地中海クルーズ1日目「イタリア・ジェノヴァからの出発」


待ちに待った遅――い夏休み!!夫の1週間の長期休暇がやっと取れたこともあり、私も1週間生徒さんのレッスンなどなどをお休みさせて頂いて、9月25日~10月2日まで、7泊8日で地中海クルーズに行ってきました。安定期ももうすぐ終わってしまうので、子供が産まれる前に夫婦二人での最後の長期旅行。色々なハプニングもありましたが、真っ青な海や空に沢山のエネルギーをもらい、見たことの無い景色にも沢山触れることができ、一生の想い出となる旅行になりました。今日から一日ずつ、この一週間の写真や日記をアップさせて頂こうと思います。

e0030586_19594556.jpg

9月25日(土)にイタリアのジェノヴァを出発。その後一日ずつ、南仏マルセイユ、バルセロナ、チュニジア、マルタ共和国、シチリア島、ローマ近郊のチビタベッキア港と、5カ国7港を巡り、10月2日(土)に再びジェノヴァに戻って来るという日程でした。

<クルーズ旅行とは?>
クルーズ旅行というと、何だかやたら高そーーなイメージがありますが、実はここヨーロッパではごく一般的なカジュアル旅行の形の一つ。寝ている間に次の都市まで船が移動し、日中は船を降りて観光、夕方に船に戻り、また次の都市まで移動という旅行形態です。クルーズ船出発地までの飛行機代や送迎、クルーズ船での各港間の移動と宿泊、一日3 回の食事(しかもフルコース!)、毎晩の船内でのミュージカルショー観覧などが全てパックで込みになっているので、普通に自分達でEasyjet やRyanなどの格安飛行機チケットをネットで探して移動し格安ホテルに泊まるよりも、合計ではむしろ安い値段で、それも快適に楽に移動しながら旅行ができてしまうのです。時期によっては7泊8日で、全―部込みで600ポンド代位からプランを選ぶことができてしまいます。3食+移動+宿泊+エンターテイメント込みで一泊あたり1万円位からあるということなので、これは明らかにリーズナブル。

しかも18歳以下の子供は半額だったり無料だったりするところも多く(MSCは子供無料)、特に子供連れのファミリーにとっては普通の旅行よりラクだし安上がりということで大人気。ご老人の方々や車椅子の方、私のように妊娠中の女性などにとっても、1週間まるまる荷物の移動もホテルの移動もせずに、自動的に数カ国回れてしまうということで、とても楽に過ごせる旅行形態なのです。(ちなみにMSCの場合は、妊娠中の女性は下船の時点で27週を超えなければOK。私は下船時26週5日だったのでギリギリOKでした^^;  乗船には病院からの証明書が必要です。)

ヨーロッパには、このようなクルーズを主催する会社が星の数ほどあり、コースも地中海クルーズや北欧クルーズ、アラブ湾クルーズなど色々あるのですが、その中で今回私たちが乗ったのは、MSC クルーズのスプレンディダという船で地中海を廻るコース。 MSC は、同じくカジュアルクルーズで有名なコスタクルーズと並んで、イタリアの最大手カジュアルクルーズ会社の一つです。


<ロンドン~ジェノヴァの港まで>
ロンドンガトウィック空港からまずイタリアのジェノヴァに到着。このロンドンからの移動料金もツアーに全てパックで含まれています。ジェノヴァの空港では MSC クルーズの職員が待っていて、クルーズ船の参加者はまとめてここからバスで港まで移動。ここから船に乗り込みます。

e0030586_19594774.jpg

そして自分たちの乗る船「MSC Splendida」とご対面! 想像よりずっと大きい!!近くからだと写真に入りきりません。総トン数は138,000トンで、MSCの所有する船では「MSC Fantasia」と並んで最大規模のもの。全長333m、全幅38mで、最大乗客数は3,959名、スタッフだけでも1000人以上乗船しているそうです。

e0030586_19594694.jpg

港のチェックインカウンターはちょうど空港のチェックインカウンターのような感じです。各港ごとに、下船する人たちと乗船する人が入れ替わって行きます。荷物検査やパスポートチェックなどを経ていよいよ乗船。

e0030586_19594875.jpg

e0030586_2024331.jpg

上の写真は船内のロビー。スプレンディダは2009年にできた船ということでまだピカピカ。エレベーターや階段も船内中に完備されていて、動く巨大ホテルという感じです。私達の部屋は16階のうちの11階。クルーに案内して頂いて早速部屋へ。

e0030586_19594876.jpg

船内なのでさすがに普通のホテルの部屋よりは少し狭目ですが、大きなベッドに快適なソファ、1週間分の洋服が十分に入るクローゼットも付いていて、思ったよりもずっと綺麗で清潔な部屋でした。

e0030586_2031935.jpg

窓の外には専用のバルコニーが付いていて、好きな時にここに出て海を眺めることができます。

乗船してから1時間後位に、船内にて乗船説明会があり会場に向かったのですが、船内が広すぎてさっそく迷子に・・。4000人分の客室の他、複数のレストラン、バー、カジノ、大劇場、プール、ジム、スパ、ショッピングモールなどが入っていて、「動くホテル」を通り越して、もはや「動く街」といった感じです。

e0030586_19594613.jpg

その後18時に、船はいよいよジェノヴァ港を出発。
でも、出発した瞬間に全く気づかないほど、殆ど揺れませんでした。出港した後も、じっと座っているとかろうじて揺れを少し感じる程度。船酔いしやすい体質なので心配だったのですが、これなら全く心配なさそうです。


<初日ディナー>

e0030586_19595714.jpg

18時30分から船内レストランにてディナー。他の方々との相席となります。レストランの雰囲気は優雅で豪華なのに、とにかく人が多くて多くて、円卓の一人ひとりの幅は、ちょうど結婚式の披露宴のテーブルのようにぎゅーーぎゅーーー詰めです。。。。

それにしても日本人どころか殆どアジア人を見かけません。同じ地中海クルーズでも「コスタクルーズ」の方はイギリスの日系新聞でもよく広告を見かけるので、もう少し日本人がいるのかもしれませんが、このMSCでは何故か90%以上がヨーロッパ系の白人。

「ホリデー」というものに対する感覚自体が日本と欧米で違うからかもなぁと思います。そもそも通常日本では7日間連続の休暇を取るのは至難の技ですが、ここイギリスでは、1,2日の休暇をとる位では「Holiday」とは言わず「Day off」といいます。1週間や2週間の連続した休みを取って始めて「Holiday」になる訳ですが、イギリス人達は上司の目も気にせずさも当然とばかりに有給休暇をめいっぱい使ってこのホリデーを年に数回、どかーん、どかーーんと取るのが一般的。

なので、船でのんびり一週間という旅行スタイル自体が、夏休み、クリスマス休暇、イースター休暇ごとに、1週間規模の長期休暇を毎回取るヨーロッパ人ならではのホリデースタイルなのかもしれません。船内放送などは常にイタリア語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語の五ヶ国語で放送されます。

私たちの座ったテーブルは、イギリス人女性2人、イギリス人のおばあちゃん2人、レバノン人の若い一人旅男性1人、そして私たち日本人2人の合計7人。食事の時間も席も固定制なので、これから一週間毎日、この同じメンバーで食卓を共にさせて頂くことになります。

ディナーのメニューは、イタリアンをメインとした地中海料理で、毎晩違ったテーマに沿ってコースのメニューが設定されます。

食事の内容は聞いていた通り本当に5コース。前菜、サラダ、スープorパスタ、メイン、デザート、それぞれ数種類のメニューの中から自分の好きなものを選ぶことができます。 普通にひとつずつ全部頼んだらとても一人では食べきれないスゴい量になってしまうので、前菜を抜いたりパスタを抜いたりと毎回体調やお腹の空き具合に合わせて量を調節しながら注文していました。

さて肝心の食事の味ですが、フルコースといっても、やはり4000人分の食事を一気に作っているということで、ひとつずつの料理の味は、正直「うーーん、飛行機の機内食(エコノミー)よりは少し美味しい、かも(^-^;)」」という感じで 、大感動するほど美味しいという訳ではありませんでしたが、ツアー代金を考えると十分過ぎるほどです。


夕食後に船内探検。
とはいっても、とても一日で回りきれる広さではないので、初日は少しだけ。

e0030586_19594918.jpg

誰もいない夜の屋上プール(昼間は人で溢れ返ります)。風が少し強いですが、やっぱり外は気持ちいいです。

e0030586_22181477.jpg

カジノバーもあります。このカジノバーは大人専用ですが、上の階には子供のための娯楽センターもあります。日中は子供達を預けることができるキッズクラブもあり様々な日替わりアクティビティもあるそうです。

e0030586_19595021.jpg

船内のスパ。インドネシア出身のスタッフが沢山いてバリ式マッサージなども受けることができます。高—いので結局一度も行きませんでしたが・・(^-^;)こういったオプショナルサービスはもちろん追加料金で、船内にはこのようなマッサージサービスはじめ、写真・ビデオ撮影サービス、寄港地からのエクスカーションツアーなどなど様々なオプショナルサービスがあります。クルーズ自体の基本料金は安いけれども、贅沢しようと思えばオプションでいくらでも際限なく贅沢可能だし、逆に抑えようと思えれば最低限に抑えても、ちゃんと食事も旅行も十分楽しめる、という形態になっています。

e0030586_19595259.jpg

船内にはレストランの他にテーマの違ったバーが幾つかあり、例えばここジャズバーでは、ジャズの生演奏を聴くことができます。


朝5時起きでロンドンから出発したので、この日夕食後すぐに眠気が襲ってきて早めに就寝。明日の朝には、船は南仏のマルセイユに着く予定です。
by sayaka-blmusic | 2010-10-04 20:24 | 地中海クルーズ2010 | Comments(2)
Commented by 美波 at 2010-10-04 22:26 x
にゃーん超すてき♡♡♡素敵過ぎる^^
めったにとれない長期休暇だものね。おもいっきり楽しまないと!
っていうか船なのに16階ってどういうこと!??船なのに
エレベーターとかあるのっ!???豪華すぎる~
それにしてもパノラマで写真とっちゃうところさすがちゃーちゃん!笑
いつも雑誌の記事なみのブログ楽しみにしてるよ~
Commented by sayaka-blmusic at 2010-10-05 19:46
>みなみちゃん
読んでくれてありがとう! こんな大型休暇、もう当分とれないと思うので、本当に貴重な体験でした。16階建ての船が沈まないって、本当に不思議だよね。もーーっと大きい船だと、船内にスケート場とか、ダイビング体験施設とかまであるんだとか。すごいよね〜。
<< 地中海クルーズ2日目 南仏・カシの街 サルディーニャ食材とつぶつぶパスタ >>