朝岡さやかオフィシャルブログ Morning Star:サンマリノ国際コンクール
2006-10-17T17:23:01+09:00
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ピアニスト&3児の母(長男♂&双子♀♀)朝岡さやかのブログ。2005-2011年ロンドン在住を経て、現在は日本にて子育てに奮闘しながら演奏・作曲活動中。
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Vol.4 BONSAI ?! (サンマリノ国際コンクール日記)
http://sayalondon.exblog.jp/4321483/
2006-10-12T21:16:00+09:00
2006-10-12T22:06:22+09:00
2006-10-12T21:16:08+09:00
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サンマリノ国際コンクール
練習時間の合間に、お昼ゴハンを食べれるカフェを探すためにふらふら街を歩いていたら、路上で「世界のキノコ展」のようなものが開催されていたので立ち寄ってみた。
おばけキノコのような巨大なキノコから毒々しい色のものまで様々。
へええ、面白い。
スーパーマリオのキノコを発見!!
そのまま更にてくてくと奥に更に歩いていくと、
一角に、小さな植物展のようなものも行われいた。
あれ・・・。これはもしや、
日本の盆栽????!!
思わず近くによってじっくり見てみる。
うん、どう見ても盆栽。
しかもかなりの迫力。かっこいい。
更に奥に行くと、
主催団体のプレートを発見。
「クラブ・ボンサイ・サンマリノ」
おおおおお!本当に盆栽だわ!
すごいすごーい!日本文化、ヨーロッパの山の上の小国にも普及してるのね!
と一人で心の中で興奮していたら、
後ろから主催者の一人が
「Are you Japanese?」と声をかけてくる。
はいそうですと答えると、
「おおおおおおジャパニーズ!!!すばらしいっ!
このボンサイをどう思うかね?!!!」
みたいなことを聞かれ、困ってしまった。
だって私、盆栽のことなんて正直何も知らん・・・・・。
「うーーーん、えーと私実は日本人だけどアンマリ盆栽詳しくなくて・・
でも、あのここにある盆栽はどれも素晴らしいと思います!」
と正直に答えたところ、
おじさん、とりあえず盆栽についての詳細な評価を私に求めることはあきらめたものの、
今度は重さ2キロくらいありそうな、大盆栽図鑑のようなものを持ってきた。
もちろん日本の出版社が発行している日本語の本。
これを家宝のように大切にしているらしい。
「どうだ、この本に載っているボンサイ、どれも素晴らしいだろう。
しかし、説明が全部日本語でさっぱり分からんのだ。。
もしできたら、この写真とこの写真のところの説明、
何て書いてあるか説明してもらえるかな?」
とおじさんのお気に入りのページをいくつか見せてくれた。
簡単にだけども英語に訳して説明したところ、
大喜びしてくれて、
「おおいみんな、Japanからのお客様だよー!!」と他のスタッフまで呼び寄せて、
皆で日本語や日本に関する大質問大会に。
地球の裏側の山の上の小国で、
自分の国の文化に、ここまで興味を持ってくれている方達がいるというのは、
嬉しいようなくすぐったいような不思議な気分。
下の写真はClub Bonsai San Marinoの方たちと一緒に撮った写真。
サンマリノでは、大規模なBONSAIフェスティバルが数年に一度開かれ、
日本からも盆栽のプロの方が来て講演やワークショップなどもするらしい。
今回のは次回の宣伝も兼ねた小さな展示会。
今や盆栽はヨーロッパをはじめ世界中でかなりの人気らしいけど、
特にサンマリノで人気がある理由もわかる気がする。
サンマリノ自体が山の上の小さなミニチュアのような国で、
まさに「BONSAI Country」みたいな感じだし。
そういえばサンマリノは小国なので切手も貴重らしく、
世界の切手コレクターの間で「切手の国」として有名らしいのだけど、
BONSAIフェスティバルが行われる年にはその年の記念切手として「BONSAI切手」も発行されるらしい。
せっかくだからBONSAI切手の実物も見てみたい!と思い
サンマリノの街中にある郵便局へ。
BONSAIフェスティバルの写真を指差して、これと同じような
BONSAIの切手はあるかと尋ねたところ、
1999年に発行されたBONSAI記念切手の在庫ならあるとのこと!
ということで、無事購入できたBONSAI記念切手。
私にとっては驚きの一日でした。
まさかサンマリノで盆栽に出会うとは思ってもいなかったです。
そして自分が思っていたより遥かに日本のことを知らない自分自身も再認識。
海外で日本人が歌舞伎や茶道、着物などの日本文化についての詳細な説明を求められて、
何にも知らなくて焦った!という話を良く聞くけれども、まさにそんな感じでした。
まあ、でも私も「クラシック音楽」という西洋文化を勉強しにヨーロッパに来ているわけだけど、
ドイツ人やイギリス人が皆クラシック音楽に詳しいわけじゃないものな。
けれども一人の日本人として海外に行く以上、
外国人の目からしたら、その瞬間には「日本人」を代表した存在として目に映ってしまう。
そう考えると、やっぱり恥ずかしくない程度の最低限の日本文化の知識は身に着けておきたいなと思った。
海外にいると、何故か日本にいる時よりも強く、
「日本」や「日本人であること」を感じる機会が多いです。
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Vol.3 言語 (サンマリノ国際コンクール日記)
http://sayalondon.exblog.jp/4288464/
2006-10-08T20:43:00+09:00
2006-10-08T20:49:49+09:00
2006-10-08T20:43:49+09:00
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サンマリノ国際コンクール
世界30カ国以上からの参加があったこのコンクール。
一体出場者同士は何の言語でコミュニケーションしているのか。
それはもちろん英語でしょ、と思う方が多いかもしれませんが、
違うんです!!
私がこのコンクールで衝撃を受けたことは山ほどあるのですが、
そのうちの一つは、出場者のピアニスト達の語学の堪能さ。
皆平均して3,4カ国語が話せるんです!!
自分の故郷の国の言語、
留学先の言語、
英語、
という3つが話せるのはごくごく普通のこと。
例えば同じ部屋だった中国人のJieも
ノルウェーの音楽院に留学中なので、
中国語の他にノルウェー語が話せるし、
同時に完璧な英語も話せる。
そういえば日本から留学している人でも、
ドイツやフランスに留学している人は、
自然と3ヶ国語が話せる人が多い。
もう一人のルームメイト、リトアニアのDaivaのように
旧ソ連やその周辺地域から来た人は、
自分の国の言葉のほかにロシア語も話せる人が多いので、
自分の国の言葉 (Daivaの場合リトアニア語)
ロシア語、
留学先の言葉、(Daivaの場合ドイツ語)、
英語、
というように4ヶ国語が「標準装備」となる。
あと、別に留学先の言葉でなくても、
コンサートや講習会などで世界各地に行く機会の多い人は、
フランス語、ドイツ語、イタリア語など、
ヨーロッパの主要言語の日常会話はマスターしている人も多い。
すごすぎる・・・・・尊敬です。
そういえば「のだめカンタービレ」の千秋真一くんも、
ドイツ語、フランス語、英語、日本語が話せていたけど、
まさにあんな感じです。
なので、出場者同士も、
お互い何の言葉が話せるか確かめた上で、
お互いにとって一番コミュニケーションしやすい言葉で話しているし、
それは必ずとも英語とは限らず、
ドイツ人でもない二人がドイツ語で話してたりする。
「英語以外の言語を、1から更に勉強するなんて、
もうキャパシティーオーバー。絶対無理。」と思って、
最初から留学先をアメリカかイギリスに絞り込み、
結局その英語だけでも未だに苦労し続けている私にとっては、
衝撃的な光景でした。
今回この状況を見ていて、
やっぱりクラシック音楽をやっていく上では
ドイツ語を勉強したいな、と思った。
(いや実際高校でも大学でもドイツ語の授業とっていたはずのだけど、
数と挨拶以外全部忘れた・・・・・)
あと、私の愛してやまない作曲家、ラフマニノフの生まれ故郷の言語としてロシア語も少し勉強してみたいなと思った。
音楽や演奏って、ものすごくその人の「言語」が影響してくると思うんです。
例えば、日本人は一般的に「レガート(つなげてなめらかに演奏すること)」が苦手って良く言われるけど、
ひらがなの「1文字=1音」に慣れてしまっている私達は、音符を読んでも
「あいうえおかきくけこ」のように全部を均等にクリアに読まなければいけないと本能で思ってしまう。
作曲家は、楽譜上にたくさんの「ほとんど発音しない音」も書き込んでいるのに、
私を含め日本人の多くは、そのような音がどれなのか、直感的に気付くことは本当に難しい。
例えば、ドビュッシーの音楽って、フワフワーッと宙に漂うように消えて行くはっきりとしない音も多くてすごく「フランス語的」だと思うし。
それと同様、ラフマニノフの音楽も、ものすごく「ロシア語的」だと思う。
ボスッボスッと一つずつ深く食い込むような響きとか、一音一音から次につながる余韻とか。
もし少しでもロシア語を勉強したら、ラフマニノフの曲も、
もっと直感で色々なことが理解できるようになるかもしれないな、と思った。
一番上の写真は、ウクライナのDinaraとリトアニアのDaivaと一緒に。
二人ともそれぞれウクライナ語とリトアニア語が母国語なのだけど、その他にロシア語も英語もペラペラ。二人の間ではロシア語で会話し、私も交えて話す時は英語に切り替えてくれる、という感じです。]]>
Vol.2 宿舎 (サンマリノ国際コンクール日記)
http://sayalondon.exblog.jp/4270751/
2006-10-06T03:56:00+09:00
2006-10-06T06:40:29+09:00
2006-10-06T03:56:03+09:00
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サンマリノ国際コンクール
上の写真は、サンマリノ国際コンクール期間中、2週間泊まっていた宿舎のお部屋の写真。
ここに他の出場者2人と、合計3人で寝泊りする形でした。
3人にしては狭めだけど、シャワーもトイレもついてるし、
部屋自体もとても清潔。
私は中国のJieとリトアニアのDaivaとの3人部屋でした。
ここの宿舎は一晩一人12ユーロ (1800円)。
長期間滞在しなくてはならない出場者達にとっては
本当にありがたい値段です。
(といっても仙台国際コンクールのように、宿泊費は全額コンクール側が負担してくれるコンクールも多いのだけど・・)
セミファイナル以降に進むと、宿泊費分は返還される形です。
どうしてもここに泊まりたくない人は、他のホテルに泊まることももちろんOK。
でも途中までホテルに泊まっていた人達も、どんどんここに移ってきて
結局、最終的には殆どの出場者がここに宿泊していました。
ちなみに私が今までに受けたコンクールでは、
宿泊場所は基本的に全て一人部屋だったので、
他の出場者と一緒に同じ部屋に寝泊りするって、
一体全体どんな気分だろうと半分不安だったのですが、
結果的にすごく良かった。
一人で緊張や不安を抱え込むより、
同じ部屋で、同じ緊張を分かり合える仲間がいるというのは、
本当に自分にとって大きな助けになった気がする。
コンクールって、競争の場のはずなのに、
なぜか皆お互い「ライバル」ではなく、大切な「仲間」と思えたのは、
不思議な体験でした。
宿舎のロビーで練習後の息抜きにチェスをする出場者のみんな。
ロシアのPirojenkoとウクライナのSashaが対戦中。
宿舎のダイニングルームで、日本人出場者Junkoちゃんの作った日本茶を味わう
ウクライナのDinaraとリトアニアのDaiva。
夕飯中に中国のJieと、ウズベキスタンのPalvanov(長髪だけど男性です!)と一緒に撮った写真。
Palvanovはこれまでルービンシュタイン国際やブゾーニ国際など、
数々の国際コンクールで賞を総ナメにしてきたベテランなんだけど、
彼がふと
「これまでたくさんのコンクールを受けてきたけど、ここまで出場者みんなが仲良くなったのは初めてだよ」
と言っていたのが印象的でした。
うーん、これも普通のコンクールだったらありえない「共同部屋」や「共同練習室」のおかげかもしれないな。
そしてサンマリノ共和国自体がとても小さなフレンドリーな国だからということもあるかもしれない。
何せ国の外(イタリア)に出るためには、一日に数本しかないバスに乗らなくてはいけないので、コンクール期間中は基本的にこの極小の国の中で2週間皆ずっと顔を合わせることになっていたし。
ちなみにPalvanovの演奏はファンタジーに溢れていて本当に素晴らしく、
セミファイナルでもブラボーの声があがっていたほど。
日本でも時々コンサートを行っているようなので、もし彼の名前を見かけたら是非コンサートに足を運んで見て下さい。]]>
Vol.1 練習室 (サンマリノ国際コンクール日記)
http://sayalondon.exblog.jp/4263283/
2006-10-05T01:48:00+09:00
2006-10-17T17:23:01+09:00
2006-10-05T01:48:52+09:00
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サンマリノ国際コンクール
通常国際コンクールなどでは、
毎日各自2~4時間ずつの練習時間が割り当てられます。
今回のサンマリノ国際ピアノコンクールで練習会場となったのは、
サンマリノ音楽学校の練習室。
上の写真は実際の練習室の写真。
このピアノもそうですが、KAWAIのグランドピアノ&アップライトピアノが多かった気がします。
このような練習室にて、一次予選までは一人約2時間半、
セミファイナル以降は一人4時間のピアノ練習時間が割り当てられます。
でも実際一人一日2時間半~4時間じゃ、とてもじゃないけど練習時間は足りない。
しかし、サンマリノ共和国には音楽学校はここ一つしかなく、
教室数もピアノの数も限られているので、
100人近い出場者全員の時間をこれ以上確保するのは大変。
そこで、今回のコンクールでは対応策として、
「希望者には規定の割り当てられた時間外に
電子ピアノでの追加練習を申し込むことができます」
とのこと。
ロンドン中心部ではピアノの置ける環境に住むことはかなり難しく、
私自身フラットにはRoland社のHP1という電子ピアノを置いていて、
電子ピアノでの練習にはむしろ愛着がある位なので、特に違和感を感じなかったのだけど、
電子ピアノでの練習には全く馴染みがない皆は
「ええ!電子ピアノ??!」と一瞬微妙な表情。
しかし少しでも鍵盤に触れて追加練習できるならと皆こぞって申し込む。
グランドピアノでの練習割り当て時間が終わり、
夜の残りの時間は電子ピアノの練習室へ向かう。
あれ、同じ時間に電子ピアノの練習枠は6人分あるのに、
部屋番号は一つしか書いていない。
あれ。。。。あれれれ。。。
もしや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
がちゃ。
なんと6台の電子ピアノが同じ部屋に並べてあり、
全員がもくもくとヘッドフォンをつけて練習中!!!
狭い部屋でエネルギー有り余る若手ピアニスト達6人が一斉に、
電子ピアノが壊れるんじゃないかという勢いで
ばばばばばばーーーーががががーーーどんどんどんぎゃーーーん!
とやっているわけです。
これは明らかに異様な光景。
他のメンバーもこんな経験は初めてとのことで、
練習しながらも、ついお互い吹き出してしまう。
最初は皆、この異常な事態に面食らっていたものの、
最新型の電子ピアノはかなり性能もよくタッチもグランドピアノに近く、
音色を変えてみたり、自分の演奏を録音してみたりと、
だんだん電子ピアノでの練習にみんな夢中になってきた様子。
いや、ほんとに電子ピアノって色々工夫した練習ができるし、
ボロボロのアップライトピアノとかよりも、
はるかにいい練習ができるんです。
そんな中、ふと一人の出場者が、ヘッドフォンを抜き、
電子ピアノに内臓されているリズムマシーンを付けながら、
ジャズの即興演奏を始めた。
それに反応して、ウクライナのDinaraもヘッドフォンを抜き、
彼の即興に合わせて超絶技巧のソロを始める。
他の皆も次々とヘッドフォンを外し、
なんとジャズのジャムセッション大会!
すごい!!!!っていうか何でみんなジャズも弾けるの???!!!
ジャズがうんともすんとも弾けない私はカメラを片手に撮影係に専念・・・・。
いやー、でも夢のような瞬間でした。
これぞボーダレスミュージック!!!!
クラシックの人はクラシックしか弾けない、って、
はるか昔の話なのかもしれない。
優勝したブラフマンもジャズも得意って言ってたし、
うちの妹あすかもジャズとクラシックの両刀遣いだし。
10分くらいジャズ大会が続いたあと、
「そろそろ練習しなきゃね 笑」と誰かが言い出し、
また黙々とそれぞれコンクールの曲の練習に戻る。
夜10時。2時間ほどの電子ピアノでの追加練習が終わって、
中国からの出場者のJieがしみじみと、
「普段のピアノの練習って、一人きりでするものだけど、
こうやってみんなで同じ部屋で練習すると、さみしくなくていいね^^」
と一言。
うん、そうだよね。
ピアノを弾くって、
ものすごく孤独な作業。
小さい頃から皆、
毎日毎日何時間も狭い部屋でただ一人ピアノと向き合って、
コツコツと音楽を作り上げていく。
これから競い合うことになるはずの立場の皆が、
同じ部屋でこうやって励ましながら練習しあって、
気分転換に皆でジャズのジャムセッションをやって・・・・。
本番直前、はちきれそうな緊張を抱えていているのは皆同じ。
でも、あの不可思議な共同練習室が、
そんな全員の心を、本当に癒してくれた気がする。
本番前日の夜なのに、
「あー幸せだなぁ、音楽やっててよかったなぁ・・」
と実感してしまいました。
一番上の写真はサンマリノ音楽学校の校舎。
アドリア海の近くの山頂に位置するサンマリノは、
毎日毎日これでもかと言うほどの澄み切った青空。
気温も25度以上あり、ノースリーブでもOKの真夏のような気候でした。]]>
サンマリノ国際コンクールから帰ってきました!
http://sayalondon.exblog.jp/4255311/
2006-10-03T23:06:00+09:00
2006-10-03T23:25:57+09:00
2006-10-03T23:06:22+09:00
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サンマリノ国際コンクール
昨日、無事にサンマリノから帰ってきました!
コンクールの結果は、
セミファイナルの14人まで残ることはできたのですが、
残念ながらファイナルの4人に残ることはできませんでした。
けれども、世界中の精鋭達と同じ舞台で演奏し、
「世界」というものを改めて自分の肌で感じ取ってくることができたのは、
私の人生にとって、本当にかけがえのない経験でした。
コンクールの結果は以下の通りです。
第2回サンマリノ国際ピアノコンクール ソロ部門
応募総数: 158 人 (全世界39カ国からの応募)
一次予選進出者(書類審査通過者) 106人
セミファイナリスト: 14人
Brakhman Evgeny (ロシア)
Grynyuk Sasha (ウクライナ)
Kim Joon (韓国)
Loatelli Ilaria (イタリア)
Matsumoto Sayaka (日本)
Monaco Domenico (イタリア)
Nadzhafova Dinara (ウクライナ)
Paavola Satu (フィンランド)
Palvanov Ulugbek (ウズベキスタン)
Pirojenko Alexandre (ロシア)
Teclu Gabriel Alexandru (ルーマニア)
Tsvetkov Daniil (ロシア)
Zhang Jie (中国)
Zuev Alexey (ロシア)
ファイナリスト:4人
Brakhman Evgeny (ロシア)
Grynyuk Sasha (ウクライナ)
Monaco Domenico (イタリア)
Teclu Gabriel Alexandru (ルーマニア)
受賞者:
第一位 Brakhman Evgeny (ロシア)
第二位 Grynyuk Sasha (ウクライナ)
第三位 Monaco Domenico (イタリア)
第三位 Teclu Gabriel Alexandru (ルーマニア)
上の写真は1位になったブラフマンのファイナルでの演奏後写真。
本当に素晴らしい演奏で、私も聞いていて涙が溢れそうな程でした。
演奏後もブラボーの声と拍手が鳴り止まず、
観客、他のコンテスタント、審査員、誰もが認める1位でした。
ちなみに彼は既にEMIからアルゲリッチプロデュースで2枚のCDをリリースしているピアニスト。今彼は世界中を周る演奏ツアーの真っ最中で、イタリアでリサイタルがあったついでに今回のコンクールを受けにきたとのこと!
今回のサンアリノ国際ピアノコンクールの様子や受賞コンサートは、
10月中に3度に渡ってイタリア全土でTV放映される予定なので、
イタリアに在住の方は是非彼の演奏をTVで聴いてみて下さい。
上の写真は、コンクール出場者のための宿舎。
出場者は基本的に皆ここに泊まっていたため、
2週間のコンクール中は、皆でゴハンを食べたり、誰かの部屋に集まってトランプをしたり、
夜遅くまで語り合ったりと、まるで修学旅行状態。
ブラフマンをはじめ、世界中から集まった素晴らしい若手ピアニスト達と本当に仲良くなることができ、色々語り合う中でたくさんの刺激を受けることができたのも、今回のコンクールの大きな収穫でした。
他の出場者達との交流秘話や、コンクールの裏側、サンマリノでのハプニングの数々などを
これから少しずつブログにアップしていこうと思っています!
サンマリノ国際ピアノコンクール 公式ウェブサイト
http://www.allegrovivo.org/default.asp?id=2
全参加者の写真とプログラムを見ることができます。
(偶然にもボーダレスミュージックとそっくりの色使い!)]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/