展示されているのだそうです。

このような長い長い歴史を持つ建物がいくつも、あまりにさりげなく建っているので、特に目を留めずに通り過ぎてきてしまったのですが、下調べをきちんとしてから来れば、きっともっともっと発見や感動が大きかったのかなぁ・・と今頃になって少し後悔。

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サンドウィッチで見かけた素敵な名前の通り。「No Name Street」

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通り沿いにはおそろいの名前の「No Name Shop」がありました。
実際サンドウィッチ村を見て回っている最中は、情けないことにこういう「わかりやすい発見」しか見つけられませんでした。うーん、次回は予習してから行きます・・。


その後、Sandwichからすぐ近くのStapleという村へ向かい、今日の宿泊施設であるB&B「The Three Tuns」へ。

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B&Bの正面にある牧場では、顔の黒い羊たちがお出迎え。 なぜか皆カメラ目線・・・。

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ここは、グレートブリテン王国ができたばかりの1712年に農家として建てられ、その後1750年ごろから、地元のエールを売るパブとなり、その後B&Bとなったそうです。これまた長――い歴史を持つ建物。イギリスにはこのように、古い歴史を持つパブや水車小屋、お城などが改築されてB&Bやホテルになっていたり、1月に泊まったFarm Stayのように農場が宿を提供していたりと、日本には見られない様々な宿泊施設が沢山あります。

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ちなみにこのB&Bは、今でも地元の「Real Ale」が貯蔵されているということで、バーカウンターとレストランが併設されていて、夜には宿泊客以外にも沢山のお客さんが来ていました。夕飯はここで頂いたのですが、豚の心臓や内臓をハンバーグのような形にした料理など、イギリスの伝統料理をリーズナブルな値段で頂くことができました。

ケント州サンドウィッチ村近くのB&B 「The Three Tuns」のHP
http://www.thethreetunsstaple.co.uk/


「イギリス・ケント州1泊旅行 2日目」へ続く
by sayaka-blmusic | 2009-04-15 05:56 | イギリス国内旅行日記

「牡蠣の町ウィスタブル」イギリス・ケント州1泊旅行 1日目前半

4月10日から4月13日まで、イギリスはイースター休暇で4連休でした。日本のゴールデン休暇にあたるもので、家でのんびりと過ごす人もいれば、ヨーロッパ諸国に旅行に行く人など、過ごし方は色々。

1月のイギリス北部ヨーク旅行ですっかりイギリスの田舎の魅力にはまってしまった私、今回もイギリス国内プチ旅行に1泊2日で行ってきました。今回のテーマも、1泊2日という限られた時間の中で、リーズナブルに、そしてどれだけ最大限に楽しめるか。

今回の旅行エリアは、イギリス東南エリアのケント州。「イングランドの庭園」とも言われている美しい地域です。

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まず最初に向かった先は、ケント州の中では北部にあたる海岸沿いのWhitstableという町。ロンドンから車で2時間弱です。(電車だとロンドンから1時間20分前後のようです)

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古くはノルマン時代から漁港地として栄えた町で、特にオイスター(Whitstable Oyster)で有名で、夏にはオイスターフェスティバルも開かれるそうです。海岸近くにはオイスターバーやシーフードレストランが沢山並んでいます。

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オイスターの名が付いた通りまであります。横のイラストは牡蠣じゃなくてホタテのような気がしないでもないけど・・・。


この町を訪れた理由も、もちろん新鮮な生牡蠣をおなかいっぱい食べること!数あるオイスターレストランの中でも特に地元の人たちに一番人気だというWheelers Oyster Barへ。

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レストラン店内は予約でいっぱいだったのですが、ここはテイクアウト(Take Away)可能で、しかも店内で食べるのと比べると半額位の値段で買うことができます。ここで好きなものを注文してTake Awayし、海岸でのんびりピクニック気分で食べる、というスタイルがWhitstable流のようです。

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ボールに1杯の大きな生牡蠣が1ダース(12個)で、なんと4.40ポンド!! 一番スタンダードなWhitstable Oysterがこの値段で、もう少し高いランクのものもありますが、それでもシーフードの高いロンドンじゃ考えられないほど安い値段です。

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他にも、タコや、

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むきサザエ(に似た貝)、むきあさりなどが、1カップ1ポンド(約150円)前後という破格の安さ。どれも本当に新鮮で、美味しかったです。ちなみに食中毒などは全く大丈夫でした。こんなに思う存分シーフードを食べたのは、イギリスに来てから始めてかも・・・。

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海岸沿いはのんびりとした景色が広がっていて、家族連れが遊んでいたり、近くの店で買ったシーフードを食べたりしています。私たちも、大量に買い込んだシーフード(それでも一人あたり10ポンド以下!)をバケツのまま運んできて、さっそく海辺ランチ開始。

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やっぱりオイスターにはOyster Bay?!ということで近くのスーパーで急きょワインも購入。

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老人(と子供)と海。

こんなのどかな景色な眺めながらシーフード・・。ロンドンから1、2時間ほど出ただけで、こんなに綺麗な景色を見ながら、お手軽にこんなに幸せな思いができるなんて、本当に最高です。

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海辺の中央に、何やら山積みになっているものがあるので近寄ってみたところ、なんとオイスターの殻のリサイクルスペースでした。海辺で食べ終わった牡蠣の殻を、皆ここに捨てていけるようになっています。しかしリサイクルといっても一体何に使うんだろう・・。

(追記:日記を読んで下さった方からのコメント情報によると、牡蠣の殻は、汚水浄化システムに使われる他、薬品や建築材料にも使われるのだそうです!)



ということで、1日目のお昼からお腹も心も大満足。

小さな小さな町でしたが、海辺の景色も、海辺の設備もきれいで、とても雰囲気がよく、
牡蠣を食べる為だけでもロンドンからまた来たい、とまで思ってしまう町でした。


「サンドウィッチ村」イギリス・ケント州1泊旅行 一日目その2へ続く

by sayaka-blmusic | 2009-04-14 22:28 | イギリス国内旅行日記

牧場B&B ファームステイ (イギリス北部旅行3日目)

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冬のヨークシャーの夜明けは遅いです。8時頃からようやく明るくなってきます。
上の写真は、Harrogateの宿泊先から見える風力発電の風車。この辺りは牧場と発電所が多く、どこまでも続く平原に聳え立つ風車は、なんだか宮崎駿の映画に出てきそうな不思議な雰囲気です。

ところで、前日の宿到着時には暗くてよく見えなかったので改めて宿泊先の写真。


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広い牧場の真ん中にぽつんとある茶色い建物です。
今回泊まったのは、KNABBS ASHというB&Bで、KNABBS FARMという牧場に併設している宿です。イギリスの田舎ではこんな風に、農場や牧場がB&Bを同時経営する「FARM STAY」という宿泊形態があり、大自然の中、羊や馬とたわむれたり牧場でとれたての卵やミルクを頂けたりできます。

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牧場に泊まるといっても、羊小屋や馬小屋の中に泊まるわけでなく、牧場主のご自宅の建物の中の3部屋がゲストの宿泊用になっています。ここの宿は、一泊朝食付きで35ポンド(現在のレートで4900円位)という良心的な値段にも関わらず、部屋は高級ホテルなみの行き届いた設備とお洒落なインテリア、朝食も素敵な食器でフルイングリッシュブレックファースト。

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卵は、ここの牧場の鶏から生まれた取れたての卵だそうです。
今日の朝食の卵を産んでくれたニワトリさん達。

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帰りがけに、羊小屋の中も見せていただきました。

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背中の青い印は、生後何週間経っているかや繁殖の状態によって色が塗り分けられるそうです。そういえば、ヨークシャーを車で走っている間、赤いマークの羊、緑のマークのついた羊、などなど色々な色に塗り分けられた羊の群れを見かけました。

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今回の旅のメンバー四人で最後に記念撮影。左からRちゃんのご主人、私、夫、Rちゃん。羊さん達は怖がって向こうの壁際ぎりぎりまで後ずさりしていってしまいました・・。羊は極端に怖がりっていうけど、本当なんだなぁ・・・と実感。ちなみに私はひつじ年。

帰りはヨーク駅まで車で行き、ヨーク駅~ロンドン・キングスクロス駅までは電車で2時間ほどで戻ってきました。

ということで、あっという間に過ぎた新年イギリス北部旅行の三日間。
ロンドンからの旅行というと、どうしてもヨーロッパ諸国などの国外に目が向いてしまいがちだけど、イギリス国内にも本当に沢山の美しい景色や村ががあるんだなぁ・・と改めて思わされた三日間でした。

ところで、今回の旅行で超重宝したのが、このDKのガイドブック。(DK Great Britain EYEWITNESS TRAVEL GUIDE)

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イギリスの田舎のかなり小さなスポットまで詳細な説明がついているだけでなく、地図、写真やイラスト、歴史的な背景の説明など大充実のガイドブック。「地球の歩き方」には載っていない隠れたイギリスのスポットが満載でオススメです。イギリスの主な書店やamazon.co.ukはもちろん、日本のアマゾンでも買えるみたいです。同じシリーズで、イタリア、フランス、クロアチアなどなど全世界の旅行ガイドブックも出ています。

UKのファームステイ検索サイトはこちら。
http://www.farmstayuk.co.uk/
by sayaka-blmusic | 2009-01-09 10:28 | イギリス国内旅行日記